真・女神転生外伝 仮面ライダーアモン   作:XX(旧山川海のすけ)

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合体ネタを探して


02:処女厨許すまじ

★★★(忍)

 

 

「確か、代々木の森は妖精の森なんだよな?」

 

「そうね。そういう話だったよね」

 

 そういうわけで。

 俺たち3人(俺、真月、サイコダイバー)は今、代々木の森に来ていた。

 

 別名、妖精の森。

 名前に相応しい、落ち着いた綺麗な森だった。

 

 そんな森を3人で歩きつつ

 

「居るかな?」

 

 真月のそんな言葉に、周囲に視線を向けながら俺は

 

「まずはそこを聞き込むところからだな」

 

 そう返す。

 

 俺たちは森の中を探した。

 すると……

 

 カボチャの頭に、ランタンを持った魔法使い風の妖精……

 

 確か、ジャックランタン……がうろついているのを見つけた。

 ジャックランタンならそれほど難しい相手でも無いし。

 

 行ってみるか。

 

 俺と真月は頷き合った。

 

「おい、ちょっといいか?」

 

 声を掛けると

 

「あんた 誰だホ?」

 

 向こうが気づいて、聞いてきた。

 

「俺が佐上忍で、こっちが妻の真月」

 

「よろしく」

 

 頭を下げて、自己紹介。

 

「ヤッホー! ヒーホー! よろしくだホ!」

 

 ……おお。なんかイイ感じだな。

 

「ちょっと聞きたいことがあるんだけど、いいか?」

 

「何ホ?」

 

 順調に行っている。

 その実感を持ちながら、続ける。

 

 本題を切り出す。

 

「この森に、タム・リンって妖精は居るか?」

 

 すると。

 

「居るホ」

 

 ……おお。

 それはそれは……

 

 好都合。

 

「真月、悪いけど」

 

「分かった」

 

 俺のお願いに応えて、真月は右手をジャックランタンに差し出した。

 すると、理解できないのか、ジャックランタンは

 

「これは何ホ?」

 

 そんな妖精に対し、真月は

 

「お礼にマグネタイトを差し上げます」

 

 そう、笑顔で伝えた。

 ジャックランタンは

 

「頂くホ~」

 

 大喜びで真月の手を握り、そして

 

「感涙の涙がとめどなくあふれるホ!」

 

 大喜びだった。

 そしてひとしきりむせび泣いた後

 

「ひとつ良いことを教えるホ! タム・リンは処女厨ホ!」

 

 ……とんでもない爆弾発言。

 なんですと?

 

 

 

「交渉どうしよう……」

 

 不安げな顔をする真月。

 ちょっとプライベートな話になることが予想されるので、サイコダイバーには離れてもらう。

 

 俺は

 

「もう、堂々としておけばよくない?」

 

 そう言ったんだけど、彼女は

 

「でも……フリだけでも未経験っぽくしたらイケるかな?」

 

 いや……

 

 嫌な実例だけど、魔王マーラは声だけで君が非処女なの見抜いてたよね?

 そういう類の変態は、皆その域にあるんじゃないの?

 

 それをそれとなく、ぼかした感じで伝えると。

 

「……なんで夫と結ばれたことを非難されなきゃいけないんだッ!」

 

 彼女、一瞬くわっ、となって。

 そう、吐き捨てるように言ったんだけど。

 

 ……うん、同感。

 酷い話。




合体ネタがタム・リンになったのは偶然なんですよ本当です。
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