真・女神転生外伝 仮面ライダーアモン   作:XX(旧山川海のすけ)

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主人公たちが戦争に参戦する!


07:調和大好き人間

✭★★(処刑ライダー)

 

 

 上空で。

 

 翼を持つ甲冑姿の戦士……天使アークエンジェルたちが、火球を放った。

 狙うのは、空を舞う翼を持つ仮面の美女……魔王アスタルテ様。

 

 火球は命中するが、爆発せず、アスタルテ様の呼吸に吸い込まれるように消えていく。

 アスタルテ様は、ほぼ全ての魔法を吸い込んで無効化なさることができる。

 いくつかは……万能系、貫通特殊魔法……無理だという話を、五味山さんに伺ってはいるが、概ねはそう。

 

 つまり、アスタルテ様の前で魔法攻撃はほぼ無意味である。

 

 火炎魔法の無意味を感じたアークエンジェルが、手にした剣で斬り掛かっていく。

 大上段の斬撃。

 すると、アスタルテ様は手の中に一本の槍を出現させて、それを受け止めた。

 

 そして

 

「雷よ!」

 

 瞬間、雷撃魔法が発動する。

 アスタルテ様を中心に、雷撃の嵐。

 稲光。

 

 巻き込まれたアークエンジェルたちが力尽き、落ちていく。

 落ちながら、マグネタイトへと還っていった。

 

 うわはははは!

 ざまあみろ天使ども!

 

「離せ下郎!」

 

 天使エンジェルは、俺たちと遊んでる。

 こいつらは見た目は羽根が生えた若い女。

 胸もついてる。

 

 けど、下半身にアレが生えてるんだ。

 

 だからまあ、犯したがるやつはちょっと少ない。

 脱がしたときにアレが生えていると、一気に冷めるヤツ、珍しくないから。

 

 だからまあ、そのまま殺す選択肢が普通にあるわけだけど

 

「あがああ!!」

 

 ……ああ、今回はそのケースか。

 背後から、処刑ライダーの斧を肩口に叩き込まれ、頭部や胸にも叩き込まれ。

 天使エンジェルがマグネタイトに還っていく。

 

 次はチ〇ポのついてない悪魔に生まれて来いよ。

 

 どんどん減っていく抵抗勢力。

 俺たちは勝利を確信し、街の中の獲物共の皮算用をはじめた。

 

「カワイイ子が沢山いたらいいよな」

 

「メシア教徒は処女率高いそうだし、初モノにありつけるかもしれんぜ」

 

 なんて、隣の仲間と話していたら

 

「……そこまでよガイア教徒!」

 

 ……女の声が響いたんだ。

 

 振り向く。

 

 そこには

 

 ハイレグアーマーを身に着けた、美しい女がいた。

 髪はよく手入れしているし。綺麗に切り揃えて日本人形に近い状態にした長髪は、芸術品と言って差し支えない。

 顔はクールな感じで、知性を感じさせる女だった。

 ……ぶっちゃけそそる。

 

 そして……

 

 この女は悪魔使いだった。

 その証拠に、左手にはアームターミナルが装備されていて。

 

 その後ろに

 

 体長4メートルはある、緑色のチ〇ポの悪魔と。

 

 体長10メートルはある、腕を複数持った、赤黒い巨大骸骨の悪魔を引き連れている。

 

 ……なんだあれは!?

 

 

✭★★(真月)

 

 

 ……処刑ライダーがいっぱい居る。

 これは圧倒的に不利な状況だ。

 

 テンプルナイトや天使たちが頑張ってるみたいだけど。

 正直厳しいと思う。

 

 ……ちょっと、手段は選んでいられないかも。

 

 私は……

 

 

✭★★(処刑ライダー)

 

 

 ええい! 俺たちは処刑ライダー!

 ガイア教徒は度胸! 何でも試してみるのさ!

 

 うおおお!

 やっちまえええええ!!

 

 俺たちは斧を構えて女に殺到する。

 

 だが、女は逃げようともせずに。

 

「マーラ! 催眠術!」

 

「承知じゃああ!!」

 

 指示を飛ばし、それに応えてチ〇ポの悪魔が動き出す。

 そして。

 

「ワシの言葉は否定できない! ワシから目を離せない!」

 

 ……

 

 

✭★★(真月)

 

 

 停止した処刑ライダーたちの目が虚ろになってるね。

 とりあえず攻撃をしてきたのを標的にしたはずだけど。

 

 私は言う。

 

「……あなたたち、私のいうことを聞くのよね?」

 

 停止した処刑ライダーたちは一斉に頷いた。

 ……よし。

 

「もうあなたたちはガイア教徒では無いわ!」

 

 コクン

 

「あなたたちは今日から、回復道場に通う"調和大好き人間"ッ!」

 

 コクン

 

「復唱ッ!」

 

「私たちは今日から回復道場勤務の調和大好き人間……」

 

 ちゃんと復唱する。よし

 続けて

 

「自分のことよりも調和を優先する異常者ッ!」

 

「私たちは調和が命で自分のことよりも調和を優先します……」

 

 ……言わなくても復唱してくれる。

 うん。いい感じ。

 

 それでは

 

「それでは調和に仇なす混沌勢力をボコボコにしろおおおおお!!」

 

 指差しながら最後のメッセージ。

 それと同時に、調和大好き人間に成り果てた元処刑ライダーたちの目に光が戻った。

 

 ウオオオオオオオオオオオオオ!!

 

 調和大好き人間たちは、かつての仲間を回れ右をして、斧を振り上げて襲撃する。

 襲われる側は予想もしてなくて、混乱しているようだった。




これは意識改革(え)
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