ゼンガーみたいな立ち位置の女が生きるシンフォギア世界 作:のうち
両手をつく響は体の中を何かが蠢くのを感じる。
「う・・・う・・・う・・・⁉︎」
響の歯が伸び・・・。体の中から機械のような部品やコードやそれでいて生物的な触手のようなものが飛び出す。
それが体に戻り、響の体にオレンジと黒のアンダースーツが形成されていき、そしてまた機会が飛び出してを繰り返し徐々にアーマーが形成されていく。
そして響は顔を黒く染めて異様な笑みを浮かべる。
響side
「・・・・」
気がつくと、私の格好が変わっていることに気がついた。
「お姉ちゃん、カッコいい!」
女の子のその言葉に私は一瞬の照れ臭さを感じた。そしてまた胸に浮かぶ歌を口ずさんでいた。
(そうだ・・・。何だかよくわからないけど、確かなことは私がこの子を助けなきゃならないってことなんだ。)
女の子を抱えて、軽くジャンプしてみると・・・、ものすごく飛びました。
「う、わわわぁっ!」そのまま着地して逃げるが、ノイズも響達を追いかけてくる。
横っ飛びで避けるが壁にのめり込んでしまった。
だが、そこで惚けている暇なく大型のノイズが現れ、攻撃を仕掛けてくる。
ノイズの攻撃を避ける為に再び跳躍して着地するが、そこにも別のノイズが飛びかかってくる。
響は拳を握り・・・!、思い切って突き出すとノイズはバラバラに砕け散った
「あ・・・。私が・・・やっつけたの・・・?」
1人呟いていると、そこに2台のバイクがやってきた。
そして、バイクに乗っている人物の1人を見て驚く。それは私が憧れてやまない風鳴翼さんだった。
私のことなど我関せずとばかりに横を通り過ぎていく。
「Imyuteus amenohabakiri tron」
と歌い、私と似たアンダースーツに鎧が形成される。
「翼さん・・・?」
「惚けない、死ぬわよ!。貴女はここでその子を守っていなさい!」
二課からの情報を受けて、現場に到着したエレナと奏は現場の様子を見て驚いていた。
「嘘だろ⁉︎、・・・あの子、あの時の・・でも、なんでガングニールを?」
「・・・奏」
「大丈夫だ。ペンダントは私が持ってる。だからそんなことは無いと思うんだけど」
『でも一体どうして、あの子がガングニールを纏うことが出来たのかしら?』
『とりあえず、今はどうなるか見ていよう。』
弦十郎達は司令室で指示を飛ばしながらも、闘いを観察している。
計都羅号剣!、暗剣殺
その一撃でノイズの群れを吹き飛ばして、跳躍、着地すると次のノイズの群れへと走りだし、次々とノイズを切り倒していく。
「すごい・・・、やっぱり翼さんは・・・」
「あ!」
と女の子が指をさした方向を見ると大型のノイズがこちらに向かってくるのが見えた。
だが、そのノイズは私達のもとに来る前に翼さんの大剣に切り裂かれて消滅しました。
その戦いぶりはまさに華麗、それに見惚れていたら戦いは終わっていた。ノイズ災害のあと自衛隊が到着し、女の子が
は無事に保護されてお母さんのもとへ帰って行きました。
「あの、暖かいものどうぞ。」と現場にやってきていた二課の友里が響にココアの入ったマグカップを渡す。
「あ、暖かいものをどうも」
息を吹きかけ、ココアを冷ましたあと一口
「たはー・・」
飲み込んだ後に一息
すると響の体が光り、ギアが解除される。
「う、う、うわわわ・・・!」
倒れそうになった響を翼が支える
「ああ・・・!、ありがとうございます・・・はっ⁉︎」
相手が翼と気付くと
「ありがとうございますっ!、実は翼さんに助けられたのは・・・これで2回目なんです!」
「2回目・・・?」
にひっ!、と笑顔を見せる響
「それじゃ、私はそろそろ帰りますね。」
「いや、すまないが君をこのまま帰すわけにはいかない。」
とそこに現場へ到着したエレナと奏が響を止める。
「貴女は、天羽奏さん!」
「悪いけど、ちょっと付き合ってもらうぜ。」
と奏が響の手に手錠をかける。
響は車に乗せられる。
「そんな、待ってぇぇぇ・・・!」
二課本部へと連行されていくのだった。
今回も最後まで読んでくれてありがとうございました。