ゼンガーみたいな立ち位置の女が生きるシンフォギア世界 作:のうち
ミーティングがひと段落して休憩中の司令室
「どうして私達は・・・」
「ん?」
「ノイズだけでなく、人間同士でも争っちゃうんだろう?
どうして世界から争いは無くならないんでしょうね?」
「それはきっと人類が呪われてるからじゃないかしら」
とそんな会話のあった翌日、響は今日も上の空、授業中向かいの棟の廊下を歩いている翼を見つけて目で追っているとそれを担任に注意される。そんないつも通りの時間が過ぎ、昼休みになる。
「人類は呪われている。むしろ私が呪われている。」
未だに終わらぬレポートと睨めっこしながら、1人呟く。
レポートをしながらご飯を食べさせてもらうその格好に
「ほらおバカなことやってないで、レポートの提出は今日の放課後だよ。」
「だからこうして限界に挑んでいるんだよ。(もぐもぐ)」
「まあ、アニメじゃないんだし、こんなことして捗るわけないよね。」
「え?、手伝ってくれてたんじゃないの?」
「これ以上お邪魔するのは忍びないので、屋上でバトミントンでもいかがですか?」
「お、いいんじゃない。ヒナはどうする?」
「うん、今日は響に付き合う。レポート手伝うって約束したしね。」と健気に約束を守ってくれる未来に心の中で涙が出る。
「仲がよろしいことで、それじゃ私たちはいくね。」
と私達を残して3人は屋上は向かった。
「ありがとう、未来」
「ん?」
「一緒に流星群みようね。」
「うん!」
そして放課後、職員室前にて未来は響が出てくるのを待っていた。
「あ、先生なんて?」
と職員室から響にレポートはどうだったのか聞く。
「壮絶に字が汚いって、まるでヒエロなんたらを見てるみたいだって、でも今回は特別に受け取ってもらえたよ。」、
「流れ星、見られそう。」
「響はここで待ってて、私、カバンとってきてあげる。」
「いいよー、そんなの」
「響は頑張ったからそのご褒美!」
「やっぱ、未来、足早いな。流石、元陸上部。」
とその時、ピリリリリ、ピリリリリ!とポケットの携帯がなる。
「っ!」
ピリリリリ、ピリリリリ!
「あ・・・」
ピリリリリ、ピリリリリ!
「こんな時に・・・はい」
と電話を取る。
響side end
未来が戻ってくると職員室の前に響はいなかった。
「・・・?」
先に寮に帰ったのかと思い、自分も寮に帰ってみたがやはり寮にも響の姿は見当たらない。
ピリリ、ピリ、ピリと携帯電話がなる。
相手は響だった。
「あ・・・、響?あなた・・・」
と電話に出る。
『ごめん・・・、急な用事が入っちゃった・・・。今晩流れ星、一緒に見られないかも』
「っ・・・!また、大事な用事なの?」
『・・・うん』
「そっか・・・、なら仕方ないよ。部屋の鍵、開けとくから
あまり遅くならないでね。」
『ありがとう・・・、ごめんね。』
と電話が切れる。
未来side end
「ありがとう・・・、ごめんね。」と電話を切ると私は後ろに群がるノイズを睨みつける。
「Balwisyall nescell gungnir tron」
ギアを纏い、ノイズに向かっていく。そこにギア内蔵のインカムに弦十郎から通信が入る。
『小型の中に1つ、デカい反応が見られる。翼や副司令達もすぐに到着する。それまで持ち堪えるんだ。くれぐれも無茶はするなよ。』
「分かってます!、私は私にできることやるだけです。」
なんとか奮闘しつつ、ノイズを撃破していく。わたしは奥にいるブトウみたいなノイズに狙いを定める。爆発するブトウの実を投げてくる。その爆破の煙を隠れ蓑に逃げ出す。
爆発の余波で瓦礫の下敷きになってしまった。
その瓦礫をどかしながら私は自然と言葉を紡いだ。
「見たかった・・・」
瓦礫を吹き飛ばしながら飛び出してブトウ型を追いかける。
「流れ星、見たかった!。未来と一緒に見たかった!」
その慟哭が私を黒い感情で支配する。
「うぅぅぁああああああああっ!」
「あんた達が・・・」
ノイズへの怒りで私は右手を壁に打ち付ける。
「誰かの約束を侵し・・・」
ガショ、ガショ、ガショ。と動かない私の前にさっきはにげていたのに、懲りずにノイズたちが集まってくる。
「嘘のない言葉を・・・争いのない世界を・・・何でもない日常を・・・。奪うと、言うのならっ‼︎」
と私はノイズを蹴る。引きちぎる。馬乗りになって・・・
頭の角を掴んで引きちぎる。すると後ろからブトウ爆弾が飛んできて響にぶつかり爆発する。
「あっ!、待ちなさい!」
私はその爆発の衝撃で正気に戻る。
とブトウノイズが路線に降りており、天井に爆弾をぶつけて路線部分は崩落、開いた穴をジャンプして登っていく。
その時、天井に開いた穴から流れ星が見えた。
「流れ・・・星・・・?」
キラーンと流れ星が空に光るのが見えた。
穴を上がってくると現場に到着した翼さんがノイズとたたかっているのが見えた。私の追ってた奴を真っ二つにしているところだった。
地面に着地する翼さんに向かって私は叫ぶ。
「私だって守りたいものがあるんです!」
だけど、翼さんは何も答えない。
「だからっ!」
翼さんは私と会話しようとしない。
「だから?、んで、どうするんだよ。」
と聞き覚えのない声が聞き返してくる。
声のした方を向くと白い何処かシンフォギアに似た雰囲気の鎧を纏っている女性がいた。
「ネフシュタンの、鎧・・・」
今回も最後まで読んでくれてありがとうございました。