ゼンガーみたいな立ち位置の女が生きるシンフォギア世界   作:のうち

23 / 48
第23話

翼side

 ここは、夢なのか?、私はそうだネフシュタンの鎧の少女と戦って、絶唱を歌ってそれで、

 そこに奏やエレナ現れる。

ここは夢だとわかっていても私は叫ばずにはいられなかった。

 

 「片翼だけでも飛んでみせる! どこまでも飛んでみせる!」

師匠と奏は黙って頷く。そして2人が遠くなっていく。

 

「だから笑ってよ! 奏!、師匠!・・・・・あぁっ!!」

 

翼side end

 

響side

 私、立花響です。先日の出来事から暫く経って私は現在、リディアンの屋上で一人でご飯を食べています。

そして私は今まで自分の言ってきた言葉がどれだけ愚かだったかを痛感して後悔していた。

 「奏さんの代わりだなんて・・・。」

 私は先日のミーティングのことを思い出します。

~回想シーン~

 

「気になるのはネフシュタンの鎧を纏った少女の狙いが響くんだということだ。」

 

「それが何を意味しているのかは全く不明。」

 

 「いいや。」

 

「え?」

 

 「個人を特定しているならば、我々二課の存在も知っているだろうな。」

 

 「内通者か・・・。」

 

 「何でこんなことに・・・。」

 

「私のせいです。私が悪いんです・・・。2年前も、今度もことも・・・・。私がいつまでも未熟だったから、翼さんが・・・。

シンフォギアなんて強い力を持っていても、私自身が至らなかったから・・・。

翼さん、泣いていました。翼さんは強いから戦い続けてきたんじゃありません。

ずっと、泣きながらも、それを押し隠して戦ってきました。

悔しい涙も、覚悟の涙も誰よりも多く流しながら・・・強い剣であり続けるために・・・。

ずっとずっと、一人で・・・。

私だって守りたいものがあるんです! だから!」

 

~回想終わり~

 

 

「っ・・・・。」

 そのことを思い出していると

「響。」

未来が屋上にやってきました。

  「未来・・・。」

 

「最近一人でいることが多くなったんじゃない?」

 

「そうかな? そうでもないよ。私、一人じゃ何にも出来ないし・・・。

ほら、この学校にだって未来が進学するから私も一緒にって決めたわけだし。

あ、いや、なんていうか、ここって学費がびっくりするくらい安いじゃない?

だったら、お母さんとおばあちゃんには負担かけずに済むかなーって、あはははー。」

未来は何も言わずに響の手を取る。

 

「あ・・・。やっぱり、未来には隠し事できないね。」

 

「だって響、無理してるんだもの。」

 

「うん・・・。でも、ごめん。もう少し一人で考えさせて。これは私が考えなきゃいけないことなんだ。」

 

 「わかった。」

 

「ありがとう、未来・・・。」

 

「あのね、響。どんなに悩んで考えて、出した答えで一歩前進したとしても、響は響のままで居てね。」

 

 「私のまま・・・?」

 

「そう。変わってしまうんじゃなく、響のまま成長するんだったら私も応援する。

だって響の代わりはどこにも居ないんだもの。居なくなって欲しくない。」

 

「私、私のままで居ていいのかな・・・?」

 

  「響は響じゃなきゃ嫌だよ。」

 

 「・・・。」

 

 「くす。」

学校の隣にある病院の方を見る。

 

「ありがとう、未来。

私、私のまま歩いていける気がする。」

 

「くす。・・・そうだ、こと座流星群みる? 動画で撮っておいた。」

 

「えぇーっ!?」

 と私がそのサプライズに驚き、未来の携帯電話を覗き込む。

「んん? 何にも見えないんだけど・・・?」

 

 「うん・・・。光量不足だって・・・。」

 

「ダメじゃん!」

 

「「あははははは!」」

 

「おっかしいなあ、もう・・・。涙が止まらないよ・・・。今度こそは一緒に見よう。」

 

未来「約束。次こそは約束だからね。」

 

響(私だって守りたいものがある。私に守れるものなんて、

小さな約束だったり、なんでもない日常くらいなのかもしれないけれど、

それでも、守りたいものを守れるように。私は私のまま強くなりたい。)

 翌日の朝

 

「たのもーー!」

 

「なんだ、いきなり?」

 

「私に戦い方を教えてください!」

 

「この俺が、君に?、それよりなんで俺の家を」

 

{はい!、最初、私はエレナさんに戦い方を教えてもらおうと思ってお願いしに行ったんです。」

〜回想〜 

 「私に戦い方を?」

 

 「はい!、奏さんから、翼さんや奏さんを奏者として育てあげたのはエレナさんだと聞きました。私も同じ人に師事すれば何かは変わってくるのかなと思いまして、お願いします。」

 

「ふむ、たしかにギアを纏った翼達に手ほどきを与えたのは私だ、しかし、そう言うならば、今のところの戦闘パターンとして近しいのはミヤビだが、しかしだ。我々に教えられるのはあくまでも武器の使い方などそれくらいだ。私が翼や奏に教えてやれたのは比較的に戦闘スタイルや得物が似通っていたからだ。拳打での戦いもおしえられるなくもないが、お前には別のやり方の方があっているやも知れぬ。無論、翼が怪我をした以上はネフシュタンの少女がまた仕掛けてくるやもしれんがその時に想定した対ギア奏者との戦い方は私の方できっちりと鍛えてやろう。」  

 

 「・・・はあ」

エレナさんは書類を取り出して筆をとる。そして何かを書いていく。

そして書いた書類を封筒に入れて、もう一つ、何かが書かれたメモを渡される。

「とりあえずはここに行け、ここにお前の師と仰ぐにはちょうどいい男がいるだろう。

〜回想終わり〜

 

「ふむ・・・。俺のやり方は厳しいぞ。」

 

「はい!」

 

「ときに、響くん。君はアクション映画とかは嗜む方かな?」

 

「はい?」

 

私、立花響の特訓が始まるのでした・・・。

 

まずは映画を見る。ブルース・リー?

その動きを真似る。顔も。

走る!腕立て!腹筋! 

 

普段も奏者としてもっと上手く歌えるようカラオケで熱唱!

ボクシング!

体力づけにお好み焼き、特盛り!

ボクシング!

殺意のはど・・・あれ? これは違う修行?

"そしてまた走る!

 

そんな日をどんどんと過ごしていきました。そしてある日の放課後

 

「ねえ、未来。また流れ星の動画見せてよ。」

 

「何にも映ってないのに? やっぱり響は変わった子。」

 

「変わった子とつるんでる未来はもっと変わった子ー。えへへへ。」

 

「・・・あのね、響。」

 

「何?」

 

「流れ星の動画を撮っている時、響に黙ってるの、少しだけ苦しかったの。響にだけは二度と隠し事したくないな。」

そう言って、にっこりと微笑む未来。

「私こそ、未来に隠し事なんて・・・・しないよ。」

 

(・・・・・、私もいつかこのことを未来に打ち明けられたらな。)

と私はこんな時ばかりは現在の立場を恨めしく思うのでした。

 




今回最後まで読んでくれてありがとうございました。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。