ゼンガーみたいな立ち位置の女が生きるシンフォギア世界   作:のうち

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第27話

 響side

どうも皆さん、立花響です。

をちょっと! 朝からどこ行ってたの!? いきなり修行とか言われても!」

 現在、ニ課のミーティングから一旦、寮に帰ってきて、泊まり自宅をして、家を出て行こうとしたところ、下校してきた未来に遭遇し、現在、私が朝からいなかったことを問い詰められています。

 「あーと、えーと、そのー・・・つまり、ですね・・・。」

 

 「ちゃんと説明して!」

 

「あー・・・ごめん! もう行かなくっちゃ!」

会話を打ち切って走って部屋を出ていく響。

 

 「・・心配もさせてもらえないの?」

 

そんな言葉が背中越しに聞こえてきて、私はとても申し訳ない気持ちになりました。つい最近、隠し事はしないって約束したばかりなのに

 

「絶対未来を怒らせちゃったよね・・・。こんな気持じゃ寝られないよ・・・。」

置いてあった新聞を開いてみると・・そこには水着姿のグラビア写真が掲載されていた。

 

 「ひっ!?」

慌てて顔を逸らす響。

 

 「男の人ってこういうのとかスケベ本とか好きだよね・・・。」

別のページには翼さんの入院についての記事が書かれていました。

 

「あ・・・。」

 

 「情報操作も僕の役目でして。」

 

 「緒川さん。」

 

「翼さんですが、一番危険な状態を脱しました。」

その言葉に私はほっとする。

 

「ですが、しばらくは二課の医療施設にて安静が必要です。月末のライブも中止ですね。さて、ファンの皆さんにどう謝るか。響さんも一緒に考えてくれませんか?」

 

「あ・・・。」

 

  「あっ! いや、そんなつもりは・・・。」

 

 「あ・・・。ふふ。」

 

「ごめんなさい。責めるつもりはありませんでした。伝えたかったのは、何事もたくさんの人間が少しずつ色んな所でバックアップしてると言うことです。だから響さんも、もう少し肩の力を抜いても大丈夫じゃないでしょうか。」

 

「優しいんですね、緒川さんは。」

 

「怖がりなだけです。本当に優しい人は他に居ますよ。」

 

「少し楽になりました。ありがとうございます。私、張り切って休んでおきますね。」

 

「翼さんも響さんくらい素直になってくれたらなあ・・・。」

 

.そして翌日、いよいよ作戦開始!

 

「防衛大臣殺害犯を検挙する名目で検問を配備!」

 

「ごくっ。」

 

 「記憶の遺跡まで一気に駆け抜ける!」

 

「名付けて、天下の往来独り占め作戦♪」

 

了子さんの車を中心に護衛が4台。了子さんの隣に私

そして後部座席に、デュランダル。

上空には二課のヘリが飛び、その後部からエレナさん、ミヤビさん、エクセレンさんが見張る。

そこには師匠が目を光らせている。

響は窓を開けて外の様子をしっかりとチェック・・・。

 

「あっ!」

橋がひび割れ・・・。一部崩落!

 

「了子さん!」

慌ててハンドルを右に切る了子さん

しかし、護衛の車が一台落ちてしまいました。

 

「ああっ!」

 

 「しっかり掴まっててね。私のドラテクは凶暴よ。」

と了子さんはハンドルを切り、思いっきりアクセルを踏み込んだ。

 

 了子と響の車両が橋を通過した頃、ゼルマ達はノイズの襲撃を受けていた。

 エレナ達の車両も、攻撃を受けてきた。

 「まさか、ここまで敵が用意周到とは」

 

(やはり、この状況では奴も)と思ったその時、エレナ達を囲むように、正体不明の部隊に囲まれていた。

 

 「ボス、なんだか、とってもやばい感じがするんだけど」

 

 「ここは私がなんとかする。お前達は立花の援護に回れ!」

 

「了解!」とミヤビ達はギアを展開して響達のもとへと向かう。

 

 「さて・・・」とゼルマもギアを纏う。そのギアは零式ではなく、特機型 グルンガストシリーズの3番目、 グルンガスト参式の1号機である。

 

「出てこい、お前達が我等を包囲していたのはわかっていた。」

とエレナがそういうと、先程からいる部隊とは別に10人ほどの特機型のシンフォギアと似た特徴を持った装備を装着する集団が姿を表す。

 そしてその後、上空よりヴァレリーが舞い降りる。

 

「・・・・トロイエ隊か、まさか今回の件には米国政府だけでなく、ドイツ軍まで関わっているとはな。」

 

「彼女達はあくまでも私の力になりたいと軍を退役してまで集まってくれた者たちだ。我らの古巣とは何も関係ない。」

 

 「貴様等の目的はデュランダルだな。」

 

「無論、我らはお前達の足止めを任としている。お前の部下達も今は、別働隊の面々に足止めされているだろう。」

 

「・・・・、ヴァレリー、最早、私は止まらぬぞ。」とエレナは殺気を全体に放ち、威嚇する。その鋭い殺気に怯む隊員達、そしてエレナは飛び上がり、距離を取り、歌うそしてエレナの剣は日本刀のような形状から、巨大な両刃のバスターソードに変化する。

 トロイエ隊は装備の背部のバーニアを付加して空中から、一切掃射でエレナを撃ち抜こうするのだが、剣を回転させて、銃弾を撃ち落としていくが、一向に弾が切れる様子はない。

 

  「くっ!・・」とエレナは剣だけで攻撃を防ぎ切っていた。だが、次第にエレナはトロイエ隊の包囲網にはまり、彼女達の射撃陣形がまるで鳥を閉じ込める鳥籠のような形になっていき、次第にその幅が狭くなっていく。

 

 「はぁぁ!」一心不乱に攻撃を防いでいくが、何発かは当たってしまった。

 

  「はぁぁ!」とエレナは斬撃を飛ばして、トロイエ隊の大半を切り落とす。エレナと背部のドリルブースターを展開させて、ヴァレリー斬りかかる。エレナの攻撃はすんでのところでヴァレリーは回避するが、それでも避け切れずに肩部に傷を負うがそれでもヴァレリーはエレナの背後をとる。

 

「やっぱり、そうくると思っていたわ。無傷とはいかなかったかわね。」とエレナの後頭部に銃口を向けて喋る。

 

「・・・・・く、ヴァレリー、引き金を引け。」と両眼をつぶるとエレナはヴァレリーにそう言った。

 

「ああ、そうさせてもらおう。」とエルザはゼルマに向かい、引き金を引き、あたりに銃声が響き渡るのだった。

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