ゼンガーみたいな立ち位置の女が生きるシンフォギア世界 作:のうち
エクセレンとミヤビはエレナに響の援護に回るように命令を受け、響のもとに向かっていたのだが、その際に所属不明部隊に遭遇し、
足止めを食らっていた。
『ミヤコさん、エクセレンさん、副司令の反応がロストしました。』
「「⁉︎」」
「隊長からの応答は⁉︎」
『何度も呼びかけているのですが、反応ありません。』
「そんな、ボス!」2人は少なからず、その報告に動揺を隠せなかった。
だが、それでも2人はたたかい、部隊を突破しようとするが、中々突破出来ずにいた。
そんないたちごっこを何度か繰り返したころ、響達の戦う方向から、唯ならぬ気配を2人は感じとった。
「今のは・・・・・」
「どうした、エクセレン?」
「ミヤビ、今・・・・・・」
「ああ、一体今のは」と2人は今の出来事に考えを巡らしているといつのまにか、2人が相手をしていた部隊は撤退していた。
2人は急いで響達のもとへ向かう。
そこには廃墟とかした工業区画に、倒れている響の姿だった。
響は先の戦いで現れたネフシュタンの鎧の少女の襲撃を受けて戦闘になり、戦闘の最中、覚醒起動したデュランダルを響が確保した際に響が暴走を起こし、デュランダルを使ってネフシュタンの少女を撃退したという、そしてデュランダルのエネルギーを放出した途端、気を失ったとのことだ。
outside
そして響がデュランダルのエネルギーを放出したのと同時刻、何処かわからない、謎の空間にてひとりの少女が目を覚ます。
「・・・・働き蜂が怒ってますの。でも少し手伝ってあげますの!」とその少女は次元に穴を開け、そこに映る響に何かしらのエネルギーを転送した。彼女の言う、働き蜂とは何のことなのか。一体この少女は
クリスside
(完全聖遺物の起動には相応のフォニックゲインが必要だとフィーネは言っていた。
あたしがソロモンの杖に半年もかかずらったことを、アイツはあっという間に成し遂げた・・・。
そればかりか、無理やり力をぶっ放して見せやがった・・・。)
「くっ! 化物め!このあたしに身柄の確保なんてさせるくらい、フィーネはアイツにご執心ってわけかよ。」
と私はパパとママを失ってからフィーネと出会うまでのことを思い出す
「そしてまた、あたしは一人ぼっちになるわけだ・・・。」
夜が明け朝日が私の心をさらに切なくさせてしまう。
「っ!」と私はとっさに気配を感じて後ろに振り向くと、
いつの間にかフィーネが後ろに立っていました。
「わかっている。自分に課せられたことくらいは。こんなものに頼らなくても、あんたの言うことくらいやってやらあ!」
ソロモンの杖をフィーネに投げつける。
「あたしの方がアイツよりも優秀だってことを見せてやる!
あたし以外に力を持つ奴は、全部この手でぶちのめしてくれる!
そいつがあたしの目的だからな!」
フィーネはわずかに唇を動かしただけで、何も言わなかった。
.
.クリスside end
.
リディアンの隣にある病院の廊下で杖をつきながら、翼は懸命に歩いていました。
(奏、私も見てみたい。見なければ奏と同じ所に立てない。
戦いの裏側、向こう側に何があるのか。確かめたいんだ。)
「翼!、ICUを出たばかりなんだ。これ以上は・・・。」
そこに翼の見舞いに顔を出した奏が翼を止めるを
「くっ・・・・。はあ、はあ・・・・。ごめん。」
と翼は奏に支えられて窓の外をみると
「あ・・・。」
窓の外には・・・。
一生懸命走っている響の姿がありました。
「・・・。」
「いい子だろ、あいつ、お前が倒れてからお前の抜けた穴を埋める為に弦十郎の旦那に弟子入りして、相当鍛え込んでたんだぜ。」
「私は少し、勘違いをしていたのかもしれない。奏のかわりになると言っていた頃はただ憎いだけだった。だけど何度か言葉を交わすうちに私のやってきたことはまるで子供だ。」
「しょうがないさ、私も翼も子供だったってことさ。母さんもあえてそこは触れなかったし・・・」
とそこで2人は病室に戻り、奏は翼をベッドに座らせる。
「奏、その服!」と翼は奏の服装がいつものものとは違うことに気がついた。それは自分の師であり、奏の義理の母であるエレナの制服だった。
「お前も知ってるだろ、母さんが・・・・」
「ああ、消息不明・・・・・、あの師匠が」
「だから、こいつは私の願掛けみたいなもんさ。母さんがそう簡単にくたばる訳はない。だから、これを帰ってきた母さんに必ず帰すんだ。」と奏はそう告げて、ポケットからギアのペンダントを取り出す。
「奏、それ・・・・・」
「ああ、 グルンガスト参式だ。私のかけたガングニールに母さんのソハヤノツルギの欠片の予備を補助パーツに修復したんだ。特機型のグルンガスト参式装備も母さんと同じ」
「・・・・・斬艦刀」
「ああ、私も翼も母さんに憧れたからグルンガストを選んだ。 グルンガストは超闘士、母さんは悪を断つ剣、確かに私達は1人だけだったら、なれないかもしれない。だから翼、私達2人で、悪を断つ剣になってやる。絶対にだ。だから翼、あんまり無理すんなよ。」と
奏は翼の肩をポンと叩き、病室を後にした。
一旦、主人公は舞台から降ります。今回も最後まで読んでくれてありがとうございました