ゼンガーみたいな立ち位置の女が生きるシンフォギア世界   作:のうち

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第33話

雨の日の夜明け前。響たちの寮。

 ふと目を覚ました未来はベッドから出てきて・・・下を向いてしまう・・・。

振り返るその視線の先には、仲良く笑っている二人の写真。

揺れ動く未来の瞳。

 

そしてその光景を寝たふりをしながら見ていた人物が、響も目を覚ましていた。

未来はパジャマを脱いで着替え始めた。

 

 

そしてそれか少しして、日が出て間もない時間帯、まだ当たりが薄暗い中で自分を追ってくるノイズからシンフォギア纏って逃げる。クリス。

 

 「くっ!」

クリスのは牽制の為、後ろに弾を撃つとノイズはあっさりと倒された。

 

追手をとりあえずは撒くことが出来たクリスは壁に手をついてよろめき、変身が解け、意識もブラックアウトするのだった。

 

未来は一足先に寮を出て学園へ登校する道を歩いていると

 

 「ん?」

ビルの間の路地裏でうずくまっている女の子がいた。

 

そしてそれから数時間後

 「ノイズですか?」

学科に登校してきた響は弦十郎からの電話が来ていた。

『そうだ。市街地第6区域にノイズのパターンを検知している。』

と現場にいる弦十郎は話す。

 

『未明ということもあり人的被害が無かったのが救いではあるんだが・・・。ノイズと一緒に聖遺物イチイバルのパターンも検知したのだ。』

 

「ってことは師匠、クリスちゃんがノイズと戦ったっていうことでしょうか?」

 

 『そうだろうな。』

 

「・・・。」

 

  『どうした?』

 

「いえ、あの子、戻るところないんじゃないかって・・・。」

 

『!・・・。そうかもな・・・、この件についてはこちらで引き続き調査を行う。響くんは指示があるまで待機していてくれ。』

 

「はい、わかりました。」電話を切り

響が教室に入ると・・・、未来の姿が見当たらない

 

「小日向さん、お休みなんですか?」

と未来と共通の友人の1人である寺島詩織が響に訪ねる。

 

「私より先に登校したはずなんだけど・・・。」

 

「こないだはごめん、茶化しちゃって。これでも責任感じてるんだ。」 

 

「むむむ・・・・。こんな時アニメだったらどうするんだっけ・・・?」

 

「ちょっと。真面目に考えて。」

 

「もう・・・。」

 

(未来・・・。このままなんて、私イヤだよ・・・。)

 

一方、未来は路地裏で倒れていたクリスを見つけ、知り合いの店に行こうとクリスを担いでいた所にちょうどクリスの知り合いを名乗る金髪の女性、エルザが通りかかり、エルザと一緒にエルザの店の休憩室に上げてもらっていたのだった。

 

クリスside

 私が目を覚ますと、さっきまでの外に居た感じではなく、室内にいる感覚がする。目を開けると何処か見覚えのある天井に安心感を覚えた。

っていうか、ここトロンベか、私は起き上がろうとすると体に痛みがはしる。

 

「う・・・。」

 

「あ。」

と入り口の扉が開き、なんだか見覚えのある女が目の前にいた。

 

「くすっ。良かった。目が覚めたのね。びしょ濡れだったから着替えさせてもらったわ。」

 

「なっ!勝手なことを!」

私が立ち上がると

 

「あっ・・・。」

そいつの顔が赤くなる。

 

「ん?」

 

下の方が随分とスースーするなと思い下を向く

もしかして、はいてない・・・。

 

「なっ、何でだ!?」

 

 「さ、さすがに下着の替えまでは持ってなかったから・・・。」

その言葉に恥ずかしくなり、慌てて布団にくるまって体を隠す。

 

「未来ちゃん。どう? クリスの具合は。」

 

「目が覚めたところです。ありがとうございます。布団まで貸してもらっちゃって・・・。」

 

「気にしないでいいわよ。あ、お洋服洗濯しておいたから。」

とヴァレリーは洗濯カゴを見せる。

  「ヴァレリーっ!?」

 

 「私、手伝います。」

 

 「あら、ありがとう。」

 

   「いえ。」

 

 「・・・・。」

とそいつとヴァレリーは部屋を出て行った。

 

クリスside end

 

未来side

 小日向未来です。登校中に見つけた銀髪の女の子、私はそれを放っておくことが出来ずに何処か休める場所を求めて、フラワーに向かおうとしていた時、偶然にもこの子の知り合いの女性であるヴァレリー・V・ブランシュタインという人に出会い、すぐそこだという彼女の店の休憩室にあげてもらい、彼女の看病をすることにしました。

 今は銀髪の女の子、雪音クリスの体を拭いてあげている所です。

 

「あ・・・ありがとう。」

 

  「うん。」

クリスの体を拭いているとその背中には、いくつもあざがありました。

 

「なんにも、聞かないんだな。」

 

「・・・うん。私は、そういうの苦手みたい。今までの関係を壊したくなくて・・・。

なのに一番大切なものを壊してしまった。」

と今の気持ちを吐露する。

 

「それって、誰かとケンカしたってことなのか?」

 

「・・・うん。」

しばらく、私はクリスに話を聞いてもらうことにしたのです。

 

 響side

 どうも皆さん、立花響です。現在、昼休みの屋上にて1人座っています。

 

「未来・・・。無断欠席するなんて一度も無かったのに・・・。」

と未来のことを心配し、そう呟いていると

「あっ。翼さん・・・。」

 先日、退院して学校に復帰した翼さんが現れたのだ。

そして翼さんに頭を下げられた今までのことを私はおおいに戸惑い、気にすることはないと

私は思い切って翼さんに相談してみることにしました。

 

「私、自分なりに覚悟を決めたつもりでした。守りたいものを守るため、シンフォギアの戦士になるんだって。

でも、ダメですね・・・。

小さなことに気持ちを囚われて、何も手につきません。

私、もっと強くならなきゃいけないのに。変わりたいのに・・・。」

 

「その小さなものが立花の本当に守りたいものだとしたら、今のままでもいいんじゃないかな。立花は、きっと立花のまま強くなれる。」

と翼さんは話す。

 

「翼さん・・・。」

 

「奏のように人を元気づけるのは難しいな・・・。」

 

「いえ、そんなことありません。前にもここで同じような言葉で親友に励まされたんです。

それでも私はまた落ち込んじゃいました・・・。ダメですよね・・・。」

 

「くす・・・。」

翼さんは笑う。

 

「翼さん、まだ傷むんですか?」

 

「大事を取っているだけ。気にするほどではない。」

 

「そっか。良かったです。」

 

「絶唱による肉体への負荷は極大。まさに他者も自分も全てを破壊し尽くす滅びの歌。その代償と思えば、これくらい安いもの。」

 

「絶唱・・・滅びの歌。でも・・・、でもですね、翼さん!

2年前、私が辛いリハビリを乗り越えられたのは翼さんの歌に励まされたからです!翼さんの歌が滅びの歌だけじゃないってこと。聞く人に元気をくれる歌だってこと、私は知っています。」

 

「立花・・・。」

 

「だから早く元気になってください。私、翼さんの歌が大好きです。」

 

「ふ・・・なにやら、私が励まされているみたいだな・・・。」

 

「え? あ・・・。」

とその時、翼と響の携帯がなるのだった。

 

響side end

 

クリスside

 雪音クリスだ。私は今、私を助けてくれた小日向未来という子の話を聞いている所だ。

 

「ケンカか・・・。あたしにはよくわからないことだな。」

 

 「友達とケンカしたことないの?」

 

 「友達いないんだ。」

 

 「え?」

 

「地球の裏側でパパとママを殺されたあたしは、ずっと一人で生きてきたからな・・・。友達どころじゃなかった・・・。」

 らしくもない身の上話なんてするくらいに今の私は参っちまってるらしい。

 

「そんな・・・。」

 

「たった一人理解してくれると思った人も、あたしを道具のように扱うばかりだった。誰もまともに相手をしてくれなかったのさ・・・。大人は、どいつもこいつもクズ揃いだ。痛いと言っても聞いてくれなかった。やめてと言っても聞いてくれなかった。

・・・・あたしの話なんて、これっぽっちも聞いてくれなかった・・・。」

 

 

「くっ・・・!」

そんな話をしていると私のあざに手がぶつかり、痛みが走る。

 

「あ・・・・。ごめんなさい・・・。」

 

「なあ。お前そのケンカの相手ぶっとばしちまいな。」 

と私はこの子の求めている答えの私なりの考えを話す。

 

「え?」

 

「どっちがつええのかはっきりさせたら、そこで終了。とっとと仲直り。そうだろ。」

 

 「出来ないよ、そんなこと。」

 

「ふん。わっかんねえな・・・。」

 

「でも、ありがとう・・・。」

 

「あん? あたしは何もしてないぞ?」

 

「ううん。ほんとにありがとう。気遣ってくれて。優しいんだね、クリスは。」

 

「っ!・・・そうか?」

久しぶりに褒められたから少し恥ずかしいな。

 

「もしもクリスがいいのなら・・・。」

 

 「っ!?」

 

「私はクリスの友だちになりたい。」

 

「あたしは・・・お前たちにひどいことをしたんだぞ。」

 

「え?」

どうやらこいつ、私があの時の鎧のやつだって気が付いてないのか?

 

ウゥゥゥ~~~!!

 

「「あっ!?」」

その時、ノイズ警報が鳴り響いた。

 

「翼です。立花も一緒に居ます。」

 

 

『ノイズを検知した。相当な数だ。おそらくは未明に検知されてされていたノイズと関連があるはずだ。現在、奏とエクセレン達が向かっている。』

 

 

「了解しました。現場に急行します。」

 

『ダメだ!メディカルチェックの結果が出ていない者を出すわけにはいかない。』

 

 

「ですが!あ・・・。」

翼の手を握る響

 

「翼さんは皆を守ってください。だったら私、前だけを向いていられます。」

 

「・・・・。」

 

一方、クリスは店の外に出ると・・・人が居なくなった商店街へやってきたクリス。

 

 

「はあ、はあ、はあ・・・。あたしのせいで関係ない奴らまで・・・うわあああああああああっ!!!

あたしのしたかったのはこんなことじゃない! けど、いつだってあたしのやることは・・・!

いつもいつもいつも・・・! うっ・・・うぅっ・・・。」

泣いているとノイズが周りに集まってくる。

 

「あたしはここだ。だから・・・。関係ない奴らのところになんて行くんじゃねえっ!」

クリスは叫ぶ。

 

「Killter・・・。」

ギアを纏おうと詠唱を歌おうとすれば、ノイズに攻撃され邪魔される。

 

「はっ!?」

クリスが気が付いた時にはノイズがすぐ近くに

 

「ふん!!」

物凄い踏み込みの威力でアスファルトがめくれ上がって壁になり、ノイズの攻撃を防ぐ。

 

「はあっ!!」

 

さらにアスファルトの壁を拳で貫き破壊する。

破片がノイズに向かって降り注ぐ。

 

「はぁぁぁぁっ!!」

 

「っ・・・?」

またアスファルトがめくれ上がってノイズの攻撃を防ぐ。

 

その間に、弦十郎はクリスを抱きかかえて、

ジャンプ!

ビルの上に避難しました。

 

「大丈夫か」

 

「・・・・。」

弦十郎から離れるクリス。

 

 

「Killter ichiival tron」

詠唱を歌いヒュッケバインEXをまとう

 

「ご覧の通りさ! あたしのことはいいから他の奴らの救助に向かいな!」

 

「だが・・・!」

 

「こいつらはあたしがまとめて相手してやるって言ってんだよ!」

クリスはフォトンライフルを構える。

 

 「ついてこいノイズども!」

 

次々と・・・。ノイズを殲滅していくクリス。

 

(俺は・・・・また、あの子を救えないのか・・・?)

 

そして響が戦場の近くに来ました。

 

??「きゃあああっ!!」

 

 「っ!」

近くで悲鳴が聞こえた。

響は悲鳴が聞こえたビルへ向かいました。

古いビル。

 

「誰かっ!? 誰か今・・・!」

 

響が叫ぶと、ノイズが攻撃してきた。」

攻撃を避けた響。しかし、足場を壊されてしまい・・・。

何とか下に着地。

伸びる触手。

ビルの中にはタコみたいなノイズが居ました。

 

「っ・・・。」

 

響が声を出そうとすると、突然口が塞がれました。

 

何と! そこに居たのは未来。さっきの悲鳴は未来だったのです。

 

『静かに。アレは大きな音に反応するみたい。』

と打たれたスマホの画面を見せる。

 

 「っ!」

 

『アレに追いかけられて・・・、ここに逃げ込んだの。』

 

(シンフォギアを纏うために詠うと、未来が危ない・・・どうしよう・・・?)

悩む響に、未来はスマホを見せる。

それを見た響も、スマホを取り出して・・・。見せる。未来はスマホを操作して響に見せる。

 

「ッ!?」

響が返事を書こうとすると・・・・。

未来は止める。そしてまたスマホを見せる。

「っ!」

そのとき、響の足が近くの瓦礫にぶつかる。

 

「「っ!!」」

その音を聞いて、ノイズが反応する。

 

「私、響にひどいことした。今更許してもらおうなんて思ってない。それでも、一緒に居たい。私だって戦いたいんだ。」

 

「ダメだよ、未来・・・。」

 

「どう思われようと関係ない。響一人に、背負わせたくないんだ・・」

 

「あ・・・。」

 

「私・・・。もう迷わない!!」

未来が叫ぶと、ノイズはその声に反応する。未来は響から離れて走り出す。

 

「っ・・・!」

ノイズが攻撃してきても、未来は止まらず走り続ける。未来はそのまま、ビルの外へ逃げて行く。

ノイズも、未来を追いかけていく。

 

「Balwisyall nescell gungnir tron」

詠唱を歌い、ガングニールを纏う。

 

「響さん!」

緒川が響の前に現れる。

 

「緒川さん!」

響、緒川の前に着地。

 

「緒川さん、民間人の避難を逃げ遅れがいないかをお願いします。」

 

「響さんは?」

 

響は何も答えずに飛んでいってしまいました。

 

 

(未来・・・どこ・・・?)

 

 

『響、聞いて。私が囮になってノイズの気をひくから。その間になんとかして。』

 

『ダメだよ! そんなこと未来にはさせられない!』

 

『元陸上部の足だから何とかなる。』

 

 『何ともならない!』

 

『じゃあ、何とかして。』

 

 『えっ!?』

 

『危険なのはわかってる。だからお願いしてるの。私の全部を預けられるの響だけなんだから。』

 

『私、響にひどいことした。それでも一緒に居たい。私だって戦いたいんだ。』

 

「っ・・・。」

 

(戦ってるのは私一人じゃない。シンフォギアで誰かの助けになれると思っていたけど、それは思い上がりだ。

助ける私だけが一生懸命じゃない。助けられる誰かも、一生懸命。本当の人助けは自分一人の力じゃ無理なんだ。

だから、あの日あの時、奏さんは私に生きるのを諦めるなを叫んでいたんだ。

今なら分かる気がする!)

 

「きゃあああっ!!」

 

  「はっ!?」

未来を発見、ノイズに追いかけられている

 

ノイズの攻撃が地面を砕き、未来は転んでしまう。

しかし、未来はすぐに立ち上がって、また走り出す。

 

(そうだ・・・。私が人を助けたいのは・・・。惨劇を生き残った負い目なんかじゃない!)

歌を歌いながら響の足のパーツが変形。

ワイヤーが伸びる。

 

(2年前、奏さんから託されて・・・。私が受け取った!)

着地と同時に・・・・

ワイヤーが戻る。

 

(気持ちなんだっ!!)

その反動を利用して、さらに加速してジャンプ!

(もう走れない・・・。ここで、終わりなのかな・・・?、ないよね・・・響・・・。けど、まだ響と流れ星を見ていない!)

 

力を振り絞って、立ち上がる未来。ギリギリでノイズの攻撃を避ける。

ノイズの攻撃で道路が壊れ・・・。

 

「きゃあああっ!!」

響が駆けつける!

拳を振りかぶって・・・。ノイズを貫く!

左手のバンカーを伸ばして後ろに向かって発動!

その反動を利用して空中で方向転換し、未来の元へ。

足のワイヤーを伸ばしてその反動で着地の衝撃を抑える。しかし・・・。

 

「うわっ、っと、とととととっ。」

 

 「きゃあっ!」

着地点が坂だった為、そのまま下まで滑り落ちてしまう。」

 

「「あ、痛~~~~。」」

お互いに同じ部分をぶつける。

 

「「あはははは!」」

 

「かっこよく着地するって難しいんだなー。」

 

「あっちこっち痛くて・・・。でも、生きてるって気がする。ありがとう。響なら絶対に助けに来てくれるって信じてた。」

 

「ありがとう。未来なら絶対に最後まで諦めないって信じてた。だって、私の友達だもん。」

 

「うっ・・・ひっく・・・。うわあああん!」

 

「うわっ!」

 

 「怖かった・・・怖かった・・・。」

 

「私も、すごい怖かった・・・。」

 

 「私、響が黙っていたことに腹を立てていたんじゃないの。誰かの役に立ちたいと思っているのは、いつもの響だから。でも、最近は辛いこと苦しいこと、全部背負い込もうとしていたじゃない。

私はそれがたまらなくイヤだった。また響が大きな怪我をするんじゃないかって心配してた。

だけど、それは響を失いたくない私のワガママだ。

そんな気持ちに気づいたのに今までと同じようになんて出来なかった・・・。」

 

「未来・・・。それでも未来は私の・・・。う・・・。」

 

 「? なに?」

 

「はははは、だってさ!髪の毛ボサボサ、涙でグチャグチャ。なのにシリアスなこと言ってるし!」

 

 「もう! 響だって似たようなものじゃない!」

 

「えっ!? ウソ!? 未来、鏡貸して!」

 

「鏡はないけど、これで撮れば・・・。」

 

「あー、もうちょっと! あ。ずれたー。」

 

「撮るよ? 響。」

パシャッと未来が写真をとり、響に見せる。

 

「おおおおお! すごいことになってる! これは呪われたレベルだ・・・。」

 

「私も想像以上だった・・・。」

 

「「あははははは!」」

 

そして事後処理が終わり別区画で戦っていた奏やミヤビ、エクセレンたちも集合していた。

「はい。トロンべさんから回収しました。」

 

 「ありがとうございます。」

 

「どうしたしまして。」

 

  「あの・・・師匠。」

 

 「ん!」

 

「この子に、また戦ってるところをじっくりばっちり目の当たりにされてしまって・・・。」

 

「違うんです! 私が首を突っ込んでしまったから・・・!」

 

「ふむ・・・。詳細は後で報告書の形で聞く。まあ不可抗力という奴だろう。それに、人命救助の立役者にうるさい小言は言えないだろうよ。」

 

「やたっ!」

 

 「うん!」

 

「「イエーィ!」」

キキィーーーー!!と現場に車が到着する。

 

「主役は遅れて登場よ。さて、どこから片付けましょうかしらね~。」

 

「「「「「・・・・。」」」」」」

 

「後は頼りがいのある大人たちの出番だ。響くんたちは帰って休んでくれ。」

 

「「はい。」」

 

「あ、あの! 私、避難の途中で友達とはぐれてしまって・・・。雪音クリスと言うんですけど?」

 

「っ!!、害者が出たとの報せも受けていない。その友達とも連絡が取れるようになるだろう。」

 

  「良かった・・・。」

 

「・・・・。」

風鳴司令は無言で空を見上げる・・・。

 

一方クリスは・・・・、

 

  「・・・・」

 

「・・・クリスこんなところにいたの、随分とさがしたわよ。」

 

  「ヴァレリー、何のようだよ。」

 

「いや、今日の宿はどうするつもりかと思って。」

 

 「あんたにゃ関係ねぇよ。」

 

「そう・・、はいこれ」エルザはコンビニの袋を投げ渡す。

 

 「・・・・まあ、ありがたくもらっとく。」

とクリスはまた一人でどこかにいってしまいました。

 

 

「おやすみー。」

 

  「おやすみなさい。」

響と未来の二人は同じベットに入っていた。

 

「くかー。」

 

 「えっ!? はやっ!」

 

「ふふふー。」

 

  「もう・・・!」

 

 「あははは!」

 

 「ひどーい!」

 

二人の部屋に、新しい写真が飾られました。




今回も最後まで読んでくれてありがとうございました。
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