ゼンガーみたいな立ち位置の女が生きるシンフォギア世界 作:のうち
リディアン音楽院にてノイズ災害が発生していた。
女生徒たちが慌てふためきノイズから逃げ回る。
「きゃあああ!」女生徒たちの悲鳴がそこら中に響き渡る。
一課隊員「急いで! 急いで!」
大型ノイズの吐いた液体から小型ノイズが生まれてくる。
本部防衛のために待機していたミヤコとエクセレンが出撃し、一般生徒たちの避難経路を防衛するため、
一課隊員とともに一歩も退かずに戦い続ける。
緒川が学園に到着。
大型ノイズに襲われている学園。
「落ち着いて! シェルターに避難してください!」
「ヒナ!」
「みんな!」
「どうなってるわけ? 学校が襲われるなんてアニメじゃないんだからさー・・・。」
「みんなも早く避難を!」
「小日向さんも一緒に。」
「先に行ってて。私、他に人が居ないか見てくる!」
「ヒナ!」
隊員「君たち!」
「「「っ!」」」隊員の背後にノイズが迫る。
一課隊員「急いでシェルターに向かってください! 校舎内にもノイズが来て・・・。」
背後のノイズが隊員に追いつき、隊員にふれる。
一課隊員
「っ!!」
炭となってバラバラになってしまう一課隊員。
「いやあああああああっ!!」
「誰か! 残ってる人は居ませんか!?」
ドスン!とその音と同時リディアンの校舎が崩れた
「きゃあっ!」そして響き渡る悲鳴
そして生徒の大半が避難を終えようとしている中で
崩れ行く学校を見て
「学校が・・・! 響の帰ってくるところが・・・!、!?あっ!?」
ノイズの攻撃が未来に向けられるがその攻撃は未来には当たらなかった
「あっ・・・緒川さん!?」
「ギリギリでした・・・。次、上手くやれる自信はないですよ。走ります!」
「ええっ!?」
緒川が未来の手を取り、二課の本部へとつながるエレベーターに向かう
「三十六計逃げるに如かずと言います!」
緒川さん、エレベーターのドアを開け、未来は中に走り込む。
緒川さんもエレベーターに乗って通信機を使う。ドアが閉まった。
と、思ったけどノイズは隙間から顔を出してくる。
「ひっ!?」
レベーターが下がり始めノイズは体の半分が向こう側にあったため離れていく。
「ふぅ・・・。」
「はい。リディアンの破壊は依然拡大中です。 ですが未来さんたちのおかげで被害は最小限に抑えられています。」
緒川は通信機で弦十郎に連絡を入れる。
「これから未来さんをシェルターまで案内します。」
『わかった。気をつけろよ。』
「それよりも司令。」
『ん?』
「カ・ディンギルの正体が判明しました。」
『なんだと!?』
「物証はありません。ですが、カ・ディンギルとはおそらく・・・。」
とその時、エレベーターの扉が破壊され、
「「っ!?」」
そして、扉の向こうにいたのは
『きゃあああああっ!!』
通信機の向こうから聞こえる悲鳴
「どうした!? 緒川!?」
ザー・・・・と通信が途切れる。
そして視点は未来達に戻る。
「こうも早く悟られるとは・・・。何がきっかけだ?」
「塔なんて目立つ物を誰にも知られずに建造するには地下へと伸ばすしかありません。そんなことが行われているとすれば特異災害対策機動部二課本部、
そのエレベーターシャフトこそカ・ディンギル。そして、それを可能とするのは・・・。」
「漏洩した情報を逆手に、上手くいなせたと思ったのだが・・・。」
「っ・・・!」
エレベーターが最下層に到着すると・・・、緒川さんはバク転しながら逃れ、
銃を抜いて撃つ。
しかし、弾は鎧に遮られました。
「ネフシュタン・・・!」
フィーネが手をかざすと・・・。衝撃波が発生し緒川は吹っ飛ばされる。
「うわああああっ!!」
「緒川さん!」
「ぐ・・・が・・・・あ・・・・・。未来さん、逃げて・・・。」
「あ・・・。」
緒川のその姿を見て、いつも苦しむ人に手を伸ばす自分の親友の姿を思い浮かぶ。
「くっ!」
気が付くと自然と体が動いていた未来がフィーネに体当たりする。
「・・・。」
「ひっ・・・!」
フィーネは緒川さんを放し・・・。
「麗しいな。お前たちを利用してきた者を守ろうと言うのか?」
「利用?」
「何故二課本部がリディアンの地下にあるのか?聖遺物に関する歌や音楽のデータを、お前たち被験者から集めていたのだ。」
フィーネからつげられる突然の事実
「その点、風鳴翼という偶像は生徒を集めるのによく役立ったよ。」
風鳴翼の存在でさえも二課のためのプロパガンダであるとさえ告げられる。
「ハハハハハ!」
「嘘をついても、本当のことを言えなくても、
誰かの命を守るために自分の命を危険に晒している人たちが居ます!
私はそんな人を・・・。そんな人たちを信じてる!」
「チッ!」
「あぁっ・・・。」
「まるで興が冷める。」
ドアに近づいて・・・。
通信機でドアを開けようとすると・・・。
バーン!その音とともに通信機をかざ端末を破壊する。
フィーネが振り返ると・・・。
「デュランダルの元へは行かせません!この命に代えてもです!」
「ふー・・・・。」
緒川の行動が気に触れたのか、フィーネの足は緒川の方に向けられる。
「待ちな! 了子。」
「ん?」
その声ともに天井に穴が開き・・・。
弦十郎が現れる。
「私をまだその名で呼ぶか・・・。」
「女に手を上げるのは気が引けるが・・・。二人に手を出せば、お前をぶっ倒す!」
「司令・・・!」
「調査部だって無能じゃない。米国政府のご丁寧な道案内でお前の行動にはとっくに行き着いていた。後は燻り出すため、敢えてお前の策に乗りシンフォギア奏者を全員動かしてみせたのさ。」
「陽動に陽動をぶつけたか。食えない男だ。だが! この私を止められるとでも!?」
「応とも! 一汗かいた後で話を聞かせてもらおうか!」
弦十郎が前進
フィーネはムチで攻撃する。
弦十郎はムチを避ける。
もう片方のムチで攻撃するが・・・。
風鳴司令はジャンプして避ける。
天井を蹴って、突撃!
「ぬっ!?」
「たあああっ!」
避けたと思ったが、掠った部分にヒビが入る。
「何っ!?」
距離を取るフィーネ。
ヒビが入った部分はすぐに再生する。
「ぬぅっ!!肉を削いでくれる!!」
弦十郎、ムチを受け止め、
逆に引っ張る。
「あっ!?」
がら空きになったお腹に、
渾身のパンチが、
炸裂!
「・・・・。」
「あぁっ!くっ・・・・。完全聖遺物を退ける・・・? どういうことだ!?」
「知らないのか!? 飯食って映画見て寝る! 男の鍛錬はそいつで十分よ!」
「なれど人の身である限りは!!」
思いっきり踏み込んで足元を壊し、
「させるか!」
浮き上がった石の破片を蹴り飛ばす!
ソロモンの杖に命中!
杖は弾き飛ばされて天井に刺さる。
「ぬうっ!?」
「はあっ!ノイズさえ出てこないのならっ!!」
「弦十郎くんっ!」
「っ!?」
フィーネのその言葉に自分の知る了子の顔が浮かび、攻撃の手が止まる。
「フ・・・。」
フィーネのムチが弦十郎の体を貫く!
「っ!!」
「司令!!」
「あ・・・あ・・・・。」
「いやあああああああっ!!」
「はあ、はあ・・・。抗うも覆せないのが運命なのだ。」
ムチをソロモンの杖に巻きつけ、取り返す。
「殺しはしない。お前たちにそのような救済など施すものか。」
風鳴司令の通信機をセンサーに掲げ、
ドアが開く。
フィーネはデュランダルの元へ。
「司令! 司令!」
「・・・・。」
「目覚めよ・・・。天を衝く魔塔。彼方から此方へ現れいでよ!」
そして司令部では二課職員たちが固唾を飲んで見守る中・・・。スカイタワー周辺のノイズたちは殲滅されました。その様子を見ていると腹部に怪我を負った弦十郎を抱えた緒川と未来が入ってくる。
「司令!!」
「応急処置をお願いします!本部内に侵入者です。狙いはデュランダル。敵の正体は・・・櫻井了子。」
「なっ!?」
「そんな・・・。」
「響さんたちに回線を繋げました。」
「・・・・響!」
と通信機に向かい親友に呼び掛ける。
「学校が・・・、リディアンがノイズに襲われてるの!」
ガタン!
「っ!?」
「何だ!?」
二課職員A「本部内からのハッキングです!」
二課職員B「こちらからの操作を受け付けません!」
画面がだんだんと消えていく。
「こんなこと、了子さんしか・・・。」
「ああ・・・。響・・・。」
「ぬぅ・・・。」
「司令・・・。」
「状況は?」
「本部機能のほとんどが制御を受け付けません。地上及び地下施設内の様子も不明です。」
「そうか・・・。」
そして響たちが学園に到着。
「未来・・・。未来ー!! みんなー!!」
学園が立っていた場所が更地になっていた。
「あぁ・・」
そしてしばらくその周辺を探索していると
ボロボロになって倒れているミヤビとエクセレンがいた。
「・・・・・く!」
「・・・・・・・」
「ミヤビさん、エクセ姐さん」
「リディアンが・・・。あっ?」
そして翼は高台にある人物を発見する。
「櫻井女史!?」
「フィーネ! お前の仕業か!」
「フフフフ・・・・ハハハハハ!」
了子、フィーネは笑う
「そうなのか? 、その笑いが答えなのか!? 櫻井女史!」
「けりを着けなきゃいけないクソッタレ! フィーネだ!」
そして
メガネを外し、
髪をほどく。
光に包まれるフィーネ。
「嘘・・・?」
そしてクリスの時とは違い金色に変わったネフシュタンの鎧をフィーネは来ていた。
今回も最後まで読んでくれてありがとうございました。