ゼンガーみたいな立ち位置の女が生きるシンフォギア世界   作:のうち

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第42話

奏、翼、クリスのギアが限定解除され、響も超機人と融合し、エクスドライブと同等の質力を出している。

 

 四つの希望が絶望の淵より光り輝き立ち上がる。

 

「皆の歌声がくれたギアが、私に負けない力を与えてくれる。クリスちゃんや翼さん、奏さん、もう一度立ち上がる力を与えてくれる。歌は戦う力だけじゃない、命なんだ」

 

  「高レベルのフォニックゲイン・・・こいつは二年前の意趣返し」

 

『んなことはどうでもいいんだよ!』

 

 「念話までも・・・限定解除されたギアを纏ってすっかりその気か!」

 

フィーネが杖を掲げると、杖から放たれた光からノイズが出現する。

 

『またノイズか、そろそろネタが尽きたみたいだな』

 

『世界に尽きぬノイズの災禍も、すべてはお前の仕業なのか?』

 

『ノイズとは、バラルの呪詛にて相互理解を失った人類が、同じ人類のみを殺戮するために作り上げた『自立兵器』』

 

フィーネの問いに響たちは驚いた、ノイズが人が人を殺すために作られた兵器!?

 

『人が、人を殺すために…!?』

 

『『バビロニアの宝物庫』は扉が開け放たれたままでな、そこからまろびいずる十年一度の『偶然』を私は『必然』と変え、純粋に力へと使役してるだけの事』

 

『また訳の分からねえことを!』

 

クリスが言い放った瞬間ノイズが襲い掛かるが、難なく避け切る。

 

『今更ノイズの攻撃でやられると思うなよ・・・っ!?』

 

フィーネが天に掲げた杖が緑色の光を放っていた。

 

「墜ちろぉぉぉ!」

 

杖から放たれた光は空に放たれ、街に無数に拡散される。

 

拡散された光はノイズへと変わり、その数は道路を埋め尽くし、巨大な個体は建物を破壊し、飛行型は空を覆い、そして街はノイズに埋め尽くされてしまった。

 

「あっちこっちから!」

 

「ならば、手分けしてノイズの殲滅を翼、響、クリス」

 

「あいや、ちょっと待たれい!」

 

「エクセレンさん、ミヤビさん」

 

「私達が雑魚を片付ける。奏、翼、クリス、響、お前達は本命を叩け。」

 

ミヤビの提案に響達は驚く。

 

「あの数を2人で相手するつもりか!?無茶だ!」

 

「大丈夫V、心配しないで私達はそんな簡単にやられる程、柔な人間じゃないのよ。」

 

「けど・・・」

 

「4人とも、頼むわ。」

 

 三人に頭を下げる。

 

三人は少し考え、そして。

 

「・・・わかった、此方は任せてくれ」

 

「あんたらの分までフィーネの奴をぶっ飛ばしてくるからよ。」

 

「・・・・任せた。」

 

 エクセレンとミヤビはギアを纏い、ノイズの群れに向かっていく。

 

  ミヤビsideエクセレンと共にノイズの大群の中に飛び込む。

まずは広範囲攻撃のできる【クレアモア】でノイズ達を一網打尽にする。

「クレイモアーー!!」

私の掛け声とともにクレイモアは大量のベアリング弾を発射し、空中にいるノイズ達の大群を一掃する。

「よし!これで・・・ってまだこんなに残ってるの?」

「どうやらそうみたいね、でもまぁこの程度なら問題ないかな」

エクセレンはオクスタンランチャーを両手に一丁づつ持ち構ると、

「オクスタンランチャー、モードWにセット、撃ちまくりタイム行くわよ。」

 

「今のうちに!」

私は一気に跳躍し、巻き付いたノイズの群れごと上空へ跳ぶと、そのまま落下しながら残りのノイズの群れを切り裂き、拘束していたノイズの群れもめて切断した。

「これでおしまい、と」

エクセレンの方を見ると、彼女は既にノイズの群れを撃ち抜いており、全てのノイズを倒されていた。

「相変わらず凄いわね、その銃捌きは」

「これぐらい普通よ、それより」

と倒した部分を埋めるかのようにまたノイズが迫ってきていた。

 

 「やばいな。私達にもexドライブがあれば」

 

「そもそもが限定解除も何もない試作型の強化を目的にした特機型シンフォギアだしね。」

 

 「文句を言ったところで変わらないか。」

 

「この戦い、私も混ぜてもらおうか。」

 

 「あなた⁉︎・・」

 

「黒いヒュッケバイン・・・・」

 

 「・・・・今は話している時間はないわ。話せることだけなら後で話してあげる。私のことはとりあえずはレイツェルとでも読んでおきなさい。」

と黒のヒュッケバインを纏う彼女は飛び立ち、ノイズに向かっていく。

 

 「ミヤビ・・・、あの人って」

 

「ああ、まあ、後で詳しく聞けば良い。響達の所に邪魔をさせる訳にはいかない。久々にあれをやるぞ。」

 

 「あれって、もしかして⁉︎」

 

「そう、ランペイジ・ゴーストよ。」




今回も最後まで読んでくれてありがとうございました
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