ゼンガーみたいな立ち位置の女が生きるシンフォギア世界 作:のうち
ニ課の検査を受け、自分にシンフォギアを纏う適正はないことをしり、そしてそれを改善できる手段がありながらも大変な副作用のこともあり、それを投与するには奏本人の了承だけでなく、現在の保護者としてのエレナの了承を得る必要があるという。奏はあんなに大々的に大喧嘩をしてしまった為に帰るわけにもいかず、家に帰る気にもならず、街をふらついていた。
奏が2時間ほど街を歩き回ったころ、そういえば昼から何も口にしていなかったかことを思い出し、体もそれを思い出したのか腹の虫がなく。何処かに店がないかを探し、あたりを見回す奏に声をかけようとする女性が近づいてきた。
「奏ちゃんじゃないか、どうしたの?こんなところで」と声をかけられたバーテンダーの格好にオレンジ色のサングラスをかけた女性が買い物袋を持って奏に話しかけてきた。
「・・・・・ヴァレリーさん」
「こんな時間に本当にどうしたの?。とりあえずうちの店にいらっしゃい。」と奏はヴァレリーに連れられていつだったか、翼と一緒に連れてきてもらったトロンベにやってきていた。
まだ開店前なのか、店の中にはヴァレリーやレオナといった店員の他に奏以外誰もいない。カウンターに黙って座ってるいるとエルザがコーヒーを出す。
「ごめん。今の時間帯ではこんなものしか出せなくてもう少ししたら食事を出すから待ってて。」
「ありがとうございます・・・・・」
「それで何があったのか。教えて貰えるかな。」
とヴァレリーは奏のことについて質問をする。
「・・・・・・・」
「ふむ、何かしら話した方が楽になる時もある。少しでもいいから話してみないか、普段から一緒にいる奴より、偶にしか合わない奴にしか素直に話せないこともあるだろう。」
「・・・・・・・、実は・・・・・」とエレナとのことを今日起こったことを機密事項に抵触する部分を省いて話していく。
「そう、エレナがそんなことを、だけど今の奏の精神状況を鑑みるにエレナの考えもわからないことではないわ。」
「だけど、私の気持ちを軽くみられてる。このひと月の間に見つけた安心して心を預けられる人に否定された気分だった。エレナさんは私が必要とするものが何なのか、何処にあるのかを知っていて黙ってたんだ。それを許せない。そんなことで頭がいっぱいだった。」
「・・・・少し、少しだけ昔の話をしようか・・・」
とヴァレリーは奏に自分やエレナがまだドイツ軍いた時のこと話していくことしたのだった。
今回も最後まで読んでくれてありがとうございました。