ゾンビ世界をワンピース概念を駆使して生き残る   作:十四-toshi-

3 / 6
3話

1 拠点を見つけよう! CLEAR 報酬:チュートリアルボックス

 

 

 

2 ゾンビが現れる日没までに食料を確保しよう! CLEAR 報酬:肉

 

 

 

3 ゾンビを観察しよう!

 

 

 

4 ゾンビを倒してみよう!

 

 

 

食べかけのマンガ肉を一旦ボックスに入れ直し

そっとカーテンを開ける。

暗くなった交差点に人影が3つ

酔っぱらいのような足取りでふらふらと何かを探すように歩き回っているそれは、

 

「ゾンビだ…」

 

思わず口に出てしまった。

二階にいることもありゾンビには聞こえなかったようだ。

 

真っ暗で電灯はついていないが、そのおかげが今夜は月明りが綺麗だ。

これならなんとか使えるだろう。リュックを漁り双眼鏡を手に取った。

 

 

典型的なゾンビだ。

走ることはないしゾンビ同士でコミュニケーションを取っている様子もない。

良かった…走るゾンビは解釈違いなのだ…

変異型とか動物ゾンビならば許せるが一般のノーマルゾンビが走ることはゆるせない

 

しかしまだ分からない獲物を見つけた途端に走り始める奴らもいる。

さてどうしたものか…

 

 

そうだ何かを投げてみよう!

そう思い立つが飲み干してしまったペットボトルでは交差点まで届かないし

他のペットボトルを投げて無駄になってしまうのも勿体ない。

何かないかなとリュックを漁ろうとしたときに報酬を思い出す。

肉だ!!

 

あの肉を全部食べて残った骨を投げてみよう!

ボックスに視線を向ける。

 

「無い…」

 

先ほどボックスに置いた食べかけの肉が無くなっていた。

 

確かにボックスに入れたはずなのに…

そう思いながらボックスに手を置くと脳内に

 

食べかけの肉×1

 

と浮かんだ。

もしやと思い、食べかけの肉と念じながらボックスに手をいれる

何かをつかんだ感触があり、引き抜くとあの肉だった。

 

これは良いものを手に入れた!

とりあえずリュックを入れてみるとすんなりと入っていった。

 

肉を食べながらボックスを検証する。どうやら一旦入れてしまえばリュックの中身だろうと個別に管理され個別に取り出せるようだ。

これならこのボックスさえ持っていけば拠点の移動も楽になることだろう。

 

肉を食べ終わり外をも一度観察する。

骨を投げるのは良いがゾンビに俺自身が気づかれるのは避けたい。

交差点のなるべく遠くに投げよう。

夢のマンガ肉は骨になっても存在感と重量があり、これならば遠くまで飛ばせそうだ。

 

周囲を確認しボックスが置いてある二階の部屋からベランダに出る。

見渡せる範囲だと交差点の3体が今いるゾンビだろう。

骨を投げた後にすぐ身を隠せるように気を付けながら振りかぶる。

 

 

骨は交差点を抜けその先の家のガラスを盛大にぶち破った。

 

 

骨がいい感じだったのか、自分が力み過ぎたのか、

まるでマンガのようなすっぽぬけだ。

あるいはこれもワンピースの概念の一種なのだろうか。

 

意識をゾンビに戻すとゾンビたちはガラスが割れた家のほうによたよたと向かっている。

良しゾンビたちは走らない!

 

件の家の前に着いたゾンビは玄関のドアに縋り付き始めた。

某ゲームのゾンビのようだ。ガラスが割れた窓ではなく家に着き一番最初のドアに向かうあたり知能も高くなさそうだ。

 

恐らく聴覚での索敵がメインで視覚もかろうじてあるのだろう。

あとは嗅覚も試したいところだがわざわざ夜に確かめる事もないだろう。

 

今夜はこのくらいにして明日に向けて寝るとしよう。

 

 

 

朝、目を覚まし水分補給とカロリーバーで朝食を済ます。

外を確認するとゾンビたちはまだいる。

驚くことに件の家のドアが全壊とはいかないが壊れかけている。

破壊することはあきらめたのか道路に出ている個体とドアの前をうろうろしている個体がいる。

自分の家で試さなくてよかった…

もう何体かゾンビが集まれば普通のドアであれば破壊されてしまうだろう。

ゾンビの力を甘く見ていた。さて観察を続けたいが、あのドアを見てしまうと少し萎縮してしまう。

 

ボックスの中身を確認しながら思考する。

 

外を確認しながら装備を整えていると丁度、俺に家の近くにふらふらと向かってくるゾンビが一体。チャンスだ。

 

 

まずゾンビの嗅覚を確認したい。

今回は戦うことは考えず、すぐに逃げれるように軽装で外に向かう。

大体15メートルくらいでゾンビがキョロキョロし始めた。

これは嗅覚というよりも俺の足音に反応している気がする。

音には気づいているが、場所までは分かっていない。

 

そして怖くてそれ以上近づけなかったが5メートルくらいで俺を感知した。

うめき声をあげながらよたよたと近づいてくる。

 

すぐに全力ダッシュで家に戻る。

 

やっぱり怖い。ドアを破壊しかける力だ、うかつに近づけない。

 

 

恐らくこのゾンビたちは

聴覚>視覚=嗅覚

だと思う。

 

まぁよくあるノーマルゾンビでひとまず安心だ。

 

 

3 ゾンビを観察しよう! CLEAR 報酬:サーベル

 

 

主人公が食べる悪魔の実は(ロギア・原作)

  • 原作の海賊キャラから
  • 原作の海軍キャラから
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。