魔入りました!入間くん if Episode of ポケットモンスター   作:MTHR

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ミブリム回です。
主人公達が介入する余地ないので、短めになっております。


35話 ミブリムの気持ち

 エンジンシティのジムリーダーカブの情報により、黒いレックウザがガラル鉱山に向かって行ったという情報を得たライジングボルテッカーズは、ダイアナが住む古城より先にガラル鉱山を目指すことにした。

 

 ガラル鉱山に向かうのはイルマ・リコ・ロイ・フリードの四人。バチコを筆頭とした残りのメンバーはエクスプローラーズを警戒して船に残っている。

 ずっと会いたいと思っていた黒いレックウザが近くにいるかもしれないと、ロイとホゲータは鼻唄を歌いながらガラル鉱山への道を進み、その後ろからイルマ達も続いていく。

 

「分かれ道だね」

「ねぇ、リコはどっちがいい?」

「えっ?えっと……」

「じゃ~あ……こっち!」

「そっちで大丈夫!?」

「分かんない時は、取り敢えず進む!」

「まぁ迷った時は、戻って別の道を江良べばいいだけさ」

 

 走り出したロイに続き、イルマ達は右の道を歩き出す。

 

 しかし、右の道を歩き始めてから数分後、空を覆った分厚く雲から、ポツポツと雨が降り始め、五分もしない内にどしゃ降りになった。

 

「急げ!逆のルートに戻るぞ!山小屋で雨宿りだ!」

 

 雨に打たれてびしょ濡れになりながら、イルマ達は慌てて分かれ道の左側を進み、数m先にあった山小屋の扉を開け、なかに入った。

 

「おじゃましま~す」

「誰もいないのかな…?」

「こういう山小屋は皆のもの。非常時は誰でも使っていいんだ」

「それはありがたいですね…ヘブシッ」

 

 イルマ達は濡れた髪や服を手で払ったり、ハンカチでポケモン達を拭いたり、竈の面に変わったオーガポンの炎の棍棒で服を乾かす。

 扉のガラスから外の様子を伺ったフリードは、面倒そうに呟いた。

 

「こりゃしばらく止みそうにないな……」

「え~、そんなぁ……」

「仕方ないよ。雨が止むまで、ガラル鉱山に行くのは止めておこう」

 

 ホゲータの体を拭いてやっているロイが不満そうに声を上げるも、雨が降っているなかでまだまだ先にあるガラル鉱山に行くことは出来ない為、モクローとイーブイの体を拭きながらオーガポンの棍棒で暖を取るイルマが苦笑いしながら宥める。本来、イーブイは船に居候している身であり、ガラル鉱山に同行する必要はなかったのだが、出発時に同行の意を示した為、こうして一緒に行動をしていた。

 その時、体を震わせて水気を取ったニャオハが、山小屋の中にあった木箱を覗き込んだ。

 

「ニャアッ!」

「どうしたの?……!」

 

 その様子に疑問を抱いたリコは木箱の中身を覗き込んでみると、その中にいた者を見て目を見開いた。

 

 そこにいたのは、ピンクと水色を基調とした体に魔女の帽子またはナイトキャップを被っているように見える、一頭身の妖精のような姿をしたポケモンだった。そのポケモンは木箱を覗き込むリコ達に気付くこともなく、木箱の中で横になっている。眠っているのだろう。

 

「リコ、何かあったの……って、ポケモン?」

「ミブリムだ……こんなところにいるなんて珍しいな」

「寝てるのかな…?」

 

 同じ様に木箱を覗き込むイルマ達。

 ポケモン博士であるフリードの知識の中にはバッチリとそのポケモンの情報が入っているらしく、山小屋にそのポケモン──【ミブリム】がいるということに驚き、ロイはスマホロトムを取り出してミブリムの情報を検索する。

 

『ミブリム。おだやかポケモン。エスパータイプ。生き物の気持ちをキャッチする。強い感情を浴び続けてしまうとくたびれてしまう為、要注意』

 

(気持ち…感情をキャッチするポケモンかぁ……ラルトスと似ているな。あの子元気かなぁ……)

 

 スマホロトムが読み上げた説明文に、イルマは今は関係ないことだと自覚しながらも、オリーヴァの森で出会った色違いのラルトスを思い出した。尚、この男は今頭の中で思い浮かべているポケモンが、実は今ブレイブアサギ号でひっそりと暮らしている事に気付いていない。

 

「強い感情ってなんだろう…泣いたり怒ったりとか?」

「傍で泣いてる人がいたら、悲しくなるみたいな?」

「分かる…昔食堂で飯食ってたら、厨房で夫婦喧嘩が始まって、味分かんなくなっちゃったんだよなぁ……」

「「はぁ?」」

「…ッ、ミブリムは、店の外でもそんな喧嘩を感じるくらい、繊細なポケモンなんだ!」

「…大体分かりました」

「イルマは分かったの!?」

「何一つ分からない……」

 

 フリードの意味不明な例えにイルマだけが理解を示す。そんな中、木箱の中のミブリムを覗き込み続けていたニャオハが、ミブリムを見ながらリコに何かを訴えるように鳴く。

 

「どうかしたのニャオハ?」

「ニャオ、ニャ~」

 

 リコは再び木箱の中のミブリムを覗き込み、頬に手を当ててみる。

 

「……何か、様子がおかしい……ごめんロイ、私、船に戻る!」

「え?」

「モリーに見せなきゃ!」

「おい、リコ!」

「ちょっと!?」

「待てってば!」

 

 リコはミブリムを抱き上げ、山小屋を飛び出して雨に濡れるのもお構いなしにブレイブアサギ号を止めてある方角へ走り出した。イルマ達も、雨に濡れながらもリコを追いかけた。

 

 リコの腕の中にいたミブリムは、抱き上げられ、雨に濡れる感触に目を覚ます(目は前髪のようなものに隠れて見えないが)。顔や髪が雨に濡れるのも構わずに走り続けるリコを見上げたミブリムは、自然と口角をつり上げた。

 

 

 

 

 

 

 船に戻ったリコ達は、濡れたままだと風邪を引いてしまう為、一度マグマッグとトロッゴンが住みかとしている機関室で濡れた服を干した(ぐるみんの着ぐるみと一緒に)後、リコはミブリムをモリーのいる救護室に運んだ。

 モリーの診察の結果、ミブリムは体に怪我や異常は無く、心の問題を抱えているとの事だった。

 明確な対処法が分からないと言われ、リコはミブリムの面倒を見たいとモリーに懇願し、穏やかな人間に心を開くポケモンであるミブリムにとってもそれが良いとモリーも頷いた。

 

「何はともあれ、ガラル鉱山の調査は明日かぁ。まぁ、こんな日もあるだろうね……よし、乾いてる。ありがとう、トロッゴン」

 

 ミブリムがモリーの診察を受けている間、トロッゴンの熱によって瞬く間に乾いたジャケットと帽子を回収したイルマは、トロッゴンに礼を言いながら上着を肩掛けして帽子を被り、モクロー達と共に自室へと向かっていく。

 

「ぽに?」

「どうしたの、オーガポン?……って、ミブリム?」

「ミッ!?」

 

 その時、オーガポンが何かに気付いたように後ろを振り返り、イルマ達もつられて後ろを振り向くと、そこにはモリーの診察を受けていた筈のミブリムが、物陰から顔を覗かせている光景だった。

 顔を向けられて驚いたような声を上げるミブリムに、イルマは声を掛ける。

 

「そんな所でどうしたの?元気になった?」

「もふもふ」

「ぽにー!」

「ぶいっ!」

「ミィッ!?ミッ、ミッ、ミッ、ミッ……」

「って、あれ?」

 

 イルマ達がフレンドリーに話し掛ける。

 しかし、声を掛けられたミブリムは怯えたようにビクッと体を震わせ、背を向けて走り出してしまう。イルマが呼び止めようとするも、既にミブリムの姿は遠くなっていった。

 

「行っちゃった……」

「もふ~?」

「ぽに」

「ぶい……」

 

 ミブリムが去っていった道をしばらく眺めているイルマ達。

 

「どうしよう、追いかけた方がいいかな…?」

「もっふ、もふもふもふ」

「えっ、止めた方がいい…?」

 

 追おうかとも考えるイルマだったが、モクローが「止めておけ」というように首を振るため、仕方なくそっとしておくことにした。ミブリムは明らかに自分達を怖がっていた風だったので、追いかけて余計なストレスを与えないようにする為に、追いかけることはせずに自室へと戻っていった。

 

 

 

 

 

 

 一方、イルマ達から逃げ出したミブリムは、そのまま船内の人間やポケモン達から距離を取るように船の中を走り回っていた。

 

「ミッ!?」

「ラルッ!?」

 

 その時、廊下の曲がり角に差し掛かった所で、走り続けていたミブリムは曲がり角で、向こう側にいたポケモンと衝突してしまった。ミブリムとそのポケモンは互いに尻餅を着き、ミブリムはお尻の痛みに顔をしかめながらも、目の前でぶつかったポケモンの姿を見た。

 

 そこにいたのは、白い体に自分と同じ様に前髪のような部分で目が隠れ、頭にハートを模したようなオレンジのツノを持ったポケモン──ラルトスだった。

 

「ラルル……ラルッ!?」

「ミッ!?」

 

 ラルトスは床に打ち付けた頭を抑えつつ立ち上がると、目の前にいたミブリムの姿を見て、怯えたようにビクッと方を震わせると、次の瞬間、ラルトスの体がシュンッ!という音と共に消え去った。瞬間移動を行う技“テレポート”だ。

 

「……」

「──ったく、予報晴れじゃなかったのかよ……お陰で洗濯やり直しだぜ」

「ジュジュ…」

「……ミッ!?」

 

 少しの間だけラルトスがいた場所を見ていたミブリムだったが、背後からバチコとジュナイパーの声が聞こえてきて、身を震わせた。同時に、天気予報が大外れしたせいで洗濯をやり直す羽目になってやや苛立っているバチコとそれを呆れたように宥めているジュナイパーの感情を感じ取り、ミブリムは再び人気のない場所を求めて走り出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 自室へと続く道を歩いていたイルマは、リコとロイ、そして珍しく部屋から出てきているドットが、曲がり角で隠れて何かの様子をうかがっている光景が目に入った。

 

「三人とも…何してるの?」

 

 流石に気になったのか、イルマは訝しげな表情でリコ達に後ろから声をかけた。

 

「あっ、イルマ……実は、ミブリムがいなくなっちゃって…」

「それでね、あの箱を使って」

「…そうなんだ。あそこまで罠の仕組みがあからさまな状況に飛び込んでくるか分かんないけど」

 

 彼等の視線の先に目を向けてみると、そこにはポケモンフーズが入っている容器を乗せた空の段ボールが置かれていた。箱の上にあるポケモンフーズを食べようとすると蓋が抜けて箱に入ってくるという仕組みらしいが、余りにも罠だと分かりやすすぎる。

 

「……ぶぃ?」

「あぁ、イーブイは始めてだったね。彼はドットだよ」

「ぶぃっ!」

「う、うん……」

「クワッスー!」

 

 基本的に部屋から出てこないドットを始めて見て首を傾げるイーブイをイルマが抱き上げてドットと目線を合わせさせて紹介する。

 その時、ロイが仕掛けた段ボール箱から「ドサッ」という音が聞こえてきた。まさかミブリムが罠にかかったのかとリコ達は一斉に段ボールの元に集まると、段ボールから罠にかかったポケモンが顔を出した。

 

「ホゲーーッ!」

 

 それは、ポケモンフーズを口に含ませて声を弾ませるホゲータであった。

 

「上手く行くと思ったんだけどなぁ……」

「っていうか、ミブリムならアッチで見たよ?」

「それ本当!?」

「う、うん……」

 

 イルマが先程ミブリムが走り去った方角を指差すと、リコとロイがズイッと顔を寄せてきて、イルマは一歩下がりながらもそれに頷く。

 

「……っていうか、見てたんならそれ最初に言えよな…」

「ご、ごめん。僕達の事怖がって逃げてたみたいだから……けど、10分近く前の話だし、僕が見た方向にいるとは限らないよ」

「それじゃあ、手分けして探そう。僕とホゲータはこっち!」

「OK!行こう、クワッス」

 

 ロイとホゲータ、ドットとクワッスは、それぞれ別の方向に向かって歩きだし、その場に残されたイルマとリコ。

 ロイとドットの背中を見送ったイルマは、隣でどこか思い悩むような表情をしているリコに声を掛ける。

 

「……モヤモヤしてるね?」

「……うん。私、何となくだけど、ミブリムの気持ちが分かる気がする。……突然知らない場所に連れてこられて、周りは賑やかな人達ばかりで、不安になる気持ち…」

「成る程……余りの他人の感情を感じとりたくないってことか」

 

 人の感情を自動的にキャッチしてしまい心が疲労しているミブリムは、気絶している間に知らない場所に連れてこられ、強い感情を持つものが多いライジングボルテッカーズの賑やかさが、外が嵐な事もあり、船にいる人間やポケモン達の感情をキャッチしてしまうミブリムを不安にさせているのだろうというリコの推測に、イルマは腕を組んで唸る。

 その時、展望室で見張りをしているヨルノズクの鳴き声を聞き、イルマとリコは顔を上げる。

 

「今のって、ヨルノズク…?」

「もしかしたら……行こう、ニャオハ」

 

 その鳴き声を聞いたイルマは首を捻り、リコは何か思い当たる節があるらしく、ニャオハを抱き上げて展望室に向かおうとする。そんなリコに、イルマは再び声を掛ける。

 

「ミブリムを連れてくるの?」

「…ううん。私は、ミブリム伝えたいことがあるだけ」

 

 そう言って、リコはニャオハを抱えて展望室に向かっていった。

 

 

 

 

 

 

 

「めっちゃリラックスしてる…」

「寝ちゃってる……」

「疲れてたみたい……」

「よっぽど強い感情を浴び続けてたんだろうね…」

 

 10分後、展望室から戻ってきたリコの上着のフードの中には、ミブリムが入って、安らかな寝息を立てていた。図鑑説明にもあった通り、強い感情をキャッチし続けて疲れていたのだろう。ドットの言う通り、リコのフードの中で、リラックスしているようだ。

 展望室でリコがブレイブアサギ号に来たばかりの頃の話をして、不安になる気持ちが分かると伝えた事でミブリムは、リコに心を開いてくれたのだ。

 フードの中のミブリムを起こさないように小声で話ながら、寝るっているミブリムを見ていたイルマ、ロイ、ドットは感心したように声を上げる。

 

「リコって凄いよなぁ…オリーヴァの時も思ったけど、ミブリムの気持ちも分かるなんて…」

「そ、そうかな……?」

 

 ロイの言葉に答えながら、リコはフードの中のミブリムを見て自然と笑みを浮かべる。

 

「…リコ、元気になったみたいだね。良かった」

「え?私、元気なかった?」

「自覚なしかよ……」

「……へへ、ごめん。って、ニャオハは?」

「ニャーーッ!」

 

 ニャオハの弾んだ声が聞こえて皆がそちらに目を向けてみると、ニャオハは何故か段ボール箱に頭を突っ込んで、廊下を滑っていた。

 

「何やってんだ…?」

「楽しい?」

「ニャオハ--ッ!」

 

 リコの言葉を肯定するように、ニャオハは段ボールを被りながら笑顔で鳴いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 翌日。

 ミブリムはすっかりリコに懐いたようで、起きている間でもフードの中でリラックスしているようだった。

 しかし、ミブリムは強い感情を持つものが多い場所は暮らしにくいため、雨も上がったので、リコ達は雨宿りに立ち寄った山小屋でミブリムを返しに行くこととなった。その後は、そのまま黒いレックウザが目撃されたと言うガラル鉱山に向かう予定だ。

 

 そうして山小屋に辿り着くと、リコはミブリムをソッと地面に立たせた。

 

「さよなら、元気でね」

「ニャー……」

 

 森の奥へと歩いていくミブリムの背中をどこか寂しそうに見つめているリコの表情を見つめていたニャオハは、森の奥に向かって歩いていくミブリムの前に立った。

 

「ニャオハ?」

「ニャー、ニャオハ-、ニャー…ニャン」

 

 リコが相棒の行動に疑問符を浮かべるなか、ニャオハはミブリムに何かを語り掛けるように鳴き続ける。そんなニャオハの言葉を黙って聞いていたミブリムは、やがて踵を返して走り出し、リコの腕の中に飛び込んだ。

 

「ミブリム……一緒に来てくれるの!?」

「……ミミミッ!」

「…ッ!始めて声が聞けた!!」

 

 リコがミブリムを高く持ち上げ、ミブリムは嬉しそうに笑顔を浮かべて足をバタつかせる。

 嬉しそうにミブリムを抱き締めるリコに、フリードは小型化したモンスターボールを取りだし、リコに差し出した。

 

「…リコ」

「うん!」

 

 リコは受け取ったモンスターボールのボタンを押すと、ボールは通常のサイズまで大きくなり、リコは両掌に乗せたモンスターボールをミブリムの前に持ってくる。

 

「一歩踏み出してくれてありがとう……一杯、貴方に嬉しい気持ちを届けるね!」

 

 ミブリムが垂れ耳のようなものでモンスターボールのスイッチに触れると、モンスターボールが開いて、ミブリムはその中に吸い込まれていく。

 

キュインキュインキュイン…カチッ!

 

「…ミブリム、ゲットです」

 

 手の中でモンスターボールが揺れ、星のエフェクトと共に音が鳴る。

 ミブリムが入ったボールを胸の前に持っていき大事そうに呟いたリコは、直ぐ様ミブリムをボールから出した。ニャオハがミブリムに近寄って前足を差し出すと、ミブリムも垂れ耳で前足に触れる。これからもよろしくという意志疎通なのかもしれない。

 

「ミブリムが心開くなんて大したもんだ」

「リコじゃなきゃ出来ないよ!」

「リコの才能だね」

 

 フリード達の言葉を聞きながら、リコはフードの中には入り込むミブリムを見ながら考える。

 

(私にも得意なことがあるんだ……ミブリムに会って、ミブリムの事を考えていたら、私の事も、少し分かった気がします)

 

 リコの脳裏に、一昨日の夜のイルマが言った『色んな出会い経ていく内に、自分でも知らない自分を見つけていっている気がする』という言葉が浮かび、本当だったなぁと笑みを浮かべた。

 ミブリムとの出会いが、自分でも知らなかった自分を知ることの出来る切っ掛けになってくれた。 

 

「私、ポケモンが好き!もっとポケモンの気持ちを知りたい!だから、そんなトレーナーになりたい!」

 

 リコが自信の思いを口にすると、フリードは頷きながら空を見上げる。

 空は快晴。ロイ曰くレックウザ日和だ。

 新たにミブリムを仲間に加えたリコは、仲間達と共にレックウザを探してガラル鉱山を目指して進路を取った。

 

 




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