IS 少女の怨嗟と憎悪による復讐   作:来亜

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これは仮面ライダー龍騎の力をもつISを使って少女がくりひろげる物語です。






第一話

「ここね。」

 

わたしはIS学園の校門前にいた。

 

「・・・きた。」

 

校門から黒いスーツを着た凛とした女性がこっちに向かって来た。

 

「おまえが転入してくるやつだな?」

 

「・・・・」

 

「私は、1年1組担任の織斑千冬だ。神崎幽で間違い無いな?」

 

「・・・はい。」

 

「ついてこい。このまま教室に案内する。詳しい説明は放課後に話す。」

 

「・・・・・」

 

わたしは黙って織斑千冬についていった。

 

 

 

 

カっカッカッカッカッカッカッカッカッ

 

 

わたしたちは一言も会話せず廊下を歩いていた。

 

すると織斑千冬が

 

 

「神崎。」

 

「・・・はい。」

 

「おまえ、私と会ったことはないか?」

 

「・・・・・ひとちがいでは?」

 

「そうか、悪かったな。つまらんことを聞いた。忘れてくれ。」

 

「・・・・・・・」

 

しばらくすると

 

「ここが教室だ。私が入っていいというまで待っていろ。」

 

「・・・はい。」

 

 

そういうと織斑千冬は教室へと入って行った。

 

 

 

 

そして

「今日は転入生が来る。入ってこい。」

 

「・・・・」

 

ガラッ

 

わたしは無言で教室に入った

 

「自己紹介をしろ神崎。」

 

「・・・・・・神崎幽」

 

「「「「「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」」」」」

 

「・・・・・・・・・・・」

 

 

「・・・なにか言うことはないのか?」

 

 

「・・・・国家代表をやっている。」

 

「「「「「・・・・・・・・・・・」」」」」

 

「「「「「えええええええーーーーーーーーー!!!!!!!」」」」」

 

 

「この年で国家代表?!」

 

「すごーーーい!!」

 

「今のうちにサイン貰っちゃおうかしら!」

 

「クラスに二人も有名人がいるなんて!」

 

ふと前を見ると織斑千冬の弟、織斑一夏がわたしを見ていた

 

 

 

 

おれの名前は織斑一夏 このIS学園での唯一の男子生徒だ。ここ最近いろんなことが起きて困惑している。

本来受験する学校の受験会場で迷って気づいたらISのある部屋についた。そこで興味本位でISに触れたら急に情報が頭の中に流れ込んできた。そのあとはよく覚えていない。そのあとがバタバタしていたからな。ここに来た時にはクラスの視線がつきささるわ、千冬姉が現れていきなり出席簿であたまをぶたれるわでおれにひといきつくひまはないのか!と心の中で悪態ついていた。千冬姉が転入生が来ると言っておれは前を見るとその娘がやけに気になった。口では表せないけどとても印象的だった。その娘をじっと見ていると・・ 

 

 

ガン!

 

 

「いってぇ!」

 

「織斑、あまり呆けてるな。」

 

てて、また、殴られちまったよ。

 

「神崎そこの席に座れ。」

 

わたしは織斑千冬に言われた席に向かいそこに座った。

 

「よろしくな。」

 

「・・・・」

 

織斑一夏が話しかけてきた。

 

わたしは小さく会釈して前をむいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

休み時間

 

「な、なぁ、すこしいいか?」

 

「・・・・」

 

織斑一夏がわたしに話しかけてきた。

 

「・・・なに?」

 

「あ、いや、ゆ、幽は国家代表って言ってたよな?」

 

「・・・・・・・」

 

「えっと・・・・」

 

「・・・あなたは初対面の人間を名前で呼ぶのね。」

 

「あ、わ、悪い!いやだったか?」

 

「・・・好きに呼んでいいわ。」

 

わたしがそう言うと

 

「ほ、ほんとか?」と少し嬉しそうに言った。

 

 

 

すると

 

「ちょっといいか?」とうしろから声をかけられた。

 

振り向くと背が高くて髪を後ろに縛って少し不機嫌そうな顔をした女子がいた。

 

「箒?」

 

織斑一夏が彼女の名前らしき言葉を発した。

「・・・・・・」

 

わたしはそのまま黙って立ち去ろうとした。

 

 

「あ、幽!」

 

「・・・彼女はあなたに用があるみたい。」

 

わたしはそれだけを言って立ち去った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

授業

 

わたしは副担任の山田先生の講義を聞いていた。

 

「ここまででなにかわからない人はいませんか?」

 

山田先生はクラスに問いかけた。すると

 

「山田先生!」

 

織斑一夏が挙手をしながら返事をした。

 

「はいっ!織斑君!どこがわからなかったんですか?」

 

山田先生は自信有り気に答えた。

 

「全部わかりません!」

 

「・・・・えっ?」

 

・・・・・・・・

 

「こ、ここまでで他にわからなかった人はいませんか?」

 

・・・・・・・・・・・

 

「織斑、おまえの家に参考書が届いてたはずだ。必読と書いてあった厚手の本だ。」

 

織斑千冬が問いかける

 

「古い電話帳と思って捨てちゃいました!」

ガン!

「~~~~~~~っ!!」

 

「すぐに再発行してやる。1週間以内でおぼえろ。」

 

「でもあの厚s「おぼえろ。」・・はい。」

 

完全に自業自得だと思ったのは口にするまでもないわ。

 

「ったく、神崎、隣の席のよしみだ。参考書の内容をこの馬鹿におしえてくれ。」

 

「・・・・・・・・・」

 

「神崎?」

 

「・・・・放課後だけなら構いませんが。」

 

「そうか。織斑、そういうことだ。放課後は神崎に教えを乞え。」

 

「わかりました・・・。」

 

この時間の授業が終わり休み時間がはじまった。

 

「ごめんな。おれのせいで放課後付き合わせるようなことになって。」

 

 

織斑一夏が謝罪してきた。

 

「・・・・・・・」

 

わたしは気に掛けず前をむいていた。

 

すると

 

「ちょっとよろしくて?」

 

金髪の女子生徒がこちらに向かって来た。

 

「でも、おれちゃんと内容おぼえるからさ。」

 

「・・・・・・・」

 

「きいてますの?お返事は?」

 

「えっ?」

 

「・・・・・・・」

 

 

織斑一夏が女子生徒の存在に気づく。

 

「まぁ!なんですの?その返事は!このわたくしに声をかけられる時点で光栄なことなのに

なんですの?その態度は。」

 

女子生徒は怒った口調で織斑一夏に言い放った。

 

「ごめん。おれ、君のこと知らないから。」

 

「・・・・・・」

 

「知らない?!このわたくしを!?入試主席・イギリス代表候補生のわたくし

セシリア・オルコットを!?」

 

「知らないな。」

 

「・・・・・」

 

「まったく、これだから男は・・・」

 

セシリア・オルコットはぶつぶつ何かを言った。

 

「あっ、質問してもいいか?」

 

織斑一夏が質問を投げかけた。

 

「あら?急になんですの?まあ庶民の言葉に耳を傾けるのも貴族の務めですわ。何が

知りたいのですの?」

 

「代表候補生って何?」

 

「「「「「・・・・・・・・・・」」」」」

 

ズドンッ!

 

クラスにいた全員の人間が転んだ。(わたしを除く)

 

「あ、あ、あ、あ、あ」

 

「どうした?」

 

「あなた!!本気でおっしゃっていますの?!!」

 

「おう。」

 

「・・・代表候補生というのは、言わば国家代表になれる人間のこと」

 

「・・・つまりセシリア・オルコットは「そうっ!エリートのですわ!」

 

「でも、幽よりはすごくないってことだよな」

 

「・・・・・・」

 

また面倒なことを・・・

 

「あ、あなた、わたくしを侮辱するんですの!?」

 

「・・・たしかにわたしに強くものを言えないのは事実」

 

「うっ。」

 

「・・・さきほどからわたしに何も言ってこないのが証拠」

 

「ううっ。」

 

そんなつもりはなかったのだが口がすべった。

 

おや?休み時間もおわりかしら。

 

「あ、あなたたち、せいぜいにげないことですわ。」

セシリア・オルコットはそのまま立ち去った。

 

 

 

 

 

 

 

授業

 

講義中、織斑千冬が教壇に立った。

わたしは何か決めごとをするのだろうとそれを見ていた。

 

「これより再来週行われるクラス対抗戦に出場するクラス代表者を決める。

クラス代表者とは生徒会への報告、委員会の会議などに出席する者のことだ。

自薦でも他薦でもかまわん。だれかいないか?」             

 

 

わざわざやる義理は無い。

 

わたしは静かに目を閉じた。

 

「はいっ織斑君を推薦します。」

 

「私も推薦します。」

 

「わたしもっ。」

 

「なっ!なんでおれがっ!」

 

決定ね。これは覆らない。

 

「わたしは神崎さんを推薦します!」

 

何?

 

「あたしもーー!」

 

まずい。これは。 このままでは・・・

 

これからはむやみに代表と言わないほうがいいかも。

 

「なら、おれは神ざ「なっとくがいきませんわ!」

 

「そのようなものめずらしさなどで決めてはいけませんわ!だいたい男がクラス代表なんて

いい笑いものです!このわたくしに一年間、屈辱を味わえと言うのですか!?」

 

「・・・・・・」

 

「実力からいけばわたくしがクラス代表になるのが当然ですわ!」

 

「だいたい文化としても後進的な国に暮らさなくてはいけないこと自体耐え難い苦痛で、」

 

「イギリスだってそんな自慢できるとこないだろ。世界一まずい料理で何年覇者だよ。」

 

「な!?おいしい料理はいくらだってありますわ!あなた、わたくしの故郷を馬鹿にするん

ですの!?」

 

「別におまえが言えた義理じゃないだろ。」

 

「うぐぐ~!決闘ですわ!!言っときますが、わざと負けたりしたらあなたを小間使い、

いや奴隷してあげますわ!」

 

よかった。面倒事はどうやらこの2人が背負い込むらしい。

わたしは関与してない。

 

「神崎幽さん!!」

 

「・・・ん?」

 

おや?言いたいことでもあるのだろうか?

「わたくしは、あなたとも決闘しますわ!!」

 

 

 

「・・・・・何?」

 

どういうつもり?

 

(そもそも代表になったのは最近のこと。実力があるのかどうかもわからない状態。

わたくしにだって勝機はあるはずですわ!)

 

・・・なんてかんがえてるわね。なるほど

 

「あなたにも先ほど、さんざん言われましたからね。けじめをとらせてもらいます!」

 

「・・・・・・」

 

「何か言ったらどうなんです?」

 

「・・・・いいわ。」

 

「えっ?」

 

「・・・・勝負、受けて立つ。」

 

「決まりだな。」

 

織斑千冬が言った。

 

「勝負は1週間後の月曜日だ。放課後第三アリーナにて行う。織斑、神崎、

オルコットは各自で用意をしておけ。」

 

 

 

 

 

 

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