IS 少女の怨嗟と憎悪による復讐   作:来亜

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第九話

所属不明のISがわたしにむかってきた。

『ソードベント』

わたしはウイングランサーを取り出した。ISは巨大な腕をふりかざしてきたが、わたしはそれをいなして一太刀あびせてやった。わたしはおいうちをかけようとISにもういちど仕掛けるもISは距離をとりビームを連射した。わたしはそれを防いだあと、瞬時加速(イグニッション・ブースト)で距離を縮め、ウイングランサーで乱れ突いた。ISは攻撃を受けながらも、わたしを振り払う。わたしは距離をとった。

 

 

 

「すげえ・・・・。」

強い。本当に強い・・・。それがおれの感想だった。おれたちが苦戦してた敵をああも簡単に相手している。これが、国家代表の実力なのか。

 

「幽、あの強さ、国家代表なだけあるわね・・・・」

鈴は言った。代表候補生の鈴まで言うんだ。おれたちとは格がちがう。

「知ってたのか?鈴。」

「あたりまえじゃない。1年前ちょっと騒ぎになったぐらいよ。日本人がトルコの代表になったって。あたしは小耳に挟んだぐらいだけど。」

それは知らなかった。おれは幽が戦う姿を見ていた。

 

 

 

 

『ソードベント』

わたしはスラッシュダガーを手に取った。わたしは右手にウイングランサー、左手にスラッシュダガーをもった状態だ。これで決める。ISがわたしに攻撃をしかけてきた。ビームを発射してくるも、わたしはそれを防ぎ、じょじょにISに近づきつつあった。ISは肩のビーム砲を収束させた。わたしはスラッシュダガーを地面に突き刺した。

『アクセルベント』

わたしは懐に入りビームを収束している砲塔にウイングランサーを突き刺し、柄の部分を殴りつけた。ウイングランサーは貫通して、砲塔は爆発を引き起こし、その衝撃でISの巨大なうでは切断された。わたしはスラッシュダガーを引き抜き、そのままISの胴体に突きいれて上に切り上げた。ISは頭から胴体まで割れて横たわり動かなくなった。

「・・・・」

 

わたしはISを見下ろして引き上げようとした時、ゴゴゴと何か動くような音がして振り向くとISが、わたしにむけてビームを収束させていた。

「あぶない!」

 

織斑一夏の叫び声が聞こえたかと思うと、わたしに急速で向かってきていた。そのとき、

なにかがISの頭上に降りてきてISをふみつけた。ISはそのまま動かなくなった。

見るとそこには、ISと同じくらいの大きさの鋼鉄の巨人がいた。外見は、全身が緑色で2本の角をもち、右腕は大砲になっており、左腕ははさみのようになっていて、胴は厚い装甲でおおわれてて、ISの特徴である非固定浮遊部位がなかった。

巨人は左腕をかざしミサイルを撃ってきた。

10発以上のミサイルが弾道をえがいて向かってくる。

『ガードベント』

わたしはドラグシールドを2つ持ち、ミサイルを防ぐが、防ぎきれずうしろに吹き飛ぶ。

「ぐ・・・!」

『スピンベント』

わたしはガゼルスタップを取り、巨人に攻撃する。

ガギィン!! ガギィン!! ガギィン!!!

 

しかし巨人は、すこしよろめく程度で傷はほとんどついていない。

巨人は腕をふりかざしてわたしにめがけて振り下ろした。わたしはかわせずそのまま直撃して、巨人の目の前にひれ伏した。

「ぐあ・あ・・あ・・・ぐ。」

 

わたしは一瞬目の前が白くなった。絶対防御をすりぬけて、衝撃が襲ってきて、わたしは意識をほとんど奪われた。

ガシャン!!!

「ぐあああああ!!!・・・あ・・がはっ!!」

巨人がわたしを踏みつけてきた。わたしは吐血した。いまので内臓の一部が破裂したかもしれない。

メキメキ・・バキ・・バキ!

体からも嫌な音が聞こえる・・・・意識も薄れていく、ここで・・・死ぬのか?わたしは。

復讐できないまま・・・・逝くのか?

「幽ーーーーーーーーーーー!!!!!!!」

だれ?わたしを呼ぶのは・・・・・・・?わたしはそのまま意識を失った。

 

 

 

 

 

「やめろおおおおおーーーーー!!!!」

おれはあの緑の奴に突っ込んだ。

 

「一夏!!無茶よ!!!」

鈴の制止を無視してあいつに斬りかかった。あいつは左腕で幽をつかみ上げてこちらに投げてきた。おれは幽を受け止めた。そのあと、あいつが右腕の大砲でこちらに砲撃してきた。おれは幽をかばいながら砲撃を受けた。

「ぐあああああ!!!!」

 

いまのでシールドエネルギーは0になり動かなくなった。

「く・・・・」

「一夏!逃げるわよッ!はやくして!!あいつが!」

「あ・・・・」

 

あいつをみると、あいつについている火器がすべてこちらにむいていた。胴が開いており、そこには数十発のミサイルがあり、足には左右にキャノン砲がついており、こちらにむけてあった。両腕も同様だった。こちらは動けない。もうおわりだ。おれは死を覚悟した。

 

「一夏!!!」

「はやく逃げて!!!」

箒と鈴が呼びかけるも動けない。ごめんな、みんな。おれは覚悟した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『フリーズベント』

 

・・・・・・・・・・

いくら経っても攻撃してこない。おれはあいつを見てみると、あいつは動かないでいた。

おれは違和感に気付いた。近くに幽がいない。あたりを見渡すと幽はいた。しかし様子がおかしかった。ISは元々黒に近い色だったが、完全に黒くなっている。それに、なにか嫌な感じがした。

「・・・・・」

「幽・・・・?」

「・・っははははは。」

『ソードベント』

かわいた笑い声だった。幽はこちらを一瞥することもなく、剣を取り出し敵に向かっていった。あいつはまだ動けずにいた。幽はあいつの胴を斬りつけた。胴にはミサイルがあり、それが幽に斬られたことにより起爆した。おそらくあいつには大ダメージだろう。そのせいか、奴は起き上がれずにいた。

『ストライクベント』

幽はまた武器を取り出してあいつのあたまをドリルのように回転する武器で穿った。敵は完全に動かなくなった。

「あ・・・・。」

幽と目があった。だが今の幽はいつもの幽とはあきらかに違っていた。目は、いつも冷たい雰囲気をだしていたが、いまはまるで飢えた獣の目つきをしていた。

 

 

ピーーーーーーーーーーーーーーー

?なんだこの音は。動かなくなったあいつから発せられたようだった。

 

 

ピピピピピピピピピピピピピ

 

まずいぞ。おれが思っている通りなら・・・・。鈴も察したようだ。

「にげろおおおおおおおおおーーーーー!!!!」

ドガアアアアアアアアアアアアアアン!!!!

あの緑のやつが爆発した。幽を巻き込んで。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




今回使ったストライクベントとソードベントはメタルホーンとベノサーベルです。
メタルホーンに独自の設定を加えました。












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