クールビューティーな氷川さんと腐り目の比企谷君 作:速水さん
俺は今体を起こして周りを見た。今は授業中だがも終わっていた。後五分したらチャイムが鳴り昼休みとなる。俺は丸一時間寝ていた。
「比企谷君。また寝てたら紗夜ちゃんに怒られるよ?」
そういうのは俺の隣の席の丸山彩。彼女はPastel*Palettesのボーカルで俺のクラスメイトだ。
そんな彼女と俺が何故、話せてるかと言うと、たまたま俺がベストプレイスに着いた所に丸山が変なポーズをしておりそれを偶然見つけてしまい、そこから次第に仲良くなっていった。正直いまでも不思議なくらいだった。
「丸山いいか。問題はな問題にしなければ問題にはならないし、お前が言わなければ問題ない」
「なんかかっこいいこと言ってるけどそれだめだからね」
そう言って丸山は俺の腕をつかみながら懇願していた。そんなやり取りをしているとチャイムが鳴り昼休みになった。俺はいつものベストプレイスに行こうと準備をしていると教室の扉が開いた。
「比企谷さん!」
俺の名前を大きな声で呼んで俺のところに来る一人の女がいた。
「なんだ?氷川。大声をあげるな。俺は今から昼飯を食べに行こうと思っているんだぞ」
「それは後回しです。それよりもこの作文はなんですか?」
そう言って氷川は俺の机の上に紙を置いた。これは、、
「俺の作文だな。何故お前が持っているんだ?」
「平塚先生からもらいました。それよりもこの作文のテーマはなんですか?」
「高校生活を振り返ってだな。それがどうした?」
「どうしたもありません。こんな犯行声明みたいなのを何故提出しているのですか」
「振り返ってみたらこうなったんだ。てか、なんでそれで氷川が来るんだ?」
それなら平塚先生が直接俺を呼ぶはずなのに何故氷川をよこしたんだ?
「心当たりがないのですね。この砕け散れの後に書いてある文はなんですか?」
そう言われて俺はその文を読んだ。
「プラスとして風紀委員が毎回俺のところに来る。いったいこいつは毎回飽きずに俺のところに来て注意しては放課後も何かとついてきたりもする。それに文化祭以降からこいつと付き合っているのではと噂が立っている。俺の平穏な日常が脅かされている。俺はこいつに何をしたというのだ。こいつが毎回頼んでいるポテトをバレずに丸山と食べたのがもしかしてバレたのか?いずれにしろ毎回ポテトを食べているのがバレないのはあいつがポンコツだからだろう…………」
俺が続きを読もうとすると
「も、もう読まなくていいです。それに誰が読めと」
「流れ的に読むのかと」
「まぁ、いいです。平塚先生に私が文に書いてあると言われて先生からこの作文を受け取りました。最初は私ではないと思ったのですが後半から確信がわきました。そうですか、あなた方でしたか私のポテトを無断で食べたのは」
そう言いながら氷川が下を向きながら肩を震わしていた。(実際はたまたま紗夜が職員室に居て、平塚先生も忙しかったから、紗夜に頼んだと言うより押し付けた感じです。深い意味はありません)
「ひ、氷川!付け加えるなら丸山が食べちゃおうって言ったんだ」
「ちょと比企谷君?私じゃなくて比企谷君が食べよって言ってたじゃん」
「そうでしたか。比企谷さんとは後でじっくり話すとして、丸山さんには適任がいらっしゃいますからね」
「そ、そんなぁ~」
丸山がそう言ってるとまた廊下から声がした。それは俺を呼ぶものではなく
「彩ちゃん?ちょっといいかしら?」
「ち、千聖ちゃん?どうしてここに?」
「寄ってみたら、彩ちゃんが他の人の食べ物を食べてると聞いてね」
白鷺がそこにはいた。顔は笑ってるのに、全然笑っているように見えなかった。
丸山が絶望していて今氷川はそっちに目がいっているはずだから、この隙に逃げよう。
そう思って席を立ち教室から出ようとした所
「比企谷さん。どこに行くのですか?」
「は、話はもう終わっただろ?だから昼飯に……」
「また購買で済ますのですか?」
「まぁそうだな」
「それならお弁当を作ってきたのでこれを食べましょう。そして感想……いいえ、お話をしましょう」
そう言って氷川は弁当をどこからともなく出してきた。どっから出したんだよその弁当。
「わざわざ俺のためにか?」
俺がそういうと氷川は顔を真っ赤にしながら
「そんなわけありません。今日はたまたま早起きしてたまたま作り過ぎたので作っただけです。勘違いしないでください//」
「そ、そんなに顔を真っ赤にして怒らなくても」
「べ、別に怒っているわけでは」
氷川は少し悲しげに言った。怒ってるのか悲しんでるのか忙しいやつだな。
「まぁいいわ。それならありがたく頂くので俺はいつもの場所に行ってる。ついてくるなと言ってもくるんだろ?」
「そうですね、ですが風紀委員の仕事がまだ残っていますので、先に行っててください。くれぐれも食べ終わったらどこかに行くということはしないでくださいね」
「は、はい」
最後の方ものすごい圧力を感じたのは気の所為だろうと思いたい。そう思いながら俺は丸山の方をチラッと見たら、助けを求めてくる顔をしていたが、俺は白鷺は怖くて何も言えない。すまない丸山。元気でな。
俺は教室を後にした。
一方羽丘では…………
「あれ?日菜そのお弁当って自分で作ったの?」
「違うよ〜なんか、お姉ちゃんが朝早くに起きてお弁当作ってくれたんだよね〜しかも3つお弁当箱あったんだよね〜」
「紗夜が朝早くに起きてお弁当を作ったの?しかも3つ?これはもしかして…」
「多分りさちーが思ってる通りだと思うよ!お姉ちゃんもだんだん成長してるね」
「どうだろうね〜紗夜のことだから、『あなたのために作った訳じゃありません。勘違いしないでください』って言ってそ〜」
「うわぁ〜お姉ちゃん言いそう。そしてハチ君が『そんなに怒んなくても』って言ってそう」
「だよね〜」
そんな会話をする2人であった。
温かい目で今後ともよろしくお願いします。