無双なバグが箱庭にやってくるそうですよ?   作:マーボーふぇち

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お待たせしました
ようやく本編に入れます
今後もこんなペースかもう少し遅れてしまうかもしれませんが
よろしくお願いします

それでは本編どうぞ!


いっかんめ!
箱庭にバグ顕れる!


「きゃあぁぁぁぁぁ---」

 

天照の悲鳴が響く中で秋都は少し前の事を思い返していた

 

 

 

 ______________

 

 

 

 

「一目惚れしました、付き合って下さい」

 

「」

 

天照はどうして固まってるのだろうかく?

 

「何で固まってるのかな?」

 

「なんで、このタイミングで言うんですかぁ!」

 

「なにか問題でもあったの?」

 

「大有りです!」

 

「マジか」

 

「大マジです!」

 

「ソレは大変だ」

 

そうか、問題あったのか・・・

 

「そうです大変なんですよ!!」

 

「セツメイ、クダサイ」

 

「転移術式を発動した瞬間にあんなこと言うから制御不能になってしまったんですよ!!」

 

「本当に大変だった!」

 

「だからそういってるじゃないですかぁ!」

 

「って、なんか光ってるよ!?」

 

「っ!転送が始まります!離れないでください!」

 

「了解!」

 

パァァァ

 

光に包まれたかと思うと次の瞬間、青空に放り出されていた

 

 

 _____________

 

 

 

そして現在に戻り、絶賛落下中です♪

 

「いつまで現実逃避してるんですかっ」

 

「そうか飛べばいいんだ」

 

そう言って俺は大顎蜂を喚びコートに同化させた

 

「大丈夫か?」

 

お姫様抱っこで天照にそう問いかけると

 

「ええ、大丈夫です」

 

と顔を赤くしながらもしっかり返してくれた

 

落ち着いた所で地上に向かいながら周りを見ると

他に三人落ちているのが見えた

 

「とりあえず急いであの三人助けるよ!」

 

「はい!」

 

天照とうなずきあい俺は三人を助けるために急いだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結論から言うね?

俺が確保出来たのは女の子二人だけだった

もう一人いた少年は無理だった

だって近付いたら攻撃体勢入ったんだもん

あの子死んだ!と思って地上に降りると

びしょ濡れになった少年がいて割と平気そうにしていた

 

凄いなあの高さから落ちてコレだけとか

 

「そろそろ降ろしてくださらないかしら?」

 

右脇に抱えていた女の子にそう言われて我に帰った

 

「あぁ、ごめん今下ろすね」

 

謝りながら女の子を立たせてあげていると

天照が助けた猫を抱えた女の子とびしょ濡れになった少年がこちらにやってきた

 

「無事だったみたいだね、良かった」

 

「ヤハハ、これが無事に見えるならな」

 

「ソレは君が攻撃しようとしたからでしょ?

 て言うか俺には君がかすり傷ひとつしてる様に見えないんだけど」

 

「ま、頑丈だからな」

 

そういう問題だろうかと考えていると、猫を抱えた女の子が興味深げに羽を見ていた

 

「どうかした?」

 

「なんでも無い」

 

女の子はそう言うと顔をそらしてしまった

 

「所で貴方はなんて名前なのかしら」

 

先ほどおろした女の子がそう聞いてきた

 

「そういえば自己紹介していなかったね

 俺は鮎川秋都だよ」

 

「そう、私は久遠飛鳥よ

 先程は助けていただきありがとう」

 

「どういたしまして」

 

「貴方たちはなんていうのかしら?」

 

「春日部耀」

 

「そう、よろしく

 そこの野蛮で凶暴そうなそうなあなたは?」

 

「ヤハハハ、見た通り野蛮で凶暴な逆廻十六夜です

 野蛮で粗野で快楽主義者と三拍子そろった駄目人間なんで

 用法と要領を守って接してくださいませ、お嬢様?」

 

「取り扱い説明書を持ってきたら考えるわ」

 

「ヤハハ、今度作ってやるから覚悟しとけ?お嬢様」

 

 

そんな彼らのやり取りをしばらく見ていたが天照がいないことに気がついた

 

(どこいったんだろ)

 

周りを見ていると十六夜が不機嫌そうに

 

「何で誰もいねぇんだ?呼び出しといて何の説明もなしとかふざけてんのかよ?」

 

「そうですね、とりあえずこの子に聞きましょう」

 

三人とも突然出てきた天照に驚いてる様だ

実は俺も少しびびった

 

 

「そっちのウサ耳気付いてたがお前はわかんなかったな」

 

(なにものかしら)

 

「・・・」

 

三者三様の反応をしている

 

「痛っ、痛いから離してほしいのですよー!」

 

「その子どっから拾ってきたの?」

 

とりあえず天照が連れてる騒がしい子の事を聞いてみた

 

「あの茂みの裏」

 

「・・・とりあえず離してあげて」

 

「わかりました」

 

そう言うと天照はパッ、と手を離した

 

「よ、ようやく離してくれたのですよ」

 

「で?君が俺達を喚んだのかな?」

 

「Yes!その通りなのですよ♪」

 

切り替えの早い子だな

 

「とりあえず名前を教えくれるかな?」

 

「あやや、コレは申し訳ありませんまだ名乗っていませんでしたね

私は黒ウサギと申します♪皆さんよろしくお願いします」

 

ウサ耳娘は黒ウサギと名乗った

 

 

「おい、黒ウサギとやらは分かったが引きずってきた奴はまだ名前を聞いてないぜ」

 

十六夜がそう尋ねると天照の声が頭の中に響き

 

(なるべくを話あわせてください)

 

と伝えてきたのでそうすることにした

 

「そうですね、すみません私は()()ひるめと申します」

 

「あら、姉弟かしら?」

 

「いいえ、違いますよ?

 私は秋都の正妻です」

 

正妻って何だよ他にも嫁がいるみたいな言い方だね、ソレだと

 

「側室ぐらい当たり前ですよ、秋都」

 

そうだろうか?

 

「貴方もなかなかにアレね、秋都君」

 

「なんかごめんなさい」

 

主に天照がだけど

 

「所で今の状況を説明してもらっていいかな黒ウサギ」

 

「そうだぜ駄ウサギ」

 

「そうね、はやくしてくださるかしら?」

 

「以下同文」

 

「頑張ってウサちゃん♪」

 

「皆さんバカにしてらっしゃいますね!!」

 

「「「「うん」」」」

 

「ムッキャー!!」

 

「どうどう」

 

耀ちゃん宥める振りしてるけど君も煽ってたからね?

ていうかさり気にウサ耳モフッてるし

後、俺は普通に聞いただけだよ?

 

 

「ほら、黒ウサギちゃんも飴あげるから落ち着いて」

 

「あ、私もほしい」

 

「私もいいかしら」

 

「あ、俺も」

 

「私にもください秋都」

 

「いいよ」

 

結局みんなにあげることになった

 

「結構うまいなコレ」

 

「そうね」

 

「うん」

 

「本当でございますね♪」

 

「・・・」

 

なぜ天照は無言なんだろうか?まあいいか

 

「みんな落ち着いたかい?それじゃあ黒ウサギちゃん説明宜しく」

 

「秋都さん、ありがとうございます」

 

ようやく話が進むよ・・

 

「それではいいですか?話しますよ?はなしちゃいますよ?はなしm」

 

「「いいから早く言え、さもなくばそのウサ耳引っこ抜くぞ」」

 

おっと十六夜とハモッたな長文なのに

 

「すいません、調子に乗りました」

 

「「わかればよろしい」」

 

「それでは気を取り直していきますね」

 

最初からそうすればいいのに

 

「ようこそ箱庭の世界へ!我々は皆様にギフトを持つ者達のみが参加できる神魔の遊戯”ギフトゲーム”

 の参加資格をプレゼントさせていただこうと召喚させていただきました♪」

 

「ギフトゲーム?」

 

「Yes!既に気が付いてるかもしれませんが、皆様普通の人間ではございません!

 皆様に宿るその特異な力は様々な存在----修羅神仏や悪魔、精霊、星から与えられた恩恵でございます。

 ”ギフトゲーム”はその恩恵を駆使して競い合う為のゲーム。

 そしてこの箱庭は強大な力をもったギフト保持者がオモシロオカシク過ごせる為に造られたステージなのでございますよ!」

 

随分と豪華な暇つぶしだな、なんて考えいたら飛鳥ちゃんが手を挙げていた

 

「ハイ、飛鳥さんどうぞ」

 

「貴女の言う我々とは貴女を含めた誰かなのかしら?」 

 

「Yes!異世界からお越しいただいたギフト保持者の方々箱庭で生活するにあったて、

 数多とある”コミュニティ”のいずれかに必ず属していただきます♪」

 

「嫌だね」

 

「属していただきます!そして『ギフトゲーム』の勝者はそのゲームの

 ”主催者(ホスト)”が提示した賞品を手にする事ができると言うシンプルな構造となっております」

 

「”主催者”って誰?」

 

「様々でございますね。暇を持て余した修羅神仏が試練と称し開催しているものもあれば、

 コミュニティが力を誇示するために独自に開催する場合もございます。

 特徴としては前者は自由参加が多いですが”主催者”が修羅神仏なだけあり、

 凶悪かつ難解なものが多く、命の危険もあるでしょう。

 しかし、見返りも大きく”主催者”次第ですが

 新たに”恩恵(ギフト)”を手に入れる事も夢ではございません。

 後者は参加するためにはチップを用意する必要がございます。 

 そして、参加者が敗退すればそれらは”主催者”のコミュニティに寄贈されるシステムとなっております」

 

「後者は結構俗物ね・・チップには何を?」

 

「それも様々でございますね。金品、土地、利権、人材・・・

 そしてギフトを賭けあうことも可能でございます。

 新たなギフトを他人から奪えばより高度なギフトゲームに挑むことも可能でしょう。

 ただし、ギフトを賭けたゲームに負ければ当然ご自身のギフトを失うのであしからず」

 

黒ウサギは先ほどの愛嬌のある笑みとはうって変わり、挑発的な笑みを浮かべそういった。

 

「そう、それじゃあ最後にもう一つ聞いてもいいかしら?」

 

「どうぞどうぞ♪」

 

「ゲームそのものを始めるにはどうしたらいいのかしら?」

 

「コミュニティ同士のゲームを除けば、それぞれの期日内に登録していただければOK!

 商店街でも商店が小規模のゲームを開催しているので良かったら参加してってくださいな♪」

 

飛鳥は黒ウサギのその言葉に片眉をピクリと反応させて

 

「・・・つまり”ギフトゲーム”はこの世界の法そのものと考えていいのかしら?」

 

黒ウサギは少し驚いたようだがすぐに気を取り直して言った。

 

「ふふん?なかなか鋭いですね?しかしそれでは八割正解の二割間違いです。

 我々の世界でも窃盗や強盗は禁止ですし、金品による物々交換も存在します。

 ギフトをもちいた犯罪などもってのほか!そんな不逞の輩は悉く静粛いたします!

 ですが、”ギフトゲーム”の本質は全くの逆!一方の勝者のみが全てを手にするシステムです。

 店頭に置かれている商品も、店側が提示したゲームをクリアできれば

 タダで手にする事ができるわけですね」

 

「そう、中々に野蛮ね」

 

「ごもっともですね、しかし”主催者”は全て自己責任でゲームを開催しております。

 つまり、奪われるのが嫌な腰抜けは初めから参加しなければいいだけのお話でございます」

 

黒ウサギは一通り説明を終えたらしく、一枚の封書を取り出した

 

「さて、皆さんの召喚を依頼した黒ウサギには箱庭の世界における

 全ての質問の質問に答える義務がございます。

 しかし、それら全てを語るには少々お時間がかかるでしょう。

 新たな同士候補である皆さんを何時までも野外で立ち話させるのは忍びない。

 なので、ここから先は我らのコミュニティでお話させて頂きたいのですが・・・

 よろしいです?」

 

そう聞かれ俺が答えるためと口を開こうとしたとき不意に

 

「待てよ、まだ俺が質問してないだろ」

 

と十六夜が威圧的な声を上げた

そして先程まで浮かべていた軽薄な笑みはその顔から消えていた

黒ウサギもそれに応えるように表情を引き締め聞き返した

 

「・・・・どういった質問です?ルールですか?

 それともゲームそのものでしょうか?」

 

ソレに対し十六夜の問いは極めてシンプルだった

 

()()()()()()()()()()()

 そんなことより大切があるぞ、黒ウサギ」

 

 

そして一拍の間を置き

 

 

「--------この世界はおもしろいか?」

 

 

そう十六夜は言い放った

五人とも静かに答えを待つ

 

「Yes!”ギフトゲーム”は選ばれた者だけが参加できる神魔の遊び、

 箱庭の世界は外の世界より格段に面白いとワタクシ黒ウサギは保障します♪」

 

黒ウサギは少し溜めてそう答えた

 

 

----------------------------------

 

ソレはソレとして

俺は皆に少し待ってもらいちょっと離れた所で天照に話を聞いていた

 

「ねぇなんで”ひるめ”って名乗ったの?」 

 

「天照大御神というと皆、萎縮しちゃうかもしれないじゃないですか」

 

ソレもそうだな

 

「けど、十六夜は何か気が付いてそうだったよ?」

 

「たしかにあの子に隠すのは無理でしょうね」

 

「いいの?」

 

「一応隠しておきましたが、あの子達の様子を見ると必要無かったみたいですね

 後で機会を見て話しましょう」

 

「分かったよ、しばらくはひるめって呼ぶね」

 

「はい、それでお願いします」

 

「それじゃあ皆待たせてるし行こうか」

 

「そうですね」

 

そういって俺たちは皆のところに戻っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                                 To Be Continue?




~おまけ~

マ「今回もやりますおまけコーナー」
秋「不定期の割りには今回もやるんだね」
マ「はい、ネタがあればやる方向にシフトしました」
ひ「私の表記が”天”から”ひ”になってます!」
マ「だって誰か乱入してきたらばれるじゃないですか」
十「そうだぜ天照さんよ」
秋「早速な上にやっぱり十六夜にばれてるし」
ひ「本編では秘密でお願いしますね?」
十「いいぜ。その代わり一戦交えようぜ」
マ「それは本編でお願いします」
十「所で天照は何であの飴舐めて無言だったんだ?」
ひ「あ!そうです秋都なんですか!?あの飴!」
秋「何って、何?」
ひ「あの生臭い飴です!!」
秋「あぁソレはずれだ」
十「はずれ?」
マ「秋都君が持ってた飴ははずれが2、3個入ってるんですよ」
秋「ちなみにはずれは生ゴム味だよ」
十「うわぁ」
ひ「秋都ひどいです」
マ「なんかアレですが今回はこの辺で失礼します。
  次回予告お願いします」
秋「了解」
十「いいぜ」
ひ「・・・」

秋・十「次回『バグ、ぶち切れる!』をお送りする予定です!!」








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