ちょっと、表現が下手な部分もありますが、よろしくお願いいたします。
麗日side
麗日「・・・。」
そうくんから言われたことが頭から離れない。
私は父ちゃんと母ちゃんの笑顔が好きだ。
だから、この個性で仕事を継げば楽をさせてあげられる。
そうすれば、笑顔を見せてくれると思った。
だけど・・・
麗日母「お茶子~ご飯できたよ~!」
麗日「!は~い!」
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家族3人でご飯を食べている。
今日は肉じゃがだ。
麗日父「お茶子、幼稚園は楽しいか?」
麗日「うん!今日はね、そうくんが鬼ごっこでねーー」
麗日母「は!は!は!、そのそうくんって子、お茶子の話にほとんど出てくる子やけど、ホント面白いわね。」
麗日「うん!それでね、そうくんが代わりにお絵描きの時間でね、ーーー」
麗日父「アッハッハッ!それは傑作やわ。」
麗日「うん。」
麗日父「いや~でも、お茶子が楽しく幼稚園で過ごせているようで良かったわ。」
麗日母「そうねぇ。友達も大勢出来たみたいやし。」
麗日「・・・・。」
麗日母「お茶子、どうした?」
麗日「父ちゃん、母ちゃん。私がヒーローになりたいって
言ったら、応援してくれる?」
麗日父・母「「・・・・。」」
麗日父・母「「当たり前やろ。」」
麗日「えっ?」
麗日父「そうかぁ~。お茶子の夢はヒーローか!
うむ、立派な夢やで。」
麗日母「お茶子は誰よりも優しい子や。絶対なれるで。」
麗日「えっ?でも。母ちゃんと父ちゃんの仕事が。」
麗日父「うん?アッハッハ!もしかして、大工の仕事を継ごうと思ってたのか?」
麗日「うん。私の個性使えば、その分楽させてあげれると思ったから。」
麗日父「えぇか、お茶子。お茶子の人生はお茶子のもんなんや。お茶子が自分の好きなことをやってくれたら、俺達はそれで満足なのさ。」
麗日母「そうよ、お茶子。確かに、お茶子の個性があれば楽は出来るかもしれない。だけど、自分の可愛い娘がそれで本当にやりことを諦めてしまうのは嫌なのよ。」
麗日「父ちゃん・・・・母ちゃん。」
麗日母「子供が幸せじゃなきゃ、親はいつだって幸せにはなれないのよ。」
麗日「!!」
麗日父「そうや。お茶子、お前の夢が俺たちの夢だ。」
麗日「!!!うん!、私の夢はヒーローになること!」
そうくんの言ってた通りだった。父ちゃんも母ちゃんも
私の夢を応援してくれた。
その後、日曜日に久しぶりに家族とお出掛けすることになった!!楽しみや!
麗日side out
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家を出て約5分歩いたところに駅がある。
そこで、約20分くらいでデパートがすぐ近くにある駅に到着する。
切符を買い、普通列車に乗った。
今日は日曜だからなぁ~座席はほとんど埋まってる。
仕方ない、立って「あれ、そうくん?」るか。
うん?この声は
創破「麗日、さん?」
麗日「あっ!やっぱりそうくんだ!こっち~!」
麗日さんが手を振っている。
その隣には麗日さんのお父さんとお母さんがいた。
創破「麗日さん!、と麗日さんのお父さんとお母さん。」
麗日父「こんにちは。創破くん。」
麗日母「こんにちは。」
創破「こんにちは!」
麗日「創破くん!ここ空いているから座りなよ!」
創破「えっ?良いの?」
麗日「もちろん!」
創破「ありがとう!」
僕は麗日さんのお父さんの横に座った。
横に長い椅子だったため、奥から
麗日母・麗日・麗日父・自分という順番になった。
麗日さんたち家族は一緒に買い物をして、その帰りにこの普通列車に乗ったということだ。
麗日父「創破くん、お茶子から聞いたで。お茶子といつも遊んでくれて、ありがとうなぁ。」
麗日母「発表会で話す夢の話も聞いたよぉ。貴方がアドバイスしてくれたって。ホンマ、大人びてるねぇ。」
創破「いえいえ。僕は自分の意見を言っただけですから。」
麗日「ちがうよ。創破くんのおかげや。創破くんがあの時、アドバイスしてくれたおかげで父ちゃんと母ちゃんにも気持ちを伝えられたんや。それに新しい夢も見つけたんや。」
創破「それってもしかして。」
麗日「私、ヒーローになる!」
創破「おぉ~。」
彼女は拳を掲げ、堂々と宣言した。眩しいなぁ~。
麗日「創破くんはどう?決まった?」
創破「それが、まだ決まってないんだよね。」
麗日父「あれ?創破くんはまだ決めてないのか?」
創破「はい。」
麗日母「創破くんが憧れているものとか、なりたいものとかは何かない?」
創破「憧れているもの・・・・。」
しばらく考え込む。う~~む。
すると、
【つぎは~~、●●●駅、●●●駅に止まります。
お忘れ物のないようにお願いいたします。】
あっ!僕の降りる駅だ。話の途中だけど降りないと!
創破「ごめんなさい。駅に到着したので降りないと!」
麗日父「お、そうか。買い物、気をつけてな。」
麗日「そうくん、また幼稚園でね!」
創破「うん。またね。」
僕は電車の扉の近くに歩いていったが、
創破「あれ?」
もうすぐ駅なのに一向に電車の速さが遅くならない。
むしろ速くなってるような?
そして、駅を通り過ぎた。
周りの人たちも騒ぎ始めた。
『おい、どうなってるんだ?駅通り過ぎたぞ。』
『車掌呼んでこい!車掌!』
『ママ、どうしたの?』
『ううん。大丈夫だよ。直ぐに家に帰れるから。』
何かあったのだろうか?もし、事故とか起きたなら直ぐにアナウンスとかされると思うけど、
麗日父「あっ!創破くん!」
麗日母「大丈夫?降りる駅、通り過ぎちゃったけど何かあったのかな?」
麗日さんたちが僕に駆け寄ってくれた。
どうやら異常に気づいたらしい。
創破「何も分からないです。とりあえず車掌さんから何かアナウンスされると思うので、それまで待ちます。」
麗日母「そうね。座って待ちま・・。あれ?・・・」
バタン!
麗日さんのお母さんが倒れた!
麗日父「おい!どうし・・・うっ!・・・」
バタン!
麗日さんのお父さんも倒れてしまった。
『キャー!』『おい!、どうしたんだよ!?』
バタッ!、バタッバタッ!
周りの人たちも次々と倒れていってる。
創破「麗日さん!」
麗日「そうくん!父ちゃんがぁぁ~母ちゃんがぁぁ~!」
急に倒れた2人の身体を麗日さんが必死に揺すっている。
創破「麗日さん!落ち着いて!」
2人の口の傍に手を当てると、ちゃんと息をしていた。
気を失っているだけだ。
麗日「そう・・くん。なん・・だか・・・ねむく・・。」
バタン!
創破「麗日さん!!」
そんな、麗日さんまで!
一体何がどうなって!
気づくと、僕以外の人たちは全員気を失っていた。
すると、僕の身体の中から白衣を着た女性、ナイチンゲールが出てきた!
ナイチンゲール『創破!この列車の中にはガスが充満しています!』
なんだって!!
それじゃあ、そのガスのせいで?
でも、何も臭いとかしなかったぞ!
ナイチンゲール『分かりづらいですが。無味無臭の催眠ガスのようです。それよりもこんなガス、普通は造ることは難しい。おそらく誰かの個性!』
創破「!!!」
ナイチンゲール『とにかく、窓を開けてください!!』
創破「分かった!」
急いで窓を開けた。
だけど、誰かの個性!?それに、電車は一向に止まる気配を見せない。
むしろ、どんどん加速しているように感じる。
まさか!!
この電車の中に敵が!?
だとするとヤバい!
急いで警察に通報を・・・!?
創破「えっ?圏外?」
馬鹿な。圏外なんてあり得ないだろう!
くそ!敵の仕業か?
卑弥呼『創破!最悪の未来が見えた!』
今度は勾玉の首飾りをした女性、卑弥呼が出てきた。
卑弥呼『このままの速さで走り続ければ、あと15分後に電車が線路を脱線し、街に勢いよく突っ込むぞ。』
!!!嘘だろ!!おい!
携帯もつながらないから、助けも呼べない。
更に速くなっている電車の中、逃げようにも窓から出たら死ぬ可能性がある。
・・・・僕だけで、なんとかするしかないのか?
けど、僕がみんなを守れるのか?
武蔵『いや、お前は1人ではない。』
武蔵さんが出てきた、いや、武蔵さんだけではない、他の全ての英雄たちも出てきた。
エジソン『私たちはゴーストだが、元々人間だ。』
ニュートン『君が我々から学んだことは知識や力だけではないはずだ。』
ナポレオン『創破!やれるかではない!やるのだ!お前が諦めてしまったら、折角夢を見つけた、少女を、親子共々死なせることとなる!!』
創破「!!!」
そうだ、何を弱気になってるんだ。僕は!
麗日さんたち親子が、この電車に乗ってる全員に
帰る場所がある!
創破「やってやる!今ここで、修行の成果を見せてやる!」
ナポレオン『その意気だ!』
創破「まず、急いで作戦会議だ!」
今回はここまでです。
読んでいただき、ありがとうございます。