仮面の英雄と約束の場所   作:Kod

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時間はパンドラが創破にキスをした後まで遡ります。
そして、あの事件の全貌が明らかに!


閑話 禁忌少女の密談

大学病院

 

 

創破の病室

 

パンドラ「フフッ。また、会いましょう。」

パンドラは病室から忽然と消えた。まるで空間に溶け込むように

 

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パンドラside

 

 

どこかの路地裏

 

 

まったく、まだまだ話し足りなかったのに、あの女は。

タイミングが悪い。

 

???『何がタイミングが悪いですか!?』

女性の怒鳴り声が心の中から聞こえる

 

パンドラ『えぇ。そうですとも。せっかく再開を楽しんでいたのに、彼と話してる途中で命令してこないでください。』

 

???『貴方が悪いのでしょう!?何故、彼に会いに行ったのですか!?まだ、会わずに遠くからこっそり見守るぐらいなら良しとしましたが!まだ前世の記憶を取り戻させるには早すぎる!貴方のせいで前世を思い出してしまったらどうするつもりだったのですか!?』

 

パンドラ『心配ありません。そこはちゃんと配慮しましたよ。』

 

???『どこがですか!?前世で彼と会ったことがあり、自分も転生者ということをばらしておいて!?』

???は姿は見えないが凄い剣幕でパンドラに追及していた。

 

パンドラ『落ち着いてください。結果的に彼がどれ程の力を持っていたか確かめられたではないですか?』

 

???『それは結果論です!直接会いに行かなくても確かめる術はいくらでもありました!!』

 

パンドラ『では、あれも彼の中にあったといえばどうでしょう?』

 

???『!!!まさか!!ホントですか!?』

 

パンドラ『えぇ。間違いない思われます。彼に直接触れたことで確かめることが出来ました。』

 

???『行方が分からなくなってましたが、やはり彼の中に入ってしまっていたのですね…』

何かを悔やむようにして???は言い放った。

 

???『でも!それとこれとは別です!◯◯◯さんは自然に彼と接触する手筈を整えているのに、どうして貴方はそんな方法しかとれないんですか!?』

 

パンドラ『おや?貴女が言うのですか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

彼の力を覚醒させるように

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

貴女の指示のもと、あの電車脱線事故を引き起こしてあげたのに。』

 

???『……!たしかにあの男の心を利用し彼を巻き込む軽い事故を起こすように指示しました!

ですが!!何故余計に被害を増やすようなことを行ったのですか!?予定では電車に誰も乗せない筈でした!それに電波障害まで…本当に彼が死んでしまったらどうするつもりだったのですか!?』

 

パンドラ『ご安心を。その時は私も助けに行くつもりでしたから。』

 

???『…ハァッ……。』

???はため息を吐いた

 

???『良いですか?今後はもっとしっかり動いてくれないと困ります。この世界は只でさえ、不安定な状態になっているのですから、慎重に行動してください。我々の問題を解決するには彼の力が必要なのです。その為に、前世で彼の近くにいた、貴女たちを同じ世界に転生させたのですから。』

 

パンドラ『…分かってます。以後、気を付けます。』

 

???『お願いしますよ。貴女は外側から、◯◯◯さんは内側から彼をサポートしてあげて下さい。』

 

パンドラ『分かりました。』

 

???『……それでは、また連絡します。』

 

???の声が聞こえなくなった。

まったく、この定時連絡がなければ今も彼と話せていたのに…

 

パンドラ「それにしても◯◯◯さんは良いですね、物語の舞台となり、彼と同じところに一緒に通うなんて。」

 

その役目は私が一番欲しかったところだった…

まぁ良いでしょう。彼女よりも早く彼と話せましたし、これからも彼と会う機会はまだあるのですから。

 

それにしても……転生者だと教えた時の彼の表情……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゾクゾクしました!!

自分の頬が赤くなっているのが分かる。

 

 

 

 

 

 

 

彼が私を思い出したら

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パンドラ「どんな表情をしてくれるのでしょう?」

 

彼女の顔は美貌と狂喜に満ち溢れていた。




◯◯◯「もう少しで、会えるのかぁ。楽しみだなぁ~」
彼女は、頬を染めながら彼を思い浮かべた。

◯◯◯「一緒のクラスだったら良いなぁ」
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