仮面の英雄と約束の場所   作:Kod

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戦闘訓練

 

個性把握テストが終わった次の日

 

 

午前中

 

必修科目・英語等の普通の授業を受けている。

この辺りは普通だ。まぁ教えてくれる先生は全員ヒーローだけど。

 

 

大食堂で一流の料理を安価で頂ける。

クックヒーローランチラッシュのご飯は美味しかった。

 

午後の授業

 

やっとヒーロー科ならではの授業、ヒーロー基礎学が始まる。

 

オールマイト「わーたーしーがー!!」

 

廊下からオールマイトの声が聞こえる。

 

オールマイト「普通にドアから来た!!!」

オールマイトがコスチュームを着て教室に現れた。

 

「すげぇや、オールマイトだ!本当に先生やってるんだ!」

「銀時代のコスチュームだ。」

「画風違いすぎて鳥肌が……。」

各々がリアクションを取っている。

 

オールマイト「ヒーロー基礎学!ヒーローの素地をつくる為の様々な訓練を行う課目だ!!勿論、単位数も多いぞ!」

 

オールマイト「早速だが、今日はコレ!戦闘訓練!!!」

オールマイトが「BATTLE」と書かれた紙を掲げている。

 

オールマイト「そして、そいつに伴って……こちら!!」

教室の壁が変形し、ケースのようなものが出てきた。

 

オールマイト「入学前に送ってもらった「個性届け」と「要望」に沿ってあつらえた………戦闘服だぁ!!

 

「「「「「おぉぉぉぉぉぉぉ!!!」」」」」

皆、テンション爆上がりだなぁ。まぁ無理はないけど。

 

オールマイト「着替えたら順次、グラウンドβに集まるんだ!」

 

「「「「はい!」」」」

 

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更衣室

 

???「なぁ、皇だよな?」

コスチュームに着替え終わると、赤髪の人に話し掛けられた。

 

創破「そうだよ。えっと、君は?」

 

切島「俺は切島鋭児朗(きりしまえいじろう)だ。よろしくな!」

 

創破「よろしく。切島さん。」

 

切島「さん付けは無くても、呼び捨てで良いぜ!」

 

創破「そう?じゃあ、どうしたの切島?」

 

切島「お前のコスチューム、シンプルだな。」

 

創破「そう?まあ、姿を変えるとあまりコスチュームには意味がなくなるから、出来るだけシンプルなものにしたんだ。」

 

僕の今の服装は全身が黒い。

黒いロングコートに両手には赤い手袋をつけてる。

まあ、仮面ライダーに変身することであまりコスチューム性能を発揮出来ないから、取り敢えずシンプルなものにしたのだ。

 

創破「切島のコスチュームは上半身には何も着てないんだね。」

 

切島「まあな、個性を最大限に活かすためにこういう感じにしたんだぜ。」

 

創破「たしか、君の個性は」

 

飯田「2人とも!!そろそろ時間だぞ!」

飯田が話してきたため、僕たちは話を中断する。

 

切島「また後でな!」

 

創破「うん!」

 

走ってグラウンドβに向かった。

 

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グラウンドβ

 

 

オールマイトが1人佇んでいた。

 

オールマイト「恰好から入るってのも大切なことだぜ、少年少女!!!自覚するのだ今日から自分はヒーローなんだと!!」

 

全員がコスチュームを着て、集まった。

いや~みんな個性的なコスチュームばかりだなあ

あの、顔までフルフェイスの人、飯田か。

緑谷のは……誰をモチーフにしたのか一発で分かる。

お茶子さんのは、まるで宇宙服のようなコスチュームだ。

 

お茶子「あ!そうくん!?カッコいいね、そのコスチューム!」

 

創破「ありがとう。お茶子さんも似合ってるよ。宇宙服をモチーフにしてるのかな?個性と合ってて良いね。」

 

お茶子「へへ~ん。ありがとう。」

 

オールマイト「良いじゃないか皆!カッコイイぜ!」

 

飯田「先生!ここは入試の演習場ですが、また市街地で行うのでしょうか?」

飯田が手を上げ、オールマイトに質問してる。

 

オールマイト「いや、もう二歩先に踏み込む!屋内での

対人戦闘訓練を行う!

 

対人戦闘訓練!!いきなり!?

 

オールマイト「君らにはこれから『敵組』と『ヒーロー組』に分かれて2対2の屋内戦を行ってもらう!!」

 

オールマイトがカンペを見ながら説明してくれた。

状況としてヴィランがアジトに『核兵器』を隠していて

ヒーローはそれを処理しようとしている状況。

 

ヒーローは制限時間内にヴィランを全員捕まえるか核兵器を回収することが勝利条件。

 

ヴィランは核兵器を守りきるかヒーローを全員捕まえることが勝利条件。

捕まえる際には事前に渡された『確保テープ』を相手に巻き付けることで捕まえたという証明にやるらしい。

 

設定アメリカンだなぁ!!

 

コンビ及び対戦相手はクジで決めるらしい。だけど……

 

創破「先生、A組の人数は22人なので2対2だと1組余ってしまいますよ。」

僕は手を上げて質問した。

 

オールマイト「おっと!そうだった!『K』のクジを引いた2人は1対1で訓練を受けてもらう!」

 

創破「分かりました。」

 

みんなが順番にクジを引いていく。

次は僕の番だ。

 

引いたクジに書いてあった文字は

 

 

 

 

『K』だった。

マジか……ということは1人だけか。

 

他にKを引くのは誰だろう?

 

???「私だぜ!」

 

創破「うわぁ!!」

びっくりした!

声のした方向を向くと

 

霧雨「私の名前は霧雨魔理沙(きりさめまりさ)!私もKのクジを引いたからお前が私の対戦相手だ、よろしくな!!」

どうやら、金髪の人……霧雨さんが僕の対戦相手らしい。

この人、本人は気付いてないかもしれないけど、入試の時や個性把握テストの時に僕のことじっくり見ていたよな。

 

創破「なぁ霧雨さん……聞きたいことが」

 

オールマイト「さぁ!早くやるぞ!!!皆、モニタールームに集合だ!」

 

霧雨「…………………………。」

オールマイトが言ってきたため、聞けなかった。

 

トン、トン

誰かが僕の肩を叩いてきた

霧雨「………話があるなら……放課後……私に付いてきてくれ。」

 

霧雨さんは何だか、さっきまでの元気のある喋り方ではなく細々とした声量で言った。

 

創破「……分かった。それじゃ放課後よろしくね。」

取り敢えず、聞きたいことはあったため彼女からの誘いに乗った。

 

 

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地下

モニタールーム

 

 

最初の屋内対人戦闘訓練は『緑谷・麗日(A)コンビ』がヒーロー側で『爆豪・飯田(D)コンビ』がヴィラン側である。

 

 

………大丈夫かな?

緑谷と爆豪さんは幼馴染みって聞いてたけど仲がとても険悪らしい。

 

僕はモニターに目を向け、AコンビとDコンビの訓練を見る。

 

 

 

 

30分後

 

 

 

 

結果として、勝利したのは『緑谷・麗日コンビ』であったが、緑谷は戦闘による大怪我で保健室に搬送された。

 

訓練に使用されたビルも殆ど倒壊状態となってしまっている。

 

今、モニタールームでは緑谷を除いた3人と一緒に先程の訓練を講評している。

 

オールマイト「今戦のベストは飯田少年だ!」

オールマイトが話し始めた。

 

オールマイト「何故か分かる人!」

 

八百万「はい。オールマイト先生」

 

八百万さんが手を上げた。

八百万「それは飯田さんが一番状況に順応していたからです。」

そこからの八百万さんの評価は的確であった。

 

爆豪さんは私怨丸出しの独断戦闘や大規模攻撃について指摘され、お茶子さんは中盤の気の緩みや核兵器に対しての最後の攻撃が乱暴すぎたこと等を注意された。

 

逆に、飯田に関しては相手の対策をこなし、核の争奪を想定していたからこそ対応に遅れてしまった。

八百万さんはそう結論付けた。

 

オールマイト「ま、まぁ正解だよ。飯田少年もまだ固すぎる節はあったりするわけだが……」

なんか、思ってたより言われた……って顔してる

 

八百万「常に下学上達!一意専心に励まねば、トップヒーローになどなれませんので。」

八百万さんが胸を張ってそう言う。

それに対して、爆豪さんは生気を失ったような状態だが、きっと八百万さんのアドバイスが結構効いたのだろう。

 

 

オールマイト「さぁ!次の戦闘訓練に移ろう!」

 

 

 

 

 

別ビル

 

 

最初の戦闘訓練が終わった後、特にこれと言った怪我もなく、他の人達の戦闘訓練が終了した。

 

 

そして、いよいよ最後のペア。

Kコンビである僕と霧雨さんの番となった。

ちなみに僕がヒーロー側で霧雨さんがヴィラン側だ。

 

オールマイト「さぁ!最後のペアは人数上、1対1で行う!皇少年と霧雨少女だ!!2人とも準備してくれ!」

 

僕はビルの入口に向かった。

 

 

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ビル入口前

 

 

彼女の個性は個性把握テストの時に見た。

 

空を飛んでいたり魔方陣のようなものを描いていた。

まだ断定は出来ないけど、恐らく彼女の個性は『魔法』だろう。

コスチュームからもまるで魔法使いのような恰好であったので、恐らく魔法に関連した個性だと思う。

 

具体的にどういうことが出来るかは分からないが、それは戦闘時に考えるとしよう。

1人、屋内でも素早く動け、臨機応変に対応出来るライダーを思い付いた。

 

よし!これで行くか!

オールマイト「2人とも!!準備は良いな!」

 

創破・霧雨「「はい!」」

 

オールマイト「それでは!!START!!!

 

僕はビルドドライバーを腰に付け、

黄色と紫色のニンジャフルボトルコミックフルボトルを振り、中の成分を活性化させた。

 

シャカシャカシャカ

 

創破「さぁ!実験を始めようか!」

 

2つのフルボトルのキャップを捻りビルドドライバーに装填した。

 

『ニンジャ!』『コミック!』

『ベストマッチ!』

 

レバーを回すと、ベルトから配管に似たスナップビルダーが展開された。

 

『Are You Reaby ?』

 

創破「変身!」

 

掛け声とともに、前後からアーマーが装填される

 

『忍びのエンターテイナー!ニンニンコミック!』

 

『Yeah!!』

 

 

 

創破「よし!行くぞ!!」

 

ビルの中に入っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




今回はここまでです。

読んで頂き、ありがとうございます。
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