委員長決めとB組2人との再会
朝 7時30分
創破「おはよう、霧雨さん。」
霧雨「おはよう、皇!」
僕たちは朝、玄関前にて集合していた。
創破「それじゃあ、行こっか。」
霧雨「おう!」
創破「あ、そうだ。いつも途中でお茶子さんとも合流しているから駅の方に寄っても大丈夫?」
霧雨「………麗日と?」
創破「うん。」
霧雨「………分かった。」
創破「良かった。お茶子さんとはもう仲良くなってる?」
霧雨「まあ、普通かな。気軽に話し掛けてくれる。」
創破「そっか。僕の幼馴染みなんだ、とっても優しい人だよ。仲良くしてあげてね。」
霧雨「………あぁ。」
創破「?」
霧雨は僕がお茶子さんと幼馴染みであることを話した時に何だか難しい顔をしていた。それがちょっと引っ掛かった。
そこから駅に着くまで訓練の内容を話をした。
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そこから無事お茶子さんとも合流し、一緒に雄英高校に通っている
のだが…………
創破「……ねぇお茶子さん?」
お茶子「うん?な~にかな、そうくん?」
創破「そ、その~~怒ってます?」
お茶子「何言うてるの、これが怒ってる顔に見える?」
いや確かに怒ってる顔には見えないけど!むしろ笑顔なんだけど、……………………
目が笑ってない!
正直めちゃくちゃ怖いんですけど!
創破「もしかして、何の連絡も無しに霧雨と一緒に登校してたから?」
お茶子「…………。」
違うみたい。
お茶子「そうくん!」
創破「は、はい!」
お茶子「そうくんのアホ!!鈍ちん!!」
創破「鈍ちん!?」
お茶子「もうえぇわ!私は怒ってないけど!そうくんのせいで気分悪なってしもうた。だから今日のお昼はそうくんが奢って!拒否権はないからね!」
創破「え?でもお昼は「返事!!」は、はい!!」
お茶子さん・・・やっぱり怒ってるでしょ・・・
霧雨「・・・・」
霧雨も見てるだけじゃなく助けて欲しかった。
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雄英高校入口前
お茶子「うわ!何か人だかりが出来てる!」
創破「あ~。マスコミか。」
オールマイトが雄英の教師に就任したってニュースは全国を驚かせ、連日マスコミを押し寄せる騒ぎになっていた。
霧雨「オールマイト目当てだろう。しつこくインタビューされるかもしれないから早く行こうぜ。」
ガシッ!
霧雨が僕の手を引っ張りながら真っ直ぐ入口に迎って行く。
創破「あ、ちょっと、霧雨!お茶子さん!手を!」
お茶子「へ?うぉ!?」
霧雨も?何か不機嫌か?
咄嗟にお茶子さんの手を握り正面突破の勢いでマスコミに突っ込んだ。
「あ!君たち!オールマイトの授業はどんな感じ!?」
「平和の象徴が教壇に立っている様子をお聞かせ下さい!!」
「オールマイトをどう思っていますか!?」
「一言コメントを!!」
創破「あの!すみません!僕たち急がなければならないので失礼します!」
ガシッドカドカッ!ドカッ!
創破「フゥ~。」
お茶子「何とか、突破出来たね。」
霧雨「早く行こうぜ。」
ガシッ!
また霧雨に手を捕まれ、引っ張られる
創破「あ、ちょっと。自分で行けるから!」
お茶子「ちょっ!そうくん!霧雨さん!」
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朝から何か疲れた。
霧雨も何か機嫌悪いみたいだし、後でお昼奢ろ。
あ、相澤先生が入ってきた。
相澤「おはよう。」
「「「「「「おはようございます!」」」」」」
相澤「昨日の戦闘訓練お疲れ、Vと成績見せてもらった」
爆豪「!!」
相澤「爆豪。お前もうガキみてえな真似はするな、能力あるんだから。」
爆豪「…………わかってる。」
相澤「で、緑谷はまた、腕ぶっ壊して一件落着か。」
緑谷「・・・」
相澤「個性の制御、いつまでも出来ないから仕方ないじゃ済まさせねぇぞ。」
緑谷「・・・」
相澤「同じ事を言うのは嫌いだ。それさえクリアすればやれることは多い。焦れよ、緑谷。」
緑谷「!!っはい!!」
相澤「さてホームルームの本題だ。急で悪いが、君らには・・・」
創破『!!何だ!また臨時テストか?』
相澤「委員長を決めてもらう。」
「「「「学校っぽいの来たーーー!!」」」」
「委員長やりたいです!」
「リーダーやる!」
「ウチもやりたいッス。」
「僕の為にあるヤツ☆」
ガヤガヤガヤガヤ
一気に騒がしくなった。まあ、普通科なら雑務って感じでこんなことにはならないと思うけど、
ここヒーロー科では集団を導くっていう・・・トップヒーローの意地を鍛えられる役なんだ
飯田「静粛にしたまえ!!」
飯田「多を牽引する責任重大な仕事だぞ! 周囲からの信頼あってこそ勤まる聖務・・・! 民主主義に則り、真のリーダーを皆で決めるというのなら・・・」
飯田が手を挙げた、けど何か震えてる
飯田「 これは投票で決めるべき 議案!!!」
上鳴「 そびえ立ってんじゃねえか!!なぜ発案した!!」
蛙吹「日も浅いのに信頼もクソもないわ 飯田ちゃん」
切島「そんなん皆自分に入れらぁ!」
飯田「 だからこそ!ここで複数票を取ったものこそが真にふさわしい人間ということにならないか!?」
飯田「どうでしょうか先生!?」
相澤「時間内に決まれば、何でも良いよ。」
先生、少し適当ではないか?
まぁいいか。僕はそんなに委員長に興味は無いし、飯田くんにでも投票するかな?
投票中
結果として、
委員長になったのは
三票入った僕だった
はぁぇ!?
創破「僕、三票!?」
爆豪「何で鎧野郎に三票も!?」
瀬呂「まーお前に入るよか分かるけどな!」
爆豪「なんだと!!オラァ!!」
飯田「一票!?一体誰が!?」
いやいや、一番驚いてるのは僕なんだけど。というか飯田くんは僕以外誰も入ってないし……何がしたかったんだよ。
だけど……一体誰が入れてくれたんだろう?
あ、ちなみに副委員長は2票入ってた八百万さんです。
相澤「じゃあ委員長は皇、副委員長は八百万だ。」
創破「マジか。」
八百万「うーん、悔しい。」
八百万さん、委員長狙ってのね。
切島「まぁいいんじゃねぇか?皇、入試1位だし、アツいしな!」
芦戸「八百万は講評の時のがかっこよかったし!」
う~~ん、交代したい。
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昼休み
霧雨・お茶子「「そうくん(皇)、食堂に行こう(行くぞ)!」」
創破「あ、今行く。」
霧雨・お茶子「「・・・」」
創破「霧雨、お茶子さん、2人にお昼奢るから一緒に行こう。ほら、一緒に食べたほうが楽しいし、行こ。」
お茶子「………そうやね。」
霧雨「まぁ、いいか。」
2人も了承してくれたため、一緒に食堂へ行く廊下を歩いていると
???「ちょっとすみません。」
創破「?はい?」
肩を叩かれたちめ、振り返ると
拳藤「こんにちは!」
角取「お久しぶりです!」
オレンジ髪の女性と頭に角が生えてる外人の女性がいた。
この人たち、もしかして!
創破「もしかして、拳藤一佳さんと角取ポニーさん?」
拳藤「!!そうそう!」
角取「良かった!覚えててくれたんですね。」
やっぱり!入試の時に助けた2人だった。
無事合格してたのか。
創破「勿論。2人はもしかしてB組に?」
拳藤「そうなんだ。私も角取もB組!」
角取「皇さん、その節はどうもありがとうございました。」
創破「いいよいいよ、気にしないで。」
角取「その、お礼といってはなんですが、お昼ご馳走します。一緒に食べませんか?」
創破「え?」
拳藤「私も角取もずっとお礼してなかったなぁて思っててさ。どう?」
創破「う~ん。あ、そうだ!お昼はご馳走しなくても良いよその代わり一緒に食べない?人数は多いほうが良いからさ!」
霧雨・お茶子「「!!」」
創破「2人も良いかな?」
お茶子「あ……うん、えぇよ。」
霧雨「私も良いぞ。」
創破「2人もそれで良いかな?」
拳藤「私達は全然大丈夫だけど……それで良いの?」
創破「勿論!……それに今日は僕が奢らなきゃいけなくなっちゃったから」
拳藤・角取「「???」」
途中で拳藤さんと角取さんと再会し、一緒に食堂に行くこととなった。
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食堂 ランチラッシュのメシ処
5人となり、お茶子さんは秋刀魚の塩焼き定食、霧雨はナポリタンをご所望でした。
僕は自分で作ったお弁当を持ってきているため2人の分の出費で済んだ。
そして、今
お茶子「それでねぇ、入学早々個性把握テストが行われてさ!最下位は退学って相澤先生が言ったの!」
拳藤「マジか~それで入学式にA組は居なかったのか」
角取「クレイジーですね!」
霧雨「そうそう!けど結局その後、退学はウソってことになったんだけど……」
トークが盛り上がっています。
いやぁここに来るまで霧雨とお茶子さんの機嫌が良くなかったから一抹の不安はあったんだけど、他のクラスの人達とも女子トークを繰り広げている。
友好は深まってるようだし、機嫌が良くなって良かった。
拳藤「えぇ!皇って入試で一位だったの!?」
創破「え?あ、まぁ、そうだったみたい。」
角取「凄いです!皇さん!」
創破「ありがとう。」
角取さんが尊敬の眼差しでこちらを向いてくる。
うぅ~純粋な瞳だ~。
拳藤「そういえば、そっちでも委員長って決めたのか?」
創破「決めたよ。僕が委員長ってことになった。」
角取「おお~。拳藤さんと一緒ですね!!」
創破「え!それじゃあ・・・」
拳藤「うん、私がB組の委員長になった。」
創破「凄いなー。」
僕も交えてA組とB組のクラスメンバーのことや授業のことについて色々と喋り合っていた。
その時
ウウウウウゥー!!
突然大きな警報が鳴った。
「「「「「!!??」」」」」
僕たちは驚き、食事の手を止めてしまう。
【 セキュリティ3が突破されました生徒の皆さんは速やかに屋外へ避難してください】
セキュリティ3?
拳藤「何かやばくない?」
創破「あの!すみません!セキュリティ3ってなんですか?」
近くにいた先輩に聞く。
「 校舎内に誰か侵入したってことだよ 3年間で こんなの初めてだ!!君たちも早く避難した方が良い!」
創破「侵入?」
侵入者がいた?一体誰が侵入したんだ?
考えていると………
どわ!ゾロゾロゾロゾロ!
「うぉ!?ちょっと」
「痛ぇ!痛ぇ!」
「押すなって!」
「ちょっと待って倒れる!」
「押ーすな!」
パニックになっている。
ちょっと待ってこんなに一斉に動いたら怪我するだろ!
創破「お茶子さん、霧雨、拳藤さん、角取さん、大丈夫!?」
霧雨「な、何とか。」
お茶子「ウチも大丈夫。」
角取「大丈夫でーす。」
拳藤「私も大丈夫……!?皇、あれ!」
創破「え?……!」
拳藤さんが指差した方を見ると、
創破「あれって。朝のマスコミ達?侵入者ってマスコミか。」
どうやら重大なことではないみたいだ。
だけど
「押すなって!」
「ちょっと待て!人倒れたって!」
「痛い!痛い!痛い!」
この騒ぎだ、怪我人が出てもおかしくない。どうにかしないと…………!?
何だ!?この気配!マスコミの方向からじゃない、真逆の方向から歪な気配が感じられる。
この気配、まさか!
「皆さん!!大丈ー夫!!ただのマスコミです!パニックになることはありません、大丈ー夫!!ここは雄英!!最高峰の人間らしいふさわしい行動をとりましょう!!」
飯田くんが非常口の看板の上で声高々に宣言してくれた。おかげで、皆さん落ち着いてくれたみたい、良かった。
創破「皆、大丈夫?」
拳藤「うん、他の3人も大丈夫みたい。」
創破「良かった。」
その後、 警察が到着しマスコミは撤退した。
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午後 他の委員決め
八百万「それでは委員長始めて下さい。」
創破「はい。これから他の委員を決めようと思いますが、その前に一つよろしいでしょうか?」
「「「「「???」」」」」
創破「僕は委員長を飯田君にしようと思います。」
飯田「!!!」
創破「皆も食堂での出来事、知ってますよね?あんな風に人を纏められる人が委員長に相応しいと僕は思います。だから、飯田君、お願いしても良いですか?」
飯田「!!皇くん。」
切島「俺も良いと思うぜ!食堂で超活躍してたって聞いてるし。まぁ皇でも全然良いんだけど。」
瀬呂「非常口の標識みたいになってたしな!」
相澤「何でも良いから、早よ決めろ。」
相澤先生、いつの間に寝袋に。
飯田「……委員長の指名ならば仕方あるまい!その役目、俺が引き受けよう!!」
創破「お願いします!」
こうして飯田が委員長になりました!
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放課後
創破「…:…………。」
僕は崩壊された雄英バリアの前にいた。
これって、あのマスコミが?
ニュートン『いや、違う。』
ニュートンさん。
ニュートン『創破、お前も一瞬だが感じた筈だ、あの邪な気配を』
はい。
ニュートン『しばらく、警戒しておいた方がこれは良いかもしれないな。』
はい。
そんなことを思いながら、僕は放課後、特訓の約束をしている霧雨との待ち合わせ場所に向かった。
因みに拳藤と角取とは連絡先を交換しました。
さて、いよいよ次回、悪意との対決です。
創破の運命やいかに?
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