今回、少し仮面ライダーに関連するものが出てきます。
翌日 朝
僕は知った。ここは「僕のヒーローアカデミア」。
世界総人口の約8割が超常能力「個性」を持つ超人社会。
個性を用いて犯罪などに悪用する敵(ヴィラン)とその敵を個性を発揮して取り締まるヒーローと呼ばれる職業に憧れた少年の物語。
だったはず。
前世でとても人気だった漫画のため、覚えている。
だけど、そんな漫画があったことは覚えていても、主人公の名前やどんな展開があったのかはやはり思い出せない。
昨日映っていた、オールマイトというヒーローは主要人物だったはず。
一体どういう物語だったっけ?
「創破~。ご飯の時間よ~。」
考えていると、僕の母がやってきた。哺乳瓶を持って。
はぁ~~。この時間はきつい。
まぁ、授乳じゃないだけマシだけど。
あと、もう一つ分かったことがあった。
僕の両親の名前だ。
今、ニコニコ笑顔で僕にミルクを飲ませている人は僕の母、
皇 夕姫(すめらぎ ゆうき)さんだ。
あの時は混乱してて、意識してなかったけどとんでもない美人だ。長い黒髪に透き通った白い肌、実際に光ってはいないけど目が輝いているように見える。
「おはよう、創破、夕姫」
スーツ姿で挨拶してきた人が皇 龍司(すめらぎ りゅうじ)
僕の父だ。
母さんと同じ黒髪で、鍛えているのか細マッチョボディである
母さんは今は俺の子育てで育児休暇をもらっているらしく、父さんは普通の会社に勤めている。
夕姫「おはよう、あなた。今創破にミルクをあげてたの。
とっても可愛いわよ❤️」
龍司「あぁ、本当に可愛いな。夕姫に似て。」
夕姫「もう。あなたったら。」
夫婦の仲は良く、本当にラブラブだ。
ただ、朝からはやめてほしいけど。
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父は会社に、母は家の清掃を行っていた。
僕は赤ん坊だから特に何もやることはない。
だけど、ここがヒロアカの世界と知り、油断は出来ないと分かった。父と母の個性はまだ分からないけど、やはり自分自身が強くならないと、この超人社会で生き残ることは難しい。
できれば、身体を鍛えたいけど、この感じではまだ生後6カ月ぐらいしかたっていない。ハイハイで精一杯だ。
だから今は知識を付けるしかないけど、赤ん坊に読み聞かせてくれるものは童話だったり絵本の物語ぐらいしかしてくれないだろう。
何か方法はないだろうか?
『随分思い悩んでいるようだな?』
うん??
声のした方向を見ると。
半透明の人たちが僕を見ていた。
ギャァ~~~~~~!!!
「オギャ~~~~~!!ギャ~~~~!」
夕姫「どうしたの!創破!は~~い。よ~し、よ~~し。」
創破「あぎょぎょ!にゃぎょぎょ!(あそこ、あそこ!)」
指を指して訴えたけど、何も見えていないみたい。
夕姫「オムツかな?あ、濡れてる取り替えなきゃ
ちょっと待っててね。」
母さんは部屋から出ていった。
待って~~!
???「おいおい。落ち着け、別にとって食おうとかしないから大丈夫だ!俺は宮本武蔵だ!」
えっ?