仮面の英雄と約束の場所   作:Kod

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今回、創破が遂に変身します。

タイトルで察しが良い人には、誰に変身するか分かると思います。






GOD SPEED

 

 

プレゼントマイク『ん!?あれぇぇ!!??えぇぇぇぇ!!??お前!!何やってんだぁぁぁ!!!1ーA皇創破!!未だにスタート地点に残ってやがる!!』

 

教師達「「「「「はぁ!?」」」」」

 

生徒達「「「「「えっ!?」」」」」

 

観客達「「「「「ッッ!?」」」」」

 

ザワザワザワ

 

 

創破「・・・・」

 

 

創破は何と、未だに競走に参加しておらず、スタート地点に突っ立っていた。プレゼントマイクの実況によって体育祭を見ている全世界の視聴者や観客、教師達は勿論、現在進行形で競走中の生徒達にも衝撃が走った。

 

 

 

霧雨「(そうくんのことだからな、何か企んでいるに違いない。轟と爆豪との距離はまだ余裕あるけど、スピードを上げよう!!)」

 

轟「(皇がまだスタートしてない!?)」

 

爆豪「(あの鎧野郎、何企んでやがる!!・・・・チッ!!考えても仕方ねぇ!!俺が1位だクソが!!」

 

 

切島「(どういうこったぁ!?アイツ!!)」

 

鉄哲「(どういうことだ!?皇の奴!!)」

 

心操「(・・・・何を企んでる?)」

 

緑谷「(皇君がまだスタート地点にいることは驚いたけど、それを考えてる余裕は無い!早く、早く!!少しでも順位を上げなきゃ!!)」

 

 

お茶子「(え~!?そうくんが!?)」

 

蛙吹「(何かしら、嫌な予感がするわ)」

 

拳藤「(姿を見ないと思ってたけど、今までずっとスタート地点にいたってこと?)」

 

角取「(皇サン・・・・イッタイナゼ?)」

 

 

魔理沙は創破の行動に違和感を持ち、2位と大きく離れてはいるが、飛行速度を上げた。

 

 

轟「(クソ!霧雨のスピードが上がってやがる!!)邪魔だ、爆豪!!」

 

爆豪「それはこっちのセリフだぁ!!俺の前を行くんじゃねぇ!!」

 

 

最終関門の地雷原に轟は突入したが、地雷を避けて通っている間に爆豪は轟に追い付き、轟は迫ってくる爆豪を牽制しようと氷結で妨害するが、類い稀なる戦闘センスによって躱されてしまう。くわえて、先頭の魔理沙のスピードが先程より速くなったため、焦りを感じていた。

 

 

轟「(この距離で爆豪の相手しながら霧雨に追いつくのは不可能………だったら2位を狙う!!2位でも予選通過は確実に出来る!!)」

 

 

轟は1位を諦め、2位を狙うために爆豪を前に行かせないようにする

 

 

 

そのときだった

 

 

ピッ!ピッ!ピッ!ピッ!ピッ!ピッ!ピッ!ピッ!ピッ!ピッ!ピッ!ピッ!ピッ!ピッ!ピッ!ピッ!ピッ!ピッ!ピッ!ピッ!ピッ!

 

 

ピィィィーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!

 

 

ドガァドガァドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガァァァァァァァンンン!!!

 

 

 

轟・爆豪「「ッッ!?!?!?!?!?」」

 

 

突如、地面に埋め込まれていた地雷が爆発した。

轟は地雷を足で踏まないように気を付けて進んでいた、爆豪は爆破によって宙に浮いている状態であったため、2人は地雷を踏んでいない。

 

ならば、地雷が爆発したのは何故?

 

よく見ると、地雷が埋め込まれている地面の端から端まで一直線上に煙が立ち上っている。

 

 

 

ということは

 

 

轟「(誰かが通った!!)」

 

爆豪「(一体誰が!?)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プレゼントマイク『これは一体どういうことだぁぁぁぁ!?!?』

 

生徒達「「「「「???」」」」」

 

 

またもや、プレゼントマイクの驚愕したような大声に生徒達は走りながらも耳を傾ける

 

 

プレゼントマイク『誰がぁぁ!!この結果を想像出来たのかぁぁ!!

 

 

 

 

 

 

 

雄英体育祭!!第1種目 障害物競走!!

 

 

 

 

 

 

 

栄えある第1位はぁぁぁ

 

 

 

 

 

 

1ーA 皇創破だぁぁぁ!!!』

 

 

観客達「「「「「WAAAAAA~~~~!!!!」」」」」

 

 

生徒達「「「「「はぁぁぁぁ!?!?!?!?!?!?」」」」」

 

 

観客達は勿論、生徒達も驚きのあまり、実況放送に聞き入ってしまう。

 

 

拳藤「はぁ!?どうやって!?」

 

角取「皇サン、入試のトキモ思いましたが……サスガデスネ」

 

お茶子「そうくんが……1位」

 

蛙吹「嫌な予感が当たっちゃったわ」

 

 

鉄哲「(どうやったかは分からねぇが、スゲェとしか言いようねぇな………だが次の種目では絶対に勝つぞ!!皇!!)」

 

切島「(くっそ、分かってはいたがここまで実力に差があるなんてなぁ……皇!!次の種目では絶対にお前に勝つ!!だから今は、全力で予選を通過してやる!!)」

 

緑谷「(オールマイトからも言われてたけど、やっぱり彼の実力は計り知れない!!だけど、ここで諦めるわけにはいかない!!1位は無理だったけど、予選から落ちるわけにはいかない!!)」

 

 

緑谷は最終関門に到達し、必死に頭を回転させた所、ある作戦を思い付く。実行に移すために、埋められている地雷を急いで掘り出している。

 

 

霧雨「マッッジかよ畜生!!」

 

 

魔理沙は一瞬キョトンとしたものの、更に飛行速度を上げ、最終関門を突破する。

 

 

爆豪「んだとぉぉ!!クソがぁぁぁ!!」

BOM!!BOM!!

 

爆豪は一気に創破に追い抜かれたという事実にイラつき、更に大きく爆破させ、前に出ようとする。

 

 

轟「(後続に道作っちまうが)後ろ気にしてる場合じゃねぇ!!」カッチーーン‼

 

 

轟は自分の足元を凍らせ、地雷が爆発しないようにすることで、走りやすい道を作った。

 

 

プレゼントマイク『あ!やべぇやべぇ!!皇の奴に驚いちまって実況忘れちまってたぜ!!Sorryyy!!』

 

相澤『気持ちは分かるがしっかりしろよ』

 

プレゼントマイク『いやぁホント、ワリィ。おっとぉ少し目を離してる間に、爆豪と轟の激しい引っ張り合いぃぃ!!後続も最終関門に続々と集まって来た!!多くの生徒がラストスパートをかけて来たぁぁぁ!!』

 

 

魔理沙は最終関門を通過し、ミサイルに当たることも無くなったため、真っ直ぐドームに続く道を目指す。

 

 

 

ドッカァァァァン!!!

 

 

 

後方から突如、大爆発が起こった

 

 

プレゼントマイク『おっと!?皇の1位通過という衝撃に負けねぇぐらいの大爆発が発生したぁぁ!!』

 

 

轟・爆豪「「!?」」

 

 

 

オールマイト「ッッ!!」

 

 

プレゼントマイク『偶然か故意か!?━━A組緑谷!!爆風で猛迫!!』

 

 

後ろから緑谷が地雷の爆破を利用して吹っ飛んできた

 

緑谷は地面に埋め込まれている地雷を掘り起こし、一箇所に集め、その上にロボの装甲を下敷きにして上手い具合に吹っ飛んだのだ

 

 

お茶子「!?(デク君!?)」

 

飯田「緑谷君!?」

 

 

プレゼントマイク『ッつーか、轟と爆豪を追い抜いたぁぁぁぁぁ!!』

 

 

緑谷「(やっぱ凄い勢い!・・・・というか、着地考えてなかった!!)」

 

 

爆豪「デェェ~クァァ!!俺の前を!!行くんじゃねぇ!!」

 

轟「邪魔だ!!」

 

 

轟と爆豪は追い抜かれた緑谷に追いつこうと、それぞれ更に走る速度を氷結・爆破によって加速させた

 

 

緑谷「(ヤバい!!失速、そりゃそうだ、直ぐに追いつかれる!!着地のタイムロスを考えれば、もっかい追い越すのは絶対無理!!)」

 

 

緑谷はずっと持っていたロボの装甲を離さないように必死に掴む

 

 

緑谷「(ダメだ放すな!!この2人の前に出られた、一瞬のチャンス!!掴んで放すな!!)」

 

 

後ろから2人が迫り、緑谷・爆豪・轟と並走になった。そのタイミングで緑谷はロボの装甲を━━━

 

 

緑谷「(追い越し無理なら!!)」

 

 

力の限り━━━━

 

 

緑谷「(抜かれちゃダメだ!!)」

 

 

地面にぶっ叩いた!!!

 

 

 

ドッカァァァァン!!!

 

 

ロボの装甲を地面にぶっ叩いたことで、そこに仕掛けられていた地雷が一斉に爆発し、轟と爆豪はその爆破に巻き込まれてしまった。

 

緑谷はその爆破の勢いを利用し、更に前に進むことが出来た。

 

 

轟「クソが!!」

 

爆豪「チッ!!!」

 

 

緑谷「ハッ!ハッ!ハッ!ハッ!ハッ!」

 

 

煙の中から2人が出てきて、直ぐに緑谷を追う。緑谷は必死に会場のゴールへとひたすら走る。

 

 

プレゼントマイク『緑谷!!間髪入れず後続妨害!!なんと地雷原を即クリア!!イレイザーヘッド、お前のクラス凄ぇな!!どんな教育してんだ!?』

 

相澤『俺はなにもしてねぇよ、奴らが勝手に火ィ付け合ってるだけだ』

 

プレゼントマイク『おっとここで!!霧雨魔理沙が2位でゴール!!!』

 

 

霧雨「くっそ~、また1位獲れなかったぁ~。(やっぱ一筋縄じゃいかねぇか)」

 

魔理沙は箒から降り、悔しそうに1位通過した創破を見た

 

 

魔理沙がゴールしてから少しして、緑谷を筆頭に轟、爆豪もゴールしてくる。

 

 

緑谷「ハァッハァッハァッ(何とか生き残れた……けど……)」

 

爆豪「また………クソ!クソ!クッソォがぁ!!」

 

轟「ハァッハァッ……チィッ!!(皇の姿を捉えることすら出来なかった)」

 

 

緑谷・轟・爆豪は自分の順位を快くは思ってなかった

 

 

プレゼントマイク『さぁ続々とゴールインだぁぁ!!順位等は後で纏めるから、取り敢えずお疲れ!!』

 

 

3人がゴールインをして、他にも生徒達がゴールしてくる

 

 

お茶子「ハァハァ……そうくんのこと……全然見えへんかった。ハァハァ……」

 

飯田「この個性で後れをとってしまった……やはりまだまだ、僕……俺は……」

 

 

八百万「くっ……こんな筈では……」

 

峰田「一石二鳥よ!!オイラ天才!!」

 

モギモギで八百万の背中にくっついてる峰田

 

八百万「サイッテーですわ!!」

 

 

生徒達が次々とゴールしてくるのを観客席にいるヒーロー達が見ている中で、不特定多数のヒーローは1人の生徒に注目していた。いや、注目せざるを得なかった。

 

その生徒は言うまでもなく、皇創破である。

 

 

観客a「なぁ、あの皇っていう生徒の動き……見えたか?」

 

観客b「いや……見えなかった」

 

観客c「あの子、瞬間移動の個性か?」

 

観客d「いや、違うだろ。瞬間移動だったらあの地雷の爆発は何だよ?明らかに、皇って生徒が通ったから爆発したんだろ?」

 

観客e「でもよ、スタート地点からゴールまでは結構な距離だぜ?」

 

観客f「スピードに特化した個性か?」

 

 

 

13号「スナイプ先生………皇君がスタートした時の動き……見えましたか?」

 

スナイプ「……いや、残像すら見えなかった」

 

エクトプラズム「オールマイト先生ハ?」

 

オールマイト「私にもはっきりと姿を捉えることは出来なかった。辛うじて残像は見えたが……」

 

13号「オールマイト先生でもですか!?」

 

ブラドキング「なんという生徒だ」

 

 

 

No.2ヒーロー「・・・焦凍にはテストペッパーとして、良い相手となるだろう」

 

 

No.3ヒーロー「ヤバいなぁ……最近の高校生は(俺よりも速いかも)」

 

 

そんな注目を浴び続けている創破は、自分が出発したスタート地点を見ていた。

 

 

創破「(やっぱり、カブトの世界で一二の速さを誇るライダーは違うなぁ)」

 

 

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

時間は障害物競走が始まり、創破以外の生徒全員がスタートした時まで遡る

 

 

他の生徒達が通り、地面に轟の氷結が残されている場所で創破はポツンと立ち、プレゼントマイクの実況に耳を傾けていた

 

 

創破「(障害物競走ってことは、コースの所々にトラップが仕掛けられているってことだ……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だったら………ここでどんな障害物があるのかを聴きながら待つ。プレゼントマイクの実況は大音量でこのレース場全体にも聴こえる。他の生徒達が障害物に差し掛かれば、観客にどういう物なのかを実況してくれる筈……そうすれば全ての障害物の全容が分かる……内容が分かりさえすれば、こっちのものだ!!)」

 

 

創破は第1種目が障害物競走という競技になった時点で、何の仮面ライダーに変身するのかをほぼ決めていた。

だが、もしかすればそのライダーにとって不利な障害物があるかもしれないと思い、スタート地点でプレゼントマイクが全ての障害物の内容を実況するのを待っていたのだ

 

 

第1関門『ロボインフェルノ』第2関門『ザ・フォール』そして第3関門『怒りのアフロガン』の内容を、何も知らないプレゼントマイクは、いつもの大声で誰の耳にも聞こえるように実況してしまう

 

 

その結果

 

 

創破「(障害物……このライダーに支障をきたすものは……無い!!)行くぞ!!」

 

 

創破は腕に『ライダーブレス』を召喚した

 

 

BooooooooooN!!!

 

 

そこに金色の3本角が特徴のコーカサスカブトの形状をした『カブティックゼクター』、そして『ハイパーゼクター』が飛んできて

 

 

創破「フンッ!!ハッ!!変身!!」カチャ

 

『HEN-SHIN』

 

 

創破がジークンドーのように拳を突き出す構えをとると、カブティックゼクターがライダーブレスに装填され、自ら身体を回転させて変身した

 

 

『CHANGE BEATLE』

 

今ここに、カブト、ガタックとハイパーゼクターを使いこなした3人目の神速の戦士

 

仮面ライダーコーカサスが誕生した

 

そして創破は左腰のベルト部分にハイパーゼクターを装着させる

 

 

創破「ハイパークロックアップ」

 

『HYPER-CLOCKUP』

 

 

GYUM……GYUM ……GYUM ……

 

ライダーベルトの左腰に取り付けているハイパーゼクターのボタンを押したことで、ハイパークロックアップが発動した。これにより、クロックアップをも超える更なる高速状態となった。その速さは、自分以外のものの時間が全て停止していると錯覚してしまう程の速さ

 

 

創破「(一気に行くぞ!!)」

 

 

シュン‼

 

 

まさに神速である

 

 

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

第1関門『ロボインフェルノ』

 

 

創破「・・・・・・」

 

 

シュン‼

 

 

ロボが反応できない程の速さで通過

 

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

第2関門『ザ・フォール』

 

 

創破「(これくらいの綱渡り、皆さん(英雄達)との修行で何度もやってる!!)」

 

夢の中での修行を思い出しながら、難なく綱渡りを行い突破

 

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

第3関門『怒りのアフロガン』

 

 

創破「(爆発する前に進めば、何の問題も無い)」

 

 

ドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガァァァァァンンン!!!

 

地雷が爆発するより速く駆け抜けたことで突破

 

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

そして今に至る

 

 

ミッドナイト「第1種目『障害物競走』終了!!それでは結果をご覧なさい!!次の本選に進める通過者は上位44名よ!!」

 

 

ミッドナイトが言うと、会場の大型スクリーンに生徒全員の名前が順位ごとに映し出される

 

 

創破←1位「(よし、第1種目は1位を獲れた、体力もまだある。この調子だ!!)」

 

霧雨←2位「(気持ち切り替えていくぞ!!次だ次!!)」

 

緑谷←3位「生き残れた………けど(皇君の姿を、捉えることは出来なかった……何て速さなんだ)」

 

轟←4位「ハァッハァッ、チッ!!」

 

爆豪←5位「クソ!クソがァ!!(あの鎧野郎ォォ!!次はぜってぇに俺が1位だ!!)」

 

 

切島←11位「チックショ~、10位以内には入りたかったんだけどなぁ」

 

鉄哲←12位「まだだぁ!!まだ俺の実力はこんなもんじゃねぇぞ!!」

 

心操←29位「(一先ず、第1関門は突破した)」

 

 

拳藤←30位「ハァッ~フゥ~………(流石に序盤から飛ばしすぎちゃったかな?)」

 

???←38位「(こっからだ、覚悟しろよA組)」

 

角取←39位「フゥ~ハァ~(ツギこそはマケマセン!!皇サン!!)」

 

 

???←43位「ハァ、ハァ、ハァ(ベイビーの軽量化も、視野に入れなければ)」

 

青山←44位「あ、危なかった☆」グギュルルル

 

 

本選に進んだ生徒はA組とB組全員と普通科の心操、そしてサポート科の女子生徒であった

 

 

ミッドナイト「残念ながら落ちちゃった人も安心しなさい!!まだ見せ場は用意しているわ!!そして、次からいよいよ本選よ!!ここからは取材陣も白熱してくるわよ、キバリなさい!!」

 

 

予選通過者の生徒達は、再び会場の大型モニターに注目する

 

 

ミッドナイト「さ~て第2種目よ!!私はもう知ってるけど~何かしら~?」

 

 

障害物競走の時と同様、たくさんの競技がスロットのようにして回っている

 

 

ミッドナイト「言ってるそばから、これよ!!」

 

 

モニターに表示されたのは

 

 

 

 

騎馬戦であった。

 

 

 

創破「(騎馬戦か………)」

 

 

上鳴「騎馬戦?」

 

峰田「騎馬戦!!」

 

 

蛙吹「個人競技じゃないけど、どうやるのかしら?」

 

 

ミッドナイト「ルールを説明します!!まず初めに、参加者は2~4人のチームを自由に組んで騎馬を作ってもらうわ!!」

 

創破「2~4人か……」

 

ミッドナイト「基本は普通の騎馬戦と同じルールだけど、1つ違うのが、先程の結果に従い、各々にPが割り当てられること!!

 

 

砂藤「入試の時みてぇなP稼ぎ方式か、分かりやすいぜ!!」

 

常闇「つまり、組み合わせによって騎馬のPが変わってくるということか」

 

 

ミッドナイト「あんたら私が喋ってんのにすぐ言うね!!えぇえぇ、その通りよ!!」ピキピキ

 

創破「(ミッドナイト、カッコ良く言いたかったのかな?)」

 

 

ミッドナイト「生徒達に与えられるPは下から5Pずつ増えるわ!!例えば、44位の青山君であれば5P、43位の発目さんであれば10Pという風にね!!」

 

 

創破「(ってことは1位は……)」

 

ニュートン「(215Pということになるな)」

 

創破「(計算早っ!流石ニュートンさん)」

 

 

ミッドナイト「な・ん・だ・け・どぉぉ~!!1位の所持Pはぁぁ~なんと!!」

 

生徒全員「「「「「???」」」」」

 

 

ミッドナイト1000万(いっせんまん)Pよ!!」

 

 

生徒全員「「「「「!?!?!?」」」」」

 

創破「・・・・・・そう来たか」

 

 

1000万……それはつまり、確実に次の種目に進むことが出来る勝利の切符。

 

 

だが

 

 

ミッドナイト「上位の奴ほど狙われちゃう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

下克上サバイバルよ!!

 

 

それは同じクラスであるA組ともう1つのヒーロー科であるB組、そして他の科2人、計43名の生徒全員に狙われることを意味する、かっこうのエサでもあった。

 

 

 

創破「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

 

ミッドナイト「上を行く者には更なる受難を」

 

教師達「「「「「・・・・・・」」」」」

 

 

ミッドナイト「予選通過1位の皇創破君!!持ちP1000万!!!」

 

 

1000万という言葉を聞いた創破以外の生徒達は全員、いや1人(・・)を除いて全員が一斉に

 

 

「「「「「・・・・・・」」」」」メガギラギラ

 

 

1位である創破を凝視していた。それは、クラスメイトであるA組も例外ではない。常人ならば、42人一斉に此方に向かって肉を狙う獣のような視線を向けられたら、萎縮するだろう。

 

 

だが、

 

 

 

創破「・・・・・・・・・・・・」

 

 

この男は

 

 

 

創破「・・・・・・・・・・・・」

 

 

 

常人ではない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

創破「(上等だ、かかってこい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

全員の鉢巻獲ってやる)」

 

 

皇創破(すめらぎそうは)、その人である

 

 





会場の外


屋台が立ち並んでいる場所にも、会場の席で座って見れない人達のために、観賞用モニターが所々に設置されていた


そこには、あの2人の姿もあった


レム「姉様姉様、どうやら障害物競走が終わったみたいです。あの人は、他とは比べ物にならない程の速さで完膚なきまでの1位を獲りました。流石です。」

ラム「レムレム、彼が1位なのは当然よ。ハムッモグモグッンン……他の有象無象とは違うわ」

レム「姉様、口にたこ焼きのソースが……私が拭きます」

ラム「レム、お願い。両手が塞がってて私では拭けない」


観客a「なぁ、あの子達どこかの金持ちのメイドか?」

観客b「いやいや、だったら近くにお嬢様か御主人様がいるだろ、それらしい奴がいないし絶対にコスプレイヤーだろ」

観客c「だったら……写真撮っても良いかな?」

観客d「撮るんだったら、本人達に許可貰えよ………1枚1万円だってさ」

観客c「いちまッッ!?ッぅ、うぅぅぅだけどぉ!!それ程の価値はある!!すみませ~ん!!」


レム「姉様姉様、どうやらまた金づるがやって来たみたいです。」

ラム「レムレム、カモがやってきたらその金で次は焼きそばとイカ焼きを買ってきて頂戴」

レム「分かりました、姉様」
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