久しぶりの投稿です。毎度のことながら中々投稿出来ずに申し訳ありません。
ポケモンの小説も書きながらこっちも何とか書いていきます。文章表現とか分かりづらくなってるかもしれませんが楽しみに待って頂ければありがたいです。それではどうぞ!
時は少し遡る
騎馬戦 開始前
そこには騎馬のメンバーを誰よりも早く選別した轟焦凍が作戦会議を行っていた
轟「お前らを選んだのは、これが最も安定した布陣だとおもうからだ」
轟が選んだのは、同じA組の八百万・上鳴・飯田であった
轟「上鳴は左翼で発電して敵を近付けさせるな。八百万は右翼から絶縁体やら防御・移動の補助を頼む。飯田は先頭で機動力源もといフィジカルを生かした防御に徹してくれ」
上鳴「おう!」
八百万「分かりました」
飯田「轟君は氷と熱で攻撃・牽制ということか」
轟「…………いや」
飯田の言葉に、轟は会場の客席のある所に視線を向け
轟「戦闘に於いて………
思いっきり睨み付けた
その視線の先にいたのは、現No.2ヒーロー・エンデヴァーであった
エンデヴァー「………………」
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時は戻り
騎馬戦終了3分前
プレゼントマイク『さぁ雄英体育祭!第2種目騎馬戦も残り時間あと3分!現在トップは、合計10002610Pの皇チームだ!!このままトップをキープしておきたいところだが、2位の轟チーム、3位の爆豪チーム、4位の緑谷チームが一斉に皇チームをロックオン!ほぼ全ての騎馬から狙われている状況だ!皇チームは鉢巻を死守できるのか、はたまた皇チームから鉢巻を奪う騎馬は現れるのか!?リスナー諸君、一瞬でも目を離すんじゃねぇぞ~!!』
「「「「「WAAAA!!!」」」」」
プレゼントマイクの実況が会場を賑わせる中、騎馬戦を行っている生徒達の殆どは焦りに焦っていた
現在順位は、1位~4位以外の5位以下の騎馬は全て鉢巻を奪われ0Pであるため、このままでは予選通過出来ず、敗退となってしまう。残り時間もあと3分しかないため、必死に1位~4位の騎馬に向かって鉢巻を奪おうとしている
一方で、2位~4位の騎馬の騎手である轟・爆豪・緑谷達はこのままPを保持し続ければ予選通過は可能な範囲にいる。だが、3人はこれまでの出来事から皇自身に対して大小はあるが対抗心が芽生えていた。入試でも個性把握テストでも圧倒的な1位を獲得し、USJではオールマイトをも殺しうる敵と交戦し、打ち勝ったクラスメイト
そんなクラスメイトに勝ちたい、勝って自分の力を証明したい。A組の中でもその思いが強いのがこの3人………いや4人だった
もう1人は緑谷チームの騎馬の1人であり、創破の幼馴染みでもあるお茶子である。屋上での創破との約束を果たすために、優勝するために、ここで敗退するわけにはいかない。自分の中で誰よりも強いと思っている人に挑み、勝利してみせる。お茶子はそんな心意気だった
爆豪「おらぁぁーー!!死ねぇ!!」
霧雨「よっと!」
爆豪「チッ!!」
轟「はぁっ!!」
発目「ホイッと!」
轟「くそ、ちょこまかと」
現在、皇チームは魔理沙と発目が縦横無尽に爆豪と轟の攻撃を躱していた。創破が仮面ライダーパラドクスになり、5個のエナジーアイテムを取って小さくなってから2人は騎馬の態勢を維持しながらフィールド場を駆け回っていた。騎手はミニミニサイズまで小さくなっているため、実質騎手を持ち上げる負担は0。騎馬は2人であるため小回りが効き、魔理沙は箒で、発目はサポートアイテムで空中にも逃げられるため、回避能力は騎馬の中でも断トツに良いと言える。また、とある2種のエナジーアイテムによって鉢巻の奪取も行えた
霧雨「発目、あっちへ飛ぶぞ!」
発目「了解しました!」
緑谷「常闇君!」
常闇「ダークシャドウ!」
ダークシャドウ「おう!」
霧雨「無駄だ!」
魔理沙と発目は一旦距離を取ろうと空へ逃げる。緑谷は常闇に指示を出し、ダークシャドウを差し向けるが、魔理沙はポケットから何かを取り出す
緑谷「(あれって!)」
『発光』
ピカーーーーン!!!
ダークシャドウ「グワッ!?」
常闇「なっ!?」
魔理沙が身体に取り込むと、身体から強い光が放たれ、たちまちダークシャドウは小さくなってしまう。魔理沙が取り込んだのは、創破から渡されたエナジーアイテムの1つである『発光』だった。文字通り身体が発光し、相手の目を眩ますことが出来る。因みに現在の創破の力で発光出来る時間は約10秒ほど
常闇「ダークシャドウ!」
ダークシャドウ「光、コワイ……」
常闇「すまん緑谷、ダークシャドウは暫く使えん」
緑谷「まさか、常闇君のダークシャドウの弱点を看破していたなんて……」
霧雨「よし、私の推察通り」
発目「ありゃりゃ、そのアイテムってそんなことまで出来るんですね。今度じっくり調べさせてもらっても良いですか?」
創破「機会があればね……それより来てるから最後まで油断しないで」
そう言った直後、爆豪が騎馬から離れ、こちらへと襲いかかってくる。魔理沙はマスターバリアを展開する。爆豪はバリアに張り付き、バンバンと連続して爆破を喰らわすが破れそうにはなかったため、瀬呂にまた回収される
爆豪「チッ、くそが!」
切島「落ち着けって爆豪」
爆豪「うっせぇ!俺は充分落ち着いてんだよ!」
轟「(今だ!)」
轟は一瞬霧雨と発目の動きが止まったのを見逃さず、右腕を大きく振りかざし、周囲に簡単には越えられない巨大な氷の壁を作った。それにより、轟チームと皇チームのみが壁の中に閉じ込められた状態となる。魔理沙は心の中で舌打ちをする。発目の方は何やらアワアワと慌てている
発目「すみませんお二方、バックパックがオーバヒートしてしまいました。もう私は簡単に空へ逃げられません」
霧雨「……そうか、分かった。(私は箒で行けるが、発目を乗せるとなると絶対隙が生まれる。それに………あの高さの氷壁を越えるとなると時間もかかるから……どうするか)」
創破「………霧雨、発目さん」
霧雨「………ん?なんだ?」
魔理沙が悩んでいると、小さくなって霧雨の肩に乗っていた創破が声を掛ける
創破「そろそろ縮小化の効果が切れる」
霧雨「……マジか?」
創破「マジ。だけど1つ作戦がある、よく聞いて━━━━━━━━」
霧雨「………へぇ~、分かった。私はお前を選んだんだ、最後までお前に乗ってやるよ」
発目「私もです!それが成功すれば、今まで以上に私のベイビー達が注目されます!」
創破「………あんがと、それじゃあやるか!」
創破の縮小化が解除され、魔理沙と発目の騎馬の上に現れる
プレゼントマイク『おっとぉ!!ここでずっと消えていた皇が姿を現した!!』
相澤『効果が切れたのか意図的に消したのか分からんが、これは他の騎馬にとっちゃあチャンスだな……』
プレゼントマイク『たしかに!ずっと消えてたから皇の鉢巻は狙えなかったもんな!』
実況によって轟チームだけでなく氷壁の外側にいる騎馬達にも知れ渡る。緑谷チームと爆豪チームはどうやってこの壁を越えるか考えるが、0Pの騎馬達は2チームの騎馬の鉢巻を狙いにかかって来る。緑谷も爆豪も、何とか奪われないように立ち回っているが、数が多いこともあり中々轟と皇の方へ行くことが出来なかった
轟「やっと姿を現したな、皇」
創破「………あと1分ちょっとだよ。僕達を氷で閉じ込めたは良いけど、この短時間で奪える?」
轟「………飯田」
飯田「あぁ、この後は頼んだぞ、皆!」
飯田は、轟達に前もって自分の
飯田「奪れよ轟君!!トルクオーバー!」
飯田の両足に付いているエンジンマフラーから青い炎が勢いよく噴出する
霧雨・発目「ッ!!」
ヒュッ!!
上鳴「ひえっ!?」
轟「ッ!!」
飯田「レシプロバースト!!」
轟チームは、目にも止まらぬ速さで、皇チームを横切った
プレゼントマイク『なーーー!!?何が起きた!!?速っ速ーー!!飯田そんな超加速があるんなら予選で見せろよーー!!』
飯田「トルクと回転数を無理矢理上げ、爆発力を生んだのだ。反動で暫くエンストするがな……轟君、やったか?」
轟「………」
飯田「轟君?」
飯田は轟に創破の鉢巻を奪ったかどうかを聞いたが無言であったため、顔を向けると
轟「………」ガクッ
飯田「轟君!?」
八百万「轟さん!?」
上鳴「うぉ危ねぇ!」
轟は騎馬の上で白目を剥き、気絶していた。倒れそうになった轟を上鳴と八百万が倒れないように支える
創破「すまないな、飯田……」
飯田「ッ!!」
エンデヴァー「(何をやっている焦凍!!)」
オールマイト「(皇少年……君はそこまで)」
観客席では、オールマイトとエンデヴァーが創破の手元にある物を見て、驚きを隠せないでいた
創破「そのぐらいのスピードは、何度も経験があるんだ」
創破の手元にあったのは、轟が巻いていた鉢巻全てだった。轟の首や頭にかけていた鉢巻を、創破はすれ違いざまに逆に奪い、とある
プレゼントマイク『皇創破ァァーー!!何とあの飯田のスピードを、見切っていたーー!!しかも轟チームの鉢巻全部奪い取りーー!!一体どこまで奪えば気が済むんだーー!!?』
「「「「「WAAAAAA!!!」」」」」
相澤『…………(まさかアイツ)』
実況席にて相澤は、自分のある嫌な予感が当たらないことを祈る
八百万「轟さん!大丈夫ですか!?」
飯田「轟君!!」
轟「…………ッッ」
上鳴「轟?」
轟は上体を起こし、目をパチクリさせると
轟「ーーーッッ!!」
パキパキッ!!パキパキッ!!
そこかしこに氷結攻撃を打ち始めた。創破がすれ違いざまに轟に触れさせたのはエナジーアイテムの1つ『混乱』であった。文字通り混乱状態となってしまう
飯田「轟君!?」
八百万「轟さん、どうなさったのですか!?」
上鳴「うぇ、やべっ足凍った!!?」
飯田「ッ!!すまない、さっきの反動で脚を動かせない!」
八百万「やられましたわ、恐らく皇さんの仕業です!」
轟は自分の騎馬メンバーの足を氷結で固めてしまう。飯田は先程の技の影響でエンストし、足を上手く動かせない。上鳴と八百万は両足を氷結で凍らせてしまい、行動不能となってしまう
プレゼントマイク『どうしたどうした轟!!そこかしこに撃ちまくって、自暴自棄になっちまったか~!!』
相澤『また皇の仕業だろ……』
轟チームの850Pが加算され皇チームの鉢巻は10本、合計1000,3460Pとなった
創破「よし、轟チームの鉢巻もゲット……残り時間は?」
霧雨「あと……約30秒だ!」
発目「次はどうしますか?」
創破「次は………
彼らの相手だ」
バッキィーーン!!!
氷壁が外側から破壊された。破壊して中に入り込んで来たのは、爆豪チームと緑谷チームである。緑谷チームは緑谷のワンフォーオールによるデコピンの風圧で、爆豪は爆破を連続させてきたらしい
緑谷「(あと30秒!)…常闇君!!」
爆豪「(ぜってぇ奪う!!)…死ねぇ!!」
それぞれ、緑谷はダークシャドウを、爆豪は爆破による空中移動でそれぞれ創破から鉢巻を奪おうとしてくる
創破「霧雨、発目、最後に行くぞ!」
霧雨「おう!」
発目「はい!」
創破は魔理沙と発目、そして自分自身にエナジーアイテムを取り込ませる
『『『高速化!!!』』』
創破・魔理沙・発目「「「はぁっ!!」」」
爆豪「なっ!?」
緑谷「えっ!?」
『高速化』のエナジーアイテムによって、一時的に3人のスピードが急上昇。飛んできた爆豪の首に巻いてある鉢巻をまず奪い、その後少し遠くにいる緑谷への元へと瞬時に向かって鉢巻を奪った
お茶子「い、今のって……デク君!」
瀬呂「ッ!!……一旦回収するぞ爆豪!」
緑谷「………」
爆豪「………」
創破「おしっ!爆豪と緑谷の鉢巻もゲットしたぞ!」
霧雨「やったな皇!」
発目「凄いです!凄いです!」
プレゼントマイク『マジかよおい!!皇の奴、鉢巻全部獲得しやがったーーー!!』
相澤『………ハァッ、嫌な予感が当たってしまった』
常闇「おい緑谷!しっかりしろ!」
お茶子「デク君!?」
瀬呂「おい爆豪じっとしてろ!何当たり散らしてんだよ!」
切島「爆豪!おい何やってんだよ!?」
緑谷「ーーーッッ!!」
爆豪「ーーーッッ!!」
因みに、轟と同様で『混乱』のエナジーアイテムを緑谷と爆豪にも取り込ませていた。緑谷は目の焦点が合わずオロオロとし、爆豪は瀬呂が何とか回収したものの騎馬の上で所構わず爆破を繰り返していた。2チームの騎馬メンバー達は何が起こったか分からず、こちらもある意味混乱状態となっていた
そして━━━━━━
プレゼントマイク『タイムアッーーープ!!!』
「「「「「WAAAAAA!!!」」」」」
━━━━━━騎馬戦が終了した
プレゼントマイク『第2種目騎馬戦が遂に終了したぞ!』
オールマイト「まさか、これほどまで」
エンデヴァー「…………」
No.3ヒーロー「圧倒的だったね……ますます興味持っちゃった」
プレゼントマイク『1位は勿論前代未聞!!鉢巻12本全て獲得したぁぁ!!』
No.1女性ヒーロー「あいつ……戦ってみてぇ」
プレゼントマイク『合計1000,4730P、皇チームだぁぁ!!!』
「「「「「WAAAAAAAAA!!!」」」」」
創破「やった!!」
霧雨「よっしゃあ!!」
発目「やりました~!!」
パチッ!パチッ!パチッ!
創破は騎馬から降り、魔理沙と発目と喜びのハイタッチを交わした
レム「姉様姉様、姉様の予想通りの清々しい結果となりました。レムは今とても感服しています」
ラム「レムレム、彼はまだ全力を出していないわ。最終種目もとっても楽しみ。あの御方も、さぞお喜びになるでしょう」
レム「姉様、昼休憩はどういたしましょうか?」
ラム「そうね……
霧雨様に会いに行きましょうか」
レム「分かりました」