新年、明けましておめでとうございます!
とっても遅い時期に新年の挨拶となってしまいましたが、2026年初投稿となります。
ヒロアカはアニメも最終回を終え、本当に感動しました。最終回の続きの『More』も今から楽しみです!
1月から始まるアニメも話題となるものばっかりでワクワクが止まりません!皆さんはどのアニメが好きですか?
そして!『仮面ライダー』は今年で生誕55周年です!!おめでとうございます!!まさかその記念に平成ライダー11作品のムービープロジェクトが開催されるとは、本当にびっくりです。皆さんはどの仮面ライダー映画に投票しましたか?自分としては全部観たいんですけど………それはとっても
おっとすみません、話が脱線してしまいそうでした。
それでは今年も『仮面の英雄と約束の場所』、そして現在投稿している小説共々、よろしくお願いいたします!
雄英体育祭休み2日目
この日お茶子は創破の住んでいるマンションに行く約束をしていた
そもそもお茶子は地元の三重から雄英のある静岡へと通うことは経済的にも時間的にも厳しいため、お茶子は入学と同時期に一人暮らしも行うこととした
両親と念入りに雄英から一番近く、安いアパートを探し、そこに住んでいる。両親から仕送りをして貰いながら人生初の一人暮らしを始めた。小さい頃から両親は共働きであったため、家事全波を自ら進んで行い身体に染み込んではいた
だが、偏差値75という名門校に通っているため、家事を行いながら日頃からの勉強は欠かさずにやらないといけない。それも幼馴染みである創破が見てくれているお陰でちょっとだが成績はキープしていた
つまり何が言いたいのかというと…………今のお茶子にとって一人暮らしはあまり苦労するようなものではない
ではどうして、創破のところにある家具を参考に見たいと言ったのか
魔理沙『なぁ皇、明日って暇か?』
創破『えっ?………まぁ暇だけど』
魔理沙『じゃあさ、明日私とちょっと来て欲しい所があるんだけど良いか?』
創破『来て欲しい所?』
魔理沙『あぁ、時間とかは夜にでも連絡するからさ』
創破『………まぁ良いけど』
魔理沙『サンキュ!』
体育祭が終わった後の創破と魔理沙のそのやり取りに………むっとしてしまったから
そんな単純な理由だった
ピンポーン!
お茶子は約束した時間ぴったりに創破の部屋の呼び鈴を鳴らした。扉の向こう側から足音と鍵を開ける音が聞こえ、扉が開いた
お茶子「そ、そうくん……お、おはよう」
創破「おはようお茶子さん。どうぞ、入って」
お邪魔しま~すと言いながらお茶子は靴を脱いで部屋の中に入った。お茶子はソファに座り、創破は飲み物を出すために台所の方へ行った
待ってる間、お茶子はぐるっと部屋を見渡す
お茶子「(そうくんの部屋、こんな感じなんや……)」
今自分が座っているソファの向かい側にはテレビが置いてあり、その間にはテレビのリモコンや飲み物を置くために使う小さいテーブル。テレビが置いてある棚の隣には難しそうな本が何冊も並べられている
ここまで見れば普通のマンションの一室だがお茶子が気になったのは部屋の至るところにあるものだった
お茶子「(あれって、昔の電話機?それにランタンに古時計?)」
他にもカラフルな飲み物の缶や小さな菓子袋のような置物があった。どこかで買ったお土産品なのかなと思っていると、創破が麦茶とビスケットを持ってきた
創破「はい、どうぞ」
お茶子「あ、美味しそう~!ありがとう!」
パクッと一口食べてみると本当に美味しかった。何でも体育祭が終わった日の夜にそうくんのお父さんとお母さんが来て、置いていった土産の中にあったものだという
お茶子「そうくんもだったんや。うちもね、昨日買い物から帰ってきたらアパートの中にお父ちゃんとお母ちゃんがいつの間にか入ってたんよ………もう目ん玉飛び出るくらいびっくりしちゃった」
創破「ハハッ、お茶子のお父さんとお母さんらしいじゃん。2人も嬉しかったんだよ、自分の子が一生懸命になってるところを見ればさ」
昨日、自分の名前を呼びながらゾンビのように眼を光らせ這ってきたお父ちゃんとお母ちゃんの姿は色んな意味で絶対に忘れないだろう。平日で仕事も普通にあったというのに、こんな精神的にも経済的にも悪いサプライズは止めて欲しい反面、雄英に入ってから電話で声しか聴くことの出来なかった両親の元気な姿を見れて嬉しいと思う自分もいた
それから沢山話した。一人暮らしは大丈夫かとか、雄英に入ってからのこととか、本当に色々と………
創破「そんじゃ、そろそろ本題に入ろうか」
お茶子「あっ……う、うん!そうやね、よろしく!」
お菓子を食べながら話すのに夢中でここに来た目的を忘れそうなところだった
創破「参考になるか分からんけど、具体的にどういうのが知りたい?」
お茶子「じゃ、じゃあ……まずは部屋の掃除とかに使ってるものが見たいかな?」
創破「掃除用具だな、分かった」
そこからそうくんが主導での一人暮らしをする上での家事指導が行われた。部屋掃除では今居る部屋の中で一緒に掃除を行い、そうくんが使っている掃除用具とか掃除をする上での豆知識等を教えてもらった
創破「掃除機をかける時はこうやって縦と横、十字を描くようにかければゴミを取り易くなるから」
お茶子「なるほど」
創破「掃除機をかけ終わったら部屋の中は結構ゴミが舞ってるから20分ぐらいは窓を開けて。出来れば風通しが良くなるように2つ窓を開けるのがベスト」
お茶子「分かった!」
創破「一応自分が使ってる掃除機とかモップとかはこういうのだけど……」
お茶子「うぅ、やっぱり結構高いもん使っとるね………」
創破「まぁ性能は良いけどさ、さっき教えたことを意識してやれば普通に売ってるものでも十分綺麗に出来るから」
お茶子「そ、そうやよね……」
創破「掃除はこれくらいか………っともうこんな時間だしお昼にするか」
お茶子「あ、ほんまや」
時計を見ると11時すぎ。お腹も空いて来た頃合いだった
創破「じゃあお昼は作るから、お茶子はソファで休んどいて」
お茶子「えっ、うちも手伝うよ!」
創破「いいよ、お客さんなんだし。疲れてるでしょ?」
お茶子「それやったらそうくんも同じやろ。それに、そうくんの炊事も学びたいな~って思って」
創破「分かった、じゃあよろしく頼むよ。エプロンは俺の使って」
そうくんから黒のエプロンを借り、キッチンに一緒に立つ。ご飯と味噌汁はもう出来ているということだったので、作る料理はレタス、サラミ、ミニトマト、きゅうり、ドレッシングを使用したサラダ。そして豚肉を使った生姜焼きを作ることになった
うちはサラダを作る。包丁の扱いは手に染み付いているためテキパキと野菜を切っていく。隣からジュ~という音と香ばしい良い匂いがしてきた。チラッと横目でそうくんが豚肉をフライパンの上に載せて焼いていた。
食欲をそそる匂いと様子に様子に思わずぐぅ~と腹の音が鳴ってしまった、恥ずかしい……
そうくんは気付いてない……気付いてないよね?
うん、料理に夢中みたいだ。気付いてないっぽい、良かった………良かっ……
創破「…………」(フライパンを右手で持ち、左手のしゃもじで豚肉の焼き加減を見ている)
お茶子「━━━(料理してるそうくん……かっこええ/////)」
創破「お茶子、そっちは野菜切り終わった?」
お茶子「う、うん!終わったよ!」
創破「じゃあ、そこのボウルとサラダハンド使って混ぜといて。ドレッシングは冷蔵庫の中にある好きもの入れて良いから」
お茶子「分かった!」
冷蔵庫の中を確認し、うちは胡麻ドレッシングを選んだ。切った野菜をボウルに入れ、先割れスプーンに似たサラダハンドを使って混ぜる
ある程度混ぜ合わせたらドレッシングを少しずつ入れてまた混ぜる。その様子を横目でそうくんは見て、呟いた
創破「自炊は特に教えることとかなさそうだな。手際も良いし包丁の扱いも慣れてるみたいだし」
お茶子「やった!そうくんの生姜焼きももうすぐ出来上がりそうやね!」
創破「あぁ、もうちょっと炒めれば完成だ。お茶子は休日とかってこういう料理してるか?」
お茶子「そうやね~、学校ある日は朝ごはんとか作る時間はないから、スーパーで安売りしてるおかずを買いに行ったり作り置きするおかずを作ったりしてるかな」
創破「栄養バランスとか大丈夫か?」
お茶子「それは、その、ちょっと偏っちゃう時もあるけど………」
創破「雄英はただでさえ身体を動かす授業が多い。栄養はしっかり取っておく必要がある。俺の母さんが教えてくれた簡単で栄養バランスも取れるレシピを教えるから」
お茶子「えっ良いの!?ありがとう、めっちゃ助かる!!」
創破「どういたしまして。よし、生姜焼きも完成。食べようか」
お茶子「うん!」
創破・お茶子「「いただきます!」」
そうくんが作った生姜焼きとうちが作ったサラダ。2人均等になるように分けて食べた
お茶子「美味しい!!」
予想はしてたけどやっぱり美味しかった。プリッとしたお肉の歯応えに生姜焼きのたれが絡み合う。ホカホカの白ご飯と一緒に食べ合わせると更に食欲が増す。サラダの方もドレッシングが効いていてさっぱりとした味わい。あっという間に2人とも完食してしまった
お茶子「ふぅ~、ごちそうさまでした」
創破「ごちそうさま。茶碗とかは流し台の方に置いといて、洗っておくから」
お茶子さんはくつろいでてってそうくんは言うけど、食べさせてもらって自分ひとり寛ぐのもあれのため、一緒に片付けを行った。2人でやったので、あっという間に終わることが出来た
その後、うちはそうくんと一緒にソファに座りテレビを見て寛ぐ。チャンネルを変えながら観ていると、とあるニュース番組が流れた
それの内容は、日本で重婚が出来るようになったこと。近年の少子高齢化を見据え2日前、雄英体育祭のことと重なった日に可決されたものだという。新聞やニュースで報道されたのだが、雄英体育祭のことと重なってどうにも現実味がない話だと思っていた
創破「重婚か………日本がまさか重婚可能になるなんてな……」
お茶子「うちも、何か未だに信じられないっていうか。『少子高齢化を見据えて』とか『人と人との繋がりをより強固なものにするため』とかが理由みたいやけど」
創破「ちょっとやりすぎって感じがするんだよな」
お茶子「………そうくんは……」
創破「………ん?」
お茶子「あ、いやっ……そうくんは、その~……ど、どど……」
創破「………ど?」
お茶子「どういうトレーニングしてるの!?」
創破「………えっ?」
お茶子「いや~、その~、ほ、ほらっ!!雄英体育祭で思い出しちゃってさ!ぜひとも優勝者であるそうくんがどういうトレーニングをやってるのか気になっちゃって
ヤバいヤバいヤバい!うち、何言おうとした!?「どんな子と結婚したい?」って思わず聞いちゃうところだった!何とか誤魔化したけど全然違う話題にしちゃったし……うっ~~……そうくんに変やと思われてない……と思いたい
創破「トレーニングか………俺がやってるのはランニングとか柔軟体操みたいな基礎トレと………魔理沙とのマンツーマンの対人戦闘とかだな」
お茶子「そう言えばそうくん、放課後は殆ど魔理沙ちゃんと一緒にトレーニングルームに行ってるよね」
創破「あぁ、最初の戦闘訓練の時から魔理沙とは一緒に何度も特訓に付き合ってもらってるんだ。アドバイスとか技の練習もやってくれるし、本当良い奴だよ」
お茶子「………そのトレーニング、うちも参加して良い?」
創破「お茶子も?」
お茶子「そうくんと魔理沙ちゃんの戦いを観てさ……うちも魔理沙にもまだまだだなって、やっぱり思ったんよ。だから、2人と特訓すればうちも何か掴めると思う……お願い!!」
創破「………分かった、良いよ。魔理沙にも聞いてみるけど、多分オッケーしてくれると思うから」
お茶子「ホンマに!?ありがとうそうくん!!」
創破「ッ……/////」
お茶子「ん?どうしたんそうくん……急にそっち向いて?」
創破「いやッ………何でも、ない………/////」
お茶子「???」
その後、またそうくんに一人暮らしの知恵とかを教えて貰ったんやけど………そうくんの顔が少し赤くなっていたり、動きがぎこちなくなったりしてた
どうしたんやろ?
一通り教えて貰ったころには、もう空が夕焼け空になっていた
お茶子「今日は色々と教えてくれてホンマにありがと。良い勉強になったよ」
創破「それなら良かったよ。じゃあ、また明日学校で」
お茶子「うん!じゃあね!!」
こうして、うちとそうくんの休みは終わった。楽しかったな~……出来ればもっと一緒に居たかった/////
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お茶子帰宅後
創破「はぁっ~~…………びっくりした~~~」
創破はお茶子が帰った後、沈むようにソファに座り込む。あの時のお茶子の笑顔が、夢で見たウエディングドレス姿のお茶子と重なってしまった。重婚のニュースの話題になった時、顔には出さなかったが内心凄く動揺していたのだ
創破「早く忘れよう。いつまでもこんなこと思ってたら、あの2人に失礼だ」
気を紛らわせるためにリモコンのチャンネルボタンを押す。その時、創破の目に飛び込んできたニュースの内容は━━━━━━
創破「これは…………」
━━━━━━創破の思考を一変するのに十分な内容のものだった
創破「飯田………」
体育祭を途中で抜けた飯田ことを創破は思い出す
飯田のお兄さん、ターボヒーロー インゲニウム他、多くのヒーロー達を再起不能にさせた最近巷で話題となっている
創破「ヒーロー殺し………ステイン…………」
評価や感想があればよろしくお願いします!