あれから3年
僕は3歳になった。
英雄達との修行は欠かさずに行っている。
もちろん、父さんと母さんと一緒に過ごす日々も大切なものだ。
僕はあれから武蔵さん達と一緒に身体を鍛えたり勉強を行ったりしている。
心の中で身体を鍛えたとしても意味がないように感じるがそうとも言えない。久しぶりに立ったせいか、最初の内は軽く走っただけで、立てなくなるくらいヘトヘトになった。しかし、今は5キロくらいなら休まずに走ることが出来た。
一番辛かったのは武蔵さんとの剣試合だった。
何度も、何度も、何度も!木刀で叩かれるは、足を引っ掛けられて地面に転がるは、吹っ飛ばされるは!!
傷は付かないけど、痛いものは痛い!
それでも何とか食いついていき、対人戦での身体の運び方や剣術についても学ぶことが出来た。現実の身体でも運び方や直感などは覚えてるみたいだ。
ロビン・フッドさんとは森で修行を行った。
武蔵さんほどではないが、きつかった。
弓矢を教えてくれたが、体力づくりとして森を走りながら射ってくる矢を躱し、ゴールを目指した。
あの人、あり得ないところから射ってくるからヒヤッとしたことが多い。
しかも弓矢を教えてくれるとき、初めの内は普通に立ちながらやっていたけど、命中率が上がってくると難易度が上がってきた。目隠ししながら、馬に乗りながら、逆さでロープで吊るされて回転しながら的を射る、なんてのもあった。
三半規管、めっちゃやられた。
まぁ、そのお陰で気配を感じとることが出来るようになれた。
エジソンさんとニュートンさんとは実験室で勉強を行った。
元々前世の一般常識で学力は身に付いていたが、復習という意味で中学からの数学や理系を勉強することになった。
2人とも分かりやすく教えてくれた。
特に電気分野や万有引力については詳しく教えてもらった
ニュートンさんはまだ分かるけど、エジソンさんが現代の電気分野について詳しかったのはちょっと意外だった。
エジソンさん曰く、「死んでからもタケルの世界において、詳しく調べ、学んだ」ということだった。
やはり天才は違うなぁ~~と思った。
こんな感じで毎日を過ごし、あっという間に3年が経った
夕姫「創破~~!行く準備できた~?」
創破「出来てるよ~~!」
今僕は幼稚園に通い始めたばかりの幼稚園児だ。
母さんが車で運転して幼稚園まで連れいってもらっている。
夕姫「幼稚園は楽しい?友達は出来た?」
創破「うん!楽しいよ、友達もたくさん出来た!」
夕姫「そう?良かった、創破は責任感が強いというか大人びているときがあるからね。周りに馴染めているか心配でね?」
母さんはやっぱり優しいなぁ。この人の優しさにはいつも助けられている。
創破「母さん、いつもありがとう。」
夕姫「どうしたの急に?」
創破「ううん、何となく。」
話している内に幼稚園に着いた。門の前には女性の先生がいる。
僕たちの組の佐倉先生だ。
佐倉「おはよう、創破くん」
創破「おはようございます!先生!」
夕姫「創破のこと、よろしくお願いします。」
佐倉「はい、任せて下さい。」
母さんと別れ、僕は幼稚園の中に入って行った。
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???「あ!そうくん、おはよう!」
創破「おはよう!麗日さん!」
幼稚園児a「すめらぎ、おはよう。」
幼稚園児b「おっは~!そうは~。」
幼稚園児c「おはよう。そうはくん」
創破「みんな、おはよう!」
組に入ってほとんどの人から挨拶を受け、返していく。
入園してから心配だったけど、人付き合いも大切なことの1つだからね。
入園してから積極的に話してみんなと友達になれた!
今回はここまでです。麗日がヒロインの1人です。
ではまた。