幼稚園の入園式 前日
麗日side
私は麗日お茶子 3歳
明日からは幼稚園に通う
私はとっても楽しみだった、家でよくはしゃいだ。
初めての場所、初めての友達、とっても楽しみだった。
入園式当日、お父ちゃんもお母ちゃんも泣いていたのをよく覚えている。
佐倉「みんな、おはよう!今日からこの組の担任になった佐倉です!みんな、よろしくね!」
全員「「「は~~い!」」」
優しそうな女の先生で良かった。
麗日「あっ!あの!」
幼稚園児a「それでねそれでね!公園に行った時ーー」
幼稚園児b「あーそっか。だからーー」
麗日「・・・。」
声を掛けようとしたけど他の人と行ってしまった。
麗日「ねぇ!ねぇ!」
幼稚園児c「オレこの前、オールマイトのぬいぐるみ当たったんだ!」
幼稚園児d「まじか!良いな~~。」
幼稚園児e「オレは、じゃーん!オールマイトのストラップ持ってるんだぜ!」
麗日「・・・。」
また、話せなかった。
結局、友達が出来ないまま、1週間が経った。
これくらい経つと、グループが成り立ってくる。
私はまだ、誰とも友達にはなれてなかった。
お昼
皆は誰かとお喋りしながらご飯を食べている。
おかずの交換とかヒーローの話とかしていて楽しそう。
私もしたいなぁ~。
創破「ねぇ!君!」
麗日「えっ!」
声をした方を振り返ると、黒髪の男の子が立ってた。
創破「となり、座っても良いかな?」
麗日「あっ、うん、良いけど。」
創破「ありがとう。」
男の子はとなりに座ってお弁当を食べ始めた。
話しかけても大丈夫かな?迷惑にならないかな?
創破「その卵焼き、美味しそう。お母さんがお弁当作ってくれてるの?」
麗日「えっ?、う、うん。そうだよ。」
創破「僕のハンバーグあげるからさ、おかず交換しても良いかな?」
麗日「良いの!ありがとう!えっと~。」
創破「あっ!ごめん。そういえば、名前まだ言ってなかったね。僕は創破。皇 創破。よろしくね!」
麗日「私は麗日 お茶子。よろしく!」
あの日、私は初めてのお友達が出来た。
創破くんは私の話を真剣に聞いてくれた。
創破くんが遊びに誘ってくれたり、話を盛り上げてくれたりして他の皆とも友達になることが出来た。
本当に感謝している。
それに、彼は凄い。
彼は喧嘩をしている子達がいると仲裁に行く。両方の意見を聞き、そこから最適な答えを導いている。
彼はとても大人びている。
誰にも頼まれていないのに、誰も誉めてくれないのに、彼は周りをよく見て気配りが出来ているように感じる。相手が先生の時も自分の意見や皆の意見を分かりやすく代弁して主張している。
そんな彼に聞いてみた、何であの時話しかけてくれたのか?と。
彼は、たまたまだよ。って答えたけど
前々から彼と友達だった人に聞いてみたら
『本人には、内緒だよ。何だか、寂しそうな顔をしてた。入園式のときに見かけた笑顔をもう一度見たかったから。だってさ。良かったね、お茶子ちゃん!』
その事を聞いて
私はとっても恥ずかしくなった!
だけど、それ以上に
嬉しかった。
この気持ちは何だろう?
これをきっかけに私は「そうくん」って呼ぶようになった!
最後まで読んで頂きありがとうございます!
あと、この話をよくするためにも聞きたいのですが、文字の色づけとか大きさ、振動を付け加えるのってどうすればよいでしょうか?
知っている人がいれば感想欄にてお願いいたします。
次回は創破の人生にとってターニングポイントとなる出来事が発生します。どうぞ、お楽しみに‼️