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真っ白な空間……ここはどこだろう? まったく見覚えがない。
「はて? おかしいな? さっきまで自分の部屋で寝てたはずなのに。なにがどうなっているやら」
「そりゃそうじゃ。何せお主は死ん「ムッ! クセ者―ッ!!」だの―――ッッ!?」
声をかけられ、反射的に俺は後ろ回し蹴りを放ってしまった。俺に蹴られた人物は結構な勢いで吹き飛んだ! 振り返り駆け寄ってみれば……白いローブをきたじいさんだった。鼻血をだして目を回していた。
「おーい。生きってかじいさん」
近くに座り込み頬を叩くが起きる気配がなかった……よーし、それなら。
馬乗りになり両手を構え……某アニメの八卦六十四掌ならぬ
「八卦六十四ビンター――――――ッ!」
-パンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンッ!-
「ひヴぇぶしょぐしふゃじうふぇんふてじえうぃおでゅう!」
暫く叩いていると腕が俺の腕を掴み止めた。後、34ビンタ残っていたのに……チ。
「どっこいしょ」
重い腰を持ち上げじいさんから退くと、顔を手で覆い悶えていた……はよ起きてくれよ。
数分後、急に立ち上がると顔が腫れたままで向かってきた。
「あふぉふぁおひゃへ! いひぃふぁりふぇりをふぁふぉにくひゃわすやふがいふふぁ!? ふぉふぉうひぇビンヒャをするひゃふぉのアホふぁれ! バヒャファレ! ウ○フォふぁれ!
訳:アホかお前! いきなり蹴りを顔に食らわすやつがいるか!? そしてビンタをするかこのアホたて! バカタレ! ウ○コたれ!」
何を言っているのかさっぱりだが怒っているのがわかる。血圧があがるぞじいさん。
ざっと10分位たったのかな? ようやく俺に言いたいことが言えたのか今じゃ息を切らしている。無理するんじゃないよ。
すると爺さんの手がいきなり光りだし、顔に当てると腫れが収まった! おぉ、すげぇ。一瞬で顔の腫れが引いた。
「まったく最近の若者は、いきなり人の顔に蹴りをいれるなんぞ言語道断じゃぞ」
「それはすいませんねじいさん。でもあんたもいきなり声をかけるのがいけないんだぜ? ……まぁ、前に現れたらドロップキックするけどさ」
「する前提でおかしいんじゃ! 少しは常識を持ったらどうだ常識を!」
「常識? なにそれおいしいの?」
俺のふざけた回答に爺さんは口をパクパクさせ何か言いたげだったけど、熱が冷めたように深くため息をついた。
「はぁ~……まぁよい。ここで時間を潰すのもなんじゃ。さっさと要件を言うぞ。お主が死んだ件じゃが、核ミサイル発射したところお主の家に直撃してな。それで死んだんじゃ」
「待て――――――い!! おかしくねぇか!? 何で俺の家に核ミサイルがぶつかるんだよ!!」
「少し離れた国が遊び半分で飛ばしたところ、運悪くお主の家に当たったと言うわけじゃ」
「遊び半分で核ミサイル飛ばしてんじゃねぇよ!! ふざけんなちくしょう! 俺はまだ生きたかったんだぞ! 人生かえしやがれ――――ッ!! 飛ばしたそいつぶっ殺す!!」
俺の怒りの声があたりに響く!
「まぁ過ぎたことにこだわるな若人よ……そこで提案なんじゃが、転s「転生を頼む! そして特典もお願いしやす!」……まだ儂が言ってる途中じゃろうに……どこに転生したいか要望はあるか?」
どこにか。う~ん。
「ほいほい……特典はこれで良し。魁斗、お主の転生先と特典は決めといたぞ。後数秒あれば転生が完了するぞ」
「……は? ちょいまてやじいさん。何勝手に決めてくれてんの? 俺に要望あるかッ」
そこまで言って目の前が暗くなり俺は浮遊感に見舞われた。この感覚は……。
「落ちてる――――――――ッ!?」
「ホッホホホ。さらばじゃ」
「クソジジィ――――――ッッ! 覚えてろ――――――ッ!!」
あのジジィ……いつか殺す。