そして、謎は解けるのだろうか。
いよいよ、最終章です。
「ん。」
「どうしたの、歩夢。」
「登山客の中に犯人がいるはずだわ。」
「えっ、それ本当なの。」
「うん。」
「犯人は、このメンバーの中にいるわ。」
「それ、本当なの。」
「うん、たぶんこの人だわ。」
と、歩夢は侑に言った。
「わかったの、犯人が。」
「ええ、犯人はこの人よ。」
「えっ、誰なの?。」
と、侑は言う。
「犯人は、その男よ。」
「そうか、この人ね。」
「そうよ、犯人は川辺康成よ。」
「そうか、やはり犯人は川辺が。」
「そうよ。」
そして、川辺がやって来た。
「おいおい、証拠はあるのか。」
「とぼけないで、あなたがこのナイフで殺害したことは知ってるかな、つまり左利きと思っていたが実は右利きだったのこの方法で殺害できるのは川辺さんだけなんですよ。」
「ねぇ、川辺さんのバックの中に何か入っているわ。」
「うわー、凄い大金だわ。」
と、しずくは驚く。
「ちょっと、これを聞いてください。」
会社役員の浜田は早速ラジオをつけた。ラジオにはニュースが流れていた。
「殺害された磯崎さんは、花瓶で殴られた後にナイフで殺害されたと考えられ警察では強盗札時事件として捜査本部を設置して2人の男の行方を追っています。」
「ほう、山小屋で殺害された男は強盗殺人の中まで、そして男が口論になって仲間割れした。おお、これはいい小説が書けそうだ。」
と、高峰は言った。
「くっ、くそーっ。」
「そうか、登山メンバーの2人は強盗殺人犯だったのね。」
「つまり、ハイカーに変装して逃亡していたって事だわ。」
「わかったよ、犯人は富山から糸魚川へ向かい、そこから糸魚川から大糸線に乗り長野へ向かって、長野から松本へ向かい上諏訪へ向かった。」
「そうか、北陸本線と大糸線と信越本線と中央本線に乗り継いで逃亡してきたって事ね。」
「そうよ。」
「ところで、殺人の犯人は分かったんだけど、でも、この山小屋の事件は何か怪しくなってきたわ。」
「それ本当なの。」
「うん、この山小屋の人は偽物よ。」
「えっ、じゃあその男が。」
「ああ、そうよ。」
「フフフ、よくわかったなお嬢さん。」
と、そこへ山小屋の男がやって来た。
「はっ、やっぱりあなたはこの山小屋のオーナーの偽物ね。」
「そうよ、俺は手配中の脱走犯鬼虎 熊次郎だ。」
「皆、逃げるわよ。」
と、みんなはその場で逃げ回った。
「チクショー、何処へ行きやがった。」
そして、歩夢たちは逃げ回っていた。
と、その時だった。
「おい鬼虎、もう逃げられねーないぞ。」
と、南が言った。
「あっ、南さん。」
「いつ、上諏訪に。」
「ああ、昨日から特急「あずさ」を警乗中に手配中の男が逃走していると聞いて追跡してきたんだよ。」
「なるほど、それで南さんと高山さんが長野に。」
「ああ、そうさ。」
「それと、この事件の犯人が。」
「えっ、もう解決したのか。」
「うん。」
「まさか、南さんが助けに来てくれるとは思わなかったわ。」
と、果林は言った。
「この山小屋で殺人が起きて、犯人は左利きと思っていたけど実は右利きだったのよ。」
「そうか、さすが歩夢ちゃんは名探偵だよ。」
「ふふっ、まぁね。」
と、歩夢は微笑んだ、こうして歩夢たちの上諏訪登山は恐怖とスリルの旅でいい夏休みの思い出になった。暫くして、長野県警が到着し、脱獄犯の鬼虎と強盗殺人犯の川辺を逮捕した。本物の山小屋のオーナーは山奥の倉庫に監禁されていたのだ。
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