陰陽廻戦   作:おがとん

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ドーモ皆さん、こんにちは
お久しぶりの方と初めましての方いらっしゃると思いますが、性懲りもなく書いてしまいました...
設定もプロットもそんなに出来上がってないのにね...
それでも仕方ねえから読んでやるよ。というモノ好きの方だけ続きをお読みください


懐玉・玉折編
第1話 壊玉・壱


 

 

        呪術師

 

 呪力を操り呪いを祓う人間。

 その歴史は古く、少なくとも千年以上前の平安時代には現在まで続く御三家と称される呪術界の名門が台頭していたとされる一方で、現代においてその数は「年中人手不足」と言われるほど希少であり、呪術師を育成する呪術高専の生徒数は1学年平均3人ほど。

 社会秩序の遵守、ひいては一般人(非術師)の心の安寧のため、彼らの多くは姿を見せず暗躍している。そのため、多くの非術師は呪術師に守られていながら彼らの存在を知らない。

 

 とまあ、なんか難しく言ってみたけど、要は見えない怪物を魔法少女(男もいるぞ☆)が一般人にバレないように倒してるって話だよ(超翻訳☆)

 

 

 閑話休題

 

 

 さて、自己紹介がまだだったね。

 私の名前は安倍晴明。平安時代の代表的な陰陽師だ!

 

 いやちゃうねん。

 本当は安倍晴明に転生した元一般人ですはい。

 まあ転生当初は転生先が『呪術廻戦』だとは思わなったけどね。

 ほらだってさ、安倍晴明っていえばまず想像するのが『陰陽師』って肩書じゃん?日本人の大抵の人がそう思うじゃん?

 それが『呪術廻戦』との融合とか考え着くのは相当の呪術ファンだと思いますはい。

 

 で、何の話だっけ?

 

 あー自己紹介ね、自己紹介。

 改めまして。

 

 

 前々世は特に何も無かった一般人

 

 前世は平安代表の陰陽師(呪術師)、安倍晴明

 

 今世は(一応)一般上がりの呪術師、土御門晴明(はるあき)だよ!

 

 

 

 ん?安倍晴明じゃないのかって?

 2度目の転生が無いとは言ってないよ☆

 

 

 

 

◆◇◆

 

 

 

 

 任務先で2日間連絡が取れなくなったとして、任務に就いていた呪術師の安否確認を調査することになった。

 そこで急遽派遣されたのが俺達なのだが・・・

 

 

「助けにきたよ~歌姫。泣いてる?」

 

 この如何にも他人を馬鹿にすることが楽しいと言わんばかりの愉悦顔を晒している白髪碧眼の美丈夫。

 名を五条悟。

 侮るなかれ。五条悟は現代の呪術界において最強に至れる潜在能力(ポテンシャル)を秘めている。

 

「泣いてねぇよ!!敬語!!」

 

 巫女服を着ている女性が今回の救出対象の1人、庵歌姫先輩。

 まあ、あれだ。一言で言えば苦労人なんだよねぇ、この人。

 

「泣いたら慰めてくれるかな?ぜひお願いしたいね」

 

 そしてもう一人の救出対象、冥冥先輩。

 "守銭奴"

 彼女を表現するのにこれ以上の言葉は無いだろう。

 

「冥さんは泣かないでしょ?強いもん」

 

 それはあれかな悟。遠回しに歌姫先輩は"弱い"って言ってるよね?

 

 そんな風に悟と冥冥先輩のやり取りを聞いていた歌姫先輩は、ギリギリと歯ぎしりしながら瓦礫から立ち上がり悟に抗議する。

 

「五条!!私はね、助けなんて    

 

 そう、抗議しようとしていたのだが、その背後に呪霊が出現する。

 が、その直後に別の呪霊によって飲み込まれかけている。

 

 あれは傑のかな?相も変わらず生真面目というかなんというか。

 

「飲み込むなよ、後で取り込む。

 悟、()()()()()()はよくないよ」

 

 この自然と他人をディスった不思議前髪君は夏油傑。

 取り込んだ呪霊を手駒として扱うことが出来る"呪霊操術"という術式を使用する。

 見つけた呪霊を全て取り込まないと気が済まないのかもね。術式の関係上、仕方ないのかもしれないが。

 

「強い奴イジメるバカがどこにいんだよ」

「君の方がナチュラルに煽っているよ、夏油君」

「あ"」

 

 あーあ、そんなこと言うからさぁ。

 見てみなよ傑?歌姫先輩が般若みたいな顔で睨んでるぞ?

 

「歌姫センパ~イ、無事ですか~?」

「硝子!!」

「心配したんですよ。2日も連絡なかったから」

 

 のんび~りとした声で歌姫先輩に声を掛けたのは家入硝子。

 使用可能な者が極少数な"反転術式"という技能を自身は勿論、第三者に対してアウトプットすることで肉体を回復させる事が可能な呪術界きってのヒーラーだ。

 

「硝子!!アンタはあの2人みたいになっちゃ駄目よ!!」

「あはは。なりませんよ、あんなクズ共」

「・・・2()()?」

 

 歌姫は会話の違和感に気付く。

 自分達が廃墟の中で動いていたのは30分くらいではなかったか?と。

 そこで悟は納得の表情を浮かべた。

 

「あー、やっぱ結界で時間ズレてた系?珍しいけど偶にあるよね。冥さんが居るのにおかしいと思ったんだ」

「その様だね。それはそうと君達」

 

 冥冥は一呼吸おいてこの場に来ている()()()に問いかけた。

 

「"帳"は?」

「・・・」

「・・・」

「・・・」

 

     "帳"降ろすのを忘れるとか、さすが悟だな」

「あ"ぁ"ん?」

「晴明、君が"帳"を降ろしてくれたのかい?」

「自分で"帳"を降ろすって言ってた張本人が真っ先に突っ込んでいったからな」

「あはは~さすが五条。ウケル」

「ウケねーよ!!」

「五条ォオオオ!!!アンタねぇ!!!」

「しかし"帳"を降ろしたとは言うが、景色に変化がないのはどういう事なのか」

 

 冥冥は目線を五条達から呪術高専の制服を着た1人の男子学生に向けながら尋ねた。

 

「説明をお願いできるかな?土御門くん?」

 

 

 

 

◆◇◆

 

 

 

 

「いやーマジで助かったわ。サンキューな晴明」

「本当にね。冥さんに"帳"の事を聞かれたときはかなり焦ったよ」

「おかげでお咎めなしだからな!!」

 

 東京都立呪術高等専門学校。

 通称【呪術高専】に戻った俺達は、悟が"帳"を降ろし忘れた件で担任である夜蛾 正道先生からお叱りはあったものの、最終的にはお咎め無しとなった。

 この俺こと"土御門晴明"の活躍によってね!

 

 閑話休題

 

 現在、俺達4人は体育館でバスケをしている。

 

「しっかしさぁ、"帳"ってそこまで必要か?」

「いや忘れてた悟が言うのはどうなの?」

「本当に晴明の言う通りだよ、悟」

「いや感謝はしてるよ?けど別に一般人(パンピー)に見られたってよくねぇ?呪霊も呪術も見えねぇんだし」

「駄目に決まってるだろ」

 

 悟がゴールに向けて放ったシュートを横取りしながら、傑は悟の考え方に反発する。

 

「呪霊の発生を抑制するのは何より人々の心の平穏だ。その為にも目に見えない脅威は極力秘匿しなければならないのさ。それだけじゃない」

「分かった分かった」

 

 ゆっくりとボールをつきながら歩いてくる傑のバスケットボールをスティールした悟は、そのままの勢いでレイアップを決めた。

 ナニソレカッコいい。

 

「弱い奴等に気を遣うのは疲れるよ、ホント」

 

 悟はコートの端から反対側のゴール下にいる傑へボールをパスする。

 

「"弱者生存"。それがあるべき社会の姿さ。弱きを助け、強きを挫く。いいかい、悟。

 呪術は非術師を守る為にある」 

 

 傑の放ったシュートは、惜しくもリングに弾かれてゴールには入らなかった。

 いやでも結構惜しかったな。

 

「それ正論?俺、正論嫌いなんだよね

「・・・何?」

 

 お?なんだなんだ?喧嘩か?

 

呪術(ちから)に理由とか責任を乗っけんのはさ、それこそ弱者がやることだろ」

 

 そう言って悟はボールを放り投げると、ボールは弾丸の如き軌道を進みながらゴールに向かい、リングに弾かれはしたがゴールネットをくぐった。

 つーかさっきからお前ら何してんの?やってることが最早バスケじゃないんですけど?超次元バスケでも始まるの?

 

「ポジショントークで気持ち良くなってんじゃねーよ。オッエー」

 

 あ、硝子がギャグ漫画みたいな走り方で逃げた。

 

外で話そうか、悟

寂しんぼか?一人で行けよ

 

 しかしあれだな、もうほとんど覚えていないとはいえ、原作ってこんな感じだったか。

 まあ平安時代を生き残るのはかなり苦労したから、()()()()()()()()()()()()()()のは後悔はしてないんだけど。

 

「・・・晴明、君はどう思う?」

「ん?何が?」

「呪術の在り方についての話だよ。聞いてなかったのかい?」

「あー。聞いてた聞いてた。ホントだよ?」

「それは聞いてなかった奴の台詞だよ?」

「ま、晴明はコッチ側でしょ?一般人(パンピー)の事とか、気にしないでしょ?」

「・・・」

 

 ・・・一般人(非術師)へのスタンス、ねぇ。

 

「まあ守れるなら守った方がいいだろうとは思うよ?」

「!悟、どうやら晴明はこちら側みたいだね」

「はぁあ~?マジで言ってんのかよ晴明!?」

「あのな、仮に俺が"非術師どうなってもいいよ人間"だったら、"帳"を忘れた悟の代わりに降ろしたりしないでしょうが」

「いやまあ、そうだけどさぁ・・・」

 

 不貞腐れたような顔でこちらを睨んでも、俺の意見は変わらんよ?

 けどまぁ、フォローはしておくか。

 

「でもな二人とも、俺の考えはあくまで"俺に余裕がある状態"が前提なんだよ」

「?どういう事だい?」

 

 不思議そうな顔をして聞き返してくる傑に対して、俺は持論を述べる。

 

「俺が非術師を気にしていられるのは、それを気にしてられる程の余裕があるからさ」

「・・・じゃあ、気にしてられる余裕が無かったら?」

 

 先程よりも少し顔を険しくした傑が、尋問をするかの如く聞いてくる。

 

「当然、俺は自分や仲間を優先するさ」

「!・・・どうやら、晴明にも外に出てもらう必要がありそうだね」

「イイぞ晴明!そのまま言ってやれ!」

 

 野次馬の如く囃し立ててくるが、傑からしたら悟も俺と似た立場にいるんだぞ?

 ってかむしろ俺より酷いまである。

 

「落ち着け傑。俺が言いたいのは、物事には優先順位があるということだ」

「優先順位?」

「そうだ。トロッコ問題が分かりやすい例だな。

 単純化すれば「5人を助けるために他の1人を殺してもよいか」という問題だ。

 因みに、どう頑張ってもどちらかを選ぶ必要がある。

 傑、お前ならどちらを選ぶ?」

「それは・・・・・・私は、5人を助ける選択をするだろうね」

「なるほど。より多くの命を選択するわけだ。それも有りだろうね。では此処にある情報を追加しよう」

 

 傑の元へ歩きながら、俺は選択を突きつける。

 

「5人は顔も名前も知らない全くの他人である。

 けれど1人の方は、傑に関係する親しい人。

 例えば     母親とかね」

「!?」

 

 追加された情報を聞いた傑の顔は、驚愕を示しているのがよく分かった。

 

「さぁ傑、どちらか片方しか救えないとしたら、呪術師(力ある者)はどうすべきだ?」

「そ、れは・・・・・・」

「優先順位っていうのはそういう事さ。呪術師(力ある者)の前に、俺達は人間(俺達)なんだ。

 そこを理解してないと、この先、お前はどこかで地獄を見る事になるかもしれないぞ?」

 

 傑は顔色を悪くしながらも、どこか納得したような表情をしている。

 

「ねぇ~話終わった?」

「・・・悟、お前なぁ」

 

 話の流れをぶった切ってきた悟に文句を言ってやろうと意気込んだ時、体育館の扉が開けられた。

 夜蛾先生だ。

 

「いつまで遊んでる!?硝子はどうした?」

「さあ?」

「便所でしょ」

「お前らなぁ・・・デリカシーって知ってる?」

 

 夜蛾先生が来たことで、俺達の暗い空気はいつも通りに戻った。

 ・・・必要なら、後で個人的にフォローしておけばいいしね。

 でもまあ、大丈夫だと思う。

 勘だけど、俺達3人がいて不幸になる未来なんて想像できない。

 前世では失敗も多かったけど、今世なら目指せる気がする。

 

       完全無欠の幸福(ハッピーエンド)を。

 

「・・・まぁいい。この任務はオマエ達()()に行ってもらう    なんだその顔は?」

「「いや別に」」

「大丈夫かなぁ・・・」

 

 悟と傑は何か言いたげな表情をしてるけど、言いたいのは多分夜蛾先生の方だと思うぞ?

 夜蛾先生の後に続いて体育館を出た俺達は、校舎に続く廊下を進みながら任務内容を聞かされ始めた。

 

「正直、荷が重いと思うが……天元様のご指名だ」

「「「!!」」」

 

 夜蛾先生の言葉を聞いて、俺達の顔付きが変わる。

 

「依頼は2つ。"星漿体"。天元様との適合者。

         その少女の護衛抹消だ」

少女(ガキンチョ)の護衛と抹消ォ??」

「そうだ」

 

 疑問符を浮かべた悟の発言に、夜蛾先生は至極真面目に返答した。

 俺達は()()()()声を潜めながら会話を続けた。

 

「ついにボケたか」

「春だしね。次期学長ってんで浮かれてるのさ」

「いやぁ、そうじゃなかったら病院で診てもらうべきだと思うね       頭のね」

「「ぶふっ」」

 

 おい、笑いを堪え切れてないぞw。

 

「冗談はさておき」

「冗談で済ませるかは俺が決めるからな

 

 やっべ、これ後でお説教されるやつじゃん。夜蛾先生の拳骨マジで痛そうだから嫌なんだよなぁ。

 1回も喰らったこと無いから実際の威力は知らないけど。

 

「天元様の術式の初期化ですか?」

「そうか、もうそんな時期になるのか・・・」

「?なにソレ」

「「「…………」」」

「なんだよ」

 

 悟以外の「オマエは知っているハズだろ」という空気感が醸し出される。

 っていうか真面目な話、悟は仮にも『御三家』の1つ"五条家"の出身なのだから、むしろ知ってないとオカシイ。

 でも悟の事だから、五条家で説明されてても真面目に聞いてないだけかもな。

 

 実験室に入り、本気で知らなそうな悟の為に夜蛾先生が説明してくれた。

 

「天元様は"不死"の術式を持っているが、"不老"ではない。ただ老いる分には問題無いが、一定以上の老化を終えると術式が肉体を創り変えようとする」

「ふむ?」

「"進化"。人でなくなり、より高次の存在と成る」

「じゃあ良いじゃん。カックい~~」

「天元様曰く、その段階の存在には"意思"と言うものが無いらしい。天元様が天元様でなくなってしまう。

 高専各校。

 呪術界の拠点となる結界や補助監督の結界術。

 それら全てが天元様の力で強度を底上げしている。天元様(あの方)の力添えがないと防護(セキュリティ)や任務の消化すらままならない」

「そして最悪の場合は、"進化"した天元様が俺達人類の敵になる可能性があるって事なんだよ」

 

 けど、今回に限っては星漿体と天元様の同化は起こり得ない。

 これに関しては"原作知識"うんぬんではなく、()()()()()()()()()()()()()()()()ってことを意味する。

 だから多分、この後に悟には突っ込まれると思う。

 

       六眼(りくがん)

 

 悟が保持する、特異体質に属する両目。

 呪力を詳細に見ることが可能だ。

 緻密な呪力操作を可能とし、"五条家"の相伝の術式『無下限呪術』を使いこなすには必須の能力である。しかも初見の術式であっても、その原理を見ただけで読みとることが可能っていうぶっ壊れ性能だ。

 裸眼では疲労が溜まるため、普段はほぼ真っ暗のサングラスで目を覆い能力をセーブしているらしい。この状態でも呪力を精細に読み取り、建造物など呪力の無い物も呪力の流れや残穢を視認することで、周囲の空間を把握しているとか。

 

 ふむ、主人公かな?

 そんな風に脳内で悟の"六眼"について思考を巡らせている隣で、傑が天元様について補足説明を続ける。

 

「だから500年に一度、"星漿体"と呼ばれる天元様と適合する人間が同化し、肉体の情報を書き換える。肉体が一新すれば術式効果も振り出しに戻る。つまり、"進化"は起きない」

成程。メタルグレイモンに進化する分には良いけど、スカルグレイモンになると困る。だからコロモンからやり直すって話ね」

「えぇ・・・まぁいいや。それで」

 

 傑はどことなく不満気な顔で悟を見ている。

 あんだけ頑張って説明したのに、返ってきたのがデジモンでの例えだからな。

 俺はこの時代のゲームとかはそんなに触れていないから、その説明でいいのかとは思うが。

 

「その星漿体の少女の所在が漏れてしまった。今、少女の命を狙っている輩は大きく分けて2つ!!」

 

 夜蛾先生が教卓に置いてあるPCを操作すると画面に2つの画像が表示させる。

 

天元様の暴走による現呪術界の転覆を目論む、呪詛師集団『Q』!!

 天元様を信仰、崇拝する宗教団体。盤星教『時の器の会』!!

 

 夜蛾先生は謎のポーズをする。

 何だろう、あれってなんか呪術的な意味が存在してたりするの?

 

「天元様と星漿体の同化は2日後の満月!!それまで少女を護衛し、天元様の元まで送り届けるのだ!!失敗すればその影響は一般社会にまで及ぶ。心してかかれ!!」

「・・・ん?あれ?」

「?どうかしたかい、悟?何か分からない所でもあったかい?」

 

 急に声を発した悟に、傑はどこか疑問点でもあったのかと問いかける。

 おい、その前に夜蛾先生に反応してやれよ。めっちゃカッコよくセリフとポーズ決めたんだから。

 

「この任務、星漿体必要なくね?」

「「は?」」

「・・・・・・」

 

 まあ、悟は()()()()()

 

「要は"進化"したくないから、天元様の肉体の情報を書き換えればイイわけでしょ?」

「・・・あぁ。その通りだ」

 

 確認するような問いかけをする悟に、夜蛾先生は肯定を返す。

 

「じゃあ晴明だけでいいじゃん。晴明の術式で全部解決じゃん」

「「・・・・・・は?」」

 

 あちゃー言っちゃったか。

 仕方ない。種明かしをするとしますか。

 

「晴明、どういうことだ?悟の言っている事が本当なら、お前には聞きたいことが山ほどできるが」

「私も聞きたいね・・・・・・そう言えば、今まで晴明が術式で戦っている所は見たこと無いね」

俺の術式(その辺)について説明するのは良いんですが、条件があります」

「条件?・・・・・・言ってみろ」

 

 夜蛾先生が条件を確認してくれたことに、俺は少し安堵した。

 俺の術式は、場合によっては悟の『無下限呪術』にすら匹敵する性能を誇る。

 直接的な戦闘能力に直結する訳ではない。

 だが使い方によっては、この術式はあらゆる生命体にとっての天敵になり得る。

 現に俺は前世においてこの術式をフル活用することで【両面宿儺】との戦闘で"引き分け"に持ち込んだのだから。

 ・・・・・・まあその時から宿儺からは妙な執着を向けられているし、何ならアイツの為に俺が料理を提供してやったりなんてこともあったが。

 

 

 

 そんな俺の生得術式、その名は        

 

 

 

 




感想と評価をお待ちしてます

特にヒロインとか決めてないけど、いる?

  • いるにきまってんだろ!!
  • いや、独身ルート一直線!!
  • どってでもいいわ
  • 作者のお好きにどうぞ!
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