「いや〜ついたついた……ナミ、スゲえな!しっかりと島に辿り着いたな!」
「あんたが好き勝手にしすぎなのよ!」
船を求めて航路を進めれば島に辿り着いた。
今までの俺達じゃ無理だったろうな……ルフィは考えなしだしゾロは方向音痴だし……こっちにあるんじゃねえのか?な考えだけでルフィは動こうとしている。
「大輔、あんた曲がりなりにも副船長なんだからちゃんと手綱握ってなさいよ!」
「俺はまだ副船長じゃねえよ、この船に乗せてもらってるだけだ……っと、一服していいか?」
「風向きあっちだからあっちで吸いなさい」
狭い小舟だからゾロとルフィを気遣って煙草を吸うに吸えない。
煙草を取り出し、口に咥えればナミが風向きを教えてくれるのでルフィ達に副流煙が飛ばないように煙草を吸う……この世界だからまだ大丈夫だが世界や時代によっては煙草が存在してないところもある……ニコチン抜いて禁煙を狙うなんてことは考えねえ。
「よぉし!大輔もスッキリしたことだし、目当ての肉を食いに行くぞ!」
「「おい!」」
「肉だけじゃダメだろう。酒もだ」
「おめーらよ、マジで行き当たりばったりだろうに…………っと、お前等3歩下がっとけ」
「おう」
「え?」
「うぉ!?」
目当ては船なのにも関わらず何時の間にか肉に切り替わっている。
ルフィにナミと一緒にツッコミを入れたらゾロは肉だけでなく酒も必要だと言うので呆れつつも3歩下がるように言えばルフィだけが3歩下がればゾロとナミの足元に爆竹が鳴った。それと同時に崖付近に無数の髑髏の旗が立った。
「なに、なんなの?」
「ハーッハッハッハ!どうだ海賊ども!ウソップ海賊団の力は!」
「どうだって、ただの爆竹じゃねえか」
崖の上にある木から飛び降りてきたのは長い鼻の男だった。
爆竹には驚かされていたが爆竹だったのかとゾロは呆れていると長い鼻の男は笑みを浮かびあげる。
「オレには800万人の部下がいる!」
「戦いは数じゃねえ!!オレには最高の仲間が3人もいるぞ!」
「ちょっと、あたしをカウントしないでよ!……にしても800万人ねぇ……」
長い鼻の男、もといウソップは目に見える嘘をついた。
ルフィはそれが嘘だとは分からず数でなく質で上回ろうとしているのだが頭数に入れられていたのでナミは怒る。
「そこにいるのかしら?」
「「「ぎ、ギクリ!」」」
あからさまな嘘であるとナミはウソップの嘘を見抜いた
何処に居るのか分かっていないがウソップの部下達は旗の下に居るのだとあくどい笑みを浮かび上げるとたまねぎ、ピーマン、にんじんみたいな男の子が出てきた。完全にブラフだってのに、正体を現すだなんてまだまだガキ……だったな。
「ほぉほぉ、お前等がウソップ海賊団か……ルフィ、船長はお前が倒せよ」
「お前、そういう事をやって楽しいか?」
「「「ひ、ひぃいいいい!!」」」
ゾロが刀を少しだけ見せて軽く威嚇すれば子分達は逃げていった。
弱い者いじめをするのには少しだけ罪悪感みたいなのが出てくるが……まぁ、当人は軽い冗談だろうな。
「おのれぇ!たまねぎ達をよくも!だったら俺様の鉛星をくらわせてやる!」
「おい、ウソップ……そいつは意味が分かってるって事だよな?」
「え?い、意味?」
「こっちは正真正銘本物の海賊で今お前が弾を向けてる男は俺達の船長なんだ……船長に手を出すって事は喧嘩をするって事だ……なに、安心しろ。楽にしてやるよ」
曲がりなりにもうちの船長であるルフィに手を出すつもりなんだろう。
そいつを向けてくるということはそういう意味だぞと軽く念を押せば冷や汗をダラダラと流すウソップ。今目の前にいるのは正真正銘の本物の海賊でありそれに喧嘩を売っている。
「そいつは脅しの道具じゃねえんだろ?」
「……っ……やっぱ本物の海賊は言うことがちげえ」
ルフィもノッてくれたのでウソップはパチンコから手を離した。
ルフィに向けて撃ってきたら一応は船長なんだから守らなきゃいけねえ。飛んでくる鉛玉に対して実弾ぶっ放して当てるのは難しいからな……まぁ、見聞色の覇気からしてビビりちらしてやるって感じがしなかったがな。
「お前、ヤソップの息子だろ!」
「え……た、確かに俺の親父の名前はヤソップだけどなんで知ってるんだよ!」
「なんだお前、知らねえのか?ヤソップと言えば赤髪のシャンクス率いる赤髪海賊団の幹部の1人だぞ」
「え、ぇえええええ!?」
ルフィがウソップにヤソップの名前を出せば驚くウソップ。
ヤソップと言えば赤髪海賊団の中でも随一の銃の腕前を持っている、この世界でも純粋な銃の腕前なら5本の指に入るぐらいの銃の名手だと言われている。自分の親父の事を全く知らないのか……まぁ、それを言い出せばルフィも実の親父の事を全くと言って知らなくて全くと言って興味を持ってねえか……この世界の親子関係はクズか最高かの二極端だからな。
「ヤソップからな、お前の事を耳にタコが出来るぐらいに何度も何度も聞かされてたんだよ」
ウソップがヤソップの息子だと判明し戦う意思が無いと分かればウソップに飯屋に案内して貰う。
ルフィは数日ぶりの肉が食えるのだと肉を頬張る。俺も数日ぶりだとステーキを食う。
「そっか……親父はどんな感じだった?」
「そりゃもうスゲえ銃の腕前だったぞ。オレが記憶してる限り1回も外した事はねえ……銃を教えてくれって言ったこともあるけど、オレには全然向いてねえって爆笑されたな」
「実際おめえマジで武器の才能ねえだろう」
この世界では見たことがない武器、近代兵器の代表である銃を用意しているとルフィ達が使ってみたいと言って貸したことがある。
的に当てるだけでいいのに的を見事に外す。ルフィもエースもサボも普通に外しまくってて銃の才能が無い。ルフィに至っては武器を持って戦う才能がねえ。
「ところでよ、この村には造船場か船は売ってねえか?」
「おいおいおい、こんなのどかな村に冒険用の船が置いてあると思うか?」
「無いのね……参ったわね……」
「っと、俺はちょっと行かなきゃいけねえところがあるから。またな!」
船がないと分かれば頭を抱えるナミ。ウソップは焼き魚を食べ終えれば飯屋を出ていった。
「有名な海賊たちはいったい何処で船を調達してるのかしら……大輔、あんたなんか知らないの?」
「造船場の街があるのは知ってるぞ」
「ってえ!知ってるなら教えなさいよ!!」
「そいつは偉大なる航路の前半の海にあるからその前に船を調達しなきゃいけねえんだよ」
「お前の錬金術で船作れねえのか?」
「出来なくもねえが船としての細かな微調整の方法を一切知らねえ……俺は造船の知識を持ってねえからな」
ゾロが錬金術で船を作れないのかを聞いてくるがそれが出来るほど俺は博識じゃねえ。
偉大なる航路を駆け抜ける船となれば1から10までちゃんとした設計図でちゃんとした方法で組み立てねえといけねえ。残念だが俺には造船技術じゃねえ。船大工じゃねえんだ。
「いや〜食った食った……」
「この前もそうだけど、あんたホントに食べるわね」
「仕方ねえだろ肉食ってなきゃ調子が出ねえんだからよ」
ウソップが去った後でもルフィは肉を食い続ける。
満腹になったのかルフィはパンパンに膨らんだお腹を叩き一瞬にして萎んだ。ゴムの肉体かギャグ補正かどっちか分からねえな。
これからどうしたもんかと頭を抱えるナミ、偉大なる航路を越えなきゃいけねえから船は必須だと思っているとさっきのウソップの子分達が現れる。
「きゃ、キャプテンを返せ!!」
「ん?ウソップならいねえぞ?」
「え!?」
「クククッ…………俺達の腹の中かもよ」
「ヒィイイイ!!」
「やめんか!……ウソップなら用事があるって出ていったわよ」
「あ、お嬢様のところか!」
たまねぎがウソップを取り戻しに来たが、ウソップはこの場に居ないとルフィが言う。
ピーマンが居ないってどういうことなのかと驚くのでゾロが腹の中かもと冗談を言えばにんじんが怯えるのでナミが落ち着かせてウソップは出かけていった事を伝えれば3人は何処に行ったのか分かった。
何処に行ったのか分かったので連れて行ってもらい丘の上のお屋敷にやってきた。
「お嬢様ってのは?」
「丘の上のお屋敷にカヤっていう大金持ちのお嬢様が住んでるんだ。キャプテンはそれに会いに行ってるんだよ」
「ほぉ、アイツも意外と隅に置けねえな」
ホントはなにをしているのか知っているが軽く煽ってみる。
「違うよ……キャプテン、お嬢様に嘘をついてるんだ」
「嘘をついてるってダメじゃない!」
「ついていい嘘なんだよ!カヤお嬢様、元々病弱で一年前に両親が死んで塞ぎ込んじゃって……キャプテンの嘘話で何時も笑ってくれてるんだ!」
たまねぎがピーマンがにんじんがウソップをヒーローの様に語る。
妙なところでカリスマがあるなウソップはと思いながらもルフィはなにかを考えている。
「そのお嬢様だったら船持ってるかもしんねえし会ってみるか」
「ルフィ、ちゃんと話し合いをしろよ?船を譲ってくれって言うならともかく、カタギ相手に無理矢理奪うのは嫌だからな」
「うん!」
「いや、お屋敷には凄腕のガードマン達が居るから」
「大丈夫!こっから入るから」
「ええ!?」
ゴムの体のルフィは手を伸ばし、常人ならば届かないであろう柵のてっぺんを掴んだ。
たまねぎ達は目玉を飛び出して驚くのだが、ルフィのゴムの体はこういう事が出来るのだと俺達は驚かない。
「待てよ……今、ウソップがお嬢様相手に面白い話をしてるからそれが終わってからで」
「面白い話だったらオレも沢山知ってるぜ!」
「って、おい」
「待ちなさいよ!」
「…………ったく……ま、止めるのは無理か」
ルフィが屋敷内部に入ろうとするのをゾロとナミが止めようとしたのだがルフィは止まらずに屋敷内部に入った。
慎重になって入れって言うのにドシャンと音が響いている。見聞色の覇気で探知すればウソップが慌てているのだがお嬢様がウソップの友人なんだと呑気な事を言ってすんなりと受け入れていると執事のキャプテン・クロがやってきた……後はまぁ、原作通りだろう。
「ふ〜…………どうだった?」
「それがよ、あの屋敷の羊がヤソップの事をバカにしたんだよ!」
「男なんて基本的にはバカみたいなもんだ……………そいつを誇りにしている奴が居るならば、バカは貫き通さなきゃならねえ」
ルフィ達が帰って来るがウソップだけがいなかった。
カンカンに怒っているルフィが屋敷の羊、多分執事と言い間違えててヤソップの事をバカにした事を教えてくれる。
どれだけ強い人間だとしても立派な人間だとしても悪党には変わりはない……海賊の汚名を名誉に誇りに出来る奴は1人前の証だ。
「オレ、ちょっとウソップ探してくる」
「崖の近くにいるっぽいぞ」
「おう、分かった」
ウソップを探しに行くと言うので見聞色の覇気で何処に居るのかを伝える。
崖の近くに居ると言えばルフィもなんとなくを頼りにしてウソップのもとに向かっている。
「ねぇ、あんたなんでさっきから色々と分かってるの?」
「なんとなくだよ、なんとなく……お前も知識を頼りに航海術を駆使しているが最後はなんとなくの延長線上にあるところを、所謂女の勘を利用しているだろう。人間にはそのなんとなくの感の延長線上にある気配を感じ取る力がある…………偉大なる航路に入っている奴等はこういう能力を普通に扱うことが出来る化け物揃いだ…………ルフィがウソップを迎えに行ったことだし、すこしゲームをしてみるか」
ナミが俺の見聞色の覇気について怪しんでいるので、なんとなくで分かっているというアバウトな返事をする。
実際問題この見聞色の覇気はなんとなくの能力の延長線上にあるものだから……流石にまだ未来予知レベルの見聞色の覇気は出来ていないが。
俺は手合わせ錬金術で石ころを金塊に変えればナミは目を輝かせ手を伸ばそうとするのだがお前にくれてやる為に作ったんじゃないのだとコインを取り出す。
「5回コイントスをする……お前は表か裏かを当てる。それが終わればお前が今度はコイントスをして俺が表か裏かを当てる」
「ちょっとそれは運頼りじゃない」
「運ゲーじゃない。落ちたコインが向いている方向を当てる……なんとなくでいい……ゾロ、お前がコイントスを平等にしてくれ」
「おう」
ゾロにコインを渡してコイントスをしてもらう。親指で弾いて手の甲に乗せる極々普通なコイントス。
コレがなんなのかを当てなければならないがナミの動体視力でコインが表か裏なのかを当てるのは不可能だ……だから、なんとなくを感じさせる。
「ゾロはどっちだと思う?」
「見てねえから分かるわけねえだろ……大輔、分かるのか?」
「さて、今はナミのターンだ……どっちだ?」
「……裏!裏よ!」
「残念だが表だぞ」
ナミはコインを裏だと言ったが、コインは表向きだった。
悔しそうにするナミだがまだまだ続きがあるのだとゾロはもう1回コイントスをした。
「……う〜ん…………………」
「悩んだってしょうがねえぞ。表か裏かのどっちかだ」
「確率だけを言えば2分の1なのよね」
手の甲に置いてあるコインをもう片方の掌で押さえているゾロの手を凝視するナミ。
ゾロは2つに1つだと言えばナミも2分の1の可能性なのは分かっているがと頭を悩ませる
「裏!」
「残念、また表だ……次」
「3度目の正直に見せて二度あることは三度ある!表よ!」
「二度あることは三度ある、裏だ」
「っく……おかしいわね。確率だけを言えば2分の1なんだから1回ぐらいは当たるものでしょう」
「確率を考えるな……数値だけで物事は動かねえ。何処かで数値以外じゃない勘を頼りにしてやらなくちゃいけねえ事があるんだ」
連続でコイントスを外すナミ。
1回ぐらいは当たってもおかしくない確率なのに当てることが出来ねえって思ってるがそれじゃあダメだ。
赤木しげるだって言っていた、数値に頼るだけじゃ駄目なのを。数値以外の最後の決め手になるものを持っていなければ勝負にすらならねえ。
「…………流石にお前にゃ早すぎるか……………よし、じゃあやることを変えよう。ジャンケンにしてやる」
「2分の1が3分の1になったじゃない!余計に負ける確率が高くなったわ!」
「いや……逆だな。勝つ確率が上がったな」
コインが表か裏かを当てるゲームはナミにはまだ早すぎたのだとコイントスはやめて、もっと簡単なじゃんけんをする。
じゃんけんになった事で確率が下がったのだとナミは抗議するがゾロは逆、勝つ確率が上がったのだと考える。
「あんた、単純な計算も出来ないの?ジャンケンで勝つ確率は9分の3、要するに3分の1よ!50%から33%になってる」
「数字なんか気にしてどうする?コインは意識を持ってねえから分かりにくいがジャンケンならばこの手が出せるって意識を読めるだろう……表向いてるのか裏向いてるのか分かりづれえコイントスよりも遥かに楽だ」
「んじゃ…………俺は最初から出す手を決めてるから、最初はグー!」
俺が出す手はパーだ。
ゾロは俺の出す手を当てるために最初はグーで出すグーの握り具合なんかを読もうとする。ゾロも色々と考えながらやっているが、呼吸を見抜こうって考えだからいい方向に向かってやがる
「ジャンケン、ポ」
最初はグーのグーを引っ込めて次の手を出す。
出すのはパーだと決めているがここで高速のグーとチョキとパーの形に指を動かす。史上最強の弟子ケンイチでやってたアレだ。
ゾロは手の動きから読もうとしていたが高速で適当に色々と動かしているので視線だけで読み切るのは不可能だとなり……最終的には若干だが手の開いているグーとも認識できるしパーとも認識する事が出来る微妙な手の形になってた。
「おいおい、せめてグーチョキパーのどれかを出してくれよ」
「悪い……もう1回いいか?」
「んじゃいくぞ……ゾロは気にするな。ゾロは俺に勝つ手を、ナミは俺の手に引き分けになる手を予想しろ」
「ふぅうう……」
さっきは高速で動いている手を見たせいで呼吸が乱されたのだと意識を研ぎ澄ますゾロ。
じゃんけん程度になにやってんのよとナミは真剣になってねえから成功したらさっきの純金をくれてやると言えば目の色を変える。
「「「最初はグー!」」」
今回俺が出す手はチョキだ。呼吸を整えたゾロは動きを見切るというのをせずに動きの流れを感じようとしている。
ナミは目がベリーマークになっているが金がかかっている真剣勝負なので燃えており、必死になって考えるが確率論で行っても3分の1で、その確率をどうにかして変動する、麻雀みたいに牌を捨てたりしてそこから予測云々をする事は不可能だ。唯一出来る最初はグーで出すグーもやろうと思えばフェイクの握りが出来る。
「「「ジャンケン、ポ」」」
ここで高速の後出しをする。
ナミはこの時点で手の動きについてくる事が出来ねえからパーの一点張り、ゾロは俺の出してくる後出しに勝てる様に手を動かす。
さっきよりもいい感じになっているが、まだまだだとグーでもチョキでもパーでもない親指と人差し指だけを伸ばした状態にすればゾロの手はチョキで止まってしまった。
「「「ン」」」
俺はチョキ、ナミはパー、ゾロはチョキ。
ゾロは俺に勝たなきゃいけねえ。ナミは俺に引き分けなきゃならねえ。2人共どちらも勝利条件を満たしてねえ。
「クソッ……変な手を使ってこなきゃ勝ててたのに」
「分からない事が起きて動揺するなとは言わねえがよ、それに対応する為に呼吸を整えてるんだろ?」
途中までは順調だったが、分からない予想外の一手で動きを読むのに失敗した。
動きを読むのに呼吸を整えてる、なら予想外の事も動きの1つだと受け入れる事も大事だ。
「……あ、そうだわ!こうしましょう!私がジャンケンで勝てなかったらその金を譲って!」
「おめえ、地味にセコい事するなよ……んじゃ、いくぞ」
ナミがジャンケンで勝てなかったらその金を譲ってと言ってくる。
勝てなかったらって事はあいこと負けでナミの勝ちが決まるのだとじゃんけんを再開しようとするとウソップが走ってきた。
「ウソップ」
「邪魔だ!」
「ったく、忙しねえな……」
「ウソップの奴、どうしたんだ?」
「ルフィに聞きに行ってみるか……じゃんけんはここまでだ」
必死になっているウソップに声をかければ俺達を邪魔だと言い張り村に向かって走っていく。
ウソップがなにかあったのか?疑問を抱くゾロ、とりあえずはルフィに事情を聞きに行くのが1番だろうとじゃんけんをここまでにしてルフィのもとに向かった