セシリア・オルコットとイチャラブしたいッ!!   作:シシカバブP

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この章は、悠セシの温泉イチャラブとワールド・パージを行ったり来たりする予定です。


第53話 家族風呂でイチャラブ、その先はもちろん――

 日曜日の朝。外出許可が下りた俺達は、日帰りということもあって、大した荷物も無く本土に渡るためのモノレールを待っていた。

 

「温泉、楽しみですわ」

「ああ。そういえば、イギリス人って温泉に入ったりするのか?」

「そうですね……世間一般で言われているように、あまり馴染みはありませんわ」

「やっぱり」

 

 ヨーロッパで温泉文化というとイタリアってイメージなんだよな。テルマエ・ロマエ的な。

 

「ですが、イギリスにも温泉文化がある地域がありますのよ」

「え? マジで?」

「はい。イングランドの西部にバースという街がありまして、かつては保養地として栄えておりました」

「へぇ」

「その後一度は廃れてしまいましたが、数十年後に温泉施設がオープンして、今では立派な観光地になっておりますのよ」

 

 そんなところがイギリスにあったのか。

 

「というか、バースって……もしかして『Bath(風呂)』?」

「まさしく、温泉文化の街ですわ」

 

 マジかよ。まあ日本にだって、そんな風に名前が付いた市町村があるもんな。四日市市とか。

 

 そんな風にセシリアと話していると、俺達から少し離れたところにワンサマーと織斑先生が。

 

「いいか一夏、必ず白式を修理してから戻って来い」

「分かってるって。この前の模擬戦でスラスターを壊されなければ……」

 

――ゴンッ

 

「いってぇぇ!」

「馬鹿者。そもそも不明機と戦闘した時点で、白式は限界だったんだ。榊はあくまで、瀕死状態にトドメを刺したに過ぎん」

「それにしたって、ISには自己修復機能がついてるんだろ? なら――」

「なら、それまでお前は何かあっても指をくわえて見ているだけでいいんだな?」

「うぐっ!」

 

 

「織斑さん、完全に織斑先生に論破されてますわね」

「ああ。というか、ここまで聞こえるぐらいの声量とか」

 

 俺達と向こうで、10mぐらい離れてるんだが。織斑先生はともかく、ワンサマーはこっちに気付いてないだろ。

 それにしても、そんだけ倉持技研(政府直属で残っている連中のところ)に行くのを嫌がってるのに、自己修復が終わるのも待てんのかね。

 

「どちらにせよ、きちんと直るまではまともな戦闘は出来ないと思うのですが……」

「その辺も含めて、イノシシなんだよなぁ」

 

 原作では『守る』を連呼してた気がするが、この世界線のワンサマーは遺伝子レベルで戦闘本能が刻まれてるんじゃないだろうか。

 そういえば、ここでも織斑姉弟は『織斑計画(プロジェクト・モザイカ)』で生み出された存在なんだろうか。だからどうだってことも無いんだが、ちょっと気になった。

 

「あっ、悠人さん、モノレールが来ましたわ」

 

 セシリアの声に思考を止めると、向こうからモノレールがホームに滑り込んで来るところだった。

 

「本土に着いたら、すぐに電車に乗り換えですわね」

「なにせ日帰り予定だからな。出来るだけ長く温泉に浸かるためには仕方ないな」

「承知しておりますわ」

 

 余程楽しみなのか、恋人繋ぎをした腕を軽く引っ張られながら、俺はセシリアの後を追ってモノレールの車内に乗り込んだ。

 

「悠人さん❤」

 

 そして早朝で誰も乗っていない(ワンサマーは隣の車両に乗ったらしい)のをいいことに、セシリアの甘え度がMAXになっていた。

 隣に座るのは当たり前。俺の腕にしがみ付くのも当たり前。そんでそんで

 

「ちゅ❤ ちゅぅ…ちゅぱ」

「んっ……セシリア、今日はえらく飛ばしてるな」

 

 唇を啄むようなキス。俺的には嬉しいからいいけど、寮の部屋でしてる分じゃ足りないってことか?

 

「いつもとは違うところでキスをすると、何と言いますか、いつも以上にドキドキと幸せを感じますの」

「……やっぱりセシリアはエロいなぁ」

「はい❤ わたくしは悠人さんにだけエッチな娘になりますわ❤」

「開き直られた」

 

 いいのかそれで、英国貴族。俺はバッチ来いだが。

 

ーーーーーーーーーーーーー

 

 人目を気にせずイチャラブをし続けていると、あっという間にモノレールは本土側の駅に到着。

 電車に乗り換え、これまた人気のない車両内でイチャイチャすること1時間。最寄り駅で降りて、そこから徒歩10分ほど。

 港湾地区に建てられた温泉施設、万葉温泉が俺達の目の前にあった。

 

「いい景色ですわ。三方を海に面しているなんて」

「これ、露天風呂とかあったら絶景だろうな」

「ありますわよ」

「お?」

「チケットに書いてありましたもの。ほら」

 

 セシリアに促されてチケットを見ると、確かに色んな風呂の種類が書かれていて、その中に露天風呂の記載もあった。……セシリアが狙っていた家族風呂も。

 

 

 建物の中に入り、まずはフロントへ……え? フロントは7階? 1階に無いのかよ、ビックリだ。

 気を取り直して、7階のフロントでチケットを渡す。

 チケットにも記載されていたが、館内着の浴衣とタオル類もセットで借りられるらしい。おかげで荷物が少なくて済んだ。

 浴衣とタオルセットを渡された俺達は、さっそく風呂へ――

 

「家族風呂ですね。室料として1時間3千円いただきますが、よろしいでしょうか」

「ええ、それでは3時間ほど借りますわ」

 

 男湯へ行こうとした足を止めて振り向くと、セシリアがフロントに福沢さん(1万円札)を差し出していた。

 

「ささっ悠人さん、参りましょう!」

 

 セシリアに腕を引かれ、大浴場を目にすることなく、下の階にある家族風呂に直行することになったのだった。

 さらば大浴場。そして入口の案内板を見て気になっていたヒノキ風呂。けど仕方ないんだ。やっぱり俺の中ではセシリアが最優先だから。

 

 

 

 

「学園の大浴場と比べると、やはり小さめですわね」

「いやいや、あれと比較したらダメだろ」

 

 家族風呂に入ったセシリアの第一声に、さすがの俺もツッコまざるを得ない。

 そりゃあ、寮生全員(俺とワンサマーを除く)が入れるサイズなんだから、下手したらここの大浴場よりもデカイまであるぞ。

 

「ですが、悠人さんと二人っきりで入るのにちょうどいいとも言えますわ❤」

 

 そう言って、湯船に浸かりながら俺の肩に頭を乗せて来る。

 俺もセシリアも、タオルを巻いて入るなんてことはしていない。つまり、そういうことだ。

 

「考えてみれば、セシリアと一緒に風呂に入ったの、学年別トーナメントの時以来か」

「言われてみればそうですわね。あの時もドキドキしながら入っておりましたわ」

「今はそうでもない?」

「いいえ、あの時以上にドキドキしておりますわ」

 

 セシリアが、さらに体を密着させてくる。両手が俺の肩の上に置かれ、双丘が左の二の腕に当たってふよんっと弾む。

 

「今日はやけに積極的だな」

「嫌ですか?」

「全然」

 

 こんな積極的なセシリアも大好きです、ええ。

 

「学園の外なので、開放的になっているのかもしれません」

「寮では我慢してたと?」

「悠人さんもそうではありません?」

「否定はしない」

 

 いくら寮の部屋の作りがいいとはいえ、防音に関して高望みをするのはマズいからな。致す時に気を遣うことはあったりする。

 そもそも致すなって? 無理。セシリアが嫌がってるならともかく、合意の上で手を出さないなんてことがあるだろうか。(反語)

 

「ここでしたら、"気を遣うこと"は無いと思いますわ」

「それ、後でめちゃくちゃ怒られるパターンじゃないか?」

「でしたら、バレないように後始末をしっかり致しましょう。そのために、3時間も貸し切りにしましたもの」

「セシリア……確信犯かっ」

「うふふ❤」

 

 セシリアは最初からそのために家族風呂を、しかも長時間貸し切りにする気だったのかよ。

 どうやら俺は、セシリアのエロさを見誤っていたようだ。……だがそれがいい。

 

「そういうことなら仕方ないな」

「はい。ですから悠人さん――」

 

 ざばぁと音を立てて、セシリアが湯船から立ち上げる。

 何度見ても見飽きることの無い、均整の取れた身体から湯が滴り落ち、艶めかしさをより引き立てている。

 そんな裸体を曝け出しながら、セシリアは両腕を広げて、

 

「来て、くださいまし――」

 

 チャチな理性も見栄も無く、俺はセシリアの自分の懐に引き寄せた。

 そして自分の女だとマーキングするかの如く、キスの嵐を降らせ、そして――

 

ーーーーーーーーーーーーー

 

―一方その頃、IS学園では

 

「状況を説明する」

 

 地下特別区画、オペレーションルーム。

 千冬に呼び出された者の内、織斑ハーレムの4人は緊張した面持ちで、更識姉妹は真剣な顔で、イージスの二人はいつも通りの表情で立っていた。

 事の発端は30分ほど前。学園内の照明が一斉に消えたのだ。それだけでなく、非常時にガラス窓を保護するための防御シャッターが閉まり、トドメとばかりに防火用の隔壁まで降りてくる始末。

 突然起こった事態に、寮内にいた生徒達が混乱する中、専用機持ち達に千冬から割り込み回線で指示が飛んできて今に至る。

 

 そうして整列している面々に対して、地上部とは別電源で動いているらしき端末の前で手を動かしている真耶が、旧式のディスプレイに表示された情報を全員に伝える。

 

「現在、IS学園の全システムがダウンしています。緊急システムも起動しないことから、電子的攻撃……つまりハッキングを受けていると断定します」

「ハッキング……敵の目的は?」

「それが分かれば苦労はしない」

 

 千冬にピシャリと言われ、それもそうですね、とラウラは質問を終えた。

 

「それでは、これから篠ノ之さん、凰さん、デュノアさん、ボーデヴィッヒさんはアクセスルームへ移動、そこでISコア・ネットワーク経由で電脳ダイブをしていただきます。更識簪さんは皆さんのバックアップをお願いします」

 

 真耶にそう言われ、いまいちピンと来ていない4人。その4人に説明をしながら、簪もオペレーションルームを出る。

 

「更識姉とイージスの二人には、この地下区画の防衛をしてもらう。この混乱に乗じて、ハッキング犯とは別の勢力が介入してくる可能性があるからな」

「なんだよ、オレ達はお留守番の上にお巡りの真似事か」

「いいじゃないっスか。そっちの方が楽ちんっスよ」

「はいはい、二人共、真面目にやってね」

「普段真面目じゃない会長には言われたくないっス」

「同じく」

「なんですってぇぇ!?」

 

「いいからさっさと行けぇ!」

 

「「「はいぃぃぃぃ!」」」

 

 千冬の怒号に押され、3人は慌ただしく飛び出していった。

 

「まったく……」

「あははは……」

 

 ため息をつく千冬に、真耶は苦笑いをするしかなかった。

 

 

 

 そんな二人に、電脳ダイブした4人との連絡が途絶したと簪から通信が入ったのは、それから10分も経たない内だった。




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……ちーちゃんをシリアスに書こうとしたら、蕁麻疹が出てきたよばっちゃ。
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