セシリア・オルコットとイチャラブしたいッ!! 作:シシカバブP
IS実習で模擬戦が行われた晩、セシリアが大浴場に行ってる間、俺は寮の部屋でシャワーを浴びようと準備をしていた。
――ピロリン♪
「メール……まさか……」
いつもは鳴らないスマホのメール着信音。それにデジャヴを感じて、机の上に置いてあったスマホを手に取った。
『イベントの追加について』
「はい?」
メールのタイトルを見て、思わず変な声が出た。差出人はもちろん、あの女神様だ。
『転生特典でイベントの大半を削除されましたが、先日主神から『これじゃあ転生させた意味がない』との指摘を受けまして、僭越ながら私がイベントを追加いたしました』
「はいぃ!?」
なんでやねん! それが嫌で、わざわざ特典ポイント使ったっていうのに!
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■追加内容
・ヴィシュヌ・イサ・ギャラクシーを追加します。
※好感度の上昇率は通常通りの扱いとなります。
※今後もABキャラが登場する場合があります。
■補填などの対応について
今回の仕様変更によってご迷惑をおかけしたお詫びとして、特典ポイントを配布いたします。
・配布ポイント:2pt
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「ソシャゲかよ! しかも詫びポイント渋っ!」
ヴィシュヌが転校してきたの、俺が転生した影響とかじゃなくて、女神様の仕業だったんかい! しかも今更連絡って、事後承諾ってレベルじゃねぇぞ! そんで詫びが2ptとか、俺が転生前に見た特典一覧から何一つ選べねぇだろこれ!
『さらに僭越ながら、私が配布ポイントで特典ガチャを回しておきました』
「うおぉぉぉい!」
運営側が勝手に配布ポイントでガチャ引くとかアリかよ!?
『特典ガチャ結果(1回2pt)
・資材 Lv3
説明:ISの武装を作るのに使えそうな資材(専用機取得後)
なお、この連絡を受け取った時点から有効となります』
……
「びみょー……」
つまり、専用機(前回のガチャで、対抗戦後に貸与されることが確定)を受け取ったら、その資材を使って何かやれってことか?
俺、積極的にISに乗る気無いんだけどなぁ……。
「……今はシャワー浴びよう」
面倒事は後回しにして、セシリアが戻ってくる前にさっさとシャワー浴びちまおう。
そう思って脱衣所で服を脱ぎ、シャワーノズルから出るお湯を浴び始めた時だった。
――ガチャッ
「悠人さん……」
「へっ!? せ、セシリア!? っ!?」
シャワー室の扉を開ける音とセシリアの声に、思わず振り向いた俺だったが、慌てて扉を背にして視線を戻した。
だ、だって……どうして、セシリアもは、裸で……!?
「悠人さん……」
――ピトッ
「~~っ!!!!」
せ、背中に、セシリアの双丘ががががががっ!!
「セ、セシリア! 一体どうしたんだよ!? いくら俺達が相思相愛だって言っても、物事には順序ってもんが……!」
何を今更とか言うなよ? いつものハグと、男女が裸でいるのは全くの別物だからな。
「分かってますわ! けど……こうしないとわたくし、不安なんですの……!」
「不安?」
「……今日、ヴィシュヌさんが転校されて来た時、悠人さん、目のやり場に困ってましたわよね?」
「(ギクッ!)」
「そして実習の時間、突然わたくしにハグをしたのも、ヴィシュヌさんを見てからでしたわよね……?」
「(ギックゥ!)」
バレテーラ! で、でもでも! その時のセシリア、普通そうにしてたやん!
「ですから!」
「ちょっ!?」
肩を掴まれ、セシリアと向き合うように引っ張られる。そして
――ドンッ!
セシリアの右腕が、俺の顔のすぐ横にあった。……俺、セシリアに壁ドンされてるんだけど……。
「悠人さんを、感じさせてくださいまし……絶対に離れないと、誓ってくださいまし……」
そう言うと、セシリアの顔がゆっくり近づいてきて――
――チュッ❤
「ん……悠人さん……」
「セシ、リア……」
いつもの頬にするキスじゃない。唇と唇、マウストゥマウスというやつだ。
……俺って馬鹿だなぁ。本当なら、俺からセシリアにしてやらなきゃならないだろうに。だから、ここからは俺の番だ。
「セシリア……」
「悠人さん……」
「お前にここまでさせて、今更だけど俺も覚悟が決まった」
「セシリア、俺と一緒にいてくれるか?」
「――っ! もちろんですわっ!!」
先ほどまでの不安そうな顔から、何の憂いも無くなった顔になったセシリアが、再度俺の唇を啄むように口付ける。
そして顔を離すと、シャワーに濡れたセシリアと俺との間に、透明な糸がツーと伝って切れる。すげぇ淫靡な光景だ……。
「セシリア……」
「悠人さん……」
その光景を見た俺達は、飽きることなくまた唇を重ねた――
ーーーーーーーーー
や……
(や、やっちまいましたわぁぁぁぁぁ!!)
い、いくらヴィシュヌさんが来られて、悠人さんが取られないか不安になったからと言って、淑女がやる事じゃありませんわよぉぉぉぉぉ!!
(し、しかも悠人さんとキ、キスゥゥゥ……!!)
ああでも、悠人さんとのキス……あれすきぃ……❤
「セシリア?」
「ひゃいぃ!」
悠人さんに声を掛けられて、わたくしは物理的にベッドから跳ね上がりました。
そう、悠人さんとの口付けを4回も繰り返したわたくし達は、今さっきシャワー室を出て、寝間着に着替えて終わったところですの。
4回……4回も……し、しかもお互い裸で……!
「セシリア……俺も恥ずかしいから、あんまりさっきの事は思い出さないでくれるか……?」
「そ、そうですわよね! 申し訳ありませんわ!」
悠人さんだって、わたくしに裸を見られて……悠人さんの、裸を……。
「ふ……」
「セシリア?」
ゆ、悠人さんの、は、ははは、裸……!!
「ふにゃぁぁぁぁぁ……」
「セシリアぁ!?」
ああ、悠人さんの声が、遠くから聞こえてくるようですわぁぁぁ……。
……また、やってしまいましたわ……。
気付いた時には、わたくしはベッドの上に寝かされておりました。悠人さんに頭を撫ぜられた状態で。
「やっぱりセシリアはエロいなぁ」
「ゆ、悠人さん!?」
「でもそんなセシリアも、俺は好きだぞ」
「悠人さぁぁん!」
エロいと言われた事を怒ればいいのか、好きと言われた事を喜べばいいのか……もう! 悠人さんはイジワルですわ!
「そんな悠人さんには……!」
「ちょ、セシリ、んっ!」
またわたくしと一緒に、嬉し恥ずかしい目に遭ってもらいますわ!
ーーーーーーーーー
「えーっと……二人とも、何かあった?」
登校したら、夜竹さんから突っ込まれた。そんなに俺達、いつもと違うか?
「何と言うか二人とも、昨日より距離が近くなった?」
「そうか?」
「いつも通りだと思いますが」
「そうかなぁ……?」
まあいいや。そろそろSHRも始まる時間だ。
「それでは悠人さん」
「ああ」
「やっぱりやるんだね、朝のハグ……」
――チュッ❤
「え……」
「「「「ええ~~!?」」」」
クラスメイト達の悲鳴っぽいものも気にせず、お互いの唇をゆっくりと感じ合う。さすがに糸引くようなキスは無しでな。あれは他人のいないところ、二人だけの時限定だ。
「き、ききき、キスゥ!? 二人とも、とうとうそこまで行っちゃったの!?」
「また教室中が甘ったるくなるよぉ……」
「ゆーゆーもせっしーも自重しろー!」
「うわぁ! のほほんさんがとうとうキレたぁ!」
「あののほほんさんをキレさせるって、どんだけぇ!?」
気にしない気にしない。
ーーーーーーーーー
このIS学園に転校してからまだ2日しか経っていないのに、私は一体、何を見せられてるんだろう……。
(し、神聖な校内で、あ、あんなことを……!)
しかも周りの皆さんも、どちらかといえば囃し立てるような感じで、非難する感じではない。
もしかして、これが"普通"なの……?
(そ、そもそも私は、男性と話をする機会すら稀でしたし……)
物心つくまえに父と死別し、現在は母親との二人暮らし。小学生時に量産型ISに試乗したことがきっかけで、IS特別訓練校に転入。それからは男性と接触することも無く。先日IS学園に入るよう、タイ政府から指示を受けて来てみれば……。
(ですが、セシリアさんの操縦技術は本物でした)
仮にもイギリスの代表候補生。しかも専用機持ちだ。男性とイチャイチャしているだけの存在ではないことは、昨日の模擬戦で理解している。
(今回のクラス対抗戦では相見えることは無いでしょうが、その先機会があれば……)
私が勝ってみせましょう。
そもそも私がこの学園に来た理由は、文化交流と学力向上、そして各国の専用機と試合を行うことで、ドゥルガー・シンと私自身の経験値を蓄積すること。
であれば、この先セシリアさんや、2組の中国代表候補生の方と積極的に模擬戦をしないと。織斑さんですか? あの方はちょっと……。
とりあえず、今私に必要なのは
「ゆうとさぁぁん……❤」
「ひぎぃぃぃぃ!」
「前より威力が上がってるってぇぇ!」
「ブラックコーヒーの用意! 急いでぇ!」
……チャーノムイェン(タイのアイスミルクティー)ではダメですね、甘すぎます。まだ飲み慣れてませんが、私にもブラックコーヒーを……。
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……序盤飛ばし過ぎたせいで、これ以上甘くするとR18になりそうだよばっちゃ。(作者はR18は書けません)