今日は月が綺麗なので頑張って投稿します。とっくにストックは切れてます。
ユズ隠れ巨乳党の生き残りがいるぞ!殺せ!
今日も今日とて先生のデカおっぱい枕から抜け出し、朝食の準備を始める。
生徒に対する気遣いは一人前のくせに自分のことになるととことんズボラなのだ、先生は。
冷蔵庫の中を確認する。朝からそんなに凝ったものは作れないので味噌汁と何かもう一品…
思考の末、冷凍の魚を焼き、みそ汁の具を増やすことで誤魔化すことにした。
魚をグリルに突っ込み、トントンと野菜を刻む。俺は食べるよりも料理する方が向いている…というか好きなのだ。
昆布でだしを取り、味噌をとく。味噌の茶色が絵の具を水に溶いたように広がり、鍋を染めていく。こういう瞬間がたまらなく好きなのだ。俺は変わっているのかもしれない。
俺は濃口が好きなのだが、先生的にはもっと薄い方が好みだと以前聞いた。
お玉で少し掬い容器移し、味見してみる。
…
……?
味、しなくね…?
嘘やろ俺コロナかかった!?キヴォトスコロナ!?
「なるほど、それで私に相談したと…私は医者ではないのですが…」
『実験の副作用だったりしねぇの?』
「ええ。少なくともそんな副作用がみられるような薬剤の類いは使用していませんが…」
『えぇ…?』
「…あぁ、これは憶測でしかないのですが、心を病んだ人間なんかは、そういった感覚が鈍くなるという話は聞いたことがありますね。副人格…いえ主人格が心を病んでしまったのでは?」
『あー…なるほど。昨日のうちにフウカたんのケーキ食べときゃ良かった…』
「こちらに戻ってきますか?何かしら手を打てるかもしれませんし。」
『うーん…最近先生といるから抜け出すチャンスがあんまりないんだよねぇ…』
「なんと!先生と暮らしているのですか!それは素晴らしい…ククッ」
『覗いちゃダメだぜ、お父さん?』
「分かっていますとも…娘のプライバシーは尊重しますよ、クックック…」
お互いに軽口を叩き合い、通話を切る。どこまで信用していいか分かんねえんだよな、あいつ。
「フーコ?どこー?トイレー?」
まだ眠そうな先生が俺を呼ぶ。はいはい、今行きますよ。
「おはよーございます」
「おふぁよぉ…ごはん、ありがとねぇ…」
「しょっきのよういするので、かおあらってきてください。」
「はいママ…」
ガチ幼女を母親扱いしないで欲しい。いや前の世界にいっぱいいたわそんな奴。
「「いただきまーす」」
二人で食卓を囲み、一緒にご飯を食べる。なんか良いよな、こういうの。
ちな俺、味のしない飯の苦痛を知る。いや思った以上にしんどいわこれ。熱さとか食感とかはしっかりしてないのに味がねぇ。気分悪くなってきた…
「ごちそうさまでした…」
「あれ?フーコそんだけで良いの?お腹空かない?」
「はい…ちょっと、きぶんがわるくて…」
「無理しちゃだめだよ。なんかあったらすぐ教えてね?」
「はい。しょくよくがないだけなので、だいじょうぶです…」
心配そうにこちらを見る先生。申し訳ないけどこれ以上食えんのや。許せ。
食器を片付け、部屋を掃除していると、今日の当番の子が来る。
「おはようございます、先生」
「あれ?今日もユウカだったっけ?」
「今日は私オフですよ。フーコちゃんに用があって…お借りしても良いですか?」
「私は別に大丈夫だけど…フーコ、どう?」
おっこれはもしや…ついにゲーム部フラグが立つのか…?
「だいじょうぶですが…なにするんですか?」
「昨日ゲーム部の話をしたでしょ?もしフーコちゃんさえ良ければ、会って欲しいなって。みんなにはもう話をしてるから。」
「フーコ大丈夫?嫌だったら無理しないで良いからね?」
「いえ、だいじょーぶです!」フンス
((可愛い…))
「いらっしゃーい!君がフーコちゃんだね!」
才羽姉妹の卑しくない方、天真爛漫なお姉ちゃん。才羽モモイ
「ユズちゃーん、ユウカが言ってたお客さんが来たよ。ほら出てきて」
才羽姉妹の卑しい方、
「よ…よろしくね…」
ゲーム開発部部長にして生粋のド陰キャ、臭そう生徒ランキング不動の2位。花岡ユズ
「おおっ!アリスに新たな仲間ができました!フーコ、114514ボルトです!!」
「やめなってアリス!」
そして風評被害が酷いガチロリ勇者。天童アリス。
も り あ が っ て ま い り ま し た
いやね?一番の推しは便利屋68、ひいてはアルちゃんなんだけどね?
ゲーム開発部、正直すっげえ好きです。はい。
俺は断じてロリコンではないのだが、前世では散々お世話になった。
繰り返すが、俺はロリコンではない。
自己紹介は手短に済ませ、交流タイム(?)に突入する。後方保護者面しているユウカだが、顔が完全に溶けている。おい大根。
「フーコはどこの学園の子なの?」
「いえ、まだどこのせいとでもないんです…」
「じゃあミレニアムに来なよ!私達もいるし、きっと楽しいよ!」
「そうです!フーコは弱っちそうですが、アリスはパーティーに歓迎します!」
ナチュラルに毒を吐くなロボガキ。
「お姉ちゃんもアリスもそんくらいにしときなって。フーコちゃん困ってるじゃん!」
おぉ…これが生で見る『お姉ちゃん力』…モモイさん?あんたがお姉ちゃんですよね?
「…おねぇちゃん……」
やっべまたちょっと漏れちゃった。まあ小声やし聞こえてへんやろ…
「…フーコちゃん、今のもう一回言ってくれる?『ミドリお姉ちゃん』って」
肩を掴まれる。ミドリさん、怖いッス…
「…ミドリ…おねぇちゃん……」
「ん゛んっ!!かわいい~~~~♡」
「ミドリ、鼻血出てる」
「ずるいです!アリスもフーコよりはお姉ちゃんです!」
いや、お前起動してからそんな経ってないだろ…
「アリス…お姉ちゃん…?」
「よくできました!お姉ちゃんがナデナデしてあげます!」ナデナデ
「ずるいよアリス!私にも撫でさせてー!」
幼女の姉大量発生である。なんだかむず痒いが役得なので黙ってこの天国を受け入れる。
部屋の隅の太ももが物欲しそうにこちらを見ていたような気がするが、しらんぷりする。
今日はロリハーレムの気分なのだ。邪魔しないでいただきたい。
「じゃあ折角来てくれたことだし、ゲームやろーよ!やったことある?」
ゲマトリアで何度かやったことはあるが、どこからボロが出るか分からない。
「やったことないです…」
「嘘ぉ!?い、一回もやったことないの?マラオも!?スポブラも!?」
なんか卑猥な響きだな…
「ない、ですね…」
「よっぽど親が厳しいんだね…」
「ではアリスが操作を教えてあげます!」
「初めてのゲームかぁ…ユズ、何が良いと思う?」
「ふえぇっ!?わ、私…?えっと…『Dick by daylight』とかどうかな…操作もルールも簡単だし…」
またどこかで聞いたことのあるようで卑猥なタイトルだな…この世界のゲーム開発会社はアホしかおらんのか?
気づいたら太ももが消えていた。どうして
「よーし、じゃ、始めよっかぁ!」
「良いですかフーコ。これがフーコの操作キャラです。これで移動、これでアクションです!どうにか鬼から逃げ切ってください!」
嬉々として操作方法を教えるアリスちゃん。小さきもの×2の微笑ましい光景に自然と口元が緩む。
モモイちゃんが鬼、私たちは逃げる側だ。
「あ!フーコみーっけ!」
一番の初心者を一番に狩りに行くモモイちゃんのメンタルにはもはや敬意すら覚える。
「フーコ!早く逃げないとやられちゃいますよ!!ほら、アイテムを!」
「…やっやだ…こないで…こないで…」
必死な様子でコントローラーをガチャガチャするフーコちゃん。何だか様子がおかしい。止めた方が…
「あ…モモイちゃっ…」
「待てと言われて待つ殺人鬼はいないよっ!もーらいっ!」
ザシュっと音を立て、血が画面に飛び散る。フーコちゃんのキャラクターが倒された、その時だった。
「ひっ…や…やだぁ!ごめっ!ごめんなさい!たすけてぇ…」
コントローラーを投げ出し、その場にうずくまって泣き出すフーコちゃん。
「お姉ちゃん!」
「だ…だってしょうがないじゃん!そういうゲームなんだし…」
「フーコ、これはゲームです!フーコは痛くないでしょう!?」
各々必死に宥めようとするが、努力虚しくますますパニックを起こしてしまうフーコちゃん。
「ユズ!先生です!先生を召喚するのです!」
「わっわかった!」
『はいはい、どうしたのユズ?』
「せ、先生!フーコちゃんがパニックを起こしちゃったみたいで…!どうしましょう…」
『ゲーム部の部室だね!?すぐに向かう!あと抱っこしてトントンしてあげたらちょっとはマシになると思うから!』
電話が切れる。先生の感じからして、これが初めてというワケではなさそうだ。
アドバイス通り抱っこし、背中をトントンする。みんなで頭を撫でたり、背中をさすったりしていると、少し呼吸が落ち着いてきたようだ。
「ごめん遅くなった!フーコは大丈夫?」
「ちょっと落ち着いてきたみたいです。でも…」
「みんなありがとう、私が見ておくべきだったね。ごめんねフーコ。」
「…っはい、ごめんなさい。わたし、また…」
「大丈夫。ここに居る誰もフーコを傷つけないよ。」
「先生…その、フーコちゃんは…」
「うん、フーコは昔色々あって、私が預かることにしてるんだ。だからあんまり刺激に強くないんだ。これも言っておくべきだったね、ごめん。変に気を使わせたくなかったんだ。」
そう言って、私達にも頭を下げる先生。
きっとフーコちゃんはイジメ…いや虐待でも受けていたのだろう。自分を追ってくる武器を持った大人。画面いっぱいに広がる自分の血。
とても怖かっただろう。トラウマが再発してしまったかもしれない。
誰のせい?
私たちにフーコちゃんのことを詳しく教えなかった先生のせい?
それとも、フーコちゃんを襲ったモモイちゃんのせい?
どちらも違う。
私のせいだ。
私がこんなゲーム勧めたから。フーコちゃんの異変に気が付きながらモモイちゃんを止めなかったから。
「…ごめ…」
「フーコ!」
謝罪の言葉をかき消すアリスちゃんの声。間の悪さに、内心少しムッとする。
「フーコ、大丈夫です。フーコをいじめる悪い奴なんか、みんなアリスがこの勇者の剣でやっつけてやります!!」
そういって、彼女の背格好にはあまりにも釣り合っていない巨大な銃を取り出す。
「…アリスおねぇちゃん…ありがとう…」
「礼には及びません!パーティーメンバーを助けるのは、勇者であるアリスの役目ですので!」
そういってにへっと歯を見せて笑うその様は、まさしく『勇者』だった。
どこまでも自分勝手で、人を傷つける私は、『魔物』が良く似合うのだろう。
その場に居たくなくて、いつものロッカーに身を隠す。
いつも私を安心させてくれたロッカーも、今日は私を歓迎していないように見えた。
いつの間にか消えてたユウカはトイレに行くついでにセミナーのお仕事をやってました。
今回は曇らせるつもりはなかったんですが、手が勝手に打ってました。許して。
「なんでフーコおめめがまだ残ってんだよ!!」とお怒りの方々、ご安心ください。
絶対にもぎます。なんなら手足ももぐかもしれません。
味覚のカミングアウトいつになるのかなぁワクワク
↓ちょっとした設定集↓
・フーコの人格
フーコ(俺)はあくまで副人格です。主人格の暴走を止めることはできません。
・フーコの喋り方
作者のガバにより反映されてないかもですが、余裕がある、安心している時はーとか~とかが増えます。可愛いね。
・フーコの原作知識
アプリは容量の都合やっていません。せいぜいキャラの名前が分かる、あとは掲示板とか反応集で得た知識しかありません。
・セイアちゃんについて
予知夢にフーコは映っていません。なのでゲマトリアバレはしてません。よかったね
・マラオ
『スーパーマラオ穴兄弟(ブラザーズ)』の略。キヴォトスにおいて非常に有名なゲームであり、知らない人はいない。かなりの昔から今までシリーズが続いている、シンプルかつ高度な操作を要求されるアクションゲームである。
マラオとガイージの兄弟(血縁関係は無い)が、行く手を阻むクリ棒やシコシコ、ズッコンやバッコンを倒しながら、魔王クパァに囚われたビッチ姫を取り返すまでの珍道中ストーリーも人気を博しており、最近劇場版が公開された。
フーコが黒服からもらったチケットはこれである。
・スポブラ
『大乱交スポーツブラジャーズ』の略。こちらも非常に人気のアクションゲームであり、たくさんの種類のキャラクターを操作し、最後まで生き残ったら勝ちである。
友達と集まってやるゲームの代表であり、上手い奴は袋叩きにあうまでがセオリーの友情崩壊ゲームの側面も備えている。
マラオのtierランクはc-である。
・Dick by daylight
通称『DBD』。4対1の鬼ごっこゲームであり、鬼は逃げ側を殺しても良い。
逃げ側にも能力やアイテムは設定されているが、戦えるほどではないので、見つかったら大体そこでおしまいである。
ユズが鬼になれば逃げの負け、モモイが鬼になれば逃げの勝ちがゲーム部テンプレである。
だれすき?
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イチカさん
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フウカたん
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