目が覚めたら黒服の娘だったんだが…   作:菱野 モチ

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アルちゃんがあんだけ取り乱したのも分かる(後付け)
先生は黒髪巨乳のケツとタッパがデカイ女ですが、先生なのでこういうことします。脚も舐めます。


ままあるママアル

「~~♪」

 

鼻唄を歌いながら、床に寝そべりお絵描きをしているフーコ。

リズムよく足をパタパタさせており、非常に可愛らしい。

 

「フーコちゃん、ご機嫌ですね。」

 

今日も今日とて当番に来たユウカが耳打ちする。

しかし、今の私はそれに返答することも難しい。

 

(あのプリケツを…掴みてぇ…)

 

そう。足をパタつかせる度に、小振りのお尻がぷりぷりと揺れるのだ。

性的な意図は無くとも、人間目の前でケツが揺れていたら叩くか触るかするだろう。

だからこれは仕方の無いことなのだ。

 

「先生?聞いてます?」

 

木から落ちたリンゴが地面に吸い寄せられるように、ごく自然にフーコの背後に立つ。そして

 

「~~♪…ひゃんっ!?」

 

何の前触れも無しに、可愛らしいお尻を鷲掴みにした。

これまた可愛らしい声を上げたと思ったら、右頬に鋭い痛みが走った。

 

「何やってんですか…」

 

フーコを抱っこし、こちらを睨むユウカ。

 

「フーコが感情豊かになって、私は嬉しいよ。」

 

ビンタされ赤くなった頬を抑えながら答える。

小さいのにパワーがある。いや、子供ならではの遠慮無しの一撃だったのだろうか。

 

「さいってー…せんせい、やっぱりへんたいだった。きょーいくしゃのくず。」

 

「私も概ねその通りだと思うわ、フーコちゃん。」

 

「私に味方はいないの?」

 

「そもそもなんでこんなことしたんですか…こんな小さい子にまでセクハラなんて…ヴァルキューレ呼びますよ。」

 

「いや…何描いてるのかなーって…」

 

「なんでおしりさわったの!?ふつうにきいてよ!」

 

「いや…可愛いお尻だったから、つい…」

 

「いい?フーコちゃん、ここの『1』『1』『0』を押せば…」

 

「待って?さっきお昼食べたばっかだから、まだカツ丼食べたくないかな。」

 

「定食屋感覚でヴァルキューレに入り浸らないで下さい。」

 

「よもすえ…」

 

「で、何描いてたの?見せて~」

 

「やだ。へんたいにかけるなさけはない。」

 

「ワ、ワァ…」

 

「泣いちゃった!…フーコちゃん、私も気になるな~?」

 

「ユウカおねえちゃんになら、みせてもいい…わらわないでね?」

 

「あら、これは…とっても良く描けてるわね!上手上手!!」

 

折り畳まれた紙を開くと、色鉛筆で描かれた便利屋68のメンバーと目が合う。

よく特徴が捉えられており、一目で誰か分かる。

 

「きょうって、『ははのひ』なんでしょ?わたし、おかあさんはもういないけど…」

 

どこか寂しそうに言うフーコちゃん。

何かの都合があって一時的に先生に保護されているのかと思っていたが、違っていたようだ。

 

「………そっか。」

 

「ど、どうかな?やっぱりへん…?」

 

「そんなこと無いわ。皆、とっても喜ぶと思う!」

 

「ほんと!?よかったぁ…」

 

ふにゃりと笑うフーコちゃん。頭を撫でてやると、恥ずかしそうに目を細める。

 

「先生も見たいな~…」

 

「やだ」

 

「ひぃん…帰りに何か買ったげるからさぁ~…お願いだよフーコ様~」

 

結局見せてあげないまま、ゲヘナまで出向く。

先生はちょっと可哀想だが、絵心に自信が無いのであんまり人に見せたくないのだ。

 

「あらフーコ、いらっしゃい。元気にしてたかしら?」

 

「しゃちょー!」

 

中腰で迎えてくれる社長の胸元に飛び込む。

なんという高反発クッション…これは人がダメになる。

 

「フーコちゃん、久しぶり~」

 

後頭部をナデナデしてくれるムツキママ。この世の天国がここにある。

 

「先生も久し振り。…テンション低くない?どうしたの?」

 

「ちょっと…ね…心配には及ばないよ。」

 

本当にその通りである。

 

「し、心配です…」

 

 

 

 

「それで今日はどうしたのかしら?遊びに来ただけ?」

 

「うー…えっとね…えっとね…」

 

何やらもじもじし始めるフーコ。

 

「あのねしゃちょー、これあげる!」

 

肩から提げられたポーチから、1枚の紙を取り出すフーコ。受け取り、開いてみるとフーコが自分で描いたであろう絵だった。

 

「これ…私達よね?とっても上手だわ!!」

 

「ホントだ!良く描けてるね~!」

 

「わ、私まで描いて頂けるなんて、光栄です…!しかもアル様の隣に…!!」

 

「みんな笑顔だ、良い絵だね。」

 

「えへへ…」

 

「でも、一つ足りないものがあるわね。」

 

「えっ…?」

 

目に見えて落ち込むフーコ。

 

「ちょっと、社長?」

 

「……あっ!ムツキちゃん分かったかも!」

 

「ハルカ、何か描くものを持ってきてちょうだい。」

 

「…は、はいぃ!」

 

「ありがとう。フーコ、ちょっとこっち向いてくれるかしら?」

 

「う、うん…!」

 

「ああ、そういうことね…言い方が良くないよ社長。」

 

「うん、これで完成ね!」

 

絵を高々と掲げるアル。そこには、フーコが描いたであろう便利屋68の皆と、その中央にアルが今描いたであろうフーコが居た。

 

「フーコちゃんも、便利屋68のメンバーだもんね~!」

 

「社長、字は上手いのに…」

 

「な、何よ!?どこからどう見てもフーコでしょう?」

 

「フ、フーコさん…!?大丈夫ですか?」

 

慌てた様子のハルカ。フーコに目をやると、静かに泣いていた。

 

「どうしたのフーコちゃん?何か嫌だった?」

 

「社長が何も言わずに描き足したから…」

 

「そ、そうなの!?ごめんなさいフーコ!台無しにするつもりじゃなかったの!」

 

「ち、ちがうの……うれしくて…わたし、ここにいてもいいんだぁ…って。」

 

ポタポタと涙が床に落ち、小さな水溜まりを作る。

 

「まだそんなこと気にしてたの?私達、もう家族みたいなものじゃない!」

 

「いつでも来てくれて良いからね。ここは、フーコの家でもあるんだから。」

 

「そ、そうですよ!」

 

「フーコもさ、皆のこと家族みたいに思ってるよ。ね?フーコ。」

 

慌ててフーコを宥める私達に聞こえるように、フーコに話しかける先生。

黙って頷くフーコ。

 

「今日ってさ、母の日でしょ?」

 

そうだったのか。フーコは、それ程までに私達のことを想ってくれていたのか。

そうせざるを得なかったとはいえ、保護することを諦め、当時のフーコにとって知らない人である先生に預けたにも関わらず。

私達を、母親のようにーーーーー。

 

「ん゛ん゛うぅうう!!フーコ!愛してるわー!!!私がママよぉおおぉお!!!」

 

汚ならしく咽び泣きながら、フーコに抱きつき頬擦りする。

 

「社長、うるさすぎ…気持ちは分かるけど。」

 

「ムツキちゃんもぎゅーってする!」

 

「わ、私も…」

 

拝啓 黒服

お母さんが四人になりました。

 

敬具 横島フーコ

 

一通りむぎゅむぎゅされた後、渋る社長に別れを告げ、先生と一緒に帰路につく。

 

 

 

 

「良かったね、フーコ。みんな喜んでたじゃん。」

 

「うん…よかった。」

 

心底嬉しそうにするフーコ。初めにフーコを保護したのがあの子達で良かったと思う。

 

「あのね、せんせー。」

 

「ん?どうしたのフーコ。あっそうか!何か買ってあげなきゃね。何が良い?」

 

「そうじゃなくて…これ、あげる。」

 

ポーチから、ラッピングされた小さな袋を取り出す。

 

「ありがとう。…開けても良い?」

 

こくりと頷くフーコ。

 

「これって…フーコのワッペン?大事なものなんじゃないの?」

 

「わたしがもってたのは、こっち…おそろいのやつがうってたから、このまえかってもらったの。」

 

この前というと、給食部に行った時だろうか。

服を買うついでに買ってもらってたのか…

 

「せんせーも、わたしにとっておかあさんみたいなものだから…ぷれぜんと!」

 

無邪気に言うフーコに、涙腺が刺激される。

お父さん、お母さん。やっと孫の顔を見せてあげられそうです。

 

「ありがとうフーコ…!!大事にするね!」

 

「うん、おかーさん。…なんて」

 

「二人のときはそう呼んでくれても良いよ?」

 

皆の前で呼ばれると、あらぬ誤解を招きそうで怖いからだ。情けない私を許して欲しい。

 

「んー…じゃあ、きょうだけせんせーはフーコのおかーさん!」

 

「うん、分かった。今日の晩御飯は何が良い?」

 

「おかーさんがつくるものなら、なんでもいー!」

 

にししといたずらっぽく笑うフーコ。今日はこの子の嬉しそうな顔が沢山見れて良かった。

 

その後四苦八苦しながら作ったカレーは焦げまくってたしルーの分量も間違えまくったしで最悪な味だったが、フーコは笑顔で食べていた。やっぱり優しい子だ。

フーコに家事任せっきりにしないで、ちゃんと花嫁(母親)修行しなきゃ…




アリウススクワッドのもう一人になりたい。見た目は女の子みたいな男だと尚良い。
ヘイローは当然無しで、皆に迷惑ばっかりかけてるなぁ…って思ってる。でも皆はそんなこと微塵も思ってないし、むしろ助かってる(俺は転生者だから、赤豚に気に入られているものとする。)
少ない食べ物もヒヨリに殆ど食わせるし、ミサキがリスカしてたら泣きながら止める。なんなら目の前で自分の手首切る。
痛みを堪えながらザクザク切り込み入れる俺を慌てて止めるミサキ。これがお前がやったことじゃい。

俺は自分のことなんかどうでも良いし、皆には幸せになって欲しいから頑張ってお金を稼ぐんだ。で、手っ取り早くいっぱい稼げる方法を思い付く。

そうだ、春、売ろう。
男の娘は需要が多いのだ。

初めてを売った後、あからさまに皆とのスキンシップを減らしたいし、手料理を作るのを止めたい。なんなら手袋して生活したい。
皆戸惑うし心配する。でも俺は詰問される度にはぐらかす。
ある日、俺を尾行しようってことになって欲しい。それが無理なら盗聴機を俺に付けて欲しい。

で、真実を知るんだ。自分達の安寧は、俺の犠牲の上に成り立ってたってことに。

皆女の子だから、余計に気分が悪くなるよね!
ヒヨリなんかはいっぱい食べるから、いっぱいげーげーできるね。でも俺の稼ぎで買った食べ物だから…っていう理由で必死に胃袋に押し戻そうとして欲しいよ♥️
アツコなんかも発狂しそうだよね。弟みたいな存在が自分達のために売春してたことにやっと気づいたね。どんな気分だ?感想を述べよ! 

臓器売るのとはまた別の良さがあるよね売春。
男なら尚更惨めさが際立って興奮する。これいつかちゃんと清書しよう…うん。
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