あと今まであとがきや前書きに書いていたけど消してしまった曇らせ概念とかを、どうにかリペアして一つの作品(?)にまとめております。
https://syosetu.org/novel/329320/
良ければどうぞ!
あっどうも、俺です。
地獄のような一週間がやっとこさ終わり、銀行強盗に拾われ無事アビドスに辿り着けたものの、どうにも身体が強張ってしまう。
主人格の力が強まってしまったのか、わけもなく恐怖が沸いてくる。
あと、歩けないのめっちゃ不便。さっきもベッドから転げ落ちちゃったし、その影響か知らんけど皆こっちガン見してたし…よっぽどダサかったのだろうか。
そんなことを考えながらボーッと虚空を眺めていると、ドアが開く音がした。
「フーコ!」
約一週間ぶりの先生である。髪はボサボサで目の下には濃い隈ができてしまっており、良い女が台無しである。
目の前の光景が信じられないように、よろめきながらも近づいてくる先生。見た目も相まりゾンビのようになってしまっている。
「フーコ…フーコ…夢じゃない!良かった、生きててくれた…」
ぎゅうぅうっと抱き締められる。く、苦しい…
「ずっと迎えに行けなくてごめんねぇ…!辛かったね、痛かったよね…ごめん、ごめんね…!」
「わ、わたし、いていいんですか?また、せんせいといっしょに…」
そう言うと、さらに抱き締める力を強くする先生。
「当たり前だよ…!フーコ。私だけじゃない、皆フーコが大事だよ!」
そこまで聞いたところで、『俺』は突然に意識を失った。
フーコを抱き締め、その温かさを確認する。
長らく感じることのなかった感覚。フーコがここにいるという事実に、安心する。
「当たり前だよ…!フーコ。私だけじゃない、皆フーコが大事だよ!」
悪い大人のせいで自分に価値を見出だせない様子のフーコがあまりにも悲しく、また無責任なことを言ってしまう。
返事はない。そりゃ信用もできないだろう。
結局、私達は彼女を救い出せなかったのだから。
こうして気まぐれに捨てられていなければ、二度と会えることなど無かっただろう。
「うぐ…せんせえぇ…せんせぇ!こわかったよおぉ!いたかったよおぉお!!」
私相手にすら圧し殺していたであろう感情を、初めてさらけ出すフーコ。
私はひたすら抱き締め続けることしかできなくて、結局二人で声をあげて泣いた。
対策委員会の子達はずっと俯いて何も言わなかった。皆には悪いことをしてしまった。
「…ごめんね、皆。取り乱しちゃって」
「いえいえ!…フーコちゃんも先生も色々あったようですし、仕方がないですよ。」
(流石に、色々聞ける雰囲気じゃないよね~…)
「ごめんね、色々聞きたいこともあるだろうけど、今日は帰らせて。」
「は、はい!お気をつけて!」
「フーコちゃん、私達いつでも待ってるから、こんな辺境で良ければまた来てね?」
「ん、今度は何か用意して待ってる。」
「……ありがとう、ございます…」
「じゃあ、また今度落ち着いたら色々話すから。」
皆に別れを告げ、アビドス高校を後にする。
泣きたくなるほど、軽くて重い。けど、大事な大事なものを腕に抱えて。
黒服もんの便利アイテム解説コーナー
ヘイロー投影機
フーコの体内に埋め込まれてるタイプのアイテムその①。本体はすごく小さい。本人の意識の覚醒に応じて、事前に設定したヘイローを表示する優れもの。
約30種類のデザインを保存でき、フーコお気に入りの彼岸花ヘイローをはじめ、黒服&マエストロが選んだ秀逸なデザインのヘイローが保存されている。
しかし本物とは違い、ロッカーなどのオブジェクトを貫通したりはしない。普通にロッカーの中を明るく照らすだけである。
精密機械のはずだが、転んだだけで壊れるし、叩けば一瞬直る昭和のテレビのような側面も併せ持つ良く分からないアイテムである。多分もう点くことはない。
熊のワッペン(神秘の糸電話)
黒服は『フーコマスクと同様の機能を持つ、極薄スマホ』的な紹介をしていたが、全くの大嘘であり、ほとんど普通のワッペンである。
フーコの持つ潜在的な神秘を利用し、遠くにいるフーコクローンと交信している。
何でも思い込んだら実現する。神秘が伴えば尚更である。
だから黒服は↑みたいな説明をしたんですね。
なので、黒服側からフーコにメッセージを送ることはできない。
ちなみに、フーコからの通信を受け取る係のフーコクローンは、通信の度に一人死んでいる。電話代みたいなものだから仕方ない。
悪趣味なマスク
ゲマトリアと一緒にいる時に付けている厳つい黒マスク。
付けることで主人格の意識を強制的に弱め、干渉を防ぐことができる。
ご飯を食べる時には口元だけ開くという、良く分からない気遣い機能がある。
抑えられるのは一つの人格までであり、これ以上増えるようなことがあれば感情を制御できなくなるかもしれない。
フーコの下着問題
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くまさん
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ペロロ様
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縞々
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白
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黒
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水色
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はいてない