読まなくても展開に影響はありません。免疫ない人は即ブラウザバック推奨です!
あと、曇らせBOX(活動報告)への曇らせネタ提供、別に黒服娘に限らずとも大丈夫です。良さげな概念が見つかれば夢関君や◯◯君が身体を張ってくれます。
フーコみてえな闇深ロリの新キャラが居るらしいですね…
「風紀委員をまとめて呼び出すなんて…一体何の用でしょうか…」
身震いするアコ。きっかけは昨日風紀委員全員に一斉送信されたモモトークだった。
『明日の昼頃、風紀委員総出で万魔殿に来い』
「まさか、武力で潰す気じゃないだろうな…」
「しししかしですよ!?こちらにはヒナ委員長が付いていますから!万魔殿の連中なんて屁みたいなもんですよ!」
「………もしそうなら、私一人では厳しいかもしれない…」
「またまたそんな~…冗談ですよね?」
「いえ、案外侮れませんよ万魔殿は…形だけとは言えど、ゲヘナでトップを続けられるほどですからね。戦力の方も…」
「戦車持ってるもんなアイツら…」
「怯えてても仕方ない。行こう、皆。」
「遺書書いてからでも良いですか?」
「やめなよアコちゃん縁起でもない…」
「風紀委員会だな、話は聞いている。入れ。」
分かりやすい門番により門が開かれる。
キヴォトスに属するにしてはあまりにも旧式のセキリュティだが、ゲヘナレベルの治安ならこれが一番適しているのかもしれない。
「クキキ…良く来たな、きちんと全員で来るとは…てっきり怖じ気づいて来ないものかと思っていたぞ。」
「舐めないで下さいよぉ!実質ゲヘナの行政回してるのはこっちなんですからね!!」
「弱い犬ほどよく吠えるとはよく言ったものだな。」
「ぐるるるる…」
「行政官、気軽に人間であることを放棄しないで下さい…」
「それで、一体何の用?まあ大体予想はつくけど…」
ヒナの一声に、アコも正気を取り戻す。
いつ戦闘が始まっても問題ないように、各自臨戦態勢に入る。
「立ち話もなんだ。場所を変えよう、付いて来い。」
大方罠にでも誘い込もうとしているのだろう。
(変な動きがあればすぐに撃つ…)
愛銃のデストロイヤーを構えたまま、マコトの後を追う。
「ここだ。」
バァンと扉を開くと、数多の銃口がこちらに向いていた。
なんてことはなく、広いテーブルの上に、様々な料理が並べられていた。見たところバイキング形式のようだ。
「…どういうつもり?」
その場にいた全員の心の声を代弁するように、疑問をぶつけるヒナ。
「あー、その。だな…一週間私の代わりを務めてくれて助かった。感謝する。」
照れ隠しからか帽子を深く被り、たどたどしく感謝の言葉を述べるマコト。
「そういうことだったんですね…」
「一週間と1日半ですよ!ただでさえ忙しいヒナ委員長のお手を煩わせて…まったく…!」
キレながらも片手にトング、もう片手にはサラダを盛った皿を持って歩き回る横乳。
「おいヒナ。こいつつまみ出して良いか?」
「良いよ。」
「委員長!?」
「そもそも、私達の仕事はそんなに増えなかったしな。」
「そんなバカな…お前達ほどではないが我々にだって並々ならぬ量の仕事があるはずだ…」
「そこで死んでるそちらの生徒さんが頑張ってくれたんですよ。」
チナツが指差した先。このパーティーの場に相応しくない、床が畳になっているスペースの上に一人の生徒が死んだように寝転がっている。
「イロハァ!」
「イロハ先輩ね、すっごく頑張ってたよ!」
「もうここ5日くらい寝てないですよ…ここまで来たら逆に眠くなくなってきてですねー…あははは!!」
目の下を真っ黒にして壊れた人形のように笑うイロハ。
「その…この場は良いから一度寝てくるか?」
「何?気遣ってくれてんですかw別にいいですよー私もお腹空きましたしー?」
「怖いわぁイロハちゃん…」
「お前はキャラを安定させろ」
「まあ、ともあれだ。感謝するぞ風紀委員!今日は楽しんでくれ!乾杯!」
マコトの声に応えるように、そこかしこでグラス同士がぶつかる。
「ねえ。」
「おっ?どうしたヒナ。お前の方から絡んで来るなんて珍しいじゃないか。」
「今日はありがとう。皆の息抜きにもなったし…あと、ごめんなさい。正直、遊んでばかりいると思ってたけど…」
「そうだろうそうだろう。我々も忙しいのだ!」
「でも絶対そっちで処理できる書類もこっちに回してきてたよね?なんで?」
「んぐっ……あーっ!肉が喉に詰まった!これは保健室に行かなきゃいけないなぁ!」
「逃がさないから」
下手な演技で逃げようとするマコトの肩を、その小さな手でガッチリとホールドするヒナ。
「笑うんじゃないぞ……私を頼って欲しかったんだよ。お前は強いから、一人で抱え込んで突っ走ってしまうだろう?だから…」
「その…すまなかった。お前を傷つけたり、過労死させようとしてやってたわけでは…」
「ぷっ……あはは!なんだ…そんなことだったの?」
「笑うんじゃない!まったく、お前は一年生の時から何も変わってない…だから心配していたんだ。」
「マコトに心配される謂れは無いんだけど…別に私達、ライバルでも無かったでしょ?」
「うぐっ!…いや、絵は私の方が上手かったハズだ。お前コンクールで金賞取ったことないだろ?」
「興味なかったし…」
「くうぅ……」
「…ありがとう、心配してくれて。でも、今の私には仲間がいるから、大丈夫。」
目を細め、穏やかに笑うヒナ。それは今まで、先生にしか見せたことの無い表情だった。
「なら良いんだ…まったく、こっ恥ずかしい話をさせおって…」
「今までマコトのこと誤解してた。ごめんね?」
「私の方こそ、すまなかった。他に方法はいくらでもあったろうに…私が不器用なばかりに…」
今まで困難だった、素直に話し合うということがこうも上手くできるとは思わなかった。
(これも、フーコのおかげだろうか…)
あの子も招待してあげれば良かったか、などと考えるマコトは、いつもの胡散臭い笑みではなく、清々しい笑顔を浮かべていた。
マコト様の株上げ隊です、通してください。
食事を作ってたのはフウカちゃんです。ごめんね書けなくて。
この後アカモップは長期休暇を貰いました。良かったね♥️
ありえた未来↓
『明日の昼頃、風紀委員総出で万魔殿に来い』
(パーティー会場を埋め尽くす程のモブ風紀委員)
「本当に総出で来るやつがあるかぁ!!」