モンスター娘と人間がイチャイチャしてるところが見たい!!(旧題:もんぱらの世界でガチるのは間違っているだろうか?) 作:パッチワーカー
昔々に書いて投稿してた気になってたものです。
文句や苦情は過去の自分に言ってくださいね。
日間ランキング50位くらいにあって嬉しさ半分、驚き半分です。
そのくらいにあっていい作品ではないです。
「ユキちゃん···帰ったらご褒美あげるね♪楽しみにしておいてね♪♪」
「···一応聞いておくけど、褒美は何?」
「口かオ◯◯コかどっちがいいかしら?尻尾はユキちゃん嫌いでしょ?」
(コイツに趣味趣向を教えた覚えがないのになんで知ってる?)
「···どっちもいらんし、なんで俺が尻尾嫌いなこと知ってるんだ?」
「尻尾は搾り取るためだけの部位って言ってたし、愛情たっぷりのいちゃいちゃが好きなユキちゃんは嫌いかなって♪」
「──いちゃいちゃ好きもお前に言った覚えはない」
「分かりやすすぎよ?コロシアムで私とグランベリアちゃんがいちゃついてるの見て喜んでたでしょ?」
「···そんなことはない」
(観察眼すごいな。人前でいちゃいちゃ好きなのバレたくないから表情に出さないようにしてたし、グランベリアを犯してるときにこっちを見てたのか?──怖いって)
「それに、今までどれだけユキちゃんと旅してきたと思ってるの?──誰でも分かるわ♪」
「···そのドヤ顔うざいが──こんなに長く旅してたらバレるか」
「ええ。バレバレよ──ユキちゃん自身もそういうこと、したい?」
「は?」
(···コイツは何を、言ってる?)
「いちゃいちゃしたくないの?」
「────好感度が足りないな────もっと仲良くなってから出直せ」
(マズい···長い間いっしょに旅してたせいで、コイツに好感を、恋愛感情を持ち始めてる···)
「あら?好感度は足りてるわよね?何度も言うけど、ユキちゃん分かりやすいわ♪」
「ッ!──俺はサキュバスは嫌いなんだ、そういうのやめてくれ」
「ユキちゃんがサキュバスを嫌いなのは知ってるけど、私のことは嫌いじゃないでしょ?」
「自意識過剰だな」
(···実際そう──前世でも元々嫌いじゃなかったし、この世界に来て好きになっちゃったんよな···)
「旅に着いてくるのも認めてくれて、この手甲もくれたのに?···ユキちゃんは強い武器には目がないわ。だけど、これに比肩するほど強い手甲なんて持ってないわよね?それなのに迷いもなく私にくれた──ね?もう、嘘つかなくていいわよ♡」
女は男の退路を潰し、望む言葉を待った。
──もう男には逃げられる道は何もない。
「──そんなに
サキュバスなんてモンスター娘とは言えない、そう言っていた男が折れた。
この男がサキュバスの、それもクイーンの瞳を見るなんて自殺行為を普段なら絶対しない。それほど冷静でなくなってしまっていた。
──頼みの綱の防御壁も黒のアリスによって潰された──
もう男は止まらないし、止まれない。
今まで蓋していた感情の発露を抑えられなくなってしまった。
「どんなところが好きになったの?」
「自由で優しいところが1番好きだ!!自分の好きなことしながらも仲間のことを考えたり!俺を助けるために残ってくれたりしてくれた!そういうところが大好きだ!」
感情が溢れ出る。外見を褒められると思っていた女の顔が赤くなってることに気がつかない。
それほど真剣に語る。
「アルマエルマ!いっしょに旅をして思った!俺はお前のことが大好きだ!!」
「〜ッ///──ユキちゃんお、落ち着いt「落ち着けるか!!」···ッ!て、手···そんなにぎゅって···」
クイーンサキュバス?そんなこと知らねぇよ!!と言わんばかりに女の両手を力強く握りしめ、おどおどしてる目を合わせた。
「アルマエルマ大好きだ···!俺と付き合ってくれ!!いや、結婚してくれ!!!!いちゃいちゃしよう!!!!」
「────────────本気?」
「ああ!!全部マジだ!!」
「私クイーンサキュバスなの忘れてないの?」
「覚えてる!!それでもだ!!」
「────────夜の相手ずーっと付き合ってもらうわよ?」
「ああっ!!!!」
「······覚悟決まってるのね···私もユキちゃん大好きよ♡よろしくね♡♡♡ 「よかった!!!!」──クイーンサキュバスの自分が人間に絆されるなんて思ってもみなかったわ──勇者でもない人に···ね」
ただただ理不尽に強い人間とクイーンサキュバスのカップル誕生はこうやって起こった。
これが魔王と勇者が目指している、「人と魔物の共存」に大きな影響を及ぼすことはまだ誰も知らない。
「こっち向いて···じゃあユキちt···ユキ、何から始めたい?」
感情が滝のように溢れ出る男と目を合わせ、クイーンサキュバスはある思惑を持って調整した。
──しおらしいユキが見たい──ただそれだけだった。
「···そう、だな──ぎゅーしても、いいか?」
「ッ♡♡♡うん♡いいよ♡ユキ来て···?♡」
いつもツンツンしてる男がこうもしおらしく、それに甘えたになること破壊力はすさまじかった。
おずおずと近づいてきた男を腕を広げ待った。
男はそのまま、女が待つ場所へ収まった。
···腕を羽の生えている背中に回し、顔を胸に埋め安心の表情を浮かべた。
「お、落ち着く···ずっとここにいたい···♡」
「そう?♡よかった♡···で、ユキ?これで終わりじゃないわよね?──今まで我慢してきた分全部吐き出して?♡」
「···ち、ちゅーもしたい──アルマエルマとちゅーしたい♡」
「ッ♡♡♡──ええ♡♡ユキ、顔を上げて···?いっぱいキスしてあげるわ♡♡♡」
「うん♡♡ありがと♡♡」
黒のアリスを倒した男とは別人としか思えないほど、甘ったるい表情•声をしていた。
──中章で単騎1番強い黒のアリスに打ち勝ったヤツが、目を閉じてキス待ち顔をしてるのは何かの冗談だろう。
「ほら♡ファーストキスを目を閉じてじゃもったいないわ♡──ユキ、ちゃんと私の目見て···?♡♡」
「わ、分かった♡」
「ん♡──」
「ん♡♡···あるまえるまとのちゅー、きもち、い、い──────は?」
「ん?♡どうしたの?♡ユキ♡♡胸に顔埋めたくなった?♡♡ふふっ♡♡いいわよ♡♡」
時間が経てば、防御壁は復活する。
瞳を見続けたとしても、防御壁があるのなら効果はない。
いつか目覚めるのは当然だ。
が、目覚めたタイミングが悪すぎた。
目を閉じているアルマエルマにくっつく体勢で、
頭を撫でられ
胸を体に当てられ
舌を使わない愛情がこもったキスをして
胸に顔を埋められ
自分のモノがはち切れんばかりに膨張してアルマエルマのお腹に当てていた
──サキュバスの瞳を見ることは、その女に魅了されるということだ。
「嘘をつかなくていい♡」が「素直に話して♡」になった。
そのため、単純に催眠をかけられたわけではない。
すなわち記憶が消されるなんてことはなく、ただ夢を見ているような感覚に陥る。
その夢だと思っていた感覚が現実のものだと分かる材料が揃いすぎていた。
──自分が告白したことも、それが成功したことも、ハグしたこと、キスしたこと、胸に埋まっていること、全て覚えている。
それらの感覚が一気に現実のものになる。
それを、女性経験がなく体力も黒のアリスに削られたユキに耐えられるのだろうか?
「は?ッ!!!──アルマエルマーッ!!!!!」
「あー、起きちゃったのね···えーっと、ごめんね?」
「黒の魂、魔刻の極······「それはちょっと待って??」