禪院直哉になったから逃げようとしたら十種影法術だったから詰みかける 作:アルトリア・ブラック(Main)
もうだめだ私…矛盾する点が多い…欲望が爆発して止まらなきゃ、次話はちょっとおやすみします。
ー虎杖ー
「五条先生が封印されたぁ!?」
トンネルにいた虎杖、順平、冥冥と憂憂の元にメカ丸が辿り着く
冥冥は初め、五条悟が封印されたという事を信じなかったが、メカ丸の説得で信じたのか話を聞く姿勢になった。
『あぁ、地下五階で獄門疆に封印された。問題はその解除方法なんだが、獄門疆は普通のやり方では開けないようになっているらしい。それら含めて解除の方法は禪院先生か伏黒甚爾しか知らない』
天の逆鉾、それさえあれば獄門疆を解除出来る。
「つまりは、禪院直哉が持っている可能性があるかもしれないと」
「禪院先生を連れてくれば良いの?」
『あぁ、持っていないとしても、それに準じた武器を持っているはずだ』
「でも持っていない場合、伏黒甚爾を呼び出さないといけない。彼は今この近くにはいない。つまり…」
『帳を破壊してくれ、頼む』
四人は顔を見合わせた後、外に出るために呪詛師達の間を切り抜ける事にした。
呪詛師達の間を潜り抜け、虎杖は一人走って高台に登るためにすれ違った改造人間達を倒して行く
「ナナミーン!!ぜんいんせんせー!!!五条先生が封印されたんだけどー!!!」
デカい声で聞こえるように叫ぶ
「虎杖!?」
その声が七海班、日下部班に伝わる
「封印!?」
「嘘…!」
「とりあえず、虎杖君と合流しましょう。五条さんが封印されたとなると日本社会の均衡が崩れます」
七海が虎杖が叫んでる地点に向かって歩き始める
ビルに登り、いつまで経っても叫んでいる虎杖に伏黒が拳骨をかます
「あ!伏黒!!真依さん!ナナミン!後だれ?」
「五条さんが封印されたというのは本当ですか?」
七海の言葉に虎杖がメカ丸を出して話を聞かせる
説明中、乙骨がとんでもない勢いでビルを駆け上がって来る
「憂太さん!酔ったっ!」
「おかか…」
里香に変な持ち方をされてる日下部が今にも昇天しそうな顔をしていた。
「五条先生が封印されたってどういう事ですか?!」
「乙骨君、今から説明を聞きます」
「は、はい」
それから乙骨達に事情を説明するメカ丸
「地下五階から動けない、つまりは早急にそこに行く必要があるという事ですか」
『あぁ』
「そうですか…攻めるなら隣駅の地下鉄から攻めるのが得策です。一度帳の外に出て伊地知君と灰原と合流します。一級呪術師でしか通らない要請もあります。日下部さんもお願いします」
「あぁ」
七海は虎杖達を見ると
「私は急ぎ、彼の元にいきます。乙骨君、君とは虎杖君達と共に術師を入れない帳を破壊してください」
「はい!」
「猪野君。虎杖君達を頼みます」
七海はそのまま帳の外に向かうと、そこに倒れている伊地知が目に入る。
彼を抱えた時、懐から携帯が出てくる
「…!」
その携帯の画面には灰原雄への指示が書かれていた。
帳内にいる補助監督の退避、と書かれていた。
(…灰原は少なくとも三級術師の素質はある…彼を助けに行くことも…)
七海の脳内に直哉の方が浮かぶ
(…いや、この状況下で灰原を探すために逆方向に行くのはダメだ…特級術師である直哉に事の経緯を伝えて地下五階に行かせなければ…)
生き残るか、不安でしかないが、灰原の場所と直哉のいる場所が真逆すぎる
救援に行くとしても、直哉に事情を話、真希がいれば彼女に退避してもらうしかない。
ー釘崎、新田ー
補助監督と連絡が取れなくなり、新田と共に帳の外へ向かう事になった釘崎
『野薔薇は明さんの所へ、携帯が使えねぇんだ補助監督がいねぇと話にならねぇ、私はとりあえずここを片付ける』
『二手に分かれるのは正直気ぃ進まんけど、帳の近くまでなら玉犬で案内できる。破壊されれば俺にも分かるからすぐに引き返せる』
直哉と真希チームは帳の中、地下へ向かう事になった。
「…ていうか、怖ぇ…伏黒のは怖くないのに、なんであの人のはこんなおっかないの?」
玉犬が不満そうにこっちを見て来る
ビルから出て向かっていると
「新田ちゃんストップ」
前方に敵が現れる
「あー!!スーツの女の子だぁ!嬉しいなぁ、男ばっかで飽き飽きしてたの」
「新田ちゃん隠れてて、すぐ終わるから」
釘崎と呪詛師が戦闘中玉犬がどこかに消える
(真希さん達の方で何かあったか?)
式神は二種類以上呼ばないと伏黒から聞いたが、禪院直哉の場合はもっと可能になっていそうだが
顎に攻撃を喰らい、膝をつくと煽って来る
「…!」
「ねぇ、どうしたの?話しなよ」
煽っていて気づかない呪詛師に笑い
「私ばっかりに気を取られるなよ、呪詛師」
「?は?」
上から玉犬が呪詛師の頭に向けて襲いかかる
「ぎゃっ」
頭にかぶりつく玉犬に釘崎が『やっぱおっかない…』と呟く
ガブガブ噛んでいたが、吐き出し、何故か体当たりする
飛ばされた方向にいた人物に髪の毛を掴まれ引き上げられる
「仲間の数と配置は?」
「し、知らない」
一発殴られる
「ぎゃっ!」
「ここに来るまでにたくさんの補助監督が殺されていました。アナタですね?」
「く、ははっ…ごめんなさっ」
七海の術式が命中する
(…レベルが違う…コレが…一級呪術師!)
「新田さんの所に向かいましょう」
ー虎杖チームー
伏黒が上から落ちてきた猪野を助けるために一度帳の外に向かう事になった。
順平、真依と虎杖が渋谷駅内に向かう
「なんつー!数だよ!!」
「私一人じゃ、この数は裁き切れないわ」
無視して行くわよと走って行く
「虎杖君、苦しいだろうけど行くよ」
「っ…」
唇を噛み締め、真依達の後ろを着いて行く
「!!」
乙骨が横から飛んでくる何かに気づき、身を翻して、真依と虎杖を屈ませる
「な、何!?」
急に抑えられて驚いた真依が声を上げる
「うわっ!?何アレ!?ゴキブリっ!!?」
「き、きもい!」
「特級…!?」
「しかも?!」
乙骨は二人を見て、先に行かせるのは危険だと思いつつも、ここで彼らと共に戦っても後手に回ってるしまうと判断し
「すぐに倒して追いかけるから、先に行って!」
それを聞いて虎杖は躊躇っていたが、真依はすぐに判断して走って行く
「乙骨先輩!!無理しないで!」
そう言って走り去って行く
「私ハ 鉄ノ味 ガ好キ ダッ」
ゴキブリの呪霊がそう呟く
ー七海ー
「じゃあ、伊地知さんは無事なんすね!」
七海が二人の前に屈む
七海の横に玉犬が座っていた。
「出来る限りの事はしましたし、彼も元々は呪術師を目指していましたから、でも五条さんの事はそちらに伝わっていなかったのですね」
「私達はすぐに室内に入ったのでそのせいっすね」
「封印されても粘るあたり、ホントっぽいわね」
「二人はここで救護を待ってください。私は先に行った彼らを追って行きます」
「…私も」
「ダメです。一級で最低レベルです。もし仮に戦いが激化するなら、特級術師達が戦いやすいように味方を後方に下がらせなければなりません」
玉犬が立ち上がった七海を見る。
乙骨憂太も禪院直哉も周囲に味方がいない状態なら無双出来る
彼らの難点は仲間思いな所だ
特に禪院直哉の領域は窒息系の能力を持っている。
「夏油さんが入れない以上、夏油さんの侵入を拒んでいる帳を破壊しなければなりません。どうしてもと言うのなら外の帳の破壊を頼みます。そして、補助監督の退避を」
玉犬を見て『案内してください』と言って二人に背を向ける
玉犬が走って行った方に七海も走って行く
ー虎杖チームー
渋谷駅内にたどり着いた虎杖、真依、順平
「もう、全方位から呪力を感じるから分かんないわ」
真依が舌打ちしつつ銃弾をこめる
式神を出した順平は虎杖に『先に行こう』と言って後ろを向いた瞬間…
『赤血操術、穿血』
真依の胴に命中し、吹き飛ぶ
「っ…!?」
「真依さん!?」
倒れた真依から血が溢れ出る
「兄者、命中した」
「流石だよ兄さん」
その言葉に虎杖と順平が前を見る
【この世界線の五条悟】
ろくでなしだが人でなしではない。夏油が生きているので人=花とは思っていない。人が死んだら動揺するし人らしい感覚はある。
呪詛師の名前しげもなんかだっけ?まぁすぐ消えるから意味ないんだけどね
【玉犬が一回消えた理由】
新田が東急内で襲われるのを防ぐために助けに行っていた。
【ゴキブリ呪霊について】
夏油は取り込んでません。けんじゃくが動いたため、取り込まれずにいました
味方キャラで一番愛してる(?)のは七海で好きなのは真依です。(だから渋谷事変とその後で私の心は死んだ…)