禪院直哉になったから逃げようとしたら十種影法術だったから詰みかける 作:アルトリア・ブラック(Main)
漫画片手に書いてんのに脳が麻痺するのって何なの…
ー直哉ー
「ん?」
階段を降りながら玉犬がこっちに戻ってきている気配を感知する
「どうした?」
前方を歩いていた真希が振り返る
「玉犬が戻って来とる」
「なんかあったのか?」
玉犬を釘崎と新田に付けたのには二人を無事に外に出すためなのだが…
(…玉犬があの呪詛師を倒したとして、戻ってくるてことは…)
もしかして、七海が来ているのだろうか
今の自分の立ち位置は原作の直毘人の位置だ。
つまるところ、原作の流れ通りなら、この後には七海が来る
階段の途中で止まって振り返ると
「!七海さん!」
階段の上からきた七海に真希が驚く
玉犬が直哉の近くに来ると影に沈む
「真希さん、直哉、五条さんが封印されました」
「…ハァ!?この状況で冗談言っても面白くないで!?」
偽夏油の中身が夏油傑に取り憑いた(?)からこそ、封印騒動があったのだ
夏油傑の闇落ちを全力で回避させようと動き回り、無事に闇落ち回避したのだ。
それに、もし渋谷事変が発生しても良いように乙骨君まで呼び戻したのだ。
原作の軌道修正でもかかってきたのだろうか
「この状況で言う必要なんてないでしょう。五条さんが封印されたのは地下五階です。問題は五条さんの封印についてです。その解除方法は…」
「天の逆鉾か呪い解呪の呪具やろ」
「!はい」
「天の逆鉾は甚爾君が持っとる…いくつか予備はあるけど…」
確実に解除出来る呪具は今手元にない。
あるとしても心許ないものしかない。
「確実性はなくてもお前が持ってる呪具なら解除出来る可能性があるなら行くしかねぇだろ」
そう言って真希が一歩前に踏み出る
(…嫌な予感する)
真希の首根っこを捕まえて後方にいた七海に託す
「!!」
真横に現れた花御に吹っ飛ばされる
トンネルの方に吹き飛ばされる
「直哉!!」
「!行ってはダメです!!」
七海と真希に向けてとんでもない量の水が襲いかかって来る
『よくも漏瑚を、殺したなぁああー!!』
人のような手足を持つ筋骨隆々の形態に変貌を遂げた陀艮が躊躇いなしに領域展開する
領域展開"蕩蘊平線"
南国のリゾートを思い起こすような場所だが、目の前に立っている呪霊に七海と真希が息を呑む
(…なんとしてもこの領域から逃げねぇと…)
持っている槍だけでは物足りない
直哉に遊雲を渡してしまっている今、圧倒的に不利だ
あの呪霊は特級だ、明らかに不利でしかないと震えそうになると…
七海が真希の横に来て
「…真希さん、こちらへ来てください」
「…?」
七海の指示通り、その呪霊の正面から斜め横に移動する
「七海さん?」
「スイッチが入った彼は五条さんより強いので安心してください」
その次の瞬間、領域の壁?が破壊される
そこから現れた直哉とその後ろにいる魔虚羅に「ヒェ…」となる真希
「物語の都合とか気にせんわ、命に変えられるものなんてなんもあらへんしなァ」
『花御が、いない…花御を殺したなぁ!!?』
術式・死累累湧軍
「「!!」」
サメやヤツメウナギ、アンボイナ、ウツボ、ダイオウグソクムシの様々な姿の呪霊が襲いかかって来るが
拡張術式・影
死累累湧軍の下に出来た影から一斉に呪具がサメたちを切り刻む
「殺したで、呪いにとって人間が雑草と同じように、人間からしたら呪霊は雑草でしかないからなぁ」
海の上に立っている陀艮を見て直哉が構える
「は!?海走った??!」
海を走って陀艮に向けて刀を振る
上に退避した陀艮を見て
「まぁそら上行くわな、でも、上に避難したのは失敗やで、陀艮君」
『!?』
陀艮の上に魔虚羅が出現する
ニタァというような笑みを浮かべる魔虚羅が退魔の剣を振るう
「はい!特級呪霊二体祓うの完了!!」
元気にピースする直哉に七海が「どうもありがとうございます」と素っ気なく返す
(と、特級を瞬殺…!?直哉ってこんなに強かったのか……?)
放心状態の真希に直哉が「大丈夫?」と聞いて来る
「あ、あぁ、大丈夫だ…ていうか、今そいつ笑ってなかったか?」
魔虚羅を見て言うと「さぁ、割と楽しんだ方なんやない?」
七海が『私達は上に避難します。貴方は五条さんの封印を…』と言おうとするのを遮って
「封印してさっさと持ち運んだやろ、悟君の封印は最悪やったけど、悟君が居なくなって困る社会ではあるけど、機能しなくなる社会やない、封印解除は目標にするけど、今はとりあえず退避やな」
直哉が魔虚羅を引っ込めて歩き始める
「とりあえず、渋谷におる術師・補助監督を退避優先、封印解除を目的にしすぎて術師が減るのも難点や」
階段を登り始める直哉に真希が『あの目隠しが封印されたら虎杖は死刑執行されるんだ』と話す
「…個人的意見なんやけど、虎杖君の死刑には賛成なんやけどな、最後の指はNASAやらロシアにやら頼んで宇宙に放つのが得策やし」
「は?!」
「本気ですか?」
その言葉に直哉は『本気やで、平安時代の術師が総力を上げても倒せんかった宿儺とその宿儺の指を20本飲み込ませて祓うなんて正直愚策やと思ってる』
倒せないのなら宇宙に追放するのが一番だろうに
棚上げだと思われるかもしれないが、人間の手に余るものは人間の手が届かない場所に放流するのが一番だろう。
「…五条さんなら倒せると豪語してましたが」
七海の言葉に『慢心して封印されるような男やろ、倒せるなんて思わん思わん』と手を振りつつ
「…まぁ、状況によっちゃ、俺が死刑止めなアカンやろうし、夏油サンなら止めるやろ」
とりあえず避難と言って歩き始める直哉に付いていく二人
【花御を瞬殺した理由】
七海達救出のために魔虚羅ソードで即殺、戦闘の楽しさなんかより友人の命を優先した。
直哉を倒せる(五条悟より弱いと踏んでた)と思ってた花御が余裕ぶっこいて術式で殺そうとしたため、瞬殺された
(作者の本音『領域展開分からんし、五条に瞬殺されたから瞬殺でええやろ』←適当)
【直哉と五条悟の関係】
先輩後輩、御三家の当主同士の関係
五条悟からはライバル視されてる、戦うの楽しい、全力で挑んでも立ち上がって来る所が好き
直哉からは五条悟を圧勝出来るぐらい強くなりたいのと、魔虚羅の能力を全力で振るえるのが五条しかいないからやってる。
【直哉の中の優先順位】
1七海・灰原(同期組)伏黒家
↓圧倒的壁
その他