禪院直哉になったから逃げようとしたら十種影法術だったから詰みかける   作:アルトリア・ブラック(Main)

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真希真依の親を殺した後の話、罪悪感に苛まれてる直哉が罪滅ぼしに彼女達の親になってるって話

優先順位描写出したけど、もっと細分化しますごめんなさい。

ミミナナのキャラ掴めん…ので、高専の生徒から変更してます


幕間の物語・『雲泥の差』

ー東京ー

 

「思ったんだけど、超遠縁だけど、憂太に僕の遺産相続させようかな〜って思ってるんだよね」

 

「はっ?!え!?」

 

授業中突然言われたことに乙骨がビクつく

 

「…また突然…乙骨先輩を困らせないでくださいよ」

 

2年の授業だが、1年が一人しかいない(ミミナナはいない)ため、恵も同じ教室にいた。

 

「なんで当然そう思ったわけ?」

 

「しゃけ」

 

パンダ達からの質問に

 

「いやねぇ、最近御三家もある程度緩和してきて、禪院家とも仲良くやれてるわけ、加茂は知らないけど憲紀君が当主確定なんだし、ここは呪術師の良心三人にトップに立ってもらいたいなぁって」

 

「と、とと突然部外者が当主ってなっても納得しませんよ!!え?というか、恵君、当主なの?!」

 

「…一応次期当主です」

 

ペコと下げる

 

「…直哉さんに聞いたことないんですけど、こういう当主指名って問題にならないんですか?」

 

「え?めちゃくちゃ問題になるよ?禪院家程じゃないけど」

 

「………」

 

「…問題になるって分かってるのに進めたんですか?」

 

恵が心底嫌そうな顔する

 

「五条家は実力主義だからね、憂太ぐらい強いなら大歓迎でしょ、それにマシだよ五条家は正室至上主義とか術式至上主義の癖に殺し合いするよりかはマシでしょ」

 

「…お前が知らないだけじゃないのか」

 

真希の言葉に『うーん、そうかなぁ、僕に兄弟はいないし〜?呪詛師には殺されそうになったことはあるけど』

 

「基準」「おかか!」

 

「…ていうか、殺し合いって…」

 

「知らねぇ方が幸せだぞ、憂太」

 

真希に言われ『そ、そうかな』と頭を掻く

 

「そうそう、恵が決まった時も…」

 

「悟?子供に聞かせる話じゃないよね?てか授業しなさい」

 

傑が玉藻前を出しながら入って来る

 

「ハーイ!!授業開始するよー!」

 

 

 

 

 

その放課後、どうしても気になった乙骨はプリントを夏油に届けた時にそれとなく聞いてみると…

 

「うーん、五条家もまぁ割と差別用語半端なかったけど、禪院家は差別というか人格否定も入ってるからなぁ…行かない方が良いよ」

 

禪院家はだいぶ空気良くなってるけどと言われ、そんなに酷いの…?と思っていると

 

「平家にあらずんば人に在らずって言葉知ってるかい?」

 

「あ、はい、授業で聞きました」

 

「アレを少し前までやってたのが禪院家」

 

今は違うよと補足される

 

「…ぇえ、本当に?」

 

「ホントだよ、どんだけ最強でも術式がなければ人扱いされない、術式があっても蹴落とし合う家、殺し合う家だったんだよ」

 

「……」

↑真希から言われた事を思い出す

 

そんな所に真希さんがいたんだ…となり、ハッとなる

 

『真希、直哉に保護者説明会の紙渡した?来てないって言われたんだけど』と五条が真希に話してるのを聞いた。

 

『従兄弟とは仲悪くないと思ってるんだけどな』

 

「…真希さんの親御さんの名前って直哉さん…なのかな」

 

と独り言のように呟くと『従兄弟だよ』と夏油に言われる

 

「…ちょっと複雑でね、乙骨が聞いたら多分眠れなくなるだろうし、知らない方が良いよ、悟がベラベラ喋ろうとしたら殴り飛ばして良いからね」

 

里香に『グーパンね』と言い里香が《わかったぁ》と会話していた。

 

「ちょっ、里香ちゃん…」

 

乙骨と別れ、職員室から出ると真希が『バカ目隠しの狂った考え止めてくれてありがとう』と言われる

 

「お礼を言われるほどのことはしてないよ、まぁ実際酷いからね」

 

遠い目をして言う夏油

 

「それよりも、直哉に心配かけちゃダメだよ、出来るなら一般人として生きて行って欲しいって直哉も言ってたし」

 

「…分かってる。恵にも申し訳ないことしたのは分かってる…でも、一人だけ知らないふりはできなかったし…」

 

だから出来るだけ強くなりたいという真希に

 

(…強くなるんじゃなくて守られてくれた方が直哉は幸せなのかもしれないけど…)

 

彼女達の人生は、彼女達だけのものだろう。

 

「つらいことがあったら逃げておいで」

 

逃げるのは恥でもなんでもないのだから

 

 

 

 

 

「直哉、はい」

 

そう言って直哉に書類を渡す真依

 

「??書類?」

 

「真希が隠してた保護者説明会の紙、東京であるみたいよ」

 

正確に言えば夏油から送られてきたと言われる

 

「んー、この日任務入れてもうたんやけど… 他人の命より二人の方が大事やからこっち優先するわ」

 

「一応学校だからろくでなし発言しないでくれない?」と歌姫に怒られる

 

「真依ちゃんも一緒に東京観光行く?」

↑無視

 

「その日は東堂とアイドルの握手会に行くの、ごめんなさい」

 

「じゃあ、お土産買って来るわ」

 

「うん」

 

そう言っていなくなる真依

 

歌姫が『ちゃんと人の親出来るのね、アンタも』と言われる




【直哉の中の優先順位】
1・同期組、伏黒家
心の底から安心できる存在。彼らが殺されたら世界許さないマンになる。心が折れても憎しみの方に転化する。

2・真希真依
初めは大切な存在だった。でも、罪悪感で面と向かっていられない。同期組や伏黒家と違い、彼女達に裏切られたら心が折れるかもしれない。ある意味弱点

3・その他
クソほどどうでもいい、一般人が死んでも映像見てるような感覚になる

【この世界の夏油と真希】
良い教師と教え子、猿扱いはしていない。むしろ、保護対象
真希の親を殺した事を知って直哉が道を踏み外したのかと問い詰めようとしたら、真希親が直哉を殺そうとして返り討ちにした事と女性蔑視暴力男だった事を知って『…呪術師の方が猿…』という思考になった。
どっちも酷すぎて『むしろ人類皆殺しにした方が幸せになんじゃね?』的な危うい思考に一回なった

【五条家と禪院家】
コメントにもありました通り、五条家もそこそこひどいとは思いますし…甘やかして育ったのがアレですし…まぁ、人死が出てないだけマシ…?なのかな?と思って実力主義扱いにしてます。
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