禪院直哉になったから逃げようとしたら十種影法術だったから詰みかける   作:アルトリア・ブラック(Main)

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しばらく燃え尽きてました。なんかやる気が無くなる…最近

でもなぁ…最近の宿儺なぁ…綺麗(?)な宿儺として終わって欲しい。

あ、次話は幕間で五条悟vs禪院直哉の特訓描きます。夏油の領域展開の名前閃かない…


第17話『渋谷事変、閉幕前』

ー渋谷の交差点ー

 

爆弾呪霊による攻撃を交わしつつ魔虚羅が爆弾呪霊の攻撃に適応完了した。

 

「仮施設に近づけさせたらあかんで」

 

ここ殺すと言うと夏油も了解と言って来る

 

爆弾呪霊は当たればめちゃくちゃめんどくさい爆発を引き起こす

 

爆弾呪霊なんて名付けているが、もし、この呪霊がその能力の名の通りならば…

 

(…考えたくあらへんな…)

 

建物を消し飛ばせるぐらいの爆発が起こっているイメージが湧く

 

「夏油サン、領域展開して結界内にアレを閉じ込める」

 

そう言うと『ホントに無理してない?』と言われる

 

「大丈夫、これが終わったら休むから」

 

そう言うと夏油が近くにやって来る

 

「領域展開『多重魂空閑怨霊』」

 

夏油の領域が展開され、その呪霊を領域内に引き入れた瞬間、暴れ狂う

 

爆発四散していく呪霊達に夏油は『集める苦労も知らないで』とキレていた。

 

「領域展開!」

 

夏油の領域展開を上書きするように領域を展開する。

 

夏油が領域を切り替える

 

領域内に二重の領域なんて不可能に近いが、外側の領域を形成している術師が縛りで【『必中必殺』を消す代わりに結界を強化する】で単独でコレをしても無意味ではある。

 

なので、二人の術師(領域展開出来る人間)と更に内側からやってもらえば内側が完全破壊されても2回目の領域があるため呪霊が逃走するのを防ぐ事が出来る

 

羂索を逃さない、絶対殺すために作った案なのだが、いくつか欠点もある。

 

ひゅーー!!と爆弾呪霊が膨らんでいく

 

呪力が球体に集まっている

 

「マズイ!!直哉!」

 

その言葉に『布瑠部由良由良』と早口で答えると魔虚羅が出現する

 

『領域展開、核融合爆弾』

 

とんでもない熱量が襲いかかって来る

 

魔虚羅のソードがギリギリ爆弾呪霊に届く

 

魔虚羅の右腕が破壊される

 

領域が壊れ、その場に倒れ込む直哉と膝をつく夏油

 

「…直哉、反転使えるだけの呪力はあるかい?」

 

なんとか這いずって直哉に近づく

 

ビルからゴンドラが落ちて来る

 

「………むり、普通にしんどい…」

 

魔虚羅がそれを片腕で吹き飛ばす

 

「…魔虚羅引っ込めて」

 

「……出しとった方がええ気がする…」

 

「死ぬからやめときな」

 

そう言われ、渋々引っ込める

 

二人でその場にいると、遠くから複数の足音が聞こえて来る

 

「夏油!!禪院!!」

 

夜蛾と家入の声が聞こえて来る

 

骨組みだけ残った建物を見て夜蛾が息を呑む

 

家入の姿を確認した夏油が手を振っていた。

 

「………しんどぃ…」

 

あの爆弾呪霊、シャレにならないぐらい強かった。

 

魔虚羅の腕を吹き飛ばすなんて宿儺以上だと思いかねない

 

(…アレが成長前って恐ろしすぎやろ…)

 

あの爆弾呪霊、おそらく、羂索が用意した…というよりかは、宿儺がやらかした状況を報道ヘリが写した事により発生したのだろう。

 

あの更地を見れば戦争でも起きたのかとか爆弾でも落とされたんじゃないかと思う人間がいてもおかしくないだろう。

 

(…もう二度と戦いたくないわ…)

 

気絶しそうになると夏油が『今気を失ったらダメだよ』としきりに言われる

 

家入が反転をかけてくれるが、直哉の火傷と呪力枯渇具合を見て

 

「禪院は当分戦わない方がいい、これ以上戦ったら本気で死ぬぞ、夏油も一回仮施設に戻ってこい」

 

そう言うと夏油が『手持ちの特級呪霊も軒並み死んでしまったからな…』と呟いていた。

 

「…戦いたくはあらへんけど、甚爾くん達の方がどうなっとるか分からへんから戦いに…ブッ!?」

 

直哉の首目掛けて家入が思いっきり手刀をかます

 

「えぇ…」

 

夏油の引いた声に

 

「一回気絶させないとこのバカ止まらないだろ、灰原。このバカが動かないように見張っといてくれ」

 

家入の指示に「はい!」と返事を返す灰原

 

「……」

 

七海は辺りの惨状に拳を握り締める

 

 

 

 

 

ー1時間後…ー

 

辺りの惨状を目の当たりにした乙骨は何があったか夜蛾達に聴きにきていた。

 

「…乙骨の方も戦ってたのか」

 

夜蛾の言葉に『遅くなってすみません』と頭を下げていた。

 

「いや、特級呪霊と戦っていたんだ、責めない、こちらに現れた特級呪霊は直哉と傑二人がかりで倒せた」

 

その言葉に息を呑む

 

二人が全力でやっと倒せた呪霊と

 

「七海、乙骨、直哉はここで戦線離脱だ、これ以上戦わせたら身が持たない」

 

「はい」

 

家入、夜蛾、七海が今後の作戦会議を始めていた

 

「夏油の方はまだ戦えるが、特級呪霊複数がさっきの戦いで死んだらしい。出来るとしても後方支援だ」

 

「…!はい!」

 

家入の説明に乙骨が刀を握りしめる

 

「これからは乙骨メインの戦いになる。現在連絡が取れないのは禪院班と伏黒甚爾、そして、虎杖悠仁だ」

 

「!」

 

夜蛾の言葉に『もしかして…』と更地になった街を見る

 

「…宿儺が受肉している可能性が高い、仮に虎杖の自我が戻っているとしても、更地にしたんだ、死刑確定に他ならないだろう。悟の封印、直哉の重傷、禪院班の連絡不明、それらを鑑みれば上層部がすぐに手を打って虎杖を殺そうとして来るだろう」

 

死刑確定、この更地を見てしまえば虎杖が助かる道は正直少ない

 

「下手に虎杖を殺そうとして宿儺を呼び覚ますより、身柄を確保して高専に連れ帰った方が良い」

 

「……はい」

 

「七海、乙骨。最優先事項は二つ、一つは伏黒甚爾の救援、二つ目は虎杖悠仁の確保、伏黒甚爾は天の逆鉾を持ってる。悟の封印を解くために最優先で救援しなければならない」

 

「あの怪物のことだ、そう簡単にくたばりはしないだろうけど、怪我をしていたらシャレにならない。禪院班の救援も急ぎたい、今の禪院家は昔ほどクズではないし、直哉がいるなら呪術総監部に圧力をかけられる」

 

家入が地図を出して連絡が取れなくなった場所を指差す

 

それに、呪術総監部が壊滅してその穴を埋められるのは禪院家しかない

 

クズの掃き溜めからだいぶ改善した今の禪院家なら総監部よりマシに動けるだろう。

 

「…乙骨、かなりきついだろうが、よろしく頼む」

 

頭を下げる夜蛾に乙骨が慌てつつ

 

「僕が出来る事ならなんでもやります。五条先生が封印、禪院先生の戦線離脱が重なった以上、僕がなんでもします!」

 

乙骨の決意の表情に二人が頷く

 

「それと、七海、死にそうになったら戻って来い」

 

家入の言葉に七海が『乙骨くん全てに任せるわけにはいきませんが…特級の足手纏いにならないようにします』と話す

 

 




【強さの基準(状況下で上下)】

1・五条悟(慢心なし)、禪院直哉(万全の状態なら)
お互いのこと気にせず領域展開や戦闘が出来るため

2・夏油傑、九十九由基(本気なら)
上記二人のサポートで戦えば問題なし、単体で行くとしても状況次第では劣勢になったりもする。

3・乙骨憂太
味方が周りにいると戦いにくい。単独なら無双出来る

4・伏黒甚爾
呪具で武装しまくれば特級でも倒せる、ただ、宿儺は単独では倒せないかも(足止めは出来る)

5・伏黒豊(前衛というより後方支援なら無敵)
本人が上記四人より肉体的にも弱いし、高専の生徒よりも弱いが、能力は凶悪そのもの。軍人程度なら瞬殺出来る
(豊の血など身体から離れて1時間程度のものを持っていればそれが豊として認識され倒せる)

【爆弾呪霊の攻撃方法】
触手による爆発攻撃がメイン、基本的に二級呪霊までは即殺出来る

・自爆攻撃
呪力を溜め込んで自爆する。範囲内の建物を消し飛ばせる。宿儺の領域展開並みの凶悪性だが成長前のため特級術師二人がかりの領域展開なら防げてしまう。

・領域展開『核融合爆弾』
閉じない領域。相手に逃げ道を与えてしまうが、この呪霊の場合、着弾すればそもそも逃げる間もなく消し炭になる。
魔虚羅以外に倒す術がない。

【領域展開出来る術師】
・禪院直哉
・五条悟
・夏油傑
・乙骨憂太(不明)


呪術廻戦の設定好きなのに、原作沿いに行くのがなんか嫌になってきた作者(ちなみに死滅回遊のルール理解出来る脳みそない)なので、ハッピーエンド目指します。バッドエンドとかは幕間やら番外編として書きます。
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