禪院直哉になったから逃げようとしたら十種影法術だったから詰みかける   作:アルトリア・ブラック(Main)

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今回は高専編、伏黒パパの強さ分からなすぎて??作者の脳内的に呪霊は見えないけど感覚で『いる』扱いしてる人だと思ってた。

現実、霊感はないけど、匂いでいるいないがわかる人的な


第四話『高専へ』

ー高専へー

 

禪院直哉が高専に入学する初日、直毘人から『定期的に帰還するように』と縛りまがいの約束を取り付けられ、渋々受け入れ、高専に着く

 

まず、一年生には男子二人しかおらず、2年生三人組は性格に難ありと言われている上に、その一人には五条悟がいた

 

禪院家から来ると聞いてた夜蛾に挨拶すると

 

『挨拶がちゃんと出来るだと?!』と驚かれる

 

「どんなレベルなん御三家って」

 

そう言いつつ、部屋に入ると

 

「あ、最後の一人きた!!初めまして!灰原雄です!」

 

あまりの光属性さに目がチカチカして来る

 

「七海建人です」

 

(…なんやこの陽と陰…)

 

「禪院直哉や、よろしく」

 

そう挨拶すると「御三家じゃない!?」と謎の言葉を言われる

 

「いや御三家やけど…」

 

そう返すと『やっぱり五条さんが異質すぎたんですね』と七海が言ってくる

 

「え?なに、挨拶も出来ひんの?悟君」

 

総会で会ったことはあるが、クソ生意気程度で挨拶はきちんと五条家が教えただろうとか思っていたが

 

ワイワイ話していると

 

「禪院って誰だーー!!」

 

扉を破壊しかねない勢いで入ってくるグラサンをかけた銀髪が見える

 

「お前だから禪院顔!!」と言って俺を指差してくる

 

「禪院顔ってなんやねん、てか、生意気さも変わらんなぁ悟君」

 

「先輩って呼べよ!!つうかなんで東京きたんだよ!」

 

「脳内石器時代で止まっとる奴らの巣窟に行くの嫌やろ、察しろや」

 

「だからってわざわざ京都から来るとかー」

 

散々煽る悟に何食わぬ顔してると灰原が後ろで「五条先輩にタメ口、しかも全然堪えていない」と解説してくれる

 

「てか、だいぶ性格丸くなったなぁ悟君」

 

「「アレで!!?」」

 

「大人になりゃ丸くなんだろ!」

 

「やっぱり外はええよな、わかるで」

↑煽りに乗らない直哉

 

「悟ーー!!」

 

「やべっ!」

 

夜蛾の大声に悟が大慌てで逃げる

 

「さ、授業やりましょ」

 

そう言って席に座ると教師が「あ、はい」と言って我に返る

 

(…慣れてる対応だね、七海)

(御三家と言われるだけはありますね…)

 

〜休憩時間〜

 

休憩時間、七海と灰原(主に灰原から)が寄って来て御三家についての話やらいろいろ話を聞かれる

 

「兄弟姉妹問わず何親等か離れとる親戚にすら命狙われるからなぁ、何が家族なんか分からへんわ、食事の前に毒入ってて毒味係死んだり普通にあるからなぁ」

 

「きっつ、そんな軽く話す内容じゃないよ禪院君」

 

「詮索してすみませんでした」

 

秒速で『触れてはいけない話』扱いされて解せぬ

 

前世の社畜時代もまぁまぁ酷かったが、別ベクトルで酷すぎて二人の反応であぁやばかったんだなぁと思い出す

 

「明らかに呪術師は陰なのに悟君のあの陽キャさは異常やったわ、思ったんやけど灰原みたいな明るい人間見たことないわ禪院で」

 

「え?僕そんな明るい?嬉しい」

 

「…褒められてるんですかね」

 

三人で話していると「頼もー!」と言って夏油と五条と間に挟まるように家入がいた

 

名だたるメンツに少し嬉しくなるが、悟の煽りから始まり、慣れてない七海がキレ始める

 

「夏油先輩と家入先輩、よろしくお願いします」

↑無視

 

「ねぇ!!なんで俺は君付なんだよ!!」

 

キレる悟

 

「自分に好意を向けて来ない相手には礼儀尽くす必要ないやん、自分のためにならんし」

 

「お前っ!って!ムカつく!!」

 

「そやなぁ、御三家やし」

 

「俺も御三家!!」

 

「はいはい、悟坊ちゃんの言うことはぜったいですよー」

 

「表出ろ!!」

 

「ヤダ」

 

「…なんでそんな対応慣れしてるんだ…」

 

「身内ネタしてる?もしかして」

 

家入がタバコを吸いながら言う

 

「悟君が御三家の会合の時に一人でトイレ行きたくなくて女中さんに…『なんで!!そこまで知ってんだよ!!』露骨すぎやねん」

 

「悟の弱みを知ってるのかい?」

「教えろ後輩」

 

「傑!!硝子!」

 

「もう手玉に取ってる…」「さすが、禪院さん」

 

 

 

(…はー、本気で一人の部屋って久々やなぁ〜)

 

荷解きが終わり、ベットに横になって天井を眺める

 

(…十種影法術って式神強いだけでイマイチ理解してへん…アホすぎる俺…)

 

一通りの式神は呼べる(魔虚羅は別)

 

攻撃・陽動・索敵に適している式神でかなり汎用性のある術式だが

 

(…影の中に引っ込んで黒閃ぶち込むのもええんやけど、呪力も減るからなぁ)

 

4次元ポケットのような便利さはあるが、収納した物体の質量は自身の身で引き受けなければならないし、下手したら自滅しかねない

 

(…呪霊操術の劣化版な気が…)

 

そこまで考えてハッとなる

 

 

ー翌日

 

学校の校庭にて…

 

「……吐きそう」

 

「言わんこっちゃない…」

 

トントンと背中をさすられる

 

「呪力ある方やから行けると思ったんやけど…強烈に吐き気がする」

 

地面にゴロンとすると『汚れるよ?』と夏油に言われる

 

やろうとしたのは呪霊操術で取り込んだ呪霊を影に忍ばせて式神+他呪霊の攻撃ができないか実験したのだが、とんでもなく呪力を食ったのと、式神達と呪霊が派手に喧嘩して影から吐いた

 

「式神おっても少ないから全然強くあらへん!」

 

呪霊操術の劣化版やん!!と叫ぶと『良い術式だと思うけどなぁ』と言われる

 

「禪院は強くなって何がしたいんだい?」

 

そう言われ、起き上がって

 

「んー、いや単に強くなりたいだけかなぁ」

 

「そこは悟のようになりたいと言うのかなと思ったけど」

 

そう言われ手を振りながら『いやいや』と言って

 

「あそこまでは別に何も求めてへんし、せめて呪霊操術完封できるくらいは強くなりたいとは思うてるけど」

 

「…よくそれ私の前で言うねぇ」

 

「そもそも、悟君は規格外すぎるからあそこまで強くなりたいなんて思ってへんし、そもそも、あんな遠距離ミサイルをどう越えればええん?逆に知りたいわ」

 

誰が勝てんだあの五条悟に

 

(甚爾君は普通に強いし、呪力感知できないって時点で呪術師特攻すぎるからなぁ〜)

 

「だけど、君はここにきて日夜術式改良のために訓練してるじゃないか、私はてっきり同じ御三家として悟を追いかけてるのかと思ったけど」

 

「夏油先輩ってホンマ生真面目人間やなぁ」

 

「バカにした?」

 

「してへん。ていうか、御三家に生まれて誰々より強くなれとか耳にタコできるぐらいよう言われとる事やし、まぁあの五条家は違うやろうけど、俺がここにきたのは少しでも…」

 

安心したかったのかもしれない

 

「少しだけでも?」

 

途中で辞めたことにん?となる夏油

 

「少なくとも、非術師の家庭が持つような当たり前を見たかったんが俺の動機かなぁ〜灰原見てて呪術師を守る呪術師になりたいと思うたけど…あれ?灰原達は守りたいけど…アイツらは守りたくあらへん…あれ?」

 

禪院家なんて死ぬほど守りたくないと思うと真希と真依、甚爾を思い出す

 

術式至上主義、男尊女卑、そんなクソみたいな家に生まれたせいで人生が破壊される人なんてもう見たくないのかもしれない。

 

でも、すぐは変えられないだろう。

 

(…自分の動機が全然わからへんな)

 

「とりあえずあの家から出たかったって言うのが動機やな、てか、そこらへん聞いて来る所がホンマ生真面目や、もっと肩の力抜かんとハゲるで」

 

「…ほんと、御三家って口悪いよね…」

 

「俺なんて可愛い方やで」

 

そう話していると鐘の音が鳴る。

 

 

 

「てか、お前って何でそんな俺の事覚えてたわけ?追っかけ?」

 

「ナルシストも大概にせぇや」

 

ガシャンとジュースが落ちて来る

 

ゲーセンに行った帰り、悟がふと話しかけて来る。

 

「誰がナルシストだ」

 

「てか、会合でもあんだけ光っとったら目行くやろ、それとガキの頃着てたあの服似合ってなかったで」

 

「何で今言うの?キショ」

 

「言ったやん、それ忘れたの悟君やろ」

 

「そうだっけ?」

 

メールが来て数時間後に任務があると言われため息をつく

 

「何?また二級案件?禪院の坊ちゃんは優しい任務しか割り当てられないから強くならねぇんだよ〜」

 

覗き込んでまで煽って来る悟

 

「悟君は特級だから分からへんやろうけど、基本、上クソやからな、一般出の術師は使い潰せるようにしてるんやろ、その点俺やとお父がなんか根回ししてるんやろ、取り替えが利かない術式だからって」

 

ホント、上層部はクソである

 

非術師の家庭出身の術師は使い勝手が良い、呪術師の家庭より取り替えが利く

 

禪院家は割と呪術界に根を張っているから直毘人からの声かけがあれば、任務にも融通が利く、下手にその呪術師出身の術師を消耗させて自分の立場を危うくしたくないのだろう。

 

五条悟のような自分でなんでもできてしまうような相手以外は

 

「え?何それ初耳なんだけど」

 

悟の言葉に「まぁ、禪院ではこれが普通やな」と言い、夏油と灰原を見る

 

「一応灰原君と七海くんの任務も調べとるで、どう見ても二人に勝てそうになかったら悟君に全部投げさせるつもりやし」

 

「過労死させる気かよお前」

 

「平気やろ、基本雑魚なんやしな」

 

そう言って手を振ってきた灰原の下へゆく

 

「お前、思ってたんだけど、十種以外になんか持ってんだろ」

 

その言葉に直哉は立ち止まり

 

「持ってるわけないやろアホ」と言って歩いていく

 

(動揺したのバレバレだっつうの、ていうか…お前の呪力の漏れなんなんだよ…)

 

「悟ー?」

 

夏油の声に我に返りそちらに走っていく




十種の勉強してたら脳みそ壊死しかけてます。独自の解釈+妄想少々が入って恵が使う十種影法術とは変質してるかもしれないですけど、よろしくお願いします

【悟と直哉の関係】
会合で会ってはいるし、一言二言話してはいるが、悟は記憶を抹消してて『禪院顔!』とか言った(クソガキ過ぎた)
直哉はきちんと悟のことを覚えているというか、割と何でそこまで覚えてる?て所まで覚えてる。
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