禪院直哉になったから逃げようとしたら十種影法術だったから詰みかける   作:アルトリア・ブラック(Main)

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今回は甚爾、虎杖メイン。もう夢で何回もバッドエンド書きなさいと言われてる。

最新話のアニメの甚爾くん早くね…?『禪院』だから??


第18話『真人vs虎杖&甚爾』

ー甚爾ー

 

とんでもない突風で出入り口が塞がれ、地下鉄に閉じ込められてしまった禪院家面々

 

「イッテェ…」

 

飛んできた瓦礫で右上腕を怪我してしまい、持っていた包帯で念の為処置する。

 

(…骨は折れてねぇな)

 

「…おい」

 

その声が聞こえてきて下を見ると甚爾に踏まれている甚壱がいた。

 

「よく生きてたな」(色んな意味で)

 

「………」

 

皮肉のこもった言葉に甚壱がイラつきながらそこから退く

 

「出入り口が塞がれてしまいましたね…線路を歩いて隣駅まで行きますか?」

 

蘭太からの言葉に甚壱が『そうした方がいいだろう』と言う

 

「…隣駅に行っても同じじゃねぇのか」

 

線路を歩きながら文句を言う甚爾に苛々している甚壱

 

「……なんでこの四人だけなんだ…」

 

信郎がボソッと呟く

 

隣駅に行き、階段を登る蘭太

 

「こっちは平気みたいです。上に避難しましょう」

 

上階へ向かいながら少し離れたところから無数の改造人間が蠢いているのが分かる。

 

武器庫呪霊から刀を出し、鉄貫布を拳に巻く

 

改造人間達を殺して行く甚壱達を放って先に進む

 

「どーせお前は!!害虫駆除とか!昔話の妖怪退治とか!その程度の認識で渋谷に来たんだろ!?甘ぇんだよ!クソガキが!!!」

 

男の声と、打撃音が聞こえて来る

 

「これは正しさの押し付け合いだよ!そんな事にすら気づけない奴が、どうして俺に勝てるよ?なぁ、虎杖悠仁。殺した呪いを数えた事はあるかい?、殺した人間とか別にどうでもいいんだわ、その内俺も忘れるよ、お前のこと」

 

そう言って手を鎌にして虎杖に攻撃をしようとした時…

 

「!!」

 

目の前から虎杖が消えた事に驚く男

 

(…ツギハギ顔の呪霊…特級呪霊か)

 

虎杖を横に下すと

 

「宿儺か?虎杖か?」

 

そう聞くと虎杖が『伏黒センセ…』と泣きそうな声で言われる

 

「…んな泣きそうな声で言うって事は悠仁だな」

 

そう言ってツギハギ顔を警戒しつつ、戦う気力のない虎杖に舌打ちしたくなる気持ちを堪える

 

「俺…!宿儺に乗っ取られて何も出来なかった…!宿儺が、俺の体が渋谷の人間を…」

 

うわぁあと暴れるように泣く虎杖とそれを見て嗤うツギハギ顔

 

「…んで?」

 

刀をツギハギ顔に向け

 

「お前は一人で渋谷を更地に出来る力があんのか?」

 

広範囲爆撃出来るのなんて宿儺か上で暴れていた爆弾の何かだろう。

 

「…でも、制御出来なかったのは俺で…」

 

「お前と宿儺は別人だろ?単に体が一緒なだけの、んで?お前の罪にしたいワケ?あの惨状を」

 

虎杖を無理矢理立たせると

 

「言っとくが、宿儺が暴れた時に避難は大体済んでた」

 

「嘘つくなよ〜!人の気配微塵もしねぇよ〜!」

 

茶化すツギハギ顔に

 

「その人間達を殺したのは上で暴れてた爆弾を使ってた何者か、お前は誰一人殺してない。宿儺は0killってワケだ、ザマァねぇな」

 

虎杖の中にいるであろう宿儺を嘲笑う

 

「で、でも…更地にしたのは」

 

「そんなに死にてぇなら仲間に囲まれて穏やかに死ね、今はとりあえず逃げるか、あの呪霊を祓うかどっちかにしろ、罪なんてモノ後でいくらでも裁いてやるよ」

 

生きてる限りいくらでも裁くと言うと虎杖が顔をバンッと叩き

 

「絶対にアイツを殺す!」

 

そう言って立ち上がる虎杖を見て

 

「俺に合わせろ、お前がどんな動きをしても対応してやる」

 

「押忍!!」

 

喝を入れる虎杖

 

真人が手を変形させて攻撃を仕掛ける

 

網目状になった広範囲の攻撃が二人に降り注ぐ

 

「お前、手に触れたらいけねぇんだろ」

 

「!!?」

 

真横に現れた甚爾に左手で殴られる

 

「ただの打撲なんて効かないよ」

 

煽る真人の言葉を無視して、背後に移動する

 

「そうか」

 

右手で思いっきり殴ると黒い閃光が出る

 

吹き飛ばされた真人に向かって追撃する虎杖

 

甚爾は呪力がないから普通は黒閃なんて撃てないのだが、直哉から貰った鉄貫布があれば擬似黒閃も撃てる。

 

『ねぇ!!俺を殺す為の武装しないでよ!!もう寝れないよ!!』

 

五条の言葉が過ぎる

 

逕庭拳をぶつける虎杖

 

(…ギリ勝てるレベルか…?いや、早急に殺した方が良いな)

 

今の虎杖は怒りに我を忘れてしまっているだろう。

 

真人の方に向かおうとすると

 

「おぇっ」

 

虎杖に蹴られた真人が口から改造人間を出して投げて来る。

 

鬼切丸で改造人間を瞬殺すると真人が何を面白いのか、ある扉を破壊して

 

「あの男を殺せ」

 

そう言って襲いかかってきた見覚えのある服装の男達の攻撃を避ける

 

躯倶留隊の服装をした、中途半端に人間の姿形を保っている彼らが襲いかかって来る

 

「……ハァ…」

 

悪趣味な呪霊だな、と襲いかかって来る改造人間たちを見る

 

 

 

 

 

 

虎杖に吹き飛ばされて外に出た真人

 

黒閃を撃ち続ける虎杖をどうなぶり殺しにするか考えながら遍殺即霊体に変化する。

 

半分ほど人間の見た目を残している以上、あの手の男には効くだろうと判断する。

 

「お前を殺して 俺は初めてこの世に生まれ堕ちる!!」

 

虎杖に吠えた瞬間、肩目掛けて長刀が飛んでくる

 

「!?」

 

虎杖が驚く

 

「俺の相手をしてくれよ、釣れねえなァ」

 

(…はっ?いつのまに…)

 

「!?ぐっ!」

 

両手が切断され、顔をひたすら殴られる

 

蹴りで吹き飛ばされる

 

「ガハッ!おぇえ」

 

血を吐きながら前を見ると、目の前に立っていたのは返り血を浴びた甚爾だった。

 

「伏黒先生!?」

 

「人間を殺したのか!!仲間だろ!!」

 

そう言うと甚爾は「あ?」とドスの聞いた声で

 

「人間を苦しめてぇなら人間を理解しろよな、テメェ。俺が仲間の死を悲しむタイプに見えたか?」

 

鉄貫布でひたすらぶん殴る甚爾

 

人間(俺たち)がどれだけ人間(仲間)を殺してきたか知らねえだろ」

 

 




【甚爾の強さ】
呪具がなければ特級は祓えないが、あれば圧勝、180㎝以上あるとは思えないぐらいのスピードを誇っており、五条・乙骨曰く『早すぎて目視出来ないレベル』で魔虚羅を一定の位置に留めておくことが出来る。
でもまぁ、特級呪霊の中にも勝てる勝てないはいる
・漏瑚
丸腰の状態なら勝てない、フル装備甚爾なら勝てる
・花御
ギリ勝てる
・陀艮
言わずもがな勝てる
・真人
逃げに徹しながら勝てる



【虎杖と甚爾】
息子の友人、渋谷を更地にしたことに関して責めてもいない。むしろ『更地にした・殺したのは宿儺であってお前じゃねぇだろ』と言ってる。それでも自分が制御出来なかったことをひたすら責め正しい死に方を目指している虎杖に『宿儺の所為にしろや』と怒ってる。とはいえ、呪術総監部から処刑対象になるのは分かっているため『高専に帰って仲間に囲まれて死んだほうがお前のためになる』と言って連れて行く。できるなら殺したくはないし恵に出来た親友だからできるだけ殺したくない


【甚爾が持っていた武器】

・祢々切丸
特級呪具。本来は博物館にある物だが、直哉が大金出して買った本物
全長・324.1cm
重量・24kg
普通なら振り回せないが、甚爾だからこそ振り回せる(武器庫呪霊は持ち運ぶ時死にそうだった)
【性能】自動で呪霊を追尾する(改造人間には反応しない)。破壊されても破片が生きてる

・鬼切丸(髭切)
特級呪具。平安時代からの武器であり、禪院家忌庫の最奥にあったのを直哉が発見して甚爾に預けている。鬼を斬る刀であり切れ味がかなり良く、普通に鉄筋も斬れるし、なんなら斬れないのを見つけるのが難しいレベル

・鉄貫布
甚爾専用武器形状は斧に似ており使い方は鉄拳と同じく手にはめて使う。刃がついていないため相手に向けても相手を傷つけることがなく、敵を打ったり、突いたり、敵の攻撃を払ったりなどに多く使用する。呪力を纏っており、拳へのダメージを軽減させるモノ、あの魔虚羅の足を破壊した布(なお、甚爾だから破壊出来た)擬似黒閃が出来る
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