禪院直哉になったから逃げようとしたら十種影法術だったから詰みかける 作:アルトリア・ブラック(Main)
高羽がメロンパン倒しそうでなぁ…
ー甚爾ー
呪力なしの甚爾は呪術師にとっては天敵らしく、気配も消して五条の背後に立ったりすると猫のように飛び上がったりしているのを思い出す。
甚爾がやってきてからの真人は一方的にぶん殴られていた。
虎杖の黒閃によりその場にのたうち回る真人
「俺はおまえだ。錆びつくまで呪いを殺してやる」
真人が悲鳴をあげて逃げようとする
ボロボロの虎杖が追いかけようとするが、疲れ切っているからか足取りが遅くなっていた。
「虎杖。斜線上に出るなよ」
その言葉と同時に甚爾が祢々切丸を思いっきり投擲する
豪速球で真人の首に命中し、一気に間合いを詰めた甚爾は手が再生しないのを確認しつつ、首を斬ろうとすると…
「俺はお前らから生まれたんだ…殺したところで…何回でも呪いとして生まれ変わってやるよ」
真人のその言葉に甚爾は「あっそ」と返し
「俺はお前に興味なんざ微塵もねぇ、さっさとくたばれ、呪霊」
そう言って思いっきり切り殺す
完全に倒せたのを確認し、虎杖の方を見る
その後ろから乙骨憂太が走って来るのが見える
その表情がどことなく焦っているのが見える
「!!」
殺気を感じ、左に動くと
刃物が横を掠め、舌打ちが後ろから聞こえて来る
誰かの蹴りで吹っ飛ばされる
「伏黒先生!!」
間髪入れずに氷吹雪が襲って来る
「この身体は呪霊操術の劣化版なんだ。真人を取り込むために割いてたのに全く君らは余計な真似しかしない」
額に縫い目のある男は甚爾を見た後、裏梅に
「その男は殺してくれないかな?物凄い邪魔な存在なんだ。貴重なサンプルを失うのは痛いが…」
「あっちに乗り移らないのか?」
裏梅の言葉に
「何が起こるか分からないからな天与の呪縛は」
裏梅はそう言って甚爾に近寄ろうとし…
「バカな…凍らせたぞ…!」
甚爾はすんでで身を守ったのか、氷を鬼切で破壊して出て来る
「ゲホッ」
血を吐きながらも裏梅をぶん殴ろうとしたのだが、避け、頭上から巨大な氷柱が落下して来る
「呪力を捨て去るとこんなイカれ機能が備わってるなんてルール違反はなはだしいな」
縫い目のある男は氷柱を避けてはいるが、出れなくなっている甚爾に近づき、武器庫呪霊をぶん殴る
「…しまっ…」
「せめて、この武器は破棄してくれないとこちらにとっても不利になるんだよ」
そう言って武器庫呪霊を殺し、天の逆鉾を取り出す
「これでイーブンだ」
そう言って天の逆鉾を破壊する
「伏黒さん!!」
後方から走って来る乙骨たちに向けて裏梅が再び氷の吹雪を発生させる
全員に向け(主に乙骨と甚爾を重点的に)て巨大な氷柱を投下させようとすると
「加茂憲倫!!!」
脹相が乱入し、攻撃をするが裏梅に弾かれる
再び裏梅の攻撃が当たりそうになった際に
「やれやれ勝てないからって暴力は関心しないよ」
九十九が現れ、乙骨と甚爾を救出する
九十九が羂索と問答してる時に乙骨が甚爾に反転をかける
「ここで退散させてもらうよ、五条悟は封印させて置いてもらう。そうしないと君らが一方的に暴力を振るう優位な世界になってしまうし」
チラッと悠仁を見て
「まだまだプレゼントは沢山あるから楽しみにしておいてくれ」
そう言って低級の呪霊達を一気に放出する
「っち、逃げ足だけははっやいな」
九十九の舌打ちに、甚爾が何かに気づく
「おい!乙骨。仮拠点の方はどうした!?」
「え?!今は怪我人の退避を…」
甚爾が立ち上がり、脇を抑えながら
「おい、九十九、早く拠点の方に移動しろ!!」
甚爾の怒鳴り声に「獣の勘かい!」と言い、式神を出す
「乙骨くんは虎杖くん達と退去!いいね!」
そう言ってその場から二人が消える
ー仮拠点ー
怪我人の退避を行なっていた一級以下の術師達
真希・西宮は怪我をした真依と術師達の手当てをしていた。
真依は治ったのか、ベットに座りつつ『足でまといになっちゃった…』と呟いていた。
「今回ばかりは私達じゃ無理だったんだよ、直哉先生達でさえ大怪我してるんだし」
真依が『治ったから荷物運びくらいするわ』と言って軽い荷物を家入の元に運ぶ
「直哉先生大丈夫なんですか?」
西宮が家入に聞くと
「気絶させてるから大丈夫だ」
「気絶て…」
真依が若干引いていた
「起きてたらすぐに動こうとするからな」
そう言って家入が背を向けて伏黒恵の手当てをしようとする
「ほら、頭の傷見せて」
そうわずかに屈んだ時
ダンッ!!という銃声が響き渡る
「!?家入さん…!?」
伏黒の目の前にいた家入が崩れ落ちる
「あら、本当に雑魚なのね、この体」
横にいた真依がそんなことを言う
「ま…真依ちゃん…?」
「全く、
伏黒は警戒態勢を取りながら家入を庇う
真依の形をした何者かは、ため息をつきつつ直哉の方を見て
「どの子でも良いのだけど、やっぱり宿儺にはそっちかしら?」
貴方の顔の方がイケメンだけどと真依の姿をした女は嗤う
構築術式で武器を生み出した瞬間、背後からとんでもないほどの雷が発生する
「あの戦闘狂遅すぎるわね…」
ウンザリした顔で嗤いながら西宮をぶん殴り、恵と対峙する
「貴方かそこの男、どっちかなら許してあげる」
「お前誰だ!!」
「宿儺の愛人よ」
そう笑いながら武器を構える
原作が魔境すぎてアレだけど、基本殴るだけのスタンスの虎杖は扱いづらいんよ…甚爾君いるからうーんと言う。