禪院直哉になったから逃げようとしたら十種影法術だったから詰みかける   作:アルトリア・ブラック(Main)

7 / 41
深く考えないで物語書いとる…


第七話『星漿体の任務』

ー東京校

 

呪術界の崩壊を目論む呪詛師団体「Q」と天元を信仰する宗教団体「盤星教時の器の会」から星漿体・天内理子を天元の同化当日まで守り抜くという任務が夏油と五条に割り振られた。

 

七海と灰原は後方支援、直哉は二人の周辺を警護という任務になった。

 

「俺たち二人いれば直哉の出番なくね?夜蛾センセ、過剰すぎるよな」

 

バイエルを倒した後、夏油にそう言う五条悟

 

「そうだけど、念には念を入れろということなんじゃないかな、星漿体・天内理子の護衛には何がなんでも気を遣わないといけないしね」

 

「そういうもんかぁ?」

 

そう話していると、夏油の携帯に電話が鳴る。

 

着信相手は直哉であり、夏油が出る

 

「は?懸賞金?」

 

『せや、呪詛師団体「Q」が壊滅したから新たに懸賞金でも積んで他の呪詛師や暗殺者に殺させたいんやろ』

 

「依頼もとは?」

 

『匿名の掲示板やからな、ハッカーやないんやから大元掴めへんよ』

 

そう言われ「3日間警護か」と言って電話を切る

 

 

呪詛師集団が入って行ったビルの前で直哉は携帯を閉じる

 

(…何かを変えたら何かイレギュラーが発生するんなら、イレギュラー発生させないようにすればええんやけど…ちょっと気が引けたなぁ)

 

でもまぁ、関わらないようにできないのが分かってしまった以上、苦肉の策なのだろう

 

携帯をくるくる回しながら

 

「順調に行けばええんやけどなぁ」

 

五条悟には最強になってもらわないと困るのだ。

 

(今でも悟君は強いんやけどな)

 

将来もっと強い奴が現れるとなれば厄介なことになりかねない

 

 

 

「天内理子の居場所が掴めたぞ、伏黒」

 

競馬場にいた甚爾に声をかける孔時雨

 

「おー、早ぇな相変わらず」

 

『ッチ外れた』と言い伸びる

 

「というか嫁さんと子供いるのに術師殺しに復帰とはな、俺としてはありがたいんだが、どんな気まぐれだ?」

 

そう聞かれ、甚爾は嗤い

 

「恩返しだな」

 

そう言って立ち上がり『さっさと沖縄行くぞ』と言う

 

 

 

 

 

「「めんそーれ!!」」

 

「…あづぃ…」

 

「なんでそんな隈ひどいんだい?」

 

沖縄の海岸沿いにつくと、早速悟と天内がはしゃいでいた。

 

「前日まで実家と怒鳴り合いしとったからなぁ、ホンマこういうことになると、扇のおじさんが暗躍し始めるからホンマ嫌なんよ」

 

「実家が大きいと大変そうだな、本当に…」

 

身内から懸賞金を掛けられるなんて大変だねと言われる。

 

「…あれは懸賞金いうか…」

 

「おーい!!傑〜!!何その坊ちゃんとそこにいんの!こっち来いよ!」

 

二人が手を振っているのを傑が手を振りかえす

 

「理子ちゃんが思いっきり楽しめるように満喫させないとね」

 

そう言って歩いていく傑に直哉はパラソルの下へ行く

 

「……青春やなぁ」

 

彼らのことは大事だとは思ってはいるが、真希真依ほど思いやっていないのは内緒だ。

 

「ん?何?」

 

傑が振り返ってくる

 

「なんでもあらへんで、あー…暑い、なんかあったら呼んで〜」

 

そう言って影の中にドプンと入る

 

「あ」

 

「消えた…」

 

黒井が驚く

 

「禪院って年々ジジくさくなってるなぁ」

 

 

 

 

 

 

直哉が灰原達と合流し、夏油達は天内を連れて高専に入ることができた理子達

 

安心しきった悟が無下限を解いてしまった瞬間、甚爾に刺される

 

「あー、やっぱり外したか、鈍るよなそりゃ」

 

甚爾がクルクル鎖の呪具を振り回しながら言う

 

「なんだお前…懸賞金は取り下げられたぞ」

 

「俺が取り下げたんだよ、お前らみたいな奴は警戒心が消えた瞬間に殺すのが一番だしな」

 

五条の攻撃を全部避ける

 

「てか、アイツの言うことほとんど当たってんじゃねぇか」

 

「?なんの話だ」

 

甚爾は嗤いながら『こっちの話だ』と言って戦闘を開始する

 

なんとか隙を作り、五条を倒す

 

「さてと、問題の星漿体を殺しにいくか」

 

そう言って高専内の階段を降りる

 

「思ったより、はやっ」

 

黒井が倒れている前にいる直哉に手を振る

 

「おう、ていうかお前の言うような攻撃して来たぜアイツ」

 

そう言うと『そら良かったわ、悟君やから違う動きしたらシャレにならへんし』と言って立ち上がる

 

「で?そいつ殺したのか?」

 

「んー?殺してへんよ、ちゃちゃっと2日は寝込む程度にした」

 

そう言う直哉に『殺すよりひでぇな』と言うと

 

「ある程度血を抜かへんと夏油君は騙せへんやろ、それとほい」

 

甚爾に銃を投げ渡す

 

「何コレ?」

 

「俺の金で買った呪具、脳天近くまで銃弾が来て当たった痛みだけが襲ってきて、血は吹き出すけど体の中に怪我は負わへんヤツ、瞬時に回復してるもんや、平たく言えば完全犯罪が可能な武器やな」

 

ウンウンと頷きながらいうと『また容赦のねぇの持って来たな』と言う

 

「甚爾君、深入りはしたらあかんで」

 

そう言うと「耳にタコ出来るぐらい聞いたわ」と言って奥へ歩いていく

 

「止血止血」

 

そう言って直哉が黒井のそばにしゃがみこむ

 

 

 

「特別だと言われて、危ないことは極力避けて暮らしてた。でも、まだみんなといたい!!帰りたい!!」

 

そう叫ぶ天内理子の脳天目掛けて発砲する

 

(…えげつねぇ武器だなぁこりゃ)

 

衝撃で倒れた天内から血が流れ出す

 

(さてと、二戦目か)

 

銃を捨てるとドプンと影に沈む

 

「……」

 

ジト目で影を見ると直哉がひょっこり出て来て『それ一応1億したんやからな』と言われる

 

(ん、サポート頼むぜ直哉)

 

『さっきので酔ったんやけどな…』

 

そう言ってまた影に沈む

 

 

 

 

 

 

「…圧勝やんけ、吐きそ…」

 

甚爾の影から出て来た直哉が胸をさすりながら言う

 

「だいぶブランク空いた方だぜ、さて、今度は変われ」

 

「ん」

 

そう言って影に甚爾が入る

 

「重ッ…」

 

『殺すぞ』

 

「こわっ」

 

そう言って天内が倒れてる前に行く

 

「あー、過労死しそ」

 

そう言って抱っこして外へ向かう

 

 

 

天内理子の死は確定され、上層部は星漿体と天元の同化は失敗したとその後目を覚ました五条と夏油に伝える

 

そして、時を同じくして時の器の会も潰れたと知らされる

 

「というのが表向きの発表だ」

 

夜蛾からの言葉に『はっ?』となる二人

 

「今回の任務で天内理子の戸籍は抹消され、今は別の名前で生きている」

 

「は?」「はぁ?」

 

混乱する二人に夜蛾は「今は禪院が保護している」と言われもっと二人の声がバカデカくなる。

 

「なんで禪院!!?」

 

「ていうか!アイツに説明させろよ!」

 

そういう二人は『禪院は今京都にいるからな』と言われる

 

「ていうか!!俺たち殺される必要あった!?」

 

ぎゃーと騒ぐ二人に夜蛾は頭を押さえ「早く帰って来い直哉」と呟く




ごめんなさい。戦闘シーン無理、また次回解説編(?)書きますので(⌒-⌒; )
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。