フヒッ、そのデータください!!   作:はちみー

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ショーツの設定をちょい見せ


ショーツの地球調査と情報開示

 

ここは星単位で見れば割と平和な地球、自然豊かでありながらある程度の文明が存在する良物件。地球人の戦闘力も貧弱な事からも、地上げ対象としては最高だろう。

地球に降り立ったショーツは先ずベジータ達が来るであろう時間を計測、結果1ヶ月後とわかった。

ショーツ専用のスカウターで地球丸ごと調べた結果、チラホラと戦闘力が高い者が何人かいた。

 

「ふむふむ、ひぃふうみい……注目するのは6人程度ですか。以前調べた時は武泰斗さんとその弟子位だったのですが…… 」

 

透明化ドローンを数個飛ばし、ホイポイカプセルに似た様な物を投げモニターを取り出す。

するとモニターには種族と名前と顔、更に現在の映像が映し出された。

クリリン、ヤムチャ、天津飯とチャオズ、孫悟飯とマジュニア(・・・・・)と判明。

ショーツは意外な顔でマジュニアというナメック星人を見て、戦闘力を測ると1100と分かった。

 

「うん?ナメック星人にしては戦闘力が低いですねぇ、非戦闘員でも大体3000程はあるのですが。環境が人を育てるとはよく言ったものです、程度の低い地球ではあまり強くなれなかった様で」

 

自身の部下となったとある人物を思い出しつつ、マジュニアから目を逸らし孫悟飯を見る。

種族が?と表示されていて、見た目からしてショーツやベジータの様なヒューマンタイプと思われるが地球人ではないらしい。

 

「……うーん、サイヤ人ぽくは無いんですよねぇ。かと言って地球人よりは身体の頑丈さは桁違い……サイヤ人と地球人のハーフでしょうか、地球に送られたサイヤ人は居なかったはずですけど」

 

ショーツはフリーザ軍の出撃データを確認、過去を遡っても地球へ送られた形跡は見られなかった。

昔あるサイヤ人にポッドを一つ欲しいと頼まれた事があるが、まさかアレではないだろうと考えたが……

 

「そういえばあの人ってギネの旦那さんだった様な……、子供……あっカカ何とかってのがカプセルに入ってた気が。制圧にしたって弱過ぎだし、フリーザ様の破壊から逃がす為?いやそれにしてもタイミングがドンピシャ過ぎるし……」

 

ともかくカカ何とかが地球に来たと仮定し、年齢的にはアレはサイヤ人と地球人のハーフだろう。

様々な種族の掛け合わせを見てきたが、未だサイヤ人と地球人のハーフは見たことがなかった。

ショーツ自身ベジータに強襲して種を頂戴しようとしたものの、ベジータが何故か出会う度にそそくさと去っていくのだ。

やはり(戦闘の)天才だったか……身の危険もとい貞操の危機をキャッチして、逃げていったに違いない。

 

「ベジータは知ってるけれどそのお付きのナッパってサイヤ人、私遭遇したことないんですよねぇ。興味すらなかったので顔さえ見た事ないんですけど」

 

地球に来た時にでも遺伝子を貰いに行こうか、ベジータよりも劣化遺伝子だろうがとショーツは鼻歌交じりに考えていた。

 

________

 

 

所でショーツは地球人何百年目になる、本来ならばとっくに死んでいる筈だが見た目は未だ十代後半から二十代前半にしか見えない。

肩まで伸びた桜色の髪に、隈が無ければ可愛げがある紫色のタレ目、160cmでBカップのスラリとしたショーツにとっての理想体型である。

地球にいた頃数々のお見合い相手が来るくらいには外面はモテていたが、内面のハチャメチャさが全てを台無しにしていた。

宇宙に家出(・・)した後、フリーザに飛びついて軍に入った後も異星人からモテていた。見た目に騙された哀れな男達は、次々に現れては目の前から消えていったのだ。

 

ベッドまで持っていった者もいるがショーツの「おぉ、このサイズでも性欲だけは一般人以上にあるんですね!」「ちょっと測ってみても?……フヒッ」「これが○○人の平均です?」と、散々な事を言って男を泣かせた。

ショーツには性欲というものが殆どない、研究意欲に向けられている事で発散してしまっているからだ。

つまり何が言いたいのかというと、遺伝子を求めたとしてもショーツ自身はその人物を性的に好きになる事はほぼ無いという事だ。

狙われているナッパは泣いてもいい、だけど喜べサイヤ人の好きな色んな意味で強気な女だぞ。

 

フリーザも一度身を固めてみてはと提案したものの、ショーツはフリーザ様が貰ってくれるのならと言ってきたので二度と提案することはなかった。

 

「あっ、ポッドはここにありましたか。登録名は……私の名前から変わってバーダック、それとカカロットですか。やはり送り込まれていましたね、となれば孫悟飯はカカロットの息子ですかねぇ」

 

広げた機材達を仕舞い、ショーツは専用スカウターを着け一番栄えている都市を見つけ出した。

そこで一室を拝借して過ごそうと計画し、ポケットから一粒種を取り出し地に植える。

すると地面から大きな黒鳥が出てきた、サイズと顔がクチバシしかない事を除けば普通の鳥だ。

 

「さて、それじゃあ行きますか。ベジータ達が来るのが楽しみです、フヒヒッ♪」

 

ショーツは黒鳥に飛び乗り、空へと飛んで行った。

目指すは東の都である。

 

 





次回、ブルマと出会……いません。
普通にベジータ達がやってくるまでカットじゃ!

ナッパの運命は……?

  • 生きる(ショーツにとっての味方サイド)
  • 動けないサイヤ人は必要ない!
  • 実験体に(サイヤの誇り消滅)
  • おや?ショーツに異変が……
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