一々解説入れるのが面倒になりました。実際の伝説や神話との齟齬は全てこの小説オンリーということでお願いします。
彼らが辿り着いたのは、どこか広大な広場だった。
「これが大聖杯……、超抜級の魔力炉心じゃない……。なんで極東の島国にこんなものがあるのよ……。」
『資料によると、制作はアインツベルンという錬金術の大家だそうです。魔術協会に属さない、ホムンクルスだけで構成された一族のようですが。』
「お話はどうかそこまでに。
……さてと。待たせたね、アーサー。」
「貴卿は、ハル……!?」
「反転……、いや、隠れた一面が浮き出たか。君にそんなところがあるのは知っていたが、まさかサーヴァントになってそこが強調されるとは思わなんだ。」
「……私も、まさか貴方と再び
『狐神ハルが、アーサー王の師だって!?そんな記述はどこにもないぞ!?』
「僕が頼んだのですよ。僕のことは記録に残さぬようにと。なんだったら、最初期、ほんの一瞬だけではありますが、円卓に座ったことも。まあ、暫定的なものでしたから、騎士達が揃えばさっさと退散しましたよ。……まあ、人の口に戸は立てられぬとはよく言ったもので。僕の存在はアーサー王伝説に残ってしまいましたが。」
「……懐かしい宝具を持ちし名も知れぬ少女よ。構えるがいい。その護りが真実のものか、見定めてやる。」
「彼女は華奢ですが、魔力でぶちかましてきます。どうかお気を付けて。」
「ロケットの擬人化のようなものですね。理解しました。マシュ・キリエライト、出撃します!」
「──卑王鉄槌、虚構は反転する。光を呑め!
『
総てを呑み込む、闇の極光が、彼女らを喰らわんと接近する。そんな
「──宝具、展開します!」
盾は再び白亜の城壁の一部を映し、闇を受け止める。しかし、やはり劣勢。じりじりと押されていく。
「藤丸!令呪を以て命じなさい!」
「令呪を以て命ずる。──護って、マシュ!」
「はい!マスター!
はぁああああああああああああっ!!!!」
──盾は、主の命により、屈することなく、苛烈にすぎる攻撃を、受け止めきった。
「──ふ。知らず、私も力が緩んでいたらしい。最後の最後で手を止めるとは。」
「集いしは
最強の剣士が、
???
ランク A+++
種別 対界宝具
レンジ 1〜999
最大捕捉 1億人
かつて彼が持っていた聖剣の一撃を再現するもの。この世界のアーサー王伝説において、彼は星の命により、来るべき時まで聖剣を担い、守護する役目を負っていた。とある王が持つ聖剣は、彼が贈ったものである。しかし同一の剣とはいえ、彼の持つ魔力量、回路はかの王を遥かに凌駕していたため、王が持った時よりランクが上昇し、文字通り桁が違う一撃を放つ。