キヴォトスに転生したので幼なじみの聖園ミカを幸せにする話 作:グリムリーパーRS
あっはっは。私はとんでもないことをしでかしました。メインキャラの設定を忘れていました。
いや、最後にブルアカをプレイしてから17年経ってるからね。しかたないねうんしかたない............。
さて、すんごいやらかしを感じながらも勉強は進んで今は夜だ。
「コハル、質問。」
「うん、え?私?私に?」
アズサがコハルに質問をする。
「...あ、これ知ってる!これはたしかこれはたしかこうやって、下のところと90度になるように、線を引いて......そうすると、この三角形とこの三角形が一緒。分かった?」
いいぞコハル!その調子だ!
「なるほど、そういうことか。助かった。これは確かに、正義実現委員会のエリートというのも頷ける。」
「!? そ、そうよ!エリートだもの!!」
扱いが上手いな、いやほんとに思ってそうだけど。
「あ、コハル。もう1つ聞きたい。」
「ん?この問題は、えっと......。」
「コハルも知らない問題か?」
「うーんと、これ、たしか参考書で見たような......。ちょっと待って、確か持ってきてたはず。」
おっと、これは?
「んしょっ。」
R18本
「!?」
「?!?!」
「あらら。」
「この参考書に載っているのか?」
「うん、この参考――あれ?」
「「エッチな本だね。」ですねぇ。」
うわあぁぁぁっ!?な、なんでっ!?
はいキマシタワ〜!!!
猫目コハルを生で見て、削れたSAN値が回復していく音がする。
「コハルちゃん、それエッチな本ですよね?まあある意味参考書かもしれませんが。あっ、隠しても無駄です、『R18』ってバッチリ書いてありましたよ?」
「ち、違う!見間違い!とにかく違うから!絶対に違う!!」
「ふーん?これが違う?結構ハードな内容のやつだけど?」
「本当ですね。トリニティでも、いえ、キヴォトス全体でもなかなか見ることのできないものですよ?肌と肌とがこすれ合い、敏感な部分を擦り合わせ、嬌声が飛び交い理性が飛び去るような中身なのでしょう......!どうしてそのような本を持っているのですか?確か...」
「校則でも禁止されてるね。」
図書委員だからそっち方面には詳しいよ!
「い、いや、そのっ...こ、これはほんとに私のじゃなくて、えっと......。」
「でもそれコハルちゃんのカバンから出てきましたよね?それに合宿所まで持ってくるなんて...お気に入りなのですか?」
「そっか...あのエリートなコハルちゃんがそんなエッチな本を......。」
「なるほどそうですね、考えてみたらそんなに変なことでもありませんね?予行演習もバッチリ......つまり、合宿のために必要なものなんですよね、コハルちゃん♡」
こっ、これは違うんだってばああぁぁぁぁっ!!
「えっと、コハルちゃん......その、正義実現委員会としての活動中に差し押さえた品を、つい入れたままにしてしまった...とか、そういう感じなんですよね?」
「...うん。私、押収品の管理とか、してたから......これは、本当にその時のやつで......。」
「なるほど。そういえば、トリニティの古書館の地下には何やら禁書がたくさん積まれているという噂も聞きましたし、正義実現委員会がそういったものも含めて、色々と差し押さえているとしても何も不思議ではありませんね。」
「うーん......であれば、できるだけ早く返してしまった方が良い気がするのですが...どうしましょう?」
「なら、私が返しに行ってくるよ。知らない仲じゃないし。」
私がそう言うと―
「ちょっと!それはダメ!!」
「どうして?コハルは私が返しにいってる間勉強できるし、後、コハルは今正実の活動停止中でしょ?」
「そもそもあんたは正義実現委員会じゃないでしょ!」
“なら私がコハルと一緒に行くよ。”
「せ、先生が......?」
お、このあたりも原作通りになるのか。ハスミ達からコハルが私のことをどう思っているか聞いていないかって聞きたかったんだけど仕方ないや。
そんな感じでコハルと先生を見送って皆のもとに戻る。
「じゃ、続きやろっか。」
「はい、いえ、その前に1つお聞きしたいことが。」
ん?何かあったか?いやまあ色々あるだろうが。
「コハルちゃんとどういう関係なのですか?」
「普通に後輩と先輩って感じだけど。」
「そうですか、別に隠さなくても......いえ、言えませんよね、すみません。」
流れ変わったな。
「やはり、お2人の仲はただならぬものであると...!」
「まって!違うそんなんじゃないから!」
くそっ!なんでこんなことに!!!
「では、冗談はここまでにしておきましょうか。」
「ふぅー、ふぅー、助かるよ。」
めちゃくちゃ疲れた。
「コハルちゃんの対応が気になりまして...。」
うん、私も思う。
「特別なにかしたわけではないけど強いて言うならなにもなにもしてないからかな?」
「というと...?」
「コハルちゃんから見ると私ただの不審者だからね。」
“コハルはリエルのこと、どう思ってるの?”
「なに?急に。」
合宿場所に戻るとき、先生が急に切り出してきた。
「もしかして聞けって頼まれたの?」
“そういうわけではないけど、気になって。”
「...先生には関係ないでしょ。」
私がそう言ったら。
“私は補習授業部の顧問で先生だからね。”
“もしコハルが悩んでいたりするんだったら、”
”私が聞くよ。”
…別に悩んでいるわけじゃ無いんだけど―
「よくわからない。でも、先輩と仲がいいって理由で正義実現委員会に所属してないのに活動に参加したり部室にいたりするのは、私は、許せない、と、思う。」
“そっか、でも言葉にしないと伝わらないよ。”
“なにも言わずに拒絶するのは誰にとってもプラスにならないからね。”
「た、ただいま。」
“みんな、あれからどう?”
しばらくして先生とコハルが帰ってきた。
「いい感じですよ。想定より少し進んでます。」
「ああ、この調子なら目標まですぐだろう。」
実際、このペースだとアズサがモモフレンズを手にするまでそう時間はかからないだろう。
「............。」
それからずっとコハルの視線を感じながら勉強を教えていた。
―その日の夜 先生の部屋
「......先生。ハナコちゃんのこと、なのですが......。」
今日も私とヒフミは先生の部屋に集まっていた。
ヒフミの話は昨年の試験、ハナコが1年生から3年生、全ての試験を全問正解していたという事実についてだった。
「昨日見つけた1年生の時の成績に引き続き、盗み見る形になってしまったのですが......。」
「私たちは『今年になって急に成績が落ちてしまった』と思っていた。でも実際は...。」
“去年の段階で、どんな問題でも解けてるはず。つまり......。”
「はい、ハナコちゃんは今......わざと試験に落ちているとしか思えません。......ハナコちゃんはどうして。」
部屋の中に微妙な空気が流れる。正直私も初見のときは意味がわからなかった。
もし私が原作知識無しでこの場にいたらどう思っていたかな。
「なにか、理由があるんだろうけどね...。」
「ハナコちゃん...。」
―翌朝
「......おはようございます。」
「うん、おはよう。」
「......?」
(あれ?先生だけでなくリエルさんも見当たらない?)
さて私は今、先日水を入れたプールが見下ろせる位置にいる。その理由は当然、
「わぁっ、水が入ってるー!」
“おまたせ。用件を聞いても良いかな?”
「......えへへ、先生は上手くやってるかな、って思って。」
さて、なにか原作から変わってる事は無いかな?
いつもありがとうございます
ミカさんが久しぶりの登場です。実に5話ぶりの登場ということで、折るね☆される前にどうにかしていきたいと思います。
タイトルにもいるのになんで......。