キヴォトスに転生したので幼なじみの聖園ミカを幸せにする話 作:グリムリーパーRS
「なぜ、みなさんがここに...?そもそも合宿中の外出は禁止されているはずでは?」
ハスミがパフェを前に固まる。
「まあまあ、そういうハスミさんこそダイエット中だったのでは?」
「うっ...。」
「は、すみ先輩......。」
「.......ここはお互い見なかった事にしませんか?」
「お、このチーズケーキ美味しい。紅茶との組み合わせもなかなか──」
「リエルさん?」
「......私はいいよ。」
「あはは...私もいいですよ。」
「もちろんです♡」
「私もだ。だが...」
アズサが目を向けた先には宇宙猫のようになっているコハルがいた。ダイエットしていると思っていた先輩が隠れてパフェをどか食いしていたのだから当然だ。おいたわしや...。
「...コハルちゃんにはちゃんと説明してあげてくださいね。」
「......もちろんです。」
微妙な空気感が流れていたその時、誰かの携帯が鳴る。
「もしもし!...っ!美食研究会がゴールドマグロを!?わかりました。すぐに向かいます!」
「なにか問題が...?」
「はい、ゲヘナが近くの水族館を破壊し展示されていたゴールドマグロを奪い逃走しているようです。」
やっぱり来たね。ゴールドマグロイベ。
「今すぐにでも飛び出していきたいのですがエデン条約の締結が近いこの時期、下手に私達(正実)が手を出すと外交問題に発展しかねません。そこで─」
“私達の出番って訳ね。”
「はい、
“みんな、準備はいい?”
「ああ、いつでも行ける。」
「が、頑張ります!」
「いつでもイけますよ〜。」
「せんぱ...あ、え?あ、い、いつでもやってやるんだから!」
「じゃあ行きましょう。」
「おー、あれが美食研。」
まともに顔を合わせてきた生徒がトリニティばっかだったからかなり新鮮だ。
「ちょっと!人がたくさん集まってきたわよ!?これ大丈夫なの!?」
「少しゴールドマグロをいただくだけなのに...。」
「仕方ないですね★。」
「これもまた美食を追い求める者の宿命というわけですか...それでは、美食研究会前進です!」
手にしていた銃をそのままこっちに向けて来る。
“よし、始めよう。”
シッテムの箱?を構えた先生の一言で銃撃戦が始まる。
”リエルとアズサは前線でそのまま気を引き続けて!ヒフミとハナコはそのままサポートを継続!コハルは5カウントで手榴弾投擲!位置はアズサ達の1メートル先!リエルは起爆と同時に前に出て!5、4、3、2、1、今!”
コハルの手榴弾が爆発すると同時に空いた場所にSeraphを左手に加えながら突っ込む。
「ほら!もっとこっちにおいでよ!!」
「撃ちながら言われてもぜんっぜん行きたくならないんだけど!?
というか弾が全然当たらない!」
こっちはツルギと何度も戦ってるからね!
「これぐらいは避けれて当然!」
「そんな訳ないでしょ!!」
ジュンコ、イズミ、アカリの射撃を避け続ける。
ハルナはアズサがメインに相手してるけど正直彼女も充分相手できるな。
「これは...随分旗色が悪いですね。......はい、撤退しましょう。」
「え!?でもそしたらアンタが取り残「では逃げましょう★」嘘でしょ!?」
「待ってよ〜!」
おっともう逃げるか。なら─
「逃がすとでも思った?」
「なんで後ろにいるのよ!!今の今まで向こうにいたじゃない!!!」
いや、
「壁走りは必須テクニックじゃない?」
「じゃない?じゃ、ないでしょ!!」
こんな感じで裏取れたり使える場面は多いんだけどなぁ。
「まあとりあえずお縄かな。」
「これは詰みですね★」
“おまたせ、ごめんね。”
本来外出禁止な補習授業部だけで合宿所に戻るのは見つかった時に説明が面倒なので、ゲヘナへの美食研引渡しに行っていた先生をみんなで待っていた。
「先生も来た事ですし帰りましょうか。」
「うん、そうだね。...それはそうとコハルちゃん大丈夫?」
戦闘前からずっと落ち込んでるコハルに声をかける。
「いつもしっかりしてるハスミ先輩が...前だってああ言ってくれたのに。......さっきのもそうだけど味は調べたら出るしそれで我慢できないの?」
(今ハスミの回想入ったな。)
「まあ、記録と記憶には大きな差があるからね事実、実際体感してみないと分からない事は多いよ。ほら、」
そう言ってコハルの手を握る。
「人の手は暖かいって情報を知っていても、こうやって実際に触れてみないとそれに付随して感じる質感や温度のムラは分からないでしょ?」
「た、確かに?...って、勝手に握らないでよ!」
「あはは、ごめんね。」
「もう...。まあでも...少しわかった気がする。」
「そっか。」
その後は─
第3次補習授業部模試
ハナコ─69点 合格
アズサ─78点 合格
コハル─60点 合格
ヒフミ─78点 合格
『この博士ペロロ様がいいと思います!』
『ありがとうヒフミ。一生大切にする。』
モモフレグッズ授与式があったり、
“前と同じになるけど、私は私のやり方で対処するよ。”
『あらためてそこを確認したかったのです。』
先生とナギサが会ったりして...、
「とうとう明日ですね...。」
試験前日になった。
「みんなはこの1週間頑張って来たからね。きっと受かるよ。」
「そうですね。」
「ああ、もちろんだ。」
「と、当然よ!」
“みんな、頑張ってね!”
「模試の結果も良かったですしこのまま行けばみんな揃って合格できます!」
「だが、これが終わったらみんなとも会えなくなるのだな...。」
「そんな今生の別れでも無いし。」
「そうよ!私は正義実現委員会の教室に行けば会えるし...!」
「そうか、そうだな。」
「あはは、またみんなで集まりましょう。」
「ところでヒフミちゃん。会場は前回と同じ教室ですか?」
「あ、少し待ってください。トリニティの掲示板から...。え?」
「「「?」」」
嘘っ!?嘘ですよね!?
「えぇっと『補習授業部の『第2次特別学力試験』に関するお知らせ』?
『試験範囲を、既存の範囲から約3倍に拡大』?」
「はぁっ!?何それ!?」
「『また、合格ラインを60点から90点に引き上げとする』?」
「しかも、試験会場が『ゲヘナ自治区第15エリア77番街、廃虚の1階』に変更されてる。仕掛けてきたね、ナギサ。」
「なんで試験を受けるためにゲヘナに行かなきゃならないのよ!」
「それに私も90点はまだ取った事が無いですよ......?」
さて、そろそろ退学についての説明があるだろうから出る準備をしつつ最短ルートを調べる...うん、多分原作と一緒。
「...りあえず、準備して出よう。試験時間が『深夜の3時』だからもう出ないと間に合わない。」
意識を現実に戻すとちょうどアズサが話している所だった。
「最短ルートは調べておいたから全員揃ったら先導するね。」
「ナギサさん...。」
「ヒフミちゃん...。」
───少しして
「みんな、そろそろゲヘナに入るから注意─」
「あ”?なんだぁ?てめぇらは?」
「言ってるそばから無法地帯らしさが出てますね...。」
「私達は試験を受けに......ってなんで撃ってるんですか!?」
「こういうのは経験上話が通じないからさっさと撃った方が早いよ。」
「なるほど強行突破か。確かにそれなら早い。」
「じゃあみんな構えてねー?いくよ!」
「あ、私ももう補習授業部でしっかり退学食らうからみんな頑張ってね。」
「なんで今そういう事を言うんですか!?!?」
遅くなってマジすんませんでした。
えっと、今回は少し丁寧に書きたかったのと前回のようにリアルが忙しかったのが理由でこっちが遅れていました。
本当にすみませんでした。
21時に投稿予定だったのに遅れた理由は元から予定に入っていた
つまり怠惰です。
すみません。
作品の話で、いつか掲示板会とか番外編でリエル過去編とかもしたいなと思っているのですが需要がありそうなものからしていこうと思っているのでアンケートを取りたいと思います。
投票よろしくお願いします。
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